DDF 幕間「ふざけんなよ。今に見てろ」 [鳳凰 アマネ]

鳳凰さんが入室しました
鳳凰 : ッッ  ッ
鳳凰 : (バキ ィ ッッッ
鳳凰 : (部屋に響き渡る破砕音。
鳳凰 : (力任せに拳を叩き付けられ、ベッドサイドテーブルが粉砕した音。
鳳凰 : … ・・・・・・・ ッ
鳳凰 : (ベッドに座り、項垂れた姿 長い髪に隠れ、表情は窺えない
鳳凰 : ―――――…
鳳凰 : (――――敗けた。
鳳凰 : (あいつに。己の人生全てを賭してでも、絶対に殺すと決めた男に。
鳳凰 : (衆人環視の、このお誂え向きの舞台で。
鳳凰 : (例え実際に殺せずとも。己の力を示し、あの男の敗北を世に知らしめる、絶好の機会―――…
鳳凰 : (だった。
鳳凰 : (のに。
鳳凰 : ・・・・・・
鳳凰 : (結果は。 相討ちにも持ち込めない、完全な敗北。
鳳凰 : (―――否が応でも脳裏に思い出される。先の戦闘の情景。
鳳凰 : (少しも逸らされる事無く、こちらを迷いなく見つめてきた金の瞳。
鳳凰 : (そうだ。あの男には迷いが無かった。 …それはそうだ、少しでもそんなモノ見せれば一瞬で消し炭にしてる。
鳳凰 : (――それなら―― 尚の事――
鳳凰 : (これほどまでに憎悪を、復讐の炎を燃やしても、なお――……
鳳凰 : 足りねえって、、、言うのか、、、……
鳳凰 : ・・・・・・ クソ……………ッ
アマネさんが入室しました
アマネ : (こんこん、こん
アマネ : (扉を叩くノック音
鳳凰 : … 、
アマネ : (・・・
アマネ : (こん、こんこんこん!
鳳凰 : ……(考える。こんな状況の、この自分に。 わざわざ部屋を訪れてノックするようなヤツは――)っだぁ
アマネ : (こん、こん、こんこんこんこんこんこんこん!!!
アマネ : (いっぱいいっぱいのノック音
鳳凰 : ――――…っるっせぇな! さっさと入れ!!
アマネ : おこられたー!!?(びっくり顔でドアを開けてにゅっと入ってくる昇天ペガサスMIX盛り
鳳凰 : っはーーーーー(盛大に溜息吐いて頭がしがし
アマネ : ほーくん!!
アマネ : 久しぶりだぜ!アマネェだぜ!!!
アマネ : (元気よく挨拶するガール
アマネ : (試合前に会ってるので時間的にはそれほど久しぶりというわけでもないが…
鳳凰 : …… ま、今来る命知らずはてめえくらいのもんだな。(はぁ、と息吐きまじりに
鳳凰 : 
アマネ : あ!褒めた!? 今アマネェの事褒めたでしょほーくん!!
鳳凰 : 褒めてねえ。 …で、何だ。
鳳凰 : …世間話しにきたっつうんなら、今はそんなに相手してらんねえぞ。
アマネ : やだー!相手して欲しいー!!アマネェも相手するからー!!!
アマネ : (駄々こねてほーくんのすぐ近くまでひょこひょこやってくる
鳳凰 : ッ コイツ…!(苦い顔するも
鳳凰 : (ノックには答える。近付いてくるのも止めない。
鳳凰 : …… 適当に座れ。(諦めたような声音で
アマネ : はーーーい(ほーくんの隣にぴとっと座る
アマネ : んでさ、んでさんでさ!
アマネ : 聞いてよほーくん!
鳳凰 : ぁあ、、何だよ?
アマネ : アマネェさ〜〜〜〜〜〜
アマネ : 足しゃかしゃかモードに変身したのにさ〜〜〜〜〜
アマネ : 新しいお友達の変身お姉ちゃんとメガネ王子様に負けちった!!!
鳳凰 : あぁ、……(全体の結果はまだ確認していない。それだけの余裕が無かった
鳳凰 : ………そうかよ。そりゃあ残念だったな。
アマネ : そー!残念!!めっちゃくやしー!!
アマネ : まじぱねーーーんだけど〜〜〜!あのモードで負けるとかヴァースぱねくね???
鳳凰 : ああ、あの状態(足立山)のてめえを止められるやつがそうそう居るとは思えねえ。
アマネ : 街中滅茶苦茶にしちゃったけど、夢だから怒られないぢゃん??
アマネ : 街が滅茶苦茶なのにあのカップルの風船割れなかったんだぜ??
アマネ : ぱなくね???
アマネ : 街より強い2人なんじゃね???
鳳凰 : へぇ。他所のチームにも読めねえ戦力がいるもんじゃねえか。(…ん、眼鏡。…
アマネ : そうなんだぜ。サプライズなんだぜ。
鳳凰 : (つー事は、 あのチームの。…
アマネ : アマネェが1番のサプライズだと思ってたけど、ところがどっこいなんだぜ
鳳凰 : …チッ(大きめの舌打ち
アマネ : ヴァースぱなくね?
アマネ : 世界まだまだ広いんじゃね?
アマネ : ってことはさ!ってことはさ!
鳳凰 : ……何だよ。
アマネ : アマネェもまだまだ成長途中って事じゃね?????
アマネ : 未来広がりんぐじゃね???
アマネ : あんなやべえやつヴァースにごろごろいるなら、アマネェもそのやべえやつの仲間入りして、
アマネ : 1足立山で、1セントラルぐらいに、やばくなれるんじゃね???
アマネ : どよ???アマネェ天才???
鳳凰 : ………
アマネ : ・・・天才じゃね!!??(ゴリ押し
鳳凰 : ……(コイツ。…まさか。
アマネ : ・・・
鳳凰 : (っ はぁぁぁぁ、と盛大な溜息吐いて
鳳凰 : らしくねえ事してんじゃねえよ(アマネェのペガサス…じゃなく、後頭部あたりを片手でわしわし
アマネ : あみゃーーーー!!!???
アマネ : ほ、、、、ほああああ!?
アマネ : ほーくん!!??
鳳凰 : …いや、らしくねえのは俺サマの方だわな(はぁ、とわしわし止めて、片手で頭支えたまま
アマネ : そ、、、そう???
アマネ : そそうかなー???
アマネ : そうじゃないんじゃないかとおもうんだぜ!!(わたわた
鳳凰 : ああ。(…コイツに、元気付けようとか気遣われるなんざ、まるでらしくねえ。
アマネ : あーーー
アマネ : そのさー!ほーくんさー!!
鳳凰 : …ぁんだよ?
アマネ : アマネェさ。
アマネ : えーっと
アマネ : なでなでされるの好きだぜ???
アマネ : (後頭部をすりすりと手に動かして
鳳凰 : 
鳳凰 : 撫でやすい髪型まるでしてねえけどな(わしわし再開
アマネ : だ!!
アマネ : だからこそなんだぜー!!!?
アマネ : わきゃーーー!!!
アマネ : (><
鳳凰 : 随分楽しそうじゃねえか(わしわし
アマネ : だってだって
アマネ : その
アマネ : だってさ!
アマネ : アマネェにとっての1番は
アマネ : 昔も今もずーっっとほーくんだしぃ、、
アマネ : そ、、
アマネ : それにさ!!
アマネ : それにさ!!
鳳凰 : ……
アマネ : ヴァースにとっての1番も絶対絶対未来的絶対ほーくんなんだから!
アマネ : なんだから!!絶対だから〜〜!!!!(後頭部すりすりして
鳳凰 : 。 …、
鳳凰 : …そうかよ。(ぽつりと呟いて
アマネ : そうだぜ!!!!!!!!!(大声で
鳳凰 : ――声がでけえんだよ!!(言うなり
鳳凰 : (後頭部に片手添えたまま、アマネの膝裏にもう片方の腕を潜らせて
鳳凰 : (ひょいっとベッドに抱え転がす
アマネ : んぬあー!!?!
鳳凰 : はあ。 バカみてえに前向きな話ばっか聞いて、全部バカみてえに思えて来た。
鳳凰 : 付き合えよ。気晴らし。
アマネ : あーーー!!バカって言った〜!!!バカって言った〜〜〜!(なんか嬉しそうに
アマネ : 望むところだぜ?
アマネ : ヴァース1カッケーほーくん。アマネェと遊ぼうぜ!!!!
鳳凰 : おうよ。根ー上げたって知らねえぞ?(―――先の試合での自分が、幾ら惨めな敗北者でも。
鳳凰 : (いつか世界一高い所まで飛ぶ自分を、バカみてえに信じる奴がいる限りは。
鳳凰 : (――…ふざけんなよ。今に見てろ。何度地に這い蹲ったって、再び飛び上がってやる。
鳳凰 : (そうして、再起と奮起を新たに誓いながら
鳳凰 : (一時の羽休めに興じる、二対の翼。
鳳凰さんが退室しました
アマネさんが退室しました
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最終更新:2023年01月28日 23:23