概要
戦闘に至るまでの背景
▲3330年前後の勢力図
両軍の戦力
戦闘経緯
両軍は、ラクトの地にて布陣するが、既に兵力でも将の人材でも、
ポルス軍は明らかに劣っていた。
当初は、決戦に臨んで意気揚々としていた
ポルスであったが、地盤固めを進めていた
ガザデルーとの間に、いつの間にか戦力差が開いていることを知り、対陣中に色々と策をうったが、策略においても
ガザデルー陣営が上手であり、
ポルスが打った策はことごとく見破られた。
こうして、
ポルスの切り札はいつの間にか「
デュアル・ムーン」だけとなっていたが、
ガザデルー軍はこの兵器の存在を知らず、もしくは知っていても、多少強力な砲撃くらいにしか思っていなかったのか、まったく警戒していなかった事もあり、強力な兵器による不意打ちが成功すれば、逆転の可能性はまだ残されていた。
しかし、
ポルスの発射命令に反して、
デュアル・ムーンは発動することはなかった。
後になって判明することだが、この兵器の完成に尽力した
コルディアは、戦局がどう動いても自分に有利に事が運ぶ様に、密かに兵器の発動をストップさせる細工をしていた。
コルディアは、内乱を長引かせて両軍と商談を続けるか、ここで一旦内乱を終結させて、
アトレティア国を統一させた上で外征させ、国のお抱えの商人として独占するか、今後の流れを両天秤にかけた結果、後者を選んだ。
こうして頼みの兵器も使えず、追い詰められた
ポルスは
ガザデルーとの正面決戦に挑むが、戦いはわずか一日で決着がついた。
戦いの結末
最終更新:2024年07月02日 02:46