DDF 本戦第二試合-6「ウッソだろ……」 [エグゼ 紗沙]

エグゼさんが入室しました
エグゼ : (フィールド④エリア。
エグゼ : (住宅街エリアといった所か。人通りの全く無い交差点は、大都市としては珍しい景色。
エグゼ : (交差点のド真ん中に転送されてくる
エグゼ : ―― ッゎ  (ずべしゃっ …とはならず。足から着地。
エグゼ : …ッとと。(なんだかんだ戦闘組織の一兵なのである。一応。
エグゼ : ココは…(モノアイが装着された『目』で、周囲の様子を確認する。
エグゼ : (ざっと見すぐに接敵の気配は無い…が、流石にこの配置はマズイ。一旦建物の陰に移動してから――…
エグゼ : ――うぉと。(と、そんな耳に『通信』が入って来る
エグゼ : (上司であるイクスフォルテからの通信だ。早速の位置報告。安全な配置だったのだろう。
エグゼ : 「ッハイ。こちらエグゼ! コッチは…」(道路から移動しながら、周囲を窺い情報を拾う。
エグゼ : …ェ?(その最中、遠景の空に―――彼は異変を視る。
エグゼ : 「ッ 空ァ!?!?」(その異様な雲模様に、思わず素っ頓狂な声をあげる
エグゼ : (遠くの空…だけじゃねェ!)「空全体が――ナンか、 マズイ!カンジ!」(言いながらスピード上げて駆け出す
エグゼ : 「鉄…針…いやもっとでけェの! 槍みたいなヤツが!」
エグゼ : 「この空全体に――振ってくる!!」
エグゼ : (どっかの建物に滑りこまねェと!あんなのオレにはひとたまりも無ェよ…!
エグゼ : 「上空に大量の金属反応。空爆の可能性。」(イクスフォルテからの通信。同じく現状をサーチしたか。
エグゼ : とにかく、、どっか近くの建物に――(自らの速度で間に合う範囲内の、なるべく頑強そうな建造物を探し出して――…
エグゼ : 「りょ、ッッかい!」(余裕無く伝えて、とにかく走る!
エグゼ : (くっそー!こーゆー時だけ両足にジェット欲しい…!
エグゼ : お、、お邪魔しまーすッッ…!(目星を付けた建物――五階建てのマンションの一階部分、駐車場に滑り込む
エグゼ : ッ 、、 (コンクリを全て、振り返ると―――どしゃ降りの槍が道路を叩いている。
エグゼ : ギリセーフ……… ……うわァ……
エグゼ : ……………ウッソだろ……
エグゼ : 「⑥エリア。道路が鉄槍で破壊された。バイクによる高速移動作戦は断念する。」(呆然としていた所で通信。ハッとして
エグゼ : ッ…「エー、、コチラエグゼ。転送先は、照合の結果第④エリアと判明…」(しどろもどろながら簡潔な通信を心掛け
エグゼ : 「…コッチも鉄槍雨模様。●△区画の✕✕マンションに退避したケド、これ以上の移動は難しそうだよ。」
エグゼ : 「あァ。つーかこの雨、街全体に降らせてンじゃねェかな…」(駐車場から低い空を見つめて
エグゼ : 「上空一帯に鈍色が広がってて、途切れる気配が視えねェから…」
エグゼ : ………(雨は、普通に水でも厄介だ。得意の視界を遮り歪める。狙撃の精度を阻害する。
エグゼ : (ウン。イヤ、でも、コレは。。ナンかもうそれ以前に………
エグゼ : ッは、(上司から続けての通信。作戦の変更立案。
エグゼ : 「…了解。一先ず建物内に待機して外の様子を窺うよ。」(…そーだよな。この有様、他の選手だって困ってる筈だし…
エグゼ : (…アレ? てか…ららサンとクオリアサンは…?
エグゼ : ……(通信できない… イヤ通信機付けてなくてもおかしくねェカンジだったな…(ウン…
エグゼ : (…とにかく!呆然としてる場合じゃねェ!とにかく視界が確保できる場所に…!(駐車場から建物内に入り、階段を駆け上がる
エグゼ : ―― は?(その最中に通信が入り
エグゼ : は? …隕石ィ!? は!??
エグゼ : な……何が起こってンだよ!?(そんなんもう襲撃者並じゃん!!イヤ対襲撃組織だけど!!
エグゼ : ッ――(上階……五階の廊下部まで上がり、一旦外を窺う。 モード変更、人体温感知――…
エグゼ : ………!(―――視つかる。 自分以外の人間。人温。敵選手。
エグゼ : ……ェ?
紗沙さんが入室しました
紗沙 : (エグゼの居る建物から数百m離れた軒下にて。雨宿りをするかのように佇む女性。
エグゼ : (このメッセージは削除されました)
紗沙 : (目を閉じているのか。微笑んでいるのか。周囲を窺う様子も無く
エグゼ : ま、街ごと……(通信先からは信じられないような報告。
エグゼ : (一回戦でビル壊された時点で予想される展開…?イヤそれにしても… と、とにかく!
エグゼ : 「――エリア⑥。〇00m先に敵選手の姿を確認。アレは…」
エグゼ : 「亜人連合チームの、…エット、黒家の…シャササン?…だと思う」(モノアイがキュルキュルと機動。その姿をより精緻に捉える
エグゼ : 「動く気配は無い。あっちも身動き取れねェのかも。可能ならこのまま狙撃を…狙う。」(レーザー銃を構え、注視する
エグゼ : ―――、、(この瞬間はいつも緊張する。 慣れる時なんか来ねェと思う。
エグゼ : 「、、、 了解。」(イクスフォルテの通信に、息を呑みながら返して
エグゼ : (あまのはら…それも亜人連合チームの選手だったよな。この槍に隕石を合わせて…
エグゼ : (――…あァくそやっぱ槍狙い定まり辛ェ!、、大丈夫、落ち着いて。落ち着いて、、、
エグゼ : (自信持たねェと。。。「視力」と「狙撃」だけは――……オレの誇れる長所の筈だから…!
エグゼ : (エグゼの視界。モノアイスコープの中心にある、至極穏やかな微笑み。
エグゼ : ………(……大丈夫。アッチはまだ、コチラに、気付いて無―――……
紗沙 : ふふふ。
紗沙 : (エグゼを「見上げ」、微笑む尼僧
エグゼ :          ヒッ
エグゼ : (――― 見つかった? ……ナンで?あっちからはそうそう視える位置じゃ―――…
紗沙 : 殺気。 いえ、怯えでしょうか。
紗沙 : 待っておりましたよ。 わたくしに。向けられる「気」を。
紗沙 : (僅かに法衣がゆるりと靡き
エグゼ : (エグゼのスコープから、その姿が一瞬で消える。
エグゼ :       ェ…
エグゼ : (―――拙い。拙い拙い拙い。 
エグゼ : (コッチに、来る――――……!
エグゼさんが退室しました
紗沙さんが退室しました
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最終更新:2023年02月18日 02:14