[最小三倍完全数]

【さいしょうさんばいかんぜんすう】

いちかのBEMANI投票選抜戦2019で初登場した楽曲で、Dance Dance Revolutionのエントリー曲でもある。
ポップンではポップンミュージック peaceで登場したイベント隠し曲で、担当キャラクターはトリニティ(2P)。
IIDXにおいて設定されているジャンル名ピタゴラス的不完全性破壊衝動音律(ハンマーによる)
ジャケットデザインはRayが担当。

最小三倍完全数 / DJ TECHNORCH
BPM:220
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
11 26 42 49
ハイライト
EASY NORMAL HYPER EXTRA
3 3 3 3
 「いちかのBEMANI投票選抜戦2019」においてDance Dance Revolution枠で手掛けられた曲。曲名は、約数の総和が元の数の整数倍になるような自然数を「倍積完全数」と言うが、その中で元の数の3倍になる自然数を指し、その最小値は120となることから通称は「ひゃくにじゅういちのまえ」。この最小値が「4×5×6=120」にちなんで、曲中で4/4・5/4・6/4の各拍子がめまぐるしく入れ替わるブレイクコアとなっており、宇宙★海月のボイスがサンプリングされたものである。難解なジャンル名「ピタゴラス的不完全性破壊衝動音律(ハンマーによる)」は、作者のDJ TECHNORCHによってTwitterで解説がされており、数学好きなら必見。GFDM・DANCERUSH・ノスタルジアはそれぞれの機種用アレンジでいずれもBEMANI Sound Team表記が加えられており、特にDANCERUSHは曲中を通して4/4拍子になっている。
 エントリー機種のDDRでは曲名にあやかって、総ステップ数などの数値に倍積完全数などのこだわりが見られる。ポップンに関しては拍子が変わることからリズム難の要素が強い。8分主体の配置に16分のスライドや乱打が混じっている、といったような傾向が見られるため、部分部分で手のスピードが求められるか。曲の終わりの方で12分の乱打が混じっていたりするので、ポップ君の間隔から見誤らないように気を付けたい。EXは序盤のハの字型高速階段発狂や二重トリルをBPM220でやらせるという、無茶な発狂が要所で出てくるeclaleの頃のような高難易度の典型で、初見での対応は難しい。難所を覚えて対処を繰り返しながらBADを減らしていくタイプの譜面といえる。ラストは三角同時交互→速さが違う3重階段なので、殺しであるのも安定難度を上げている。

ハイライト発生箇所

番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA
1
2
3

他のBEMANIシリーズへの収録

ジャケット

beatmaniaIIDX

  • 26 Rootageで同時登場。
  • ジャンル名表記が「ピタゴラス的不完全性破壊衝動音律(ハンマーによる)」と、あまりにも特徴的である。
    作者のTwitterから、「オクターブ/完全四度音/完全五度音の発見(ハンマーによる)」や、「ピタゴラスコンマという(現代から見れば)不完全に一致しない全12音」などを元にしていることが明らかとなった。
    https://twitter.com/technorch/status/1172361738705985537
  • セグメント表示では「SMALLEST 3K-PERFECT NUMBER.」となっている。

Dance Dance Revolution

  • DDR A20で同時登場。
  • エントリー曲の機種のため、イベント開始後からすぐにプレイできる。
  • 近年のDDR収録曲の傾向に漏れず、この機種では本来の1/4から倍までのBPM変動がある。
    最初のBPM55へは、徐々にBPMが下がる形になっている。
  • 総ステップ数などに数値のこだわりがみられ、SPはノート数/フリーズアロー数が倍積完全数になっている。
    例外的にBEGINNERのフリーズアローが0で、BASICのノート数が調和数となる270である(二倍完全数は必ず調和数となるため)。
    一方でDPのノート数/フリーズアロー数はいずれも双子素数(素数の中で差が2である、二つの素数のこと)になっている。

GITADORAGUITARFREAKSdrummania

  • EXCHAINで「 最小三倍完全数(GITADORA Style) 」として同時登場。
    この機種用のアレンジが加えられたバージョンとなっており、アーティスト名も「with BEMANI Sound Team」が付け加えられている。

jubeat

  • festoで同時登場。

SOUND VOLTEX

  • VIVID WAVEで同時登場。

ノスタルジア

  • op.2で「 最小三倍完全数(NOSTALGIA Style) 」として同時登場。
    この機種用のアレンジが加えられたバージョンとなっており、アーティスト名はGFDMと同じ。

DANCERUSH STARDOM

  • 最小三倍完全数(DANCERUSH Style) 」としてこのイベントで同時登場。
    この機種用のアレンジが加えられたバージョンとなっており、アーティスト名はGFDMと同じ。
    4/4拍子のアレンジになっているのが特徴。

  • このイベントで出現する曲はBEMANI SUMMER GREETINGSと同様に、楽曲ジャケットにアーティスト名は記載されていない。
  • 曲名は、その約数の総和が元の数の整数倍になるような自然数である「倍積完全数」の中で、三倍完全数である最小値の120を指している。
    • このため、通称はひゃくにじゅういちのまえ。
      beatmaniaIIDX 21 SPADAで同作者の手掛けた「廿」が「にじゅういちのまえ」と読むことに倣っている。
  • BEMANI Sound Teamの表記が機種によって存在しない楽曲としては、連動イベントで登場した曲としては他の曲と共に初となる。

収録作品

AC版
ポップンミュージック peaceからの全作品

CS版

関連リンク

いちかのBEMANI投票選抜戦2019

楽曲一覧/ポップンミュージック peace

最終更新:2022年02月09日 23:01