万麗の平穏な日々[ミア ニュクス テイル ミズナシ]

ニュクスさんが入室しました
ニュクス-> (手回し式の車椅子が、今日も広場を通っていく
ニュクス-> (ふと、広場の中心で止まり、空を見上げる
ニュクス-> ……(陽光を手で遮り、青空を目に入れる 果てしなく続いているかのように見える空
ニュクス-> (ある程度の高度には乱気流が吹き荒れ、さらにその上には世界外殻がある
ニュクス-> (実際に見たことはないが、養育係より教わったヴァースの地学)
ニュクス-> …ふぅ(空を見上げるのを止め、喫茶へと向かう 重い手回し式の車輪
ニュクス-> (…今日はお店は開いていないのかしら)
ニュクス-> (喫茶店の入り口から逸れて、テラスに入る)
ニュクス-> (テラスから見る景色…広場、噴水、街灯、広場を取り囲む木々、ビル街
ニュクス-> …んん…(昼下がり、春の温かさを感じ、うとうとと
ミアさんが入室しました
ミア-> まだ肌寒さは残ります。うたた寝すると風邪を引きますよ?(後ろから
ニュクス-> っひゃ…
ニュクス-> …ミア、いるなら来てくれればいいのに(片手で左胸を抑えながら
ミア-> 失礼、少々出遅れてしまいました(頭を下げる
ニュクス-> でも、いいわ(背もたれに寄りかかり、上を向き
ニュクス-> 居てくれたんだもの。お茶にしましょ、ミア。他にお客はいないわ。
ミア-> かしこまりました。お持ちしますね。
ニュクス-> あなたの分も持ってくるのよ、ミア。
ミア-> おそれいります。(会釈すると一度厨房に行き、お茶会セットで戻ってくる
ミア-> (桜のフレーバーティーにクッキー。手慣れた作法で二人分を用意
ミア-> では…ニュクス、失礼しますね(対面席に座る
ニュクス-> (クッキーを見遣り)これは、私は食べていいもの?
ミア-> ええ、そちらはオルカナッツの花でお作りしました。
ミア-> 小麦は一切使っておりませんのでご安心を(瞑目し
ニュクス-> まぁ!(手を合わせて)ミア、すごいわ。あなたは博識なのね。
ミア-> まだまだ勉強中の身ですが、おそれいります。
ニュクス-> ミア、私はシドリーから来たの。あなたは、どこから来たの?
ミア-> 幼い頃より転々としております。シドリ―に居たこともありましたね。
ニュクス-> そう。…どうして喫茶店の、店員を?
ミア-> 明確な理由はございません。必要だからそうなった、というところでしょうか。
ニュクス-> ミア、話が続かないわ(困ったように)
ミア-> …そうですね。それは仰るとおりです。
ミア-> 貴女の話をしましょう。ニュクス。
ミア-> シドリ―はまだ近いと思いますが、どうして此処へ?
ニュクス-> わからないわ。でも、前も言ったけど…夢に見たような気が、したから。
ミア-> 以前伺いましたね。 何かの巡り合わせでしょうか。
ニュクス-> …お父様は“古術”を扱うわ。もしかしたら、何かが私に影響したのかも。
ニュクス-> でも、そうだとしたら良い巡り合わせだわ。
ミア-> それは何よりです。何でも先日も来られたとか。
ニュクス-> ええ、あなたは居なかったけど、素敵で、紳士な店員さんはいたわ(蒼髪の、金眼の…と説明して
ニュクス-> 彼は謙虚だった。私は、お父様以外には、彼が初めて会う男性なのだけれど
ニュクス-> とても職務に忠実で、素晴らしい店員さんだったわ。此処の店員さんはみんなそうなの?
ミア-> それは…さぞ緊張されたことでしょうね。
ニュクス-> 意外と、そうでもなかったの。でも、私は緊張していた。
ニュクス-> 覇王堂巖黒家の方が、喫茶店にいるなんて…私、想像もしていなかったわ。
ミア-> 清根様のことですね。…気苦労、痛み入ります(ふふ、と微笑んで
ニュクス-> でも、清根様は優しかったわ。好きな異性について聞かれた時には、少し戸惑ったけれど。
ミア-> そうですか…その時は何と?(伺うように
ニュクス-> ミア、私はあの紳士な店員さん以外、男性に会ったことがないのよ?
ニュクス-> だから、そうね。私は、“こんな私でも好いてくれる方”と答えたわ。
ミア-> それは良い回答でしたね(僅かに目を細め
ミア-> 変に誤解されて、父上が好みだと伝わったりなどすれば、それはそれでお手間でしたでしょうし。
ニュクス-> 構わないわ。だって私は、まだ成人もしていないのよ?(妙に落ち着いて
ニュクス-> (ヴァースにおける成人年齢は各地で異なるとはいうが)それに、きっと清根様は意地の悪い考えはしない方よ。
ミア-> あら、それは失礼しました。意地が悪いのは私だけだったようです(ふふ、と微笑んで
ニュクス-> ちょっと、お喋りで、噂好きで、恋のお話が好きなだけだから…そうだ!
ニュクス-> ミア、あなたは誰が好き?
ミア-> ご期待添えぬ回答ですが、想いを寄せる殿方は。
ニュクス-> なら、好みの男性は?(なんか清根っぽい感じに
ミア-> ニュクス、清根様に感化されていませんか?
ニュクス-> そうかもしれないわ。そうかもしれない。でも、いいじゃない。
ニュクス-> 私、なんだか楽しいわ、ミア。
ミア-> それは何よりです。
ニュクス-> だから、あなたの好みの男性を教えて頂戴。
ミア-> …(何か聞こえるような溜息をついて
ミア-> 殿方が何を好むかは存じているつもりですが、私が…となるとそうですね。
ミア-> (清根に訊かれた時は当たりざわりの無い回答をしたが
ミア-> …先日来られた際に対応した、紳士な店員、が居ましたよね?
ニュクス-> ええ。
ミア-> 彼は根は真面目で、少々不器用ながらも優しくて、故にイジメがいがあります。
ミア-> そういう意味では”好み”ですが、ニュクスの言う好みとは、少々違いますね。
ニュクス-> ミア?(不安そうな顔になり)あなた、今少し怖かったわ。
ニュクス-> でも、いいわ。私も、“好み”なんて、わからないし。
ミア-> はい。誠実清廉であればとは思いますが、それは好みというより条件なのでしょう。
ニュクス-> 私はもっと大人になってから、ちゃんと答えられるようにしようと思うの。
ニュクス-> …もしかしたら、それは不要なことかもしれないけど。
ミア-> ニュクス?
ニュクス-> (少し頭が傾き、戻る)…ん、
ニュクス-> ミア、私…ちょっと、眠いわ。このまま、お昼寝していいかしら?
ミア-> 客室の備えがございます。そちらに参られますか?
ニュクス-> そうね、お願い…するわ… …ミア、もしかしたら私、一日では起きないかもしれないけれど
ニュクス-> 気にしないで…私は、そういう体質だから…(うとうとと
ミア-> はい。それでは(ウトウトするニュクスを乗せた車椅子を押し、店内へ
ニュクス-> (しばらくして、本当に寝てしまう 静かな寝息
ミア-> …着替えと、いつ起きても良いように食事の備えも必要ですね
ミア-> (客室に連れて行った後、あれこれと準備に奔走するメイドであった――
ミアさんが退室しました
ニュクスさんが退室しました



テイルさんが入室しました
テイル-> (昼過ぎ頃、喫茶のベンチにいる暇人)
ミアさんが入室しました
ミア-> (店先で掃除し始めるメイド
テイル-> おや、どいた方がいいかな?(首だけ向けて
ミア-> ああいえ、それには及びません。
ミア-> むしろ失礼しました。お茶でもお持ちいたしましょうか?
テイル-> いや、いいよ。待ってるだけだし(正面に向き直って、だらーん
ミア-> 待ち人ですか?
テイル-> 同じ暇人待ち。
ミア-> なるほど。 話し相手か、バトル相手を?
テイル-> そんなところ。もしくは、最近地獄人とか、DTRとか、なんかいるじゃん?(言って、欠伸
テイル-> 何故か僕、そういうのと全く会わないんだよね…
ミア-> 巡り合わせが悪いという事でしょうか…いえ、運がよいとも言えるかもしれませんね
テイル-> 結構、ウェルカムな方だからさ、全く残念だよ。
テイル-> 全く春先だというのに、喫茶店を襲ってこようという馬鹿の一つや二つが少なくて困る
ミア-> それはまた、好戦的ですね。
ミア-> …、いえ。 それがここの平常かも知れませんが。
ミア-> 失礼、最近様々な方がいらっしゃるので、少々感覚が。
テイル-> 混沌が喫茶の日常さ。いつだってそうだし、これからもきっとそうさ。
ミア-> 確かに。(芽吹き始めた公園を見遣って
ミア-> …しかし春先。。。そうですね、春ですからね。
テイル-> 店員さんも、今日はなんか客が少なくて暇そうだねぇ…
ミア-> 何かしら催しをしても良いかもしれませんね。
テイル-> 催しもの?時期的にはお花見ってところ?
ミア-> はい。テラス側でしたら昼夜ともに楽しめるかと。
テイル-> それは悪くない話だ。飾りつけとか手伝おうか?
ミア-> いえいえ、それには及びません。 寧ろお客様として来ていただければと思います。
テイル-> OK、つまり花見バトルということだね。
ミア-> …(少し思案して) 確かに、何かお遊び要素は欲しいところですね。
テイル-> おや、ちょっとしたジョークのつもりだったんだけど
ミア-> 普通に花見をするより、何かしら刺激があった方が良いでしょうし。
ミア-> そうですね…バトルも良いですが、色々と考えても良さそうです。
テイル-> まー僕はそういう企画立てると大抵、荒っぽくなっちゃうし任せるよ。手伝うけど。
ミア-> はい、バトルのさいは是非に。
テイル-> そうとなれば、それ向きの魔器でも仕入れてくるかな(立ち上がり
ミア-> 綺羅びやかなモノが良いですね。
テイル-> 任せてくれよ。それじゃ、そのうち(広場を通り、振り向かず手を振って
テイル-> (去っていく
テイル-> (…あれ、あの店員さんに挨拶はしたっけ…
テイルさんが退室しました



黒コートの小柄な女さんが入室しました
黒コートの小柄な女-> (ひょっこひょっこと、スキップするような足取りで
黒コートの小柄な女-> (パーマのかかり過ぎて渦巻いてる黒髪、身長は低めだが子供という雰囲気は感じられない
黒コートの小柄な女-> んー?まあ久々だが、こんなんだったかな(テラス見遣り
ミア-> はい。最近増築いたしまして(後ろにメイド
黒コートの小柄な女-> そうかー!まあ時代って移り変わるもんだしな。そういうもんだ。
ミア-> 今年よりこちらで務めるミアと申します(お辞儀
ミア-> お客様は、以前からこちらへ?
黒コートの小柄な女-> (くるっと振り向くと、コートの袖がふわっと舞う)いんや、そんなに多くはない
黒コートの小柄な女-> ミアね、ミア。私はー
黒コートの小柄な女さんが退室しました
ミズナシさんが入室しました
ミズナシ-> “ごーどん”の【隠者】だ!
ミア-> ごーどん… 二十二憐星燈?
ミズナシ-> ごーるで…(…)ごーどん。そうそう、ごーどん。
ミア-> ミズナシ様。何がご用向きで?
ミズナシ-> ない。なんか、近くに来たからそれっぽく寄っただけだ。
ミア-> 左様ですか。 お茶などであればご用意いたしますが。
ミズナシ-> お茶?んー?いや、いいな。“お茶”なんて美容に良さそうなぐらいでエネルギーなさそうだし。
ミズナシ-> ……   ん?(はたと気づいて
ミア-> ? 如何なさいました?
ミズナシ-> あんた、なんで私の名前知ってるんだ?
ミア-> 一度来たお客様は一通り目を通しておりますので。
ミズナシ-> クソ真面目な店員だな。人生堅苦しくないか。
ミア-> その容姿、自称、二十二憐星燈。 …久しいようですが噂は伺っております。
ミア-> これが平常運転ですので(瞑目し しれっと
ミズナシ-> あんたー!自称とか言うな自称とか。私は今日は【隠者】だしー。
ミア-> しかし、美容ぐらい、とは聞き捨てなりませんね。
ミア-> 女性がそのように疎かではいけませんよ、ミズナシ様。
ミズナシ-> 私は女じゃーないよ、ミア。獣だ獣。自由気ままに野良猫生活だ。
ミズナシ-> あんまり煩いと、パクっといっちまうぜ?その様子じゃ私の能力も知ってるんだろ?
ミア-> はい。伺っております。 しかし私を食べても食中りを起こすのが関の山かと。
ミズナシ-> む、不味いのか。
ミズナシ-> だがまぁ私はこうみたままに悪食千万、腹を壊したことはないんだな!
ミア-> しかしどうせなら美味を食するのが良いかと(伺うように
ミズナシ-> 人間の食事は、私にはエネルギー不足だ。味より量とは私のことだ。
ミズナシ-> お茶よりコーラ、野菜より炭水化物、油ギトギト脂肪分上等というわけだ。
ミア-> …、特大の肉料理だとか、でしょうか。
ミズナシ-> くく、人間の例えをしただけだ。ま、今は食事は不要だし、あんたも食う気は無い。
ミズナシ-> 不味い女らしいし。食中り女!
ミア-> とんでもない呼び方をされますね(ふぅ、と腰に手を当て
ミズナシ-> 自称したからな、あんたが。
ミア-> それは確かにそうですが… 自称”ごーどん”に呼ばれるのは、少々悲しい物がありますね。
ミズナシ-> 哀れだなぁ。全く物悲しい。いったいどうしてそうなったのだろう。
ミズナシ-> まあ気にするな、食中り女。触れたら食中りを起こすような女でも、人生楽しいはず。
ミア-> あらぬ誤解を呼びそうですが…まぁいいでしょう(諦めるようにふぅ、と
ミズナシ-> で、私はたぶん(喫茶の方見て)ミナリアとかいうホロビタ・スターから来たっていう
ミズナシ-> それも探しにきた覚えがある。喫茶に寄ったのはたまたまだが。
ミア-> ミナリアですか。 伺ったことはありますが…
ミズナシ-> んー?しかしそんなやつを探すなら、最初から喫茶でよかったか?
ミズナシ-> お、ビンゴービンゴー
ミズナシ-> ミアとミナリアって似てるし、ミナリア出身だったりしないか?
ミア-> しかしそれ以上話せることはございません、あしからず。(瞑目して
ミア-> 残念ですが出身も違います。
ミズナシ-> 似てるのに…。
ミズナシ-> 改名、しよ?(なお、既に判明していることだが、ミズナシは馬鹿だ。
ミア-> 残念ですが(ぴしゃりと意思表示
ミズナシ-> そこをなんとか。
ミア-> 誠に残念ですが、まかり通りません(首を振って
ミズナシ-> そこまでか…自分の名前、気に入ってるんだな…
ミア-> ええ、まあ、それなりに。
ミズナシ-> なら、食中り女はミアの二つ名ということにしておこう。
ミズナシ-> (くるっと背を向けて)目的のもいないし、立ち寄っただけだし、別のとこいくとする。
ミア-> …近々お花見を考えております。
ミア-> 変に食い意地を張らぬと約束されるのでしたら、歓迎いたしますが。
ミズナシ-> そいつは難しいな。(くく、と笑い、両腕の入っていないコートをはためかせ)私はミズナシだからな。
ミズナシ-> 食ってナンボの兵器道、私の意義は食うことだ。じゃあな、ミア。
ミア-> (会釈し見送る
ミズナシさんが退室しました
ミア-> (小型の端末を懐から出し
ミア-> …しかしまた懐かしい方が出てきましたね。  何かの予兆でしょうか
ミア-> (店内へ戻る
ミアさんが退室しました

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最終更新:2016年04月10日 23:08