ロボットクラブへの招待状


  • 主な登場人物

  • あらすじ
野原で遊んでいたバリカンに、一体の女性型ロボットが話しかけてきた。「チャージマン研の相談役バリカン大先生」として「ロボット仲間の中で人気ナンバーワン」のバリカンに、研をロボットクラブに連れて来て欲しいというのだ。ロボットクラブとは、ロボット同士がチェスやダンスをたしなむ憩いの場だという。女性型ロボの魅力にメロメロになったバリカンは後日研とキャロンを連れて、渡された地図の場所へ。だが、そこにあったのはいかめしい門をもつ墓地だった。そこに姿を現した女性型ロボを追いかけた3人は、落とし穴にはまり棺が並ぶ地下の洞窟に落とされてしまう。女グレイの正体を現した女性型ロボの声を受けて棺から這い出るゾンビたち。
垂れ乳ゾンビが研を羽交い絞めにするなど健闘するも、洞窟を照らすランプの光を受けて変装したチャージマンの敵ではなかった。
ジュラル星人の正体を現したゾンビ一同も「正面から突進→アルファガン」の定番負け。その隙をついて女グレイがアルファガンを叩き落すが、こちらはビジュームベルトで倒された。

  • 概要
研相手に2度のハニートラップ作戦を敢行したものの、いずれもバリカンの手によって失敗したジュラル星人が、バリカン本人をターゲットに3度目の正直をしかける、というチャー研にしては珍しいストーリーのつながりを感じさせる回。だが、わざわざゾンビに変身して棺の中で待機し、それっぽい小芝居までやるジュラル星人はやっぱり回りくどい。道のド真ん中に入り口の穴があったということは、地下洞窟もジュラル星人が掘ったのだろうか。だとすればチャージマン攻撃班が戦いやすいようにと設置した照明も、彼らが研を倒したあと地上に上がるために用意した階段も、全部研に逆手に取られてしまったのは皮肉なことだ。

ちなみに研は、人間相手にはチャージマンの武器を使わない主義を持っているが、垂れ乳ゾンビ相手には正体がジュラル星人だと断定できる前にアルファガンを発砲している。正当防衛なら躊躇はしないようだ。

なお研とバリカンは
「変なロボットには、気をつけろよ」
「あんまりべっぴんさんだったもんで、つい……」
などというやりとりをしているが、わずか2話後にはまた家族ぐるみで「べっぴんさん」に騙されかけている。学習しない一家である。
最終更新:2017年07月19日 02:18