一日目、昼の0時、正午。
太陽が南の空の頂点に昇り、島全体を光で照らしている。
太陽が南の空の頂点に昇り、島全体を光で照らしている。
ただし、快晴という訳ではなかった。
ところどころ、雲が見られた。
ところどころ、雲が見られた。
その数が、だんだんと増えてきているようだった。
そんな折に、チャイムが鳴った。
殺し合いの進行状況を伝える定期放送、その第二回の開始を知らせる合図だ。
殺し合いの進行状況を伝える定期放送、その第二回の開始を知らせる合図だ。
同時に、島の中央付近にホログラムの形で、そして島中のテレビ等の画面のある機械類に、前回と同様に映像が映し出される。
そこに、一人の人物が映し出される。
そこに、一人の人物が映し出される。
そいつは、島にいる者達が初めて見る顔だった。
いや、一部の者にとっては、とても見覚えのある顔だった。
いや、一部の者にとっては、とても見覚えのある顔だった。
仮面を被ったボンドルドでも、小野寺キョウヤの姿をした斉木空助でもない。
そいつは明らかに人間ではなかった。
白い肌と紫の光沢を持つ頭頂で構成された頭部、側頭部からやや斜め上に生えた二本の角、目の下のまるで筋繊維にも見える縞模様。
どこぞの怪人か、はたまた異星人か、そんな容姿をした人物だ。
どこぞの怪人か、はたまた異星人か、そんな容姿をした人物だ。
この顔を持つ人物は、知る者が見ればすぐにその名を思い出すだろう。
そいつは明らかに、宇宙の帝王とも呼ばれた男、"フリーザ"の顔をしていた。
通常のフリーザと違うところを1つ挙げるとすれば、地球人の服を着ていることだろう。
『初めまして、殺し合いに参加している皆さん』
フリーザの姿をした者は自己紹介を始める。
『私の名前はハワード・クリフォード。かつては「クリフォード・インダストリーズ」の会長であった者だ』
『私もまた、この殺し合いにおける主催側の人物の一人を担っている』
『私もまた、この殺し合いにおける主催側の人物の一人を担っている』
『そして、私の今の身体の名は「フリーザ」という」
『カントー地方のある伝説のポケモンと名前は似ているが、それとは関係無い』
『君たちの中にもよく知っている者がいるらしいが…今は置いておく』
『今回も話すことは多くあるからだ』
『カントー地方のある伝説のポケモンと名前は似ているが、それとは関係無い』
『君たちの中にもよく知っている者がいるらしいが…今は置いておく』
『今回も話すことは多くあるからだ』
◆
『まずは死亡者等の発表からと言いたいところだが、先に参加者諸君に伝えておきたいことがある』
『実は今、我々にとっても想定外の事態がこの殺し合いで起きている』
『実は今、我々にとっても想定外の事態がこの殺し合いで起きている』
『参加者の中に、"身体側の人物の精神の発生"という現象が確認されている』
『その"精神"と接触を果たしている参加者が何名かいることも確認している』
『これは、殺し合いの開始当初においては予測していなかったことだ』
『だが我々は、今はまだ、現状のまま進行させることにしている』
『何かしらの"反応"があるかもしれないため、こうすることを決定した』
『その"精神"と接触を果たしている参加者が何名かいることも確認している』
『これは、殺し合いの開始当初においては予測していなかったことだ』
『だが我々は、今はまだ、現状のまま進行させることにしている』
『何かしらの"反応"があるかもしれないため、こうすることを決定した』
『しかし、もしそれらの存在が殺し合いの進行にとって何か不都合を起こすのであれば、"消す"』
『そもそもこんなことが起きないことを前提でこの殺し合いを始めた以上、場合によってはこちら側はそれらの存在を容認できないことになる』
『そのことを、忘れないように』
『そもそもこんなことが起きないことを前提でこの殺し合いを始めた以上、場合によってはこちら側はそれらの存在を容認できないことになる』
『そのことを、忘れないように』
『前置きはここまでとし、発表に移る』
◇
『改めて、まずは死亡者発表から始める』
映像が前回と同じような形に切り替わり、死亡者たちの顔を精神・身体含め映し出す。
『アーマージャック…その身体の名はウルトラマンオーブ・サンダーブレスター』
『アドバーグ・エルドル…その身体の名はヘレン』
『伊藤開司…その身体の名は長谷川泰三』
『エーリカ・ハルトマン…その身体の名は操真晴人』
『貨物船…その身体の名はフォーエバー』
『志村新八…その身体の名はフィリップ』
『シロ…その身体の名は犬飼ミチル』
『デビハムくん…その身体の名は天使の悪魔』
『ニコ・ロビン…その身体の名は大神さくら』
『結城リト…その身体の名はユーノ・スクライア』
『アドバーグ・エルドル…その身体の名はヘレン』
『伊藤開司…その身体の名は長谷川泰三』
『エーリカ・ハルトマン…その身体の名は操真晴人』
『貨物船…その身体の名はフォーエバー』
『志村新八…その身体の名はフィリップ』
『シロ…その身体の名は犬飼ミチル』
『デビハムくん…その身体の名は天使の悪魔』
『ニコ・ロビン…その身体の名は大神さくら』
『結城リト…その身体の名はユーノ・スクライア』
『以上、10名がこの6時間での死亡者達だ』
『ふむ…前放送の時より1人減っているようだ』
『残り人数は39人。もう少し、ペースを上げてもらいたいと思ってしまうな』
『残り人数は39人。もう少し、ペースを上げてもらいたいと思ってしまうな』
死亡者発表が終わると、映像は最初の状態に戻り、次の話に移る。
『次は、禁止エリアを発表する』
『今回禁止エリアとなるのは【D-2】【D-8】【E-5】の3か所だ』
『有効になるのは今から2時間後、午後2時からだ』
『近くにいる者達は注意するように』
『今回禁止エリアとなるのは【D-2】【D-8】【E-5】の3か所だ』
『有効になるのは今から2時間後、午後2時からだ』
『近くにいる者達は注意するように』
『念のため言っておくが、今回は施設の一部が禁止エリアの範囲内に入ってしまっているものもある』
『その辺りのことも注意することだ』
『その辺りのことも注意することだ』
◇
『次に、ボーナス等といったこの殺し合いにおける追記事項について説明する』
『まずは組み合わせ名簿について。これは前回の放送でも説明された通り、今回の放送までに新たに誰かを殺害することができた者達に配布する』
『この件についての変更は無い。配るのは今回が最後だ』
『心当たりのある者は放送後にデイパックの中を確認することだ』
『まずは組み合わせ名簿について。これは前回の放送でも説明された通り、今回の放送までに新たに誰かを殺害することができた者達に配布する』
『この件についての変更は無い。配るのは今回が最後だ』
『心当たりのある者は放送後にデイパックの中を確認することだ』
『それから、もう発見している者達もいるが、モノモノマシーンという物について説明する』
『これは、何かに役立つかもしれないアイテムをランダムで手に入れることのできる機械だ』
『ただし、利用するためには条件がある』
『君達参加者に着けてある首輪、これをマシーンの中に入れなければならない』
『もちろん、首輪を手に入れる手段は死体から取り外すしかない』
『また、誰かを殺害することに成功した者なら、一度だけならば首輪を入れなくとも利用することは可能となる』
『それから、これを破壊して中身を取り出そうとする行いは許されない。意図的にそのようなことを行った場合は罰が与えられる』
『これらの説明は、マシーンからも音声が再生されるようになっている』
『こいつはとてもふざけた口調で、聞いたら気分が悪くなるかもしれないが、その辺りのことは我慢してもらいたい』
『これは、何かに役立つかもしれないアイテムをランダムで手に入れることのできる機械だ』
『ただし、利用するためには条件がある』
『君達参加者に着けてある首輪、これをマシーンの中に入れなければならない』
『もちろん、首輪を手に入れる手段は死体から取り外すしかない』
『また、誰かを殺害することに成功した者なら、一度だけならば首輪を入れなくとも利用することは可能となる』
『それから、これを破壊して中身を取り出そうとする行いは許されない。意図的にそのようなことを行った場合は罰が与えられる』
『これらの説明は、マシーンからも音声が再生されるようになっている』
『こいつはとてもふざけた口調で、聞いたら気分が悪くなるかもしれないが、その辺りのことは我慢してもらいたい』
『現在使用可能なモノモノマシーンが設置しているのは、「網走監獄」と「地下通路」の2つの施設内だ』
『それぞれの施設内のどこにあるかについては、自分たちの力で探すことだ』
『それぞれの施設内のどこにあるかについては、自分たちの力で探すことだ』
『本来はもう一つあったのだが…それは今回指定した禁止エリアの範囲に入っている』
『だからどうせ利用できないということで、その場所は伏せておく』
『このように禁止エリア指定で使えなくなることもあるため、利用したかったらなるべく急ぐことだ』
『だからどうせ利用できないということで、その場所は伏せておく』
『このように禁止エリア指定で使えなくなることもあるため、利用したかったらなるべく急ぐことだ』
『後は、天気の話をしておこう』
『空をよく見れば分かるだろうが、雲が多く出始めている』
『今から一時間もすれば、雲はこの島全体を覆うことになる』
『やがては、雨が降ることになるだろう。それもかなりの大雨だ』
『雨に濡れて風邪を引かないよう、傘なりレインコートなりを探してみたら良いだろう』
『だがもしかしたら、この雨で火事の勢いも弱まり…やがて鎮火することがありえるかも、しれないな』
『空をよく見れば分かるだろうが、雲が多く出始めている』
『今から一時間もすれば、雲はこの島全体を覆うことになる』
『やがては、雨が降ることになるだろう。それもかなりの大雨だ』
『雨に濡れて風邪を引かないよう、傘なりレインコートなりを探してみたら良いだろう』
『だがもしかしたら、この雨で火事の勢いも弱まり…やがて鎮火することがありえるかも、しれないな』
◇
『最後に、私個人の夢を話す』
『私の夢は、人とポケモンが本当の意味で共に寄り添った暮らしをする世界だ』
『ポケモンというのはとても高貴な生き物だ…そんなポケモンと人類の未来を、私はより良いものに変えていきたい』
『それを実現するために、私はこの殺し合いの運営に参加することを決めた』
『私の夢は、人とポケモンが本当の意味で共に寄り添った暮らしをする世界だ』
『ポケモンというのはとても高貴な生き物だ…そんなポケモンと人類の未来を、私はより良いものに変えていきたい』
『それを実現するために、私はこの殺し合いの運営に参加することを決めた』
『だからこそ、君たちには引き続き頑張ってもらいたい』
『健闘を祈っている』
『健闘を祈っている』
ハワードのその言葉を最後に終わりを告げるチャイムが鳴り、空中や機械類から映像が消える。
そのまま空を見上げると、頂点に昇っている太陽が、既に雲の中に隠れてしまっていた。
降り注ぐ光は弱まり、島中がだんだんと、今までよりも暗くなっていった。
そのまま空を見上げると、頂点に昇っている太陽が、既に雲の中に隠れてしまっていた。
降り注ぐ光は弱まり、島中がだんだんと、今までよりも暗くなっていった。
まるでこれからの殺し合いの行く末を、暗示しているかのようだった。
【追加主催陣営】
【ハワード・クリフォード@名探偵ピカチュウ(映画版)】
[身体]:フリーザ@ドラゴンボール
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、フリーザ第一形態の姿の上に、本来の自分の服装を身に付けていました。
[身体]:フリーザ@ドラゴンボール
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、フリーザ第一形態の姿の上に、本来の自分の服装を身に付けていました。
◆◇◆
「ねえ、ボンドルド。あんな言い方させて良かったの?」
「おや、どうしましたか?クウスケ」
「身体側の精神の発生ってやつ、あれ、全部が全部想定外って訳じゃないじゃん」
「僕の弟のやつのこととか」
「僕の弟のやつのこととか」
「ええ。ですが、こちらの予想に無かったことが起きたのも事実です」
「宿儺との接触や、ギニューのボディチェンジでの発生がそうでした」
「それに、『ボス』からもあのような形で放送するよう指示がありましたからね」
「宿儺との接触や、ギニューのボディチェンジでの発生がそうでした」
「それに、『ボス』からもあのような形で放送するよう指示がありましたからね」
「やっぱり、『電話』があったんだね。想定外のやつの方はどうするって言ってた?」
「対策・制限するようにと言われました」
「あのケースが必要以上に増えるのを防ぐためとのことです」
「あのケースが必要以上に増えるのを防ぐためとのことです」
「まあ、さらに変なことが起きて余計な対応に追われても困るだろうからね。ボスの判断は僕も間違ってないと思うよ」
「…ですが、せっかくのサンプルから手を引かなければならないのは惜しい気持ちがあります」
「僕らの人手だって無限じゃないからね。仕方がないよ」
「ええ…せめて、より良い『結果』が出ることを、祈りましょう」
◇◆◇
【組み合わせ名簿について】
今回、組み合わせ名簿が配布される参加者は以下の通りです。
今回、組み合わせ名簿が配布される参加者は以下の通りです。
- エボルト
- ギニュー
- ホイミン
- DIO
【モノモノマシーンについて】
現在利用可能なモノモノマシーンの場所は、以下の通りとします。
現在利用可能なモノモノマシーンの場所は、以下の通りとします。
- 【B-1】網走監獄
- 【G-5】地下通路
※網走監獄内のものは、敷地内にある教誨堂の中の地下、ゴールデンカムイ原作においてのっぺらぼうが閉じ込められていた牢屋内にあるとします。
※【D-8】のカジノ内にあったものは、禁止エリア指定に伴い利用不可になります。
※【D-8】のカジノ内にあったものは、禁止エリア指定に伴い利用不可になります。
【雨について】
午後1時から島全体に大雨が降り始めます。
これにより火事となっている部分は、火の勢いが大幅に弱まるものとします。
また、地上に届く日光も弱まるものとします。
この雨は少なくとも、午後6時までは降り続けるものとし、それまでには火事が鎮火するものとします。
午後1時から島全体に大雨が降り始めます。
これにより火事となっている部分は、火の勢いが大幅に弱まるものとします。
また、地上に届く日光も弱まるものとします。
この雨は少なくとも、午後6時までは降り続けるものとし、それまでには火事が鎮火するものとします。
【身体側の精神登場に関する制限について】
以下の要因により身体側の精神が登場することは、今後は起こらないものとします。
以下の要因により身体側の精神が登場することは、今後は起こらないものとします。
- 両面宿儺との接触
※例:79話、98話
- ギニューのボディ・チェンジ
※例:101話
106:Ψ悪の展開を想像して | 投下順に読む | 108:ディケイドリベンジャー-cry baby- |
時系列順に読む | 114:マンホールにそれをどう通したのか問題 解答編 | |
GAME START | ハワード・クリフォード | 136:第三回放送 |
99:疑似体験Ψエンスフィクション | ボンドルド | 113:消失と再誕の若おかみ |
64:第一回放送 | 斉木空助 |