第25話「雄一少年を救え!」より
妙にフランクな口調でやたら物騒な事を言っているミスマッチさが
チャーケニスト達のハートを鷲掴みにしている名台詞である。
ニコニコ動画においても、その弾幕の威力はチャー研1、2を争う程である。
セリフ長が15モーラ(4拍子分)なことと、「これから」と「まいにち」の2句の絶妙さないし、短歌における七七部分を字余りさせたようなリズムによる連続性は、特にMADに有効であると考えられる。
なお、放火は2010年現在において刑法第 9章の108条から118条にかけて定められている犯罪であり、毎日どころか1回でも行ってはならないものである。
特に、木と紙でできた住居が伝統の日本にあっては、町一帯を滅ぼす可能性すらある放火(現住建造物等放火罪)は殺人罪と同じレベルになるくらいの重罪。しかも被害者が出る出ないに関係なく捕まって刑を受けてしまうんDA!
※補足 2010年現在、雄一少年のように現住者のいる建造物に放火する事は刑法108条より死刑または無期若しくは五年以上の懲役が下されるんDA。ちなみに刑法199条で定められている殺人と同様の刑罰なんDA。罰金どころじゃ済まされない重罪なのが分かるだろう?
雄一少年の脳裏に
「これから毎日家を焼こうぜ?」と言葉が浮かぶと、「ああ、いけない」と自戒しているが、ほんのちょっと前までは
「もっと燃えるがいいや」}とむしろ放火行為を繰り返している矛盾点が疑問視されている。
おそらく雄一少年としては毎日放火することがいけないことだったのだと思ったのだろう
他人に放火のお誘いを受けたことで自分の行動を客観視でき、罪悪感が芽生えたのだとすれば、これも
ジュラル聖人と化してしまった一例かも知れない。
結局、防火用の特殊装置以前に金属であろうシャッターに、それも自ら火を放とうとしてるし(シャッターを溶かして内部から火を放とうとしたのか?)
MAD作品では単に台詞として使われることが多い。
しかし最近では・・・
この動画が投稿されて以降、この台詞をメロディーに乗せて歌わせるMADが増え始めている。
そしてついに「放火ロイド」タグが定着し、
ニコニコ大百科にも記事ができた。
12年6月現在、84
研件の「放火ロイド」タグ動画が確認されている。
チャー研1、2を争う名言であるだけに、その使われ方の今後の展開に目が離せない。
ニコニコ動画「雄一少年を救え!」 紙芝居バージョン
直リンク
youtube版「雄一少年を救え!」 コメント付き
最終更新:2018年03月13日 21:33