一日目、午前6時
その時間が来ると同時に、島中にチャイムが鳴り響いた。
その音は数時間前に鳴ったものと同じであり、放送の開始を告げるものであった。
チャイムが鳴り終わると同時に、空に異常が現れ始める。
その音は数時間前に鳴ったものと同じであり、放送の開始を告げるものであった。
チャイムが鳴り終わると同時に、空に異常が現れ始める。
そこには、巨大な映像画面が浮かび上がっていた。
その映像画面は島の中央辺りの上空に浮かんでいた。
4つの巨大な画面が島中央の湖の上空で四角を囲むように並べられていた。
それらの画面には同じ映像が映し出された。
その映像画面は島の中央辺りの上空に浮かんでいた。
4つの巨大な画面が島中央の湖の上空で四角を囲むように並べられていた。
それらの画面には同じ映像が映し出された。
それと同時に、島中の建物に存在する、テレビやパソコンなどのあらゆるモニター機器にも空中のものと同じ映像が映し出され始める。
民家や施設等の屋内に存在するものを始め、ビルに取り付けられた大型ディスプレイなど、映像を映し出すことができる機器には例外なく流れた。
それはどうやら、島中にいる人々全員にその映像による情報が伝わりやすいようにするための処置のようであった。
民家や施設等の屋内に存在するものを始め、ビルに取り付けられた大型ディスプレイなど、映像を映し出すことができる機器には例外なく流れた。
それはどうやら、島中にいる人々全員にその映像による情報が伝わりやすいようにするための処置のようであった。
やげて、それら全ての画面に流れる映像には一人のある人物がいる様子が写し出された。
◇
そこには、黒ずくめの男の上半身が映し出されてた。
また、その男は仮面も被っていた。
その仮面は、中央に走る薄紫色に淡く光る溝のようなものが特徴的であった。
また、その男は仮面も被っていた。
その仮面は、中央に走る薄紫色に淡く光る溝のようなものが特徴的であった。
『皆さんおはようございます。この殺し合いの進行状況を連絡するための定期放送の時間になりました』
島中に男の声が響き始めた。
どうやら、映像に映っている仮面の男が話始めたようであった。
また、その声は数時間前の放送の際に聞こえたものと同じものであった。
どうやら、映像に映っている仮面の男が話始めたようであった。
また、その声は数時間前の放送の際に聞こえたものと同じものであった。
『私はボンドルド。こうして姿をお見せするのは初めてですね』
『今回からは皆さんにより情報をお伝えしやすくするために、様々なモニター機器を利用して映像を映し出しています』
『周囲にそういった機器が無い方…例えば、屋外にいる方はこの島の中央の湖辺りの方に顔を向け、空の方を見てください』
『現在、その辺りで先ほど話したものと同じ映像を映し出しています』
『かなりの大画面で映しているため、どこからでもこの映像を見れるとは思います』
『それでも、場所によっては見にくいこともあるでしょうがその場合はどうかご了承ください』
『今回からは皆さんにより情報をお伝えしやすくするために、様々なモニター機器を利用して映像を映し出しています』
『周囲にそういった機器が無い方…例えば、屋外にいる方はこの島の中央の湖辺りの方に顔を向け、空の方を見てください』
『現在、その辺りで先ほど話したものと同じ映像を映し出しています』
『かなりの大画面で映しているため、どこからでもこの映像を見れるとは思います』
『それでも、場所によっては見にくいこともあるでしょうがその場合はどうかご了承ください』
『………準備はよろしいですか?』
『それでは、改めまして放送を開始…と言いたいところですが、今回の担当は私ではありません』
『現在、私がこうして映像越しに話しているのは、ただ皆さんにこの姿を見せるためだけに過ぎません』
『元々の予定では、今のような形で初めて皆さんに私の姿を見せるはずでしたが…前回の放送時には映像を中継する用意が間に合わず、あのような形となってしまいました』
『皆さんには殺し合いに集中していてほしいこともあり、この時間になるまではこうして映像を出すわけにもいきませんでした』
『あの時は声だけしか私のことが分からず、快く思わなかった方もいたでしょう。その方々には申し訳ないことをしました』
『それでは、改めまして放送を開始…と言いたいところですが、今回の担当は私ではありません』
『現在、私がこうして映像越しに話しているのは、ただ皆さんにこの姿を見せるためだけに過ぎません』
『元々の予定では、今のような形で初めて皆さんに私の姿を見せるはずでしたが…前回の放送時には映像を中継する用意が間に合わず、あのような形となってしまいました』
『皆さんには殺し合いに集中していてほしいこともあり、この時間になるまではこうして映像を出すわけにもいきませんでした』
『あの時は声だけしか私のことが分からず、快く思わなかった方もいたでしょう。その方々には申し訳ないことをしました』
『私からのお知らせはこれで以上です。本来の放送の前にお待たせしてしまい申し訳ありません』
『それではクウスケ、後はよろしくお願いします』
その言葉を最後にボンドルドが映っていた空中の映像画面にノイズが走る。
映像は切り替わり、ボンドルドとは別の新たな人物が画面に映し出された。
◆
新たに画面に映し出されたのは白髪で高校生くらいの容姿をした男であった。
その男について特徴的な点を1つ上げれば、彼は頭の中央辺りに妙な装置を取り付けていた。
その装置は黄色の球体が付いたアンテナのような代物だった。
男は空の映像に映ったと同時に口を開き言葉を紡ぐ。
その男について特徴的な点を1つ上げれば、彼は頭の中央辺りに妙な装置を取り付けていた。
その装置は黄色の球体が付いたアンテナのような代物だった。
男は空の映像に映ったと同時に口を開き言葉を紡ぐ。
『さてと、僕の方からもおはようと言っておこうか』
『君たちとはこれが初めてだから、まずは少しだけ自己紹介をしよう』
『僕の名前は斉木空助。ボンドルドと同じくこの殺し合いの主催者の一人をしているよ』
『君たちとはこれが初めてだから、まずは少しだけ自己紹介をしよう』
『僕の名前は斉木空助。ボンドルドと同じくこの殺し合いの主催者の一人をしているよ』
『ただ、時間も押しているし僕のことについての話は一旦ここまでだ。今回は連絡事項に集中したいからね』
『話は少し長くなるから、聞き逃さないよう放送にはしっかりと集中していてほしいな』
『それじゃあ早速、本題に入ろうか』
『話は少し長くなるから、聞き逃さないよう放送にはしっかりと集中していてほしいな』
『それじゃあ早速、本題に入ろうか』
『初めに、これまでの戦いで命を落とした者達についての連絡だ』
『五十音順で発表するから、名簿を見ながら見落としや聞き逃しが無いようにね』
『また、彼らが一体誰の身体で死亡したかについてもここで知らせよう』
『身体の名は基本的に名簿に載っていないから、これも聞き逃さないようよく注意することだね』
『五十音順で発表するから、名簿を見ながら見落としや聞き逃しが無いようにね』
『また、彼らが一体誰の身体で死亡したかについてもここで知らせよう』
『身体の名は基本的に名簿に載っていないから、これも聞き逃さないようよく注意することだね』
『それから、死亡者たちの精神・身体両方の顔写真も公開する』
『写真はこの画面において君たちから見て左が精神、右が身体の顔で映し出される』
『これらについてもまた、見逃さないように映像からはしっかりと目を離さないことを勧めるよ』
『それじゃあ、発表を始めようか』
『写真はこの画面において君たちから見て左が精神、右が身体の顔で映し出される』
『これらについてもまた、見逃さないように映像からはしっかりと目を離さないことを勧めるよ』
『それじゃあ、発表を始めようか』
映像は次に、2人の人物の顔写真を写すものに切り替わる。
そして、空助の声が脱落者たちの名前を一つ一つその名を呼び始めた。
そして、空助の声が脱落者たちの名前を一つ一つその名を呼び始めた。
『鵜堂刃衛…その身体の名は岡田以蔵』
『木曾…その身体の名は村紗水蜜』
『吉良吉影…その身体の名は二宮飛鳥』
『坂田銀時…その身体の名は両津勘吉』
『桃白白…その身体の名はリンク』
『童磨…その身体の名は擬態型』
『鳥束零太…その身体の名はケロロ軍曹』
『零余子…その身体の名は遠坂凛』
『リオン・マグナス…その身体の名はランスロット』
『累の母…その身体の名は港湾棲姫』
『煉獄杏寿郎…その身体の名は相楽左之助』
『木曾…その身体の名は村紗水蜜』
『吉良吉影…その身体の名は二宮飛鳥』
『坂田銀時…その身体の名は両津勘吉』
『桃白白…その身体の名はリンク』
『童磨…その身体の名は擬態型』
『鳥束零太…その身体の名はケロロ軍曹』
『零余子…その身体の名は遠坂凛』
『リオン・マグナス…その身体の名はランスロット』
『累の母…その身体の名は港湾棲姫』
『煉獄杏寿郎…その身体の名は相楽左之助』
『以上、11名がこの戦いが開始してから死亡した者達の名前だ』
『最初が60人だったから、残り人数は49人ということになるね』
『最初が60人だったから、残り人数は49人ということになるね』
『それから、この放送が終わった後に君たちの持つ名簿において該当者の名前に線が引かれるようにすることになった』
『もしさっきの発表を聞き逃してしまったなんて人がいたらそれを見て確認すればいいだろうね』
『もしさっきの発表を聞き逃してしまったなんて人がいたらそれを見て確認すればいいだろうね』
空助が死亡者を発表し終えると、映像を再び切り替えられ、続けざまに次の話が始まる。
『次は禁止エリアを発表しようか』
『今回禁止エリアとなるのは【D-1】【E-7】【F-5】の3か所だ』
『前にボンドルドが伝えたように、禁止エリアが有効となるのは2時間後、今の時間から数えれば午前8時からということになる』
『その時間になる前には今指定した場所からは出る、もしくは近づかないことを勧めるよ』
『禁止エリアは今後も増えていくから、その点にも十分気を付けることだね』
『今回禁止エリアとなるのは【D-1】【E-7】【F-5】の3か所だ』
『前にボンドルドが伝えたように、禁止エリアが有効となるのは2時間後、今の時間から数えれば午前8時からということになる』
『その時間になる前には今指定した場所からは出る、もしくは近づかないことを勧めるよ』
『禁止エリアは今後も増えていくから、その点にも十分気を付けることだね』
『次に君たちに支給済みでもあるこの島の地図についての話をしよう』
『何人かは気付いているみたいだけど、全員に配布されている地図には後から施設の場所と名前が浮かび上がるようになっている』
『実は名前が浮かび上がるのには条件があってね…』
『その条件は、誰かが1人でもその施設の敷地内に足を踏み入れることなんだ』
『僕の言葉が本当かどうかは、また地図を見て確かめてみたらいいだろうね』
『もしかしたら、どこかに誰にも見つかっていない施設がまだあるかもしれないよ?』
『何人かは気付いているみたいだけど、全員に配布されている地図には後から施設の場所と名前が浮かび上がるようになっている』
『実は名前が浮かび上がるのには条件があってね…』
『その条件は、誰かが1人でもその施設の敷地内に足を踏み入れることなんだ』
『僕の言葉が本当かどうかは、また地図を見て確かめてみたらいいだろうね』
『もしかしたら、どこかに誰にも見つかっていない施設がまだあるかもしれないよ?』
『何だったらついでに、今回発表した禁止エリアとなる場所も分かりやすいようにしておこうか』
『この放送が終了したら地図の該当箇所に×印が浮かび上がる』
『これなら放送が終わった後に筆記用具が手元に無くて地図にメモできない状態でも困ることはないだろうね』
『禁止エリアにうっかり入って死んでしまうなんてのもアレだからね、もう一度言うけど地図の確認はちゃんとしておいたほうがいいだろうね』
『この放送が終了したら地図の該当箇所に×印が浮かび上がる』
『これなら放送が終わった後に筆記用具が手元に無くて地図にメモできない状態でも困ることはないだろうね』
『禁止エリアにうっかり入って死んでしまうなんてのもアレだからね、もう一度言うけど地図の確認はちゃんとしておいたほうがいいだろうね』
『最後に、これまで生き残った者達にボーナスがあることの連絡だ』
『今回新たに配布することが決定したのは、この殺し合いにおける【精神】と【身体】の組み合わせを記した名簿だ』
『ただし、これを入手できるのは条件を満たした一部の参加者だけだ』
『ただし、これを入手できるのは条件を満たした一部の参加者だけだ』
『組み合わせ名簿を入手できるのは、この戦いにおいて誰かを殺害することに成功した者達のみとする』
『この条件を満たす者にだけ、放送終了後にこの新たな名簿がデイパック内に転送される』
『この条件を満たす者にだけ、放送終了後にこの新たな名簿がデイパック内に転送される』
『一応言っておくけど、この名簿を入手できるのは今も生き残っている人だけだ』
『誰かの殺害には成功したけど、自分も死んじゃったって人のデイパックの中を探ろうとしても意味はないことを予め伝えておくよ』
『誰かの殺害には成功したけど、自分も死んじゃったって人のデイパックの中を探ろうとしても意味はないことを予め伝えておくよ』
『ああ、それとこの名簿の配布の機会は今回だけじゃない』
『次回の放送時にも新たに殺害に成功した者が現れれば、その人達にも組み合わせの名簿を配布する予定になっている』
『新しく欲しかったら、頑張って誰かを殺しておくのもいいかもしれないね』
『次回の放送時にも新たに殺害に成功した者が現れれば、その人達にも組み合わせの名簿を配布する予定になっている』
『新しく欲しかったら、頑張って誰かを殺しておくのもいいかもしれないね』
『ただし、このチャンスはその次回放送時を最後にする予定だ』
『もし名簿が新しく欲しいのなら、今日の昼までに間に合わせることだね』
『もし名簿が新しく欲しいのなら、今日の昼までに間に合わせることだね』
『ボーナスについての話はこれで以上にしようか』
◆
『ああ…それからもう一つ、君たちに伝えておかなきゃいけないことがあるんだ』
『君たちがこの映像越しに見ているこの顔なんだけど…実はこれは僕の本当の顔じゃないんだ』
『顔だけじゃない。この身体がそもそも僕のものではないんだ』
『顔だけじゃない。この身体がそもそも僕のものではないんだ』
斉木空助はそう言って、映像の中で自分の顔に向けて指を差した。
そこに映るのは先ほどと何ら変わらない「白髪」の男の姿だ。
そこに映るのは先ほどと何ら変わらない「白髪」の男の姿だ。
『先に言っておくと、実は僕たちも君たちと同じように、別人の身体で過ごしているんだ』
『ちなみに僕が使っているこの身体の名前は確か「小野寺キョウヤ」と言ったかな?』
『ちなみに僕が使っているこの身体の名前は確か「小野寺キョウヤ」と言ったかな?』
『……まあ、実のことを言うと今回はこのことについてはただ伝えるだけなんだ』
『何故僕もこんな状態になっているのか、今はこれ以上教えられないことになっている』
『もしこのことについての詳細を知りたければ、今後もこの戦いをしっかりと進めることだね』
『何故僕もこんな状態になっているのか、今はこれ以上教えられないことになっている』
『もしこのことについての詳細を知りたければ、今後もこの戦いをしっかりと進めることだね』
『さて、これで今回の放送で連絡すべきことは全て伝え終わったかな』
『それじゃあ皆、またね~』
斉木空助が手を振りながら微笑みを浮かべて発したその言葉を最後に、放送の終わりを告げるチャイムが鳴り、島中の映像も同時に消えた。
◆
【主催陣営】
【ボンドルド@メイドインアビス】
[身体]:???@???
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、本来の自分の服装と自身の象徴である仮面を着けていました。
[身体]:???@???
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、本来の自分の服装と自身の象徴である仮面を着けていました。
【斉木空助@斉木楠雄のΨ難】
[身体]:小野寺キョウヤ@無能なナナ
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、小野寺キョウヤの姿で頭に【テレパスキャンセラー@斉木楠雄のΨ難】を取り付けた状態でいました。
[身体]:小野寺キョウヤ@無能なナナ
[備考]
※放送の際に島中に流れた映像の中では、小野寺キョウヤの姿で頭に【テレパスキャンセラー@斉木楠雄のΨ難】を取り付けた状態でいました。
◆
【死亡者発表について】
- 死亡者は名前だけでなく、身体の名前、精神と身体の両方の顔写真が発表されました。
- 全参加者の持つ名簿において、今回発表された分の死亡者の名前の上に赤い線が引かれました。
【地図について】
- 参加者が持つ地図において、施設の位置と名前が浮かび上がる条件が伝えられました。
- また、放送終了後には、禁止エリアとなった場所には分かりやすいよう×印が浮かび上がるようになりました。
【ボーナスについて】
「組み合わせ名簿」
「組み合わせ名簿」
- 参加者全員の『精神』と『身体』の組み合わせを記した名簿です。
- この名簿は殺し合いにおいて誰かの殺害に成功した者のみにデイパックに転送されます。
- 上記の条件を満たしていても、死亡者のデイパックにはこの名簿は配布されません。
- 名簿では、精神の名前を基準に五十音順に記されています。
今回の組み合わせ名簿の入手者は以下の通りです。
- ン・ダグバ・ゼバ
- アーマージャック
- メタモン
- 絵美理
- 大首領JUDO
- 貨物船
- 魔王
| 63:朝を迎えて凶兆芽吹く | 投下順に読む | 65:運命を解き放つ |
| 時系列順に読む | ||
| 00:初回放送 | ボンドルド | 99:疑似体験Ψエンスフィクション |
| GAME START | 斉木空助 | 107:第二回放送 |