基本操作
画面仕様
プレイ時の画面仕様を以下に挙げます。

- 縦横比の歪み
スーパーファミコン/SNESにおける画面表示要素の最小単位をピクセル(px)とした場合、画面全体は256px×224px ですが、表示上はアスペクト比4:3とした場合、実質横が300px(約1.17倍)に見えるように拡大されます。
これは、船の傾きが変わった時の微妙な距離感の違いや、角度の歪みとして影響します。 - 主人公の表示位置の揺れ
基本的に、主人公はその足元が画面全体の中央に来るように配置されるのですが、縦位置には8pxの幅があります。
これは、船の周期的で穏やかな揺れを表現する視覚効果によるものです。上限→下限→上限とこの縦位置が変化する周期は2.8秒(上→下、下→上の片方向だけなら1.4秒)なので、簡易的にタイミングを測るために利用することもできます。
コントローラーの基本操作(アクション時)
場面によってコントローラの各ボタンの機能が変わりますが、まずはメインのアクション時の説明からいきます。


※なお、Yボタンが重要な意味を持つ場面があることと、L/Rボタンによる連れ歩きを知っているかどうかで攻略の難易度が大きく変わります。知らずにプレイして苦労する人をよく見かけますので、注記しておきます。
- 十字キー(移動用)
- 主人公の移動(歩く、壁や床を這う、水の中を泳ぐ)に使用します。
- 左右キーについては、横方向ジャンプや、ジャンプ中の軌道調整にも使用します。
- 上キーは、ジャンプ時に上方向にあるものに掴まる操作や、掴まった後に登る操作にも使用します。
- 下キーは、透過型の床をすり抜ける際にも使用します。
- Aボタン
- アクション時に使用する機能は特にありません。
- Bボタン(ジャンプ)
- ジャンプするのに使用します。
- 十字キー左右どちらかを入れながらBボタンを押すと、高度が低い代わりに横に伸びる横ジャンプになります。
- 十字キー左右なしでBボタンを押すと、高度が高い垂直ジャンプになります。
- 横ジャンプも垂直ジャンプも、ジャンプ中の十字キー左右で押している間だけ左寄り/右寄りに調整できます。
- 透過型の床に乗っている時に、十字キー下を入れながらBボタンを押すと、床から下へ降りることができます。
※落下中の場合は、Bボタンなしに十字キー下のみで透過型の床をすり抜けることができます。 - でっぱり等に掴まっている状態でBボタンを押すと、手放して下へ降りることができます。
- Xボタン(会話・応答)
- ゲーム画面上に現れている人物に近づいて画面下部メッセージ表示位置に "COMMUNICATION?" の表示が出ている状態でXボタンを押すと、その人に話しかけたり、様子を伺うことができます。
- あるいは、誰かに話しかけられて画面下部メッセージ表示位置に "ANSWER?" の表示が出ている状態でXボタンを押すと、「応答する」という操作になります。
- "ANSWER?" に対して、必ずしもXボタンで応答する必要はありません。一定時間押さずにいると、「無視する」という操作になります。
- 船内で、壁に地図マークのある場所(案内板)でXボタンを押すと、「地図を見る」という操作になります。
※selectボタンで見る地図と異なり、特別な操作はできません。
- Yボタン(手を使う)
- ゲーム内で手を使う様々な操作に使用します。
- 最もポピュラーな操作は、扉を開ける、扉から部屋に入るという操作です。この用途の場合、ボタンをタイミングを測って目押ししたり、連打したりする必要はなく、ただ押し続けるだけで機能します。
- なんらかのアイテムを探し出す、取るといった場面で使用することもあります。
- 画面下部メッセージ表示位置に"COMMUNICATION?"の表示が出ている状態で、Xボタンの代わりにYボタンを押すことで、違った手段でのコミュニケーションをとれる場合もあります。
- 同行者がいる場合に移動の補助として、ジャンプしたり床などから落ちたりして空中にいる同行者をキャッチする(掬い上げる)使い方もあります。
- L/Rボタン(誘導)
- Lボタン、Rボタンは同行者の誘導目的で使用するもので、どちらも機能に差はありません。
- L/Rボタンを押すと、「呼ぶ」動作と共にその場に矢印を発生させます。同行者は主人公の後を追い移動を始め、矢印に到着すると止まります。
- 注意が必要なのは、「矢印目指して移動する」わけではなく、トレースをしようとすること、またそれが完全ではない ( 複雑な動きはまねしきれない ) という点です。
- 全ての同行者が矢印の位置に到着している状態で、主人公自身も矢印の位置に来てL/Rボタンを押しっぱなしにすると、「連れ歩き状態」へ移行します。
- 連れ歩き状態中、L/Rを離さない限り、または同行者との距離が空いたなどの理由で強制解除されない限り、同行者は主人公の少し後をトレースしてついてくるように移動します。
- selectボタン(地図)
- 地図閲覧モードへ移行します。地図閲覧モードではゲーム内のタイマーは止まった状態になります。
- このボタンが機能するには、「地図」を入手しておく必要があります。
- 主人公のうち、ルークは最初から地図を持っています。他の主人公キャラの場合は、エントランスにある受付嬢とXボタンでコミュニケーションすることで、地図を入手できます。
- startボタン(ポーズ)
- ゲームの動きを止めます。ゲーム内のタイマーも止まります。
- 再度startボタンを押すと再開します。
- ポーズ中はやや薄暗くなるものの、ゲーム画面の表示が残ります。状況を把握するために画面を観察したり、今後の進行方針を考えたりするための検討用に使っていくのが有用です。
その他のコントローラー操作
- 地図閲覧モード中の操作
アクション時selectボタンで移行する地図閲覧モード中での操作です。操作によって地図の表示が変化するのですが、この元の画面に戻ってから再度地図を見る時に持ち越します。
なお、船内の各所に配備されている地図(案内板)を見ている時には以下の操作はできず、A/B/X/Y/selectのいずれかを押した時点で元の画面へ戻るだけです。- 十字キー
押した方向へ地図全体が移動します。 - A/Bボタン
地図表示の縮小(Aボタン)・拡大(Bボタン)を行います。
初期状態では、地図全体が丁度画面に収まる大きさになっており、これを基準として 1~4倍の範囲で拡大できます。 - L/Rボタン
地図全体が回転します。
Lは左(反時計)回転、Rは右(時計)回転で、22.5°ずつ向きを変えることができます。 - selectボタン
地図閲覧モードを抜けて元の画面に戻ります。
- 十字キー
- クリア後のおまけ操作
プレイの振り返りに便利な隠し操作にも触れておきます。- Aボタン
クリア後スタッフロールが終わり、"Fin."の表示が出た後、10秒以上まってからAボタンを押すと、プレイ結果(ゲーム内経過時間、救助キャラのポイント合計)が表示されます。
- Aボタン