一時間目:生と死の境界線 [つくも ロディ ダガー]

つくもさんが入室しました
つくも : (店内席でアイスコーヒーの氷がカラン…と鳴る
つくも : (今日も読書。「ヴァースの薬学史」
つくも : …。(ヴァースの薬学の多くは負の遺産より急激に発展した。生体兵器である。
つくも : (守護という圧倒的な“回復剤”のある世界において、薬とは主に守護欠落地域において需要があった
つくも : (その普及過程において、第一次とされる人体への薬物投与実験による生体兵器が生まれたという
つくも : …。(…と書かれているが、そんな歴史はさてあるのか、無いのか
つくも : (そもそも守護があろうと、塗布薬などは回復に際し非常に有効性を示す。
つくも : (ヴァース薬学は一面で語ることができない。この出版物も、一側面でしかない。
つくも : (ズズー…とストローでアイスコーヒーを飲む
ロディさんが入室しました
ロディ : (カランカラン 控えめな音と共に扉が開く
ロディ : へぇー、ホントに外観普通なのね?(店内を見回して
つくも : (奥の方のテーブル席で読書している
ロディ : (薄紫の髪に薄緑の瞳 ふわっとした髪質 カラーシャツカーディガンに肩掛け白衣
ロディ : (いわゆる癒し系とかなんかそういう感じだろう。見た目は。 そんな感じの男だ!
つくも : (可愛い系イッケメーン…
ロディ : はいはい?相席システム? へー何それおもしろ!(モブ店員とへらへら言葉を交わして
ロディ : おっけー。じゃ、それで~(つくもの座るテーブルの方に歩いてくる
ロディ : どうもどうもー?(へらっと片手挙げて
つくも : (タムタムタム)『どうも』(※神谷浩史ボイス
つくも : (タムタムタムタム パタン、と本を閉じ)『エセ薬学史にも飽いていたところだ』
ロディ : 良い声ね? こんにちは。相席いいかな?
つくも : (タムタム)『構わないとも』
ロディ : ありがと。じゃあ遠慮なくー、っと。(対席に腰掛ける
ロディ : あ、おれはフロイデイン。愛称はロディってゆーの。(よろしくね?と
つくも : (タムタム)『つくも。本名はこちら』(と、生徒手帳を見せる 四十九院九九十九
つくも : (タムタムタム)『読めない故に皆、私をつくもと呼ぶしかない』
ロディ : あっはっは!読めな!おもしろ!
ロディ : そーね、つくもさん、ってのだけはギリ読めるもんね。そこが名前でいいのかな?
つくも : (タムタムタム)『そういうこと。ヨッジュウキュウインキュウ、の部分は音声打ち込みでもこれだ』
ロディ : へ~。 名字は何て読むの?コレ。
つくも : (タムタムタムタム)『これでツクモも難読だったら私は名を“名無し”にするしかなかったよ』
つくも : (タムタム 携帯端末に高速で打ち込み、そこから声を出す)
つくも : (タムタムタム)『秘密だ。きっとそのほうが話題性がある』
ロディ : なーる。そゆ事もあるね?(へらっと笑って
つくも : (タムタム)『私はこの名前が好きか。嫌いか。どう思う?』
ロディ : うーん。何ともだけど、こだわりはありそうに見えるな?
つくも : (タムタムタム)『親より与えられたもの、残念ながら本名なので拘ってドレスアップはできない』
ロディ : ファーストインパクト大事にするし、読みもヒミツにするし。不便な時もあるけど、大事に思ってる。 …ってトコじゃない?どう?
つくも : (タムタム)『正解だとも、ロディ。こうして話題にできるところが好きなんだ』
つくも : (少し笑って タムタムタム)『なかなかどうして人を見る目がある』
ロディ : あっはっは。やったね。 褒められると素直に喜んじゃうよ?(へらりと笑って
つくも : (タムタムタム)『褒めたついでに追加の謎だ。私はこの喫茶にあるものを探しにきた。それはなんだと思う?』
ロディ : あるもの…ね?(んー、と顎に指当てて
ロディ : そうねぇ、ココは戦闘喫茶と名高い場所だけど、わざわざ謎かけに出すって事はその辺じゃあ無さそうだ。
つくも : (タムタム)『ヒントは必要か?』
ロディ : うん、ノーヒントじゃ厳しいな?
つくも : (タムタムタム)『そうだね、ヒント』
つくも : (タムタム …飲みかけをアイスコーヒーに、ストローをもう1本差す)
つくも : (飲みかけの、だ)
つくも : (タムタムタム)『こういう、感じの』
ロディ : え。ぁ? へぇ、そういう?(意外そうに目丸くして、でもなんかめっちゃ楽しそう
ロディ : 喫茶EBは人と人の縁を繋ぐ……ってやつ?
つくも : (タムタム)『概ね合っている』
つくも : (タムタムタム)『私は愛を探している』
ロディ : 愛。ストレートに来たね?
つくも : (タムタムタム)『正確には愛の境界線』
つくも : (タムタムタムタム)『恋愛感情、恋愛衝動、恋愛欲求』
つくも : (タムタム)『心で、体で、繋がりたいと思うのは“どこ”からなのか』
ロディ : 気になっちゃうお年頃だから…というにはえらく理論的ね。
つくも : (タムタムタム)『見た目でわかるだろう?』
ロディ : 魔術学生さんらしいと言えばそうなのかな。 リー大高等部だよね、その制服。
つくも : (タムタム)『いかにも。手帳も見せたが、制服で見分けるとは“慣れてる”のか』
つくも : (まぁ生徒手帳でどこ学が見分けるほうが難易度高いんだが
ロディ : いやま、リー大はほら有名じゃない?キアシスと言えば、というまであるし。
つくも : (タムタムタム)『それもそうだ。それで、ロディ』
つくも : (タムタム)『かのじょっぴ、居る?』
ロディ : いなーい。しばらく作る気もなーい。(へらりん
つくも : (タムタムタム)『私は貴方の彼女になれる?』
ロディ : 個人的事情によりムズいね? エグい失恋引き摺ってるから!(すげーあっけらかんとあっはっは
つくも : (タムタムタム)『失恋か。もしトラウマでなければ、是非聞きたい』
つくも : (タムタム)『どこが愛の線引きであったのかを』
ロディ : 線引き…線引きねぇ。つまるところそれって、
ロディ : 「どこからが恋だったのか、そしてそれを自覚したのか」って話?
つくも : (タムタムタム)『いや、失恋であったのならばマイナスに至る部分』
つくも : (タムタム──)『どこで愛を失ったかだ』
ロディ : ぁーーー……
つくも : (タムタムタムタム)『境界線を上に超えたことを自覚するのは難しいかもしれない』(片手でスーッと山描いて
つくも : (タムタム)『しかし喪失ならば確認しやすく、ならば境界線を見つけられるかもしれない』
ロディ : まいっか。ソレについてはまあ、明確な断絶が答えられる。
つくも : (タムタムタム)『崖は上から見下ろした景色は美しい』
ロディ : 「死」だよ。(片手ですっと横に断って
ロディ : 死んじゃったんだよね。好きだった人。 …ぁ、まー、誤解の無いように言うと、
つくも : (タムタムタム ── 微笑し)『だが崖は下から見上げなければ全貌は見えない』
ロディ : おれが好きだっただけで、別に付き合っちゃいなかったんだけどね?
ロディ : 何ならおれの兄さんと結婚してたし。
つくも : (タムタムタム)『ふむ、片思いというものか。しかも結婚済とは』
つくも : (タムタム)『なかなかお前、因果に疎まれているな』
ロディ : そーなのよ。 しかもフツーに友人だったからね。めちゃくちゃ恋愛相談受けたし。
つくも : (タムタムタム)『ロディ、お前いいやつだな』
ロディ : … いいやつでいたかっただけだよ。 好きな人なら、そーゆーもんなの。
つくも : (タムタム)『かっこ悪いところは見せられない、といったものか』
ロディ : それに、最期は(相談<ソレ>が祟って――)夫婦関係拗らせて自殺、だよ。
ロディ : どう? なかなか呪われてるでしょ!(あっはっは
つくも : (タムタムタム)『因果に疎まれているなほんとに』
つくも : (タムタムタム、タム)『それで、本当に愛を失っているのか』
ロディ : そーよ。 だからまー彼女がいぇーいとかそーゆー気分じゃ無いのよ。 …(つくもの言葉に
ロディ : まあ……もう行き場は無いからね。 残ってても燻って、腐って行くだけでしょ。
つくも : (タムタム)『実在存在現在生存既存依存の何か』
つくも : (タムタムタムタム)『それを行き過ぎた者に、愛を本当に失ったのか』
ロディ : 未練がー、とかそういう話?
つくも : (タムタム 爛々と紫黒の瞳が輝いているが、ふと我にかえり)『失礼、故人の話だ』
つくも : (タムタム)『未練と愛の境界線はまた難しい』
ロディ : あっはっは!探求熱心なのは良い事よ。 面白いよね、人の心は。
雹孔雀さんが入室しました
つくも : (タムタム)『興味深く、そして…己の沼のような心を疎むばかりだ』
雹孔雀 : (一方で、屋外との境界線は明確である。 そう、戸。
つくも : (タムタムタム)『同級生には彼氏がいる。私には彼氏はいない』
つくも : (タムタムタム)『私はかれぴっぴを理論的に認めないといけないと思っている』
ロディ : 沼ってのは面白い例えだねぇ。自分の心の底が見えないって事?
雹孔雀 : ――(蝶番が軋む音を立てて、薄ら寒い風が舞い込む。
つくも : (タムタム)『見えない。故に線引きを求めて止まない』
つくも : (タムタム)『いや、なんかいい感じに映画館とか行って…』 (へぶし
雹孔雀 :  。(空いた扉に、鳥。
つくも : (持ち直して タムタム)『恋したいとも、しかし理解(わか)らんねんロディやん』
ロディ : ぁー、同級生はなんかナチュラルに恋愛してるっぽいけどどうやってんねんみたいなー……寒いね?
つくも : (タムタ…)『あとなんか寒くない?』
雹孔雀 : (鶏…? いや二回り以上でかいな?
雹孔雀 : クェ。
つくも : (タムタム)『鶏だ』
つくも : (手を大きく振り上げる
ロディ : 鶏じゃん?
雹孔雀 : (その言葉が果たして通じたかは分からないが――
雹孔雀 : (鶏扱いたぁ、”トサカ”にきたぜ!!
つくも : (バァン!!と机を叩き、片手でタムタム
ロディ : ん、何。ああいう変わったお客?(そうこいつはニューカマーなのだ
雹孔雀 : (ブワァッ!と美しい雪花晶の翼を広げると
雹孔雀 : クェ――――!!!(こごえるかぜ!
つくも : (喫茶床が捻じ曲がり、ねじ上がり、簡易壁を形成する!
つくも : 『しばらく、ちょっと会話ができない』
ロディ : うわ。 (簡易壁に護られて)おっけー。
つくも : (ぐいっとアイスコーヒーを飲み干すと、パンパン、と手を叩きながら立つ
雹孔雀 : (壁に阻まれるが――構わず冷風を送り続ける! 狙いは直撃ではない…!?
ロディ : これやっぱアレね?噂の襲撃ってやつね?
つくも : (箒が出現、そしてギュルギュルと回転…
雹孔雀 : クェ――!(喫茶内の温度が急低下。 業務用冷蔵庫ぐらいだな!
雹孔雀 : (ガンガン冷風を送り続ける! このままでは! このままでは!
雹孔雀 : (ふたりとも風邪を引く!
つくも : (ぱん、ぱん、ぱん、ぱぱんぱん、カン、カン、…クラップと共に靴でも床を叩き
つくも : (タン、と音を変え手を打つならすと、簡易壁に箒が激突…したまま
つくも : (壁ごと箒が跳ぶ!!もちろん鳥に激突し、外へ!!
雹孔雀 : いってぇ!!
つくも : (へぶし
ロディ : 喋った??
雹孔雀 : (壁パンチに吹っ飛び外に転がり悶える!
つくも : (ずるる… タムタム)
つくも : 『ロディ、戦闘の心得は?』
ロディ : 一応は…ってとこ? ま、はっきり言ってピーキー!
つくも : (カン、カカン、と踊りタップ
雹孔雀 : (冷風は止まったが室内は既に氷冷下! 特に入り口付近の結露が激しい
つくも : (端末を弄る間、音を止ませず
雹孔雀 : ク、、、クェ……!(何とか起き上がり……既にダメージ甚大だが
つくも : (タムタムタム)『任せられるなら任せたいのだけど』
つくも : (カン、と靴が鳴り響く旅、火花が散り始める
ロディ : そうなの? 任せる気だったけどそれならまあ…前衛張るべし?
雹孔雀 : ホ、、ホ……(再び翼を広げ、氷の羽の一枚一枚が震える――
つくも : (タムタムタム)『後衛大火力で一丁、唐揚げ作っても良し』
雹孔雀 : ホーホ ケ……(この種。飛翔能力は全く無い。ないが、この翼は――
雹孔雀 : キョ―――!!(れいとうビーム!!
つくも : (継続的にリズムをとり、そして次の火花が炸裂しつつ炎壁となる)
つくも : (カン、カカン、と激しいタップダンスに 制服が翻り)
つくも : (打ち鳴らす度に炎壁が勢いを増す…が!
つくも : (タム…タム…)『つかれる』
雹孔雀 : (氷結と炎壁が抗戦! 店内は炙るように熱く、凍てつくように寒い!
ロディ : なるほど。(白衣靡かせて前に出て
ロディ : やーいチキン野郎!(突然の罵声
つくも : (罵声だ!すごい!
ロディ : お得意の氷も属性相性には分が悪いみたいだな!
雹孔雀 : ギョ――!!(プンスコ
ロディ : 冷やし唐揚げなんて地方名物もあるけども、お前はやっぱり黒焦げの炭焼きがお似合いだよ!
つくも : (めっちゃ煽る!
雹孔雀 : ギョ――!(この鳥頭、何を理解しているかは定かではないが――
つくも : (端末を胸ポケットにしまい、ぱんぱん、と手を叩き、続けて指パッチン
雹孔雀 : 翼の向きを変え、炎の壁ではなく、前に出たロディへ冷閃を放つ!
つくも : (チッチッチッツィッ…チッチッチッツィッ…
ロディ : はい。 『怒った』ね? (孔雀から何かを手繰り寄せるようなジェスチャーをして
ロディ : ――『サイコロジック』。(ロディの片手に炎が灯る。鳥野郎の『怒り』をエネルギーに
つくも : (パパパパ、と魔力誘導弾(マジックミサイル)が形成される 鳥の上空…最初に放った箒のまわりに!
つくも : (すい タムタム)『足は止めるから』
ロディ : おっけー。 …うーんビーム避けてたら火力あかんな。(諸々思案し
ロディ : こっちにあげちゃおう。(燃える片手を翳――すのは傍の炎壁 炎壁一際激しく燃え上がり、エネルギーが集束し…
ロディ : (鳥に撃ち放たれる一閃! かえんほうしゃ!
つくも : (カンッ!と打ち鳴らす 火炎放射に連動し、炎壁が膨張
雹孔雀 : (ジュッ! と融解飛ばして蒸発するれいとうビーム! そして――
つくも : (ついでに上空からも無数の魔法弾が降り注ぐ
雹孔雀 : ファイヤー!!!?(モエルーワ!
雹孔雀 : (からのミサイルの雨!
つくも : (ついでにトドメの箒もクラエー!
雹孔雀 : ぁいってぇ!!(カーン!
ロディ : おー燃える燃える! トサカみたい!(おまけの煽り!
つくも : (タムタム)『怒らないほうがいいよ、怒ると…』
つくも : (タムタムタム)『怒らない方がいいと伝えはした』
雹孔雀 : ギエ――――!!(燃え盛りながら叫ぶトリ。 それが発火となって――
雹孔雀 : ビェ―――!!!(ものっそい燃え盛る!!
つくも : (タムタムタム)『お前の技えげつねぇな?』
雹孔雀 : フンジャラケーノホンジャラケー!!(熱さで叫ぶ”感情”が燃料となり…!
ロディ : いやー。人の心って面白…… 人じゃなかった。
つくも : (タムタム…はぁ、…はぁ…)『ともかくよし』
雹孔雀 : スイスイスーイノモーリモリ!!(灰に帰すまで決して燃え尽きない心の炎!
雹孔雀 : ビビデバビデ、ブー!!(ともかくものっそい炎柱があがった……!
つくも : (タムタム)『いや、無詠唱科で習ったがこれきつい』
ロディ : いやぁ、つくもさんも結構なお点前で。 めっちゃ凄いけどめっちゃ大変そう。
雹孔雀 : ――(そして。突如として消える炎。 そこには黒焦げた何かが
雹孔雀 : ……ゼンシュウチュウ
ロディ : 流行りに乗ってんな?
雹孔雀 : (何か叫んで、 サラサラ…と灰となって崩れる
雹孔雀さんが退室しました
つくも : (タムタム)『タンジロー』
忘れてた灰さんが入室しました
つくも : (タムタム)『魔獣だな、領域から来たのかもしれない』
ロディ : 魔獣ねぇ。こーゆーのってよく来る…ワケじゃないよね?
忘れてた灰 : (雹孔雀 魔獣の森の浅部に生息する、厄介者。群れの求愛後は氷結世界で何も残らないとか。
忘れてた灰さんが退室しました
ロディ : や、喫茶EBは日々てんやわんやとは良く聞くけども。それって魔獣の類じゃなかったよなぁってさ。(灰の方に歩いてって
つくも : (ぜぇ、はぁ、タムタムタム)
つくも : 『いやこれきついわーほんと』
ロディ : ほんときつそう。お疲れさまー。 (なんとなしに灰しゃがんで見下ろして
つくも : (適当にテラス席から椅子引っ張ってきて座り、タムタムタム)
つくも : (タムタムタム)『えげつない能力じゃないか』
スライム猪さんが入室しました
ロディ : んーまー、上手い事行けばね?(まあいっか、と立ち上がり
スライム猪 : (ズン。
スライム猪 : (と二人の前に立つ猪。
ロディ : さっきのは煽りで発火する鳥畜生だったから難を逃れたけどねぇ、機械相手とか地獄見るよ。
スライム猪 : (……立つ? 二足だこいつ
つくも : (タムタム)『それはきっと心を視る』
つくも : (タムタムタム)『非常に興味深いな。そして』
つくも : (タムタム)『不味そうなもの持ってくるなダガー』
スライム猪 : ――「その音はつくもか!?」
スライム猪さんが退室しました
ダガーさんが入室しました
ロディ : え。何これ。 怖っ
つくも : (タムタムタム)『どうみても不味さ絶頂フルスイングだぞダガー』
ダガー : (何か半透明……青白いゲル状の……獣……?何……これ
ダガー : (何だろ……きも……何か被ってる……きもい……だるんだるんしてる……
つくも : (タムタム)『ロディ、この謎生物の中身は野蛮人のダガーだ』
ロディ : …… …お友達?(首傾げて
ダガー : (を、被った少女(と首から下で判断できる)
つくも : (タム)『知り合い』
ロディ : なるほど。知り合いかー(あっはっは
ダガー : む?(ツバを上げる仕草で鼻を押し上げると――デゥルン!と滑り落ちるスライム猪ヘッド
つくも : (片手でタムタムタム)『まず、そうだ』
つくも : (タムタムタム)『くさい』
ダガー : 獣だからな!(しかたない!と笑う
ダガー : しかし、内蔵の類が一切無い。これは初めて見たな。
つくも : (タムタムタム)『じゃぁそのヌルンデロンしてるのはなんだ。油か』
ダガー : 歩く菌糸類なら見たことがあるが、”核”なるものを穿つと絶命した。 …この猪もそうだったな。
ダガー : なんだろうな。油にしては繊維的だ。 弾力もあるし……
ロディ : いやに無敵防御そうねソレ。 あ、初めまして?(へらりと
つくも : (タムタムタム)『女子高生にもプライドはある』
ダガー : ああ、はじめましてだな! 私はダガーだ!
つくも : (タムタム)『これは絶対食べなからな』
つくも : (タムタム)『食べないからな』
ダガー : ダガー・シムカ・アールヴ、シムカというのは…(と、いつもの口上を終えて
ロディ : フロイデイン、略してロディだよ。 ダガーさん、ね。よろしく(へらりと
ダガー : フロイデインだな! よろしく!
ロディ : え、まず食べるの。 そんなワイルドライフなのこの喫茶って。
ダガー : (ぬっスライムの塊を突き出して
ダガー : ロディ! 一緒に食べよう! つくも も!
つくも : (タムタムタムタタタタダダダダ)『まだ肉ならともかくゼリー状のなんだかよくわからないものは御免』
ダガー : 火を通せば大抵のものは喰える!
つくも : (ダムダム)『野蛮人だろお前』
ロディ : ちょっとなまっちろいシドリー民にはいきなりハードル高すぎるかな…??(あっはっは
ダガー : 革は衣類に使えるし、牙は武器にもなる。当然肉は喰える!
ロディ : まず味の予想が全然付かないよね。 獣臭い寒天…?(つんつん
つくも : (タムタム)『ロディ、信じられるか?この野蛮人にも恋愛境界線があるんだ』
ダガー : (ドュルルルン、と異様な弾力を返す獣臭い寒天
ダガー : 失礼だな! 命を奪った責任とはそういうものだと、私達の村では倣ったぞ!
ダガー : お前達の仕来りでは違うのか……!?
つくも : (タムタム)『それは襲う場合のことで襲われる場合は違う』
ロディ : へぇー? なになに。喫茶EBは意外にも恋バナがお盛ん?
つくも : (タムタムタム)『子を成せる強者がお好みだそうだ。ロディどうだ』
ダガー : つくも、さてはお前も話したのだな?(ははーん?と
ダガー : そうだ、つくもは愛を探しに、私は婿を探しにここに来ている!
ロディ : いやーだからおれはヒーリング期間中だから…それはシンプルな線引きね?(強者~に
ロディ : へぇーおもしろ! 人と人との縁を…って噂、案外まじなのかな?
つくも : (タムタムタム)『なんにせよ危機だぞ』
喫茶店員群さんが入室しました
ロディ : ん?危機?
喫茶店員群 : (ドンドコドンドコと出現した食材を運んでいく
つくも : (タムタムタム)『あの謎ゼリーが出てくる』
ロディ : あぁーー………
ダガー : うむ。ここでは調理を頼むのが仕来りだと習った! 頼んだぞ!(渡して
喫茶店員群 : (イエェハッハァ!! これどう調理するっぴョん? フン…決まっておろう ど、どうするんです…?
喫茶店員群 : (「「「血達磨パイセンオナシャス」」」 いや、どうしようかな…あっはっは
喫茶店員群 : (ぺろん… む、濃厚な肉味のするビュレ…といった感じだ。これなら…
ダガー : (スン、と匂いを辿って
喫茶店員群 : (サンドイッチみたいなものが出てきた
ダガー : …… ここにも来たのか?(獣の襲撃のことらしい
ロディ : 食品になってる…!(驚き第一声
喫茶店員群 : (様々な野菜の間に、なんか例のゼリーっぽいものが原型を留めず見える
ダガー : 、凄いな? これは……燻製などとはまた違って……?
ロディ : ぁ、うん。 氷チキンの唐揚げがね?(ダガーに
つくも : (もっきもっき)
ダガー : 氷…… 鳥か!?(何処だ!?ときょろきょろして
つくも : (タムタム)『食える』
ロディ : やー、ちょっと火力が…ね?(上げ過ぎたね?とダガーに
ロディ : …え、マジ?(つくもに
つくも : (タムタム)『タコスに似ている』
ロディ : 確かに…見た目は綺麗。っていうかむしろ華やかなくらい…
ダガー : 何……だと……、、それは……残念だな……(ホントにすごく残念そう
ダガー : ……! だがしかし! その寒天のようなものはあるな!(うむ!と立ち直り
つくも : (タムタムタム)『おめーの被ってたスライムだよ』
ダガー : 私も食べよう! ほら、ロディも!(テラスに向かって席について
ダガー : ここの調理者の腕前は凄まじいな!(丸テーブル。隣のつくもに……嬉しそうに
ロディ : … そーね。せっかくお誘い頂けた事だし。(丸テーブルに歩いてきて、席について
喫茶店員群 : (ビュレとして優秀なことに気づいた忍〇が、次々と冷製の料理を繰り出していく
喫茶店員群 : (そしてトドメにパスタ…絡みつく無形の肉味!
ロディ : (コース料理めいてきた…アレンジ力高いな~?
喫茶店員群 : (熱に強く味が強く残り濃で厚
ダガー : ――美味い!  生で齧ったとき(※毒味)の雑味とエグミが全く無い!
ロディ : (テキトーな料理には慣れてるものの、奇抜な料理には慣れぬ身。 内心恐る恐る口を運ぶが…
ロディ : …ぁ。 ……全然いけるね?コレ。
つくも : (タムタムタム)『喫茶店EBおそるべし、か』
つくも : (ぺろ、と口の端のゼリーを舐め
つくも : (タムタム)『このまま愛の境界線について語らいたいが、本日は夜間教習がある』
つくも : (タムタムタム)『そろそろキアシスに戻らないといけない』
ロディ : ごちそうさま、っと。 おー、学生っぽいね。頑張って~(ゆるく片手振って
つくも : (学生カードで電子プレートにタッチし
つくも : (パン、と手を打ち鳴らすと箒が下りてくる
ダガー : んん? もうかえふほは?(むぐむぐむぐと
つくも : (タムタムタム)『もう帰る。また来るが』
ダガー : (ゴクンと) うむ! またなつくも!
つくも : (タムタム)『ロディ、また会おう。次はその力、是非に私に使ってみてくれ』
つくも : (タムタムタム)『いったい何が抽出されるのか、興味深いんだ』
つくも : (タムタムタム)『恋に焦がれる炎か、それとも恋を知らぬ空虚な風か』
ロディ : ん、またねぇ。 そうねぇ、大盤振る舞いとは行かないけども、考えとくよ?(つくもに
つくも : (タムタムタムタム)『恋に静かな凍てついた氷か、恋に慎重な重い石か』
ロディ : 君の論理にも、君の心にも興味は沸くからねぇ。なーんて。(あっはっは
つくも : (タムタムタム)『実に楽しみだ。また会おう。あとダガー、次はもう少し見た目食べやすいので頼む』
ダガー : そこは天命だな!(はは!と笑い
つくも : (箒に横乗りすると、長距離転移ゲートが開く
つくも : (ふん、と鼻を鳴らし
つくも : (タムタム…)『その興味、恋になれば嬉しいな』
つくも : (ギュン、と転移し消える
つくもさんが退室しました
ロディ : … 。 (おや、と
ダガー : (手を振って見送り…閉じた所で下ろす
喫茶店員群 : (そしていつのまにか消えていく店員
喫茶店員群さんが退室しました
ダガー : (デュルルルル!とジュレパスタを啜って
ロディ : …困った事を。(ぽつりと零して
ダガー : (ングング) ……? (ゴクン
ダガー : 随分気に入られたようだな?
ロディ : やー、不思議な子ね?ココ初めて来たんだけどさ、色々驚いちゃった。(ダガーにへらり笑みで向き直って
ダガー : そうだな。つくもは不思議な奴だ。(うむうむと腕を組んで
ダガー : そして賢い。あの懐の広さもその知恵が一つの柱なのだろう。(人の事を自慢気に話すマン…ウーマン
ロディ : うん、良い子だと思うよ。 真摯だよねぇ、あそこまで追求しようと思えるっていうのは。
ダガー : 愛になりそうか!?(どうだ!?とロディに
ロディ : それは…何ともだね?
ロディ : ややこしいからねぇ、人の心は。(なんて、どこか俯瞰するように
ダガー : 不思議な言い回しだな?(はむはむとテリーヌを手掴みで食べて
ダガー : まるで遠い背中を見ているようだ(むぐむぐ
ロディ : ……  ダガーさんはどうなのよ?(ふと矛先変えて
ロディ : イイ感じの強メンには会えてるのかな?ココで。
ダガー : まだ来たばかりでな。君が男としては二人目だ。
ダガー : ロディは、そうだな……(ふむ、と顎に手を当てロディを視察するように
ロディ : (撫で肩癖毛、全体的に柔らかめの…なんかフローラルな… …強くは無さそうだ!
ダガー : うむ。まだ判らんな!(当たり前だ、と笑って
ロディ : 初対面だもんね?(あっはっは
ダガー : ああ。だが つくもがあれだけ入れ込む言い様だ。 それに、腕っぷしもあると見えるな?(うむ、と
ロディ : 相手が良ければね?(頬杖笑顔で
ダガー : 皆、最初はそう言う。(ふ、と微笑んで返し
ダガー : それで、ロディは何のために此処へ? 何かを探しているのか?
ダガー : (デザートのゼリーをスプーン……など使わず器を傾けてまるごとゴクーン!
ロディ : んー、まー、気まぐれっちゃ気まぐれかなぁ。 探しに…というよりは、
ロディ : 観に来た、って感じよ。 人間の心をね。
ロディ : そしたら一番最初にあったのがつくもさんだったって訳。なかなかの巡り合わせじゃない?(へらりと
ダガー : ほう? 面白いな。 人の心か。
ロディ : うん。 おれね、心理学者なの。人の心を、理論で解こうとする仕事。
ロディ : まー、その辺が高じて人間観察がシュミ。みたいな?
ダガー : 人の心を理論で、か。確かにそれは良縁だったな?
ダガー : さぞつくもに根掘り葉掘り訊かれたことだろう(目に浮かぶようだ、と微笑んで
ロディ : まあー…色々とね?(失恋話ぶっちゃけたしね)おれが観る筈だったのにーって話よ。
ロディ : ま、そういう事もあって。彼女の事は、まだ識りたいな、って思いはあるね。
ダガー : なるほど。お互い良い出立だな(ふふ、と
ロディ : …どーかな。 …(ふと時計見遣って)もうこんな時間か。
ロディ : じゃ、おれもそろそろ。 ごちそうさま。希少な食事体験だったよ。
ダガー : ああ。私が言うのも何だが、また来ると良い。
ダガー : 皆で食を共にできるのは私も嬉しいからな。
ロディ : うんうん。(ゆるく笑って
ロディ : …ん、そういやこれお代どうなってるの? 調理代だけ支払うシステム?
ダガー : 昨日、此処にきた獣を斃した際に謝礼として貨幣を貰ったな?
ダガー : そのついでと言って調理の手間料は不要だと言われた。 ……まぁ、私は獲物の半分を収めたが。
ロディ : なるほど。 …じゃあ…
ロディ : ゴチになります!(ダガーに両手合わせて
ダガー : 馳走になるということか? ……うむ!(何か理解して胸を張る
ダガー : 私が獲ってきた獲物だからな! 肖りは当然だ!(うむうむと
ロディ : あっはっは。 ありがとね?(席から立ち上がって
ロディ : それじゃ、またね。ダガーさん。(片手挙げて店から去っていく
ロディさんが退室しました
ダガー : うむ! またな!(手を振って見送る
ダガー : (んーっと伸びをして) 食った食った!
ダガー : さて。皿は……こっちだったな?
ダガー : おーい! 馳走になった! 今日も美味かったぞー!(言いつつ店内へ
ダガーさんが退室しました
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最終更新:2020年11月27日 03:20