赤いコートを羽織っている少年、ギニューは川を沿って移動していた。
JUDOとの戦いの後、フリーザの宇宙船に向かうか、放置してしまった荷物を取りに街の中心部に戻るか深刻に悩んでいた。
選んだのは前者で予定通りフリーザの宇宙船に向かうことだ。
後者は戻ったとしても茶髪の男の戦力がなくなったのはいいが問題はその後に妙に聞こえてくる声のせいで止めを刺せず放置してしまったことで今頃、再起している可能性を考え、ギニューの今の状態では諦めざるを得なかった。
それ以外にも一回目の放送以降、街の中心部にいる参加者を狙い続けた結果、余りにも留まりすぎた。
余程のことがない限り、道草している暇はない。
JUDOとの戦いの後、フリーザの宇宙船に向かうか、放置してしまった荷物を取りに街の中心部に戻るか深刻に悩んでいた。
選んだのは前者で予定通りフリーザの宇宙船に向かうことだ。
後者は戻ったとしても茶髪の男の戦力がなくなったのはいいが問題はその後に妙に聞こえてくる声のせいで止めを刺せず放置してしまったことで今頃、再起している可能性を考え、ギニューの今の状態では諦めざるを得なかった。
それ以外にも一回目の放送以降、街の中心部にいる参加者を狙い続けた結果、余りにも留まりすぎた。
余程のことがない限り、道草している暇はない。
「どうして、どうしてこうなった」
ギニューは苛立っていた。
JUDOの戦いの中で聞こえてくる声のせいで他の参加者を殺すことができないことに。
その挙句、優勝するとか考えると頭痛が出てしまう、これのせいで冷静さを奪われ荷物を放置してしまうミスを犯した。
トビウオや賢者の石という便利な支給品があったのに失う羽目になった。
一体どこで間違えてしまったのか。
言うまでなく妙な声が聞こえた時点で違和感に気付いて、戦闘を中断すべきだった。
そこに気付かなかった時点で泥沼にはまった。
JUDOの戦いの中で聞こえてくる声のせいで他の参加者を殺すことができないことに。
その挙句、優勝するとか考えると頭痛が出てしまう、これのせいで冷静さを奪われ荷物を放置してしまうミスを犯した。
トビウオや賢者の石という便利な支給品があったのに失う羽目になった。
一体どこで間違えてしまったのか。
言うまでなく妙な声が聞こえた時点で違和感に気付いて、戦闘を中断すべきだった。
そこに気付かなかった時点で泥沼にはまった。
「一刻も早くチェンジしなければ」
干渉されたことでこの身体も使い物にならない。
他の参加者と会うまでそれまでは辛抱するしかない。
重要なのは言葉を喋ることと聞こえてくる声に干渉しないことだ。
他の参加者と会うまでそれまでは辛抱するしかない。
重要なのは言葉を喋ることと聞こえてくる声に干渉しないことだ。
またしても背水の陣になったと思っていたら、チャイムが鳴り響いた。
上空に巨大な映像が浮かんだ瞬間、ギニューは頭が真っ白になった。
そこに映っているのは自分が仕えている主の身体なのだから。
そこに映っているのは自分が仕えている主の身体なのだから。
「なぜ、フリーザ様の身体が」
見間違えるはずがない、白い肌に紫の光沢をする短い円錐型の黒い二本の角が特徴の容姿。
紛れもなくフリーザ本人の身体だ。
死んだと思っていた主人が生き返っていたのだ、主催者の願いを叶える力はあるのだと再確認できた。
そこはいいが、また新たな問題が発生したと頭を抱えるしかない。
紛れもなくフリーザ本人の身体だ。
死んだと思っていた主人が生き返っていたのだ、主催者の願いを叶える力はあるのだと再確認できた。
そこはいいが、また新たな問題が発生したと頭を抱えるしかない。
(フリーザ様に何があった?)
当初はナメック星で超サイヤ人に殺されたフリーザを生き返らせるために迷いなくゲームに乗った。
しかし、たった今、状況が変わってしまった。
フリーザの身体が主催者の一人によって奪われていた。
フリーザの精神は無事なのかどうか気になって仕方ない。
しかし、たった今、状況が変わってしまった。
フリーザの身体が主催者の一人によって奪われていた。
フリーザの精神は無事なのかどうか気になって仕方ない。
(今は放送に集中しよう)
今も動揺は抑えられないが、今は放送を聞くことを優先し、冷静さを取り戻した。
死亡者発表、禁止エリア、組み合わせ名簿、モノモノマシーンなど一回目の放送と同じく重要な情報量が多かった。
荷物を放置してしまったが故、組み合わせ名簿に孫悟空やベジータの身体が誰なのか、そもそもあるかないかの確認が取れなくなった。
モノモノマシーンだってそうだ一応、設置された二ヶ所の施設の名前の把握はできたけど肝心な地図がないと分からない。
妙な声のせいでおじゃんになった。
死亡者発表、禁止エリア、組み合わせ名簿、モノモノマシーンなど一回目の放送と同じく重要な情報量が多かった。
荷物を放置してしまったが故、組み合わせ名簿に孫悟空やベジータの身体が誰なのか、そもそもあるかないかの確認が取れなくなった。
モノモノマシーンだってそうだ一応、設置された二ヶ所の施設の名前の把握はできたけど肝心な地図がないと分からない。
妙な声のせいでおじゃんになった。
全ての伝達事項を語った後、フリーザの身体を利用しているハワードという男の映像が消えた。
フリーザの身体を勝手に使っているハワードには怒りがあるが殺気を出してしまったらまた頭痛がするので我慢した。
フリーザの身体を勝手に使っているハワードには怒りがあるが殺気を出してしまったらまた頭痛がするので我慢した。
フリーザの精神がハワード達に何されているのか分からないのにギニューはこのゲームが始まってから自分の不甲斐無さに恥じていた。
ギニューは振り返っていた。
ケロロの身体だった頃は他よりスペックの差があったとはいえ、変体天使(姉畑)になすすべなく屈辱を受けた。
それでもフリーザのために諦めなかったことで炭治郎の身体を入れ替えることに成功した。
この身体でやっと参加者を一人殺害に成功し、これからだと思っていたのに干渉されたせいで誰も殺せず余計なことを考えたら頭痛がする始末でボディチェンジ以外は八方塞がりだ。
でも、今はフリーザの宇宙船に行かねばならない。
ギニューは振り返っていた。
ケロロの身体だった頃は他よりスペックの差があったとはいえ、変体天使(姉畑)になすすべなく屈辱を受けた。
それでもフリーザのために諦めなかったことで炭治郎の身体を入れ替えることに成功した。
この身体でやっと参加者を一人殺害に成功し、これからだと思っていたのに干渉されたせいで誰も殺せず余計なことを考えたら頭痛がする始末でボディチェンジ以外は八方塞がりだ。
でも、今はフリーザの宇宙船に行かねばならない。
「そろそろ出発するか」
重い腰を上げ、急いで目的地に辿り着かないといけない。
その時だった、
視界が黒く暗転し出したのは。
その時だった、
視界が黒く暗転し出したのは。
「これは何だ?」
ギニューは突然のことで困惑していた。
△
放送が始まった時刻にて。
ボディチェンジの綻びにより、復活した炭治郎の精神は放送を聞いていた。
鬼殺隊の人達が呼ばれなかったことに安心したが、無惨が健在で油断できないことや改めて結城という男の子の罪悪感がある。
ボディチェンジの綻びにより、復活した炭治郎の精神は放送を聞いていた。
鬼殺隊の人達が呼ばれなかったことに安心したが、無惨が健在で油断できないことや改めて結城という男の子の罪悪感がある。
(本当にごめんなさい、結城さん)
放送を聞いてまた胸を締め付けられた。
一刻も早く鬼殺隊の人達や茶髪の女の子に断罪してもらうことを強く心に決めた。
自分の身体でこれ以上罪を重ねないために。
一刻も早く鬼殺隊の人達や茶髪の女の子に断罪してもらうことを強く心に決めた。
自分の身体でこれ以上罪を重ねないために。
(とりあえず今はギニューの行動を妨害するしかない)
ギニューはフリーザのことで動揺していたけど炭治郎には関係ない。
ハワードの伝達でものものましーんという明らかに殺し合いを加速させるものが導入された。
ギニューはその条件を満たしている。
ものものましーんを使わせないよう干渉するしかないと考えた。
ハワードの伝達でものものましーんという明らかに殺し合いを加速させるものが導入された。
ギニューはその条件を満たしている。
ものものましーんを使わせないよう干渉するしかないと考えた。
その後、ギニューはあれこれ考え込んでいたが、炭治郎は邪魔をしまくって殺し合いに反対する参加者を守る形にする。
逆に乗っている参加者に会ったら無力化する。
そのために記憶の遺伝を通してギニューに透き通る世界を習得させ、意図していなかったが、ヒノカミ神楽も不完全ながら完成させた。
自分がギニューを封じ込め続けるしかない、誰かが討ってくれるまで。
逆に乗っている参加者に会ったら無力化する。
そのために記憶の遺伝を通してギニューに透き通る世界を習得させ、意図していなかったが、ヒノカミ神楽も不完全ながら完成させた。
自分がギニューを封じ込め続けるしかない、誰かが討ってくれるまで。
ギニューが動き出そうとした瞬間だった。
(何だこれは?まさか)
視界が暗黒に染まったのは。
炭治郎は困惑した、唐突すぎる事態に。
何もかも周りが真っ黒になったと同時に嫌な予感がした。
炭治郎は困惑した、唐突すぎる事態に。
何もかも周りが真っ黒になったと同時に嫌な予感がした。
「申し訳ありませんが、竈門炭治郎。あなたはここまでです。そして、修正しましょう。」
黒い仮面被った男ボンドルドが現れ、そう言った。
意識が急激に薄れていく中、炭治郎はギニューに干渉したことが間違いで、主催が対策を立てないはずがない。
透き通る世界と不完全だが、ヒノカミ神楽を習得させたのが裏目に出てしまった。
これらが今後、悪行に使われるとなると自分を責めていた。
ギニューに干渉すれば何とかなると思っていたけど、やはり甘かった。
せめて誰かが討ってくれるのを願おう。
意識が急激に薄れていく中、炭治郎はギニューに干渉したことが間違いで、主催が対策を立てないはずがない。
透き通る世界と不完全だが、ヒノカミ神楽を習得させたのが裏目に出てしまった。
これらが今後、悪行に使われるとなると自分を責めていた。
ギニューに干渉すれば何とかなると思っていたけど、やはり甘かった。
せめて誰かが討ってくれるのを願おう。
(みんな、ごめんなさい。ごめ・・・・)
炭治郎は謝罪をしながら彼の意識は完全に消失した。
△
「何なんだ、今のは?」
急に視界が暗転したと思ったらボンドルドが現れ、一言だけ告げて一瞬で消えた。
しかも言ったのは自分ではない。
今の身体の竈門炭治郎に向けられたことだ、答えは一つしかない。
しかも言ったのは自分ではない。
今の身体の竈門炭治郎に向けられたことだ、答えは一つしかない。
「俺の知らない内に炭治郎の精神が目覚めたというのか。」
放送で最初の伝達で身体側の精神が復活したとか言われていた。
そうなら全部納得できる。
いつから目覚めたのかギニューには思い当たる節はない。
炭治郎の精神が干渉したせいで荷物を放置する原因になったと思うとやるせない。
そうなら全部納得できる。
いつから目覚めたのかギニューには思い当たる節はない。
炭治郎の精神が干渉したせいで荷物を放置する原因になったと思うとやるせない。
「ギニューですね。」
聞き覚えのある声が聞こえた。
後ろを振り向くとボンドルドが立っていた。
日輪刀を構えて警戒するが、定時放送と同じホログラムだと察した。
炭治郎の精神が消失したことで厄介な枷は外れていたことに安心した。
後ろを振り向くとボンドルドが立っていた。
日輪刀を構えて警戒するが、定時放送と同じホログラムだと察した。
炭治郎の精神が消失したことで厄介な枷は外れていたことに安心した。
「もう知っていると思いますが、初めましてギニュー。私はボンドルド。以後お見知りおきを。」
「貴様、俺に何の用だ」
「警戒なさないでください。私はあなたを始末するために来たわけではないのです。」
「貴様、俺に何の用だ」
「警戒なさないでください。私はあなたを始末するために来たわけではないのです。」
ギニューが警戒するもの無理はない。
何しろ仕えている主人の身体を勝手に使用しているのだから。
何しろ仕えている主人の身体を勝手に使用しているのだから。
「ギニュー、私はハワードから伝言があります。」
「伝言だと?」
「伝言だと?」
主催側からギニューに伝えたいことはフリーザのことだろうか。
ハワードからの伝言ならフリーザの精神の安否を知ることができる機会だ。
ハワードからの伝言ならフリーザの精神の安否を知ることができる機会だ。
「単刀直入にお伝えします。『ギニュー、我々と契約したい、主催側のジョーカーとなって役割を果たしつつ、優勝を目指してくれればいい』とのことです。」
「なん、だと・・・・」
「なん、だと・・・・」
ハワードからの伝言はギニューの斜め上を行く驚愕せざるを得ない内容だ。
なぜ自分にスカウトを持ちかけたのか訳が分からないが、心当たりが1つある可能性を。
なぜ自分にスカウトを持ちかけたのか訳が分からないが、心当たりが1つある可能性を。
「その前に一つ聞きたい」
「はい。何でしょう」
「フリーザ様も言っていたことなのか?」
「はい。何でしょう」
「フリーザ様も言っていたことなのか?」
炭治郎の身体の精神あったのならフリーザの精神だってある可能性が高いじゃないか。
フリーザの意思なら勿論、喜びたかったが、現在、これといった根拠はない。
フリーザの意思なら勿論、喜びたかったが、現在、これといった根拠はない。
「さあ、どうでしょう。あなたが役目を果たして生き残れば自ずと真実は見えてきます。」
「あくまであやふやか。」
「ギニューどうしますか?契約して我々の仲間になりますか?」
「あくまであやふやか。」
「ギニューどうしますか?契約して我々の仲間になりますか?」
正直、胡散臭いとしか言えない。
フリーザの身体を勝手に使っているハワード達に怒りがあるが、今でも堪えている。
だが、主催側に移ればフリーザの精神の安否がいずれ分かる日が来る。
ここで断ってしまったらフリーザの完全復活が永遠になくなるかもしれない、どっちにしろ賢い選択をするしかない。
フリーザの身体を勝手に使っているハワード達に怒りがあるが、今でも堪えている。
だが、主催側に移ればフリーザの精神の安否がいずれ分かる日が来る。
ここで断ってしまったらフリーザの完全復活が永遠になくなるかもしれない、どっちにしろ賢い選択をするしかない。
「いいだろう。契約を結ぼう。」
「契約成立ですね。では、優勝を目指して頑張ってください。」
「質問がいくつかあるがいいか?」
「それは構いません。」
「契約成立ですね。では、優勝を目指して頑張ってください。」
「質問がいくつかあるがいいか?」
「それは構いません。」
契約したのはいいが、ボンドルドに聞きたいことがたくさんある。
まず真っ先に聞くべき疑問がある。
まず真っ先に聞くべき疑問がある。
「炭治郎の精神はいつ復活していた?」
「あなたがボディチェンジでケロロ軍曹の身体から竈門炭治郎の身体に入れ替わり、精神復活の綻びが起きてしまってからです。」
「そんな前から」
「あなたがボディチェンジでケロロ軍曹の身体から竈門炭治郎の身体に入れ替わり、精神復活の綻びが起きてしまってからです。」
「そんな前から」
ギニューは驚愕していた、ボディチェンジした瞬間から既に狂いだしていたことに。
そうなるとケロロの精神も復活していたということになるが既に死亡しており、どうでもいいと直ぐに興味をなくした。
いろは達との戦いまでは干渉して来なかったことが奇跡だ。
そうなるとケロロの精神も復活していたということになるが既に死亡しており、どうでもいいと直ぐに興味をなくした。
いろは達との戦いまでは干渉して来なかったことが奇跡だ。
「本来なら精神の復活はごく一部の参加者のみのはずでしたが、我々もギニューのボディチェンジのような想定外が発生してしまったのです。」
「俺は今後もボディチェンジを使っていくが、また精神が復活するのでは不安要素だな。」
「俺は今後もボディチェンジを使っていくが、また精神が復活するのでは不安要素だな。」
炭治郎より、強い身体を見つけたと判断できたら入れ替える。
その方針は今も変わらない。
だが、ボディチェンジをしてもまた同じ悪循環に陥るのではと不安でしかない。
その方針は今も変わらない。
だが、ボディチェンジをしてもまた同じ悪循環に陥るのではと不安でしかない。
「ボディチェンジは修正をさせていただきました。二度と精神が復活できないよう一回発動したら二時間の間発動しない制限をかけました。」
「そうか、なるほどな」
「そうか、なるほどな」
ボディチェンジに制限をかけたのは癪だが、また精神が復活して厄介になるよりはまだいいほうだ。
一度使うと二時間使えないデメリットはあるが炭治郎より強い身体なのか今以上に見極めて判断しよう。
一度使うと二時間使えないデメリットはあるが炭治郎より強い身体なのか今以上に見極めて判断しよう。
「次に俺がジョーカーに選んだ理由は?」
ギニューはなぜボンドルド達にスカウトされたのか意味が分からなかった。
実は優勝したら主催を出し抜いて、フリーザの身体を奪還し、完全に復活させるのを考えているのに。
彼らはその事を分かっているかは不明だ。
実は優勝したら主催を出し抜いて、フリーザの身体を奪還し、完全に復活させるのを考えているのに。
彼らはその事を分かっているかは不明だ。
「理由はハワードから聞かされていないです。私の推測ではフリーザの身体なのかもしれません」
「同情なのか」
「本来なら竈門炭治郎の精神を封印せずに放置するはずだったのです。ところがハワードがある人物に説得して許可を貰うことができました」
「ある人物だと?」
「ギニューが我々側のジョーカーにさせるのを条件に決定しました。」
「同情なのか」
「本来なら竈門炭治郎の精神を封印せずに放置するはずだったのです。ところがハワードがある人物に説得して許可を貰うことができました」
「ある人物だと?」
「ギニューが我々側のジョーカーにさせるのを条件に決定しました。」
ギニューは初めて知る、やはりまだ姿を現していない主催メンバーがいる。
ボンドルドの口振りからすると主導者だろう。
しかしだ、ハワードが救済されなかったら自分はこのまま詰んだ状況で一歩間違えたら終わっていたかもしれないことを。
同時にハワードの気紛れだと推測する。
どの道、契約を結べばフリーザを完全復活できるチャンスを待つしかない。
ボンドルドの口振りからすると主導者だろう。
しかしだ、ハワードが救済されなかったら自分はこのまま詰んだ状況で一歩間違えたら終わっていたかもしれないことを。
同時にハワードの気紛れだと推測する。
どの道、契約を結べばフリーザを完全復活できるチャンスを待つしかない。
「それよりある人物とは誰だ?」
「お答えできません。我々側の質問は禁止事項です。」
「またあやふやか」
「お答えできません。我々側の質問は禁止事項です。」
「またあやふやか」
主導者辺りの人物を知りたかったけど、ボンドルドは一切、口を開くつもりはないと判断した。
どうにも自分に主催者の情報を共有させる気はないようだ。
どうにも自分に主催者の情報を共有させる気はないようだ。
「では、お喋りはこれまでにしましょう。今の所、この辺りに誰もいませんが、念には念を入れましょう。」
「俺もフリーザ様の宇宙船に早く向かいたのでな」
「ギニューさんには横にあるデイバッグと首輪をサービスします。」
「俺もフリーザ様の宇宙船に早く向かいたのでな」
「ギニューさんには横にあるデイバッグと首輪をサービスします。」
ギニューは横を見るといつの間にかデイバッグと首輪が置いてあった。
横にあるデイバッグと首輪を拾い上げた。
横にあるデイバッグと首輪を拾い上げた。
「このデイバッグはある参加者が荷物と一緒に海に沈んだ時に、首輪も禁止エリアに指定されたD-8にある死体から首輪を取り出し、それぞれ回収した物です。」
首輪はともかく海に沈んだと聞いて一体どうやって荷物を回収出来たのだと引っ掛かっていた。
何はともあれ放置してしまった荷物をボンドルドがリサイクルみたいな形で用意してくれたことは悔しいが感謝だ。
何はともあれ放置してしまった荷物をボンドルドがリサイクルみたいな形で用意してくれたことは悔しいが感謝だ。
「私はこれで失礼します。今から他の仲間に用がありますので。それではご健闘を祈ります。」
そう言うとボンドルドは消えるようにフェードアウトした。
この場にはギニューしかいなかった。
この場にはギニューしかいなかった。
ボンドルドの言う他の仲間とは関織子で霊能力の実験の件で用があるとのことだが、主催の情報を一切得ていないギニューは知る由もない。
(考えをまとめないとな)
主催側の契約により、ジョーカーになったギニューはこれからの方針や情報を整理する。
すべての参加者を始末して優勝する方針はジョーカーになる以前から変わらない。
そもそも主催側と契約したのはボンドルド達には秘密だが、本心は連中を出し抜いてハワードからフリーザの身体を奪還し、フリーザを完全に復活させることだ。
契約の話を持ちかけた時、運が回ってきたと考えたのだ。
主人の身体を勝手に悪用する時点で返すつもりないと理解しているつもりだ。
他の乗っている奴らが仮に優勝しても真っ正面から歯向かうのは馬鹿のすることだ。
ならば主催側の仲間になる振りをして、隙をうかがい、チャンスを待った方が効率的だ。
この殺し合いの最中に炭治郎より強力な身体があればボディチェンジして主催を出し抜く準備をする。
そもそも主催側と契約したのはボンドルド達には秘密だが、本心は連中を出し抜いてハワードからフリーザの身体を奪還し、フリーザを完全に復活させることだ。
契約の話を持ちかけた時、運が回ってきたと考えたのだ。
主人の身体を勝手に悪用する時点で返すつもりないと理解しているつもりだ。
他の乗っている奴らが仮に優勝しても真っ正面から歯向かうのは馬鹿のすることだ。
ならば主催側の仲間になる振りをして、隙をうかがい、チャンスを待った方が効率的だ。
この殺し合いの最中に炭治郎より強力な身体があればボディチェンジして主催を出し抜く準備をする。
(最も奴らは穴がある。が、油断はしない)
ハワードとボンドルドは身体側の精神の復活は想定外と告白した。後者は一部を除いてと言っていたが。
つまり、主催側は管理が杜撰していることを露呈したようなものだ。
実際、今更ボディチェンジに制限をかけたことがその証拠。
穴がある候補は今の所はそれだけだ、生き残り続けば候補は増えるかもしれない。
勿論、ギニュー自身も慢心をせずに本心を悟られずに上手く立ち回ることだ。
つまり、主催側は管理が杜撰していることを露呈したようなものだ。
実際、今更ボディチェンジに制限をかけたことがその証拠。
穴がある候補は今の所はそれだけだ、生き残り続けば候補は増えるかもしれない。
勿論、ギニュー自身も慢心をせずに本心を悟られずに上手く立ち回ることだ。
次はモノモノマシーンの件だが施設名は記憶したが、当初は地図もなく、場所の把握は出来ないはずだった。
ボンドルドが荷物をおまけで貰ったために場所の特定はできた。
ボンドルドが荷物をおまけで貰ったために場所の特定はできた。
「フリーザ様の宇宙船の近くにあるのか」
地下通路のほうは入り口がわざわざ南東まで行くのは論外。
もう片方の入り口らしき場所は地図にすら載っておらず当然、断念する。
なら、フリーザの宇宙船の近くにある網走監獄に行くほうが手っ取り早い。
フリーザの宇宙船を調べ終わった後にそこに行ってモノモノマシーンを利用しよう。
ギニューは一人殺害していることとおまけで貰った首輪で最低でも二回はできる。
もう片方の入り口らしき場所は地図にすら載っておらず当然、断念する。
なら、フリーザの宇宙船の近くにある網走監獄に行くほうが手っ取り早い。
フリーザの宇宙船を調べ終わった後にそこに行ってモノモノマシーンを利用しよう。
ギニューは一人殺害していることとおまけで貰った首輪で最低でも二回はできる。
フリーザの宇宙船のルートだが問題が発生した。
Dー2が禁止エリアに指定されてかなり遠回りをする羽目になった。
トビウオがあれば今頃、禁止エリアに指定される前には素通りできたが炭治郎の精神のせいで放置してしまい、面倒なことになった。
Dー2が禁止エリアに指定されてかなり遠回りをする羽目になった。
トビウオがあれば今頃、禁止エリアに指定される前には素通りできたが炭治郎の精神のせいで放置してしまい、面倒なことになった。
ボンドルドが渡された荷物だがリサイクルされたような物なので支給品は一つしかない。
でも、トビウオの代わりとなる物があった。
でも、トビウオの代わりとなる物があった。
「トビウオ程性能は少し劣るがないよりはマシだ」
ギニューが出したのはバギブソンというバイクで推定最高時速は400kmを叩き出すほどの高性能だ。
性能の高いバイクなら三回目の放送が始まるまでには宇宙船に辿り着くだろう。
性能の高いバイクなら三回目の放送が始まるまでには宇宙船に辿り着くだろう。
「組み合わせ名簿はおまけで追加してくれないか」
首輪をデイバッグに仕舞い、組み合わせ名簿を探したが代わりのデイバッグにはないみたいだ。
当初から渡されたデイバッグでないと意味がない。
これで孫悟空やベジータの身体があるかどうか知る機会を失った。
誰かから組み合わせ名簿を奪うしか手はない。
当初から渡されたデイバッグでないと意味がない。
これで孫悟空やベジータの身体があるかどうか知る機会を失った。
誰かから組み合わせ名簿を奪うしか手はない。
(もう軽率な行動や誤った判断は二度としない)
ギニューは反省すべき点がある。
いろは達の戦いの後に直ぐに街の中心部から離れなかったことだ。
あの連中に執着しすぎたせいで炭治郎の精神が邪魔をするようになってしまい、無様な失態を晒した。
いろは達にこだわらなくても宇宙船に行っている間に他と潰し合えば問題なかったのに。
ここはバトルロワイアルその事を再度理解しないと最終的にハワード達に制裁を下して、フリーザの身体の奪還は叶わなくなってしまう。
もし、フリーザの精神が自分の失態を見たら憤慨して、最悪処刑は免れないかもしれない。
そうだとしても最後まで忠誠を貫いて完全復活を成し遂げる。
いろは達の戦いの後に直ぐに街の中心部から離れなかったことだ。
あの連中に執着しすぎたせいで炭治郎の精神が邪魔をするようになってしまい、無様な失態を晒した。
いろは達にこだわらなくても宇宙船に行っている間に他と潰し合えば問題なかったのに。
ここはバトルロワイアルその事を再度理解しないと最終的にハワード達に制裁を下して、フリーザの身体の奪還は叶わなくなってしまう。
もし、フリーザの精神が自分の失態を見たら憤慨して、最悪処刑は免れないかもしれない。
そうだとしても最後まで忠誠を貫いて完全復活を成し遂げる。
「これだけ、礼を言う炭治郎。貴様が無駄な行動をしたお陰で透き通る世界は習得して、ヒノカミ神楽という技の存在を知ることができた」
炭治郎の精神が邪魔をし続けたのは腹が立つが嬉しい誤算もある。
透き通る世界を意図しない方向で使えるようになり、ヒノカミ神楽もこんな形でこの技の存在を知った。ついでに超スピードも。
後はヒノカミ神楽を完全に使いこなせるようにする。
記憶で見た限り、別の痣の男はあれが完成された技を披露していた、つまり、今のギニューのヒノカミ神楽はまだ不完全だ。
次に遭遇する参加者と戦闘になる際、可能ならヒノカミ神楽を完成させる楔になってもらおう。
透き通る世界を意図しない方向で使えるようになり、ヒノカミ神楽もこんな形でこの技の存在を知った。ついでに超スピードも。
後はヒノカミ神楽を完全に使いこなせるようにする。
記憶で見た限り、別の痣の男はあれが完成された技を披露していた、つまり、今のギニューのヒノカミ神楽はまだ不完全だ。
次に遭遇する参加者と戦闘になる際、可能ならヒノカミ神楽を完成させる楔になってもらおう。
(ハワード達よ。俺は掌の上を承知の上で従おう。忘れるな、優勝したらフリーザ様の身体を勝手に悪用したのを後悔させてやる)
自分をどこかで見ているだろうボンドルド達にギニューは心の中で言い聞かせた。
今はジョーカーとしてゲームを続けよう。
今はジョーカーとしてゲームを続けよう。
「今度こそ出発しよう」
バギブソンがあるとはいえ宇宙船まで長く感じそうなのは変わらない。
宇宙船に辿り着くまでの間は参加者の戦闘は余程のことがない限り、控えよう。
今まで寄り道をした分、遅れを取り戻さないと。
ギニューはバギブソンに乗り、走って行った。
宇宙船に辿り着くまでの間は参加者の戦闘は余程のことがない限り、控えよう。
今まで寄り道をした分、遅れを取り戻さないと。
ギニューはバギブソンに乗り、走って行った。
△
ギニューの現在地はE-2とE-3の境目の川の橋である。
高性能でスピードが速いのはいいが、一度転倒しかけたのだ。
バギブソンを走らせた後に雨が降ってきたようで、雨は地面が滑りやすく乗り物も例外ではないのにバギブソンのスピードが速すぎる故に曲がり角に右折する際、危なく転びかけた。
こんなんで怪我をしたら洒落にならない、ギニューは直ぐに反省して気を引き締めていた。
高性能でスピードが速いのはいいが、一度転倒しかけたのだ。
バギブソンを走らせた後に雨が降ってきたようで、雨は地面が滑りやすく乗り物も例外ではないのにバギブソンのスピードが速すぎる故に曲がり角に右折する際、危なく転びかけた。
こんなんで怪我をしたら洒落にならない、ギニューは直ぐに反省して気を引き締めていた。
今度は慎重に川の橋から右折してE-3の反対側の位置に行くことができた。
バギブソンの扱いも段々と慣れてきた。
バギブソンの扱いも段々と慣れてきた。
次に北上に進行するはずがこの場所に奇妙な建物を発見した。
(地図に載っていない建物か)
E-3に建物がないことは確認している。
だが、発見したとなれば武器が置いてあるのを考えると調べないわけにもいかない。
バギブソンを新たに発見した建物に進路を変えた。
ギニューは仕方ないとはいえ、また寄り道することに溜息を吐いた。
だが、発見したとなれば武器が置いてあるのを考えると調べないわけにもいかない。
バギブソンを新たに発見した建物に進路を変えた。
ギニューは仕方ないとはいえ、また寄り道することに溜息を吐いた。
目の前にある大きな屋敷=みかづき荘に着いたギニューはバギブソンをデイバッグに仕舞った。
屋敷に入る前に隣には奇妙な公衆電話が設置していた。
看板に何が書いてあるのか見ると運要素のギミックであった。
屋敷に入る前に隣には奇妙な公衆電話が設置していた。
看板に何が書いてあるのか見ると運要素のギミックであった。
公衆電話:
『会場内の出入り口をそれぞれ一か所に設置されており、電話をかけると出口のほうへと転移できます。ただし、最初に使った人が転移すると十分の間だけそのままの位置で利用可能であるが、それを過ぎると出入り口の公衆電話は会場内のいずれかにそれぞれ転移され、六時間の間は利用できなくなります。再稼働後は再び利用できます。』
『会場内の出入り口をそれぞれ一か所に設置されており、電話をかけると出口のほうへと転移できます。ただし、最初に使った人が転移すると十分の間だけそのままの位置で利用可能であるが、それを過ぎると出入り口の公衆電話は会場内のいずれかにそれぞれ転移され、六時間の間は利用できなくなります。再稼働後は再び利用できます。』
ギニューは知る術もないが、この公衆電話はプリキュアの敵対勢力の一つノワール一味がアジト側のモノクロな異世界と現実世界を行き来する転移装置。
今回は主催者の手によりただのワープになっている。
今回は主催者の手によりただのワープになっている。
(賭けだけど、利用しない手はない)
ギニューはこのギミックを使用したいと思っている。
他の参加者なら疑問を抱くだろうが、ジョーカーとしての役割が与えられている自分なら言えるが嘘を言うとは考えにくい。
モノモノマシーンもそうだが、このゲームを加速させるために多少のギミックは用意している。
我々はこの殺し合いを円滑に盛り上がりを見せるため。
公衆電話を使わざるを得ないのは散々道草をしまくっているのが原因。
今だって大きな屋敷にあるかもしれない武器を参加者に取られないよう探索せざるを得ない。
出口が宇宙船のC-1なら楽だが、下手すると遠い場所に転移してしまう諸刃の剣でもある。
一分一秒宇宙船に着くには思い切って使おう。
他の参加者なら疑問を抱くだろうが、ジョーカーとしての役割が与えられている自分なら言えるが嘘を言うとは考えにくい。
モノモノマシーンもそうだが、このゲームを加速させるために多少のギミックは用意している。
我々はこの殺し合いを円滑に盛り上がりを見せるため。
公衆電話を使わざるを得ないのは散々道草をしまくっているのが原因。
今だって大きな屋敷にあるかもしれない武器を参加者に取られないよう探索せざるを得ない。
出口が宇宙船のC-1なら楽だが、下手すると遠い場所に転移してしまう諸刃の剣でもある。
一分一秒宇宙船に着くには思い切って使おう。
(公衆電話は一旦置いておこう。この屋敷を調べるのが先だ)
屋敷の構造を見ると二階建てだ、そう思いながらドアノブに手を掛けた
念のため警戒しつつ、中に入り、まずは一階を探索する。
目に入ったのはテーブルに椅子とソファー。
向かいにカウンターバーにいくつかの椅子がある。
探索してみたがここには武器らしい物はなかった。
だが、冷蔵庫にはプリンアラモードが保存していた。
無論、ここで食事をするわけにはいかずラップをしてデイバッグに仕舞った。
宇宙船を調べ終わったら休憩して食べるのも悪くない。
目に入ったのはテーブルに椅子とソファー。
向かいにカウンターバーにいくつかの椅子がある。
探索してみたがここには武器らしい物はなかった。
だが、冷蔵庫にはプリンアラモードが保存していた。
無論、ここで食事をするわけにはいかずラップをしてデイバッグに仕舞った。
宇宙船を調べ終わったら休憩して食べるのも悪くない。
続いて二階の探索を始める。
階段を昇るといくつか部屋があり、その一つの扉を開けた。
見渡すと机にベッドなどが置かれてある普通の空間だ。
この部屋は数時間前に二度も交戦した環いろはの部屋だ、当然、ギニュー本人は知らぬことだが。
隅々まで調べたが、この部屋にはないようだ。
階段を昇るといくつか部屋があり、その一つの扉を開けた。
見渡すと机にベッドなどが置かれてある普通の空間だ。
この部屋は数時間前に二度も交戦した環いろはの部屋だ、当然、ギニュー本人は知らぬことだが。
隅々まで調べたが、この部屋にはないようだ。
「結局、収穫はなしか」
二階の他の部屋も調べたが目ぼしい物はなかった。
武器がないのは残念であり、ないのも朗報であり、複雑だ、それ以上に時間を無駄にした。
甘いものだけはゲット出来たのでそれだけはよしとする。
この屋敷は見る限り宿泊施設のような空間だとギニュー本人の感想だった。
武器がないのは残念であり、ないのも朗報であり、複雑だ、それ以上に時間を無駄にした。
甘いものだけはゲット出来たのでそれだけはよしとする。
この屋敷は見る限り宿泊施設のような空間だとギニュー本人の感想だった。
ギニューは屋敷の玄関から出た後、屋敷の隣にある公衆電話の前に立っていた。
公衆電話を使う決意は揺らぎがない。
トビウオがない状況では途中で会った参加者と交戦する事態は避けられない。
宇宙船に到着するまではリスクを減らしておきたい。
特にあそこには回復ポットがある。使用されていないのか確認もするが自分が使うかは状況による。
公衆電話を使う決意は揺らぎがない。
トビウオがない状況では途中で会った参加者と交戦する事態は避けられない。
宇宙船に到着するまではリスクを減らしておきたい。
特にあそこには回復ポットがある。使用されていないのか確認もするが自分が使うかは状況による。
「さて、吉と出るか凶と出るか」
ギニューは迷いなく公衆電話に入り、受話器を取り、耳に近づけた。
出口が宇宙船の近くにあるのを願いながら。
出口が宇宙船の近くにあるのを願いながら。
「もしもし、ギニューだ。」
そう言うと急に扉が閉まり、ギニューは消えていった。
残っているのはブランブランとなった受話器と閉まった筈の扉はギニューが転移した瞬間に開いた事だった。
残っているのはブランブランとなった受話器と閉まった筈の扉はギニューが転移した瞬間に開いた事だった。
△
転移を果たしたギニューは出口の公衆電話から出た瞬間、この一帯は正方形のような大きな壁がある。
見渡すと多くの舎房があることで思い当たる施設は一つ網走監獄にワープ出来たのを知る。
見渡すと多くの舎房があることで思い当たる施設は一つ網走監獄にワープ出来たのを知る。
「思ったより短縮できたな」
出口として利用できた公衆電話も入り口と一緒に転移されるのを惜しいと思いつつ宇宙船までの距離まで短縮した。
あの屋敷に立ち寄ったのは無駄ではなかった。
ここなら参加者と会うことはないだろう。
そう思った瞬間、網走監獄に転移して、ある物がここにあるのを意味していた。
あの屋敷に立ち寄ったのは無駄ではなかった。
ここなら参加者と会うことはないだろう。
そう思った瞬間、網走監獄に転移して、ある物がここにあるのを意味していた。
「そうだ。モノモノマシーンがあったのだ」
この場所にはモノモノマシーンがある。つまり、新しい武器を増やすチャンスだ。
同時にギニューは致命的な問題があるのを気づく。
同時にギニューは致命的な問題があるのを気づく。
「また寄り道をしないといけないのか俺は」
網走監獄内にどこにあるか不明なモノモノマシーンを死にもの狂いで時間を掛けて見つけなければならない。
また宇宙船に到着する時間が長くなった。
だからといって網走監獄から行ったり来たりするのは面倒臭い。
予定を変更してモノモノマシーンで武器の調達後に今度こそ本当に道草せずに宇宙船に行こう。
ここに留まり続けたらモノモノマシーン目当てで他の参加者と鉢合わせになりかねない。
急いで見つけてこの場から去ろう。
また宇宙船に到着する時間が長くなった。
だからといって網走監獄から行ったり来たりするのは面倒臭い。
予定を変更してモノモノマシーンで武器の調達後に今度こそ本当に道草せずに宇宙船に行こう。
ここに留まり続けたらモノモノマシーン目当てで他の参加者と鉢合わせになりかねない。
急いで見つけてこの場から去ろう。
「監獄内を探すか」
ギニューはボーナス装置を見つけるためだけに捜索を開始する。
【B-1 網走監獄/日中】
【ギニュー@ドラゴンボール】
[身体]:竈門炭治郎@鬼滅の刃
[状態]:疲労(大)、ダメージ(中)、上半身に火傷、右腕に切り傷、全身に音によるダメージ、姉畑への怒りと屈辱(暴走しない程度にはキープ)
[装備]:竈門炭治郎の日輪刀@鬼滅の刃、エドワードのコート@鋼の錬金術師
[道具]:基本支給品、バギブソン@仮面ライダークウガ、プリンアラモード@現実、刃衛の首輪
[思考・状況]
基本方針:ジョーカーの役割を果たしつつ、優勝し、主催を出し抜き制裁を下して、フリーザを完全に復活させる。
0:何で寄り道ばかりしている俺は
1:網走監獄のどこかにあるモノモノマシーンを見つけ出す。
2:その後、フリーザの宇宙船に向かう。
3:もしベジータの体があったら優先して奪う。一応孫悟空の体を奪うことも視野に入れている。
4:ヒノカミ神楽を完全に使いこなせるようにする。
5:変態天使(姉畑)は次に会ったら必ず殺す。但し奴の殺害のみに拘る気は無い。
6:炎を操る女(杉元)、エネルギー波を放つ女(いろは)、二刀流の女(ジューダス)にも警戒しておく。ロクでもない女しかいないのかここには。
[備考]
※参戦時期はナメック星編終了後。
※ボディチェンジにより炭治郎の体に入れ替わりました。
※全集中・水の呼吸、ヒノカミ神楽をほとんど意識して使えるようになりました。
※隙の糸、透き通る世界が見れるようになりました。
※竈門炭治郎の精神が消失しました。
※主催側のジョーカーとしての参戦になりました。但し、主催側の情報は何も受け取っていません。
※ボディチェンジは普通に使用が可能ですが、主催によって一度使用すると二時間発動できない制限をかけました。
[身体]:竈門炭治郎@鬼滅の刃
[状態]:疲労(大)、ダメージ(中)、上半身に火傷、右腕に切り傷、全身に音によるダメージ、姉畑への怒りと屈辱(暴走しない程度にはキープ)
[装備]:竈門炭治郎の日輪刀@鬼滅の刃、エドワードのコート@鋼の錬金術師
[道具]:基本支給品、バギブソン@仮面ライダークウガ、プリンアラモード@現実、刃衛の首輪
[思考・状況]
基本方針:ジョーカーの役割を果たしつつ、優勝し、主催を出し抜き制裁を下して、フリーザを完全に復活させる。
0:何で寄り道ばかりしている俺は
1:網走監獄のどこかにあるモノモノマシーンを見つけ出す。
2:その後、フリーザの宇宙船に向かう。
3:もしベジータの体があったら優先して奪う。一応孫悟空の体を奪うことも視野に入れている。
4:ヒノカミ神楽を完全に使いこなせるようにする。
5:変態天使(姉畑)は次に会ったら必ず殺す。但し奴の殺害のみに拘る気は無い。
6:炎を操る女(杉元)、エネルギー波を放つ女(いろは)、二刀流の女(ジューダス)にも警戒しておく。ロクでもない女しかいないのかここには。
[備考]
※参戦時期はナメック星編終了後。
※ボディチェンジにより炭治郎の体に入れ替わりました。
※全集中・水の呼吸、ヒノカミ神楽をほとんど意識して使えるようになりました。
※隙の糸、透き通る世界が見れるようになりました。
※竈門炭治郎の精神が消失しました。
※主催側のジョーカーとしての参戦になりました。但し、主催側の情報は何も受け取っていません。
※ボディチェンジは普通に使用が可能ですが、主催によって一度使用すると二時間発動できない制限をかけました。
【バギブソン@仮面ライダークウガ】
元は木曾に支給
グロンギ族のゴ集団に所属するゴ・バダー・バの愛用のバイク。
通常のオートバイだが、バダーの棘状の装備品を差し込み口に差し込んで専用バイクになった物。
トライチェイサー2000を圧倒する高性能でもある
元は木曾に支給
グロンギ族のゴ集団に所属するゴ・バダー・バの愛用のバイク。
通常のオートバイだが、バダーの棘状の装備品を差し込み口に差し込んで専用バイクになった物。
トライチェイサー2000を圧倒する高性能でもある
[公衆電話@キラキラ☆プリキュアアラモードについて]
元々はノワール一味のアジト側の異世界と現実世界を繋ぐ転移装置。
本ロワでは主催者の手によりワープするのみになっている。
本ロワ会場内においては出口と入り口それぞれ1か所に設置されており、電話をかけると出口のほうへと転移できます。
但し、制限により、最初に使った人が転移すると十分の間だけそのままの位置で利用可能であるが、それを過ぎると出入り口の公衆電話は会場内のいずれかにそれぞれ転移され、六時間の間は利用できなくなります。
再稼働後は再び利用できます。
公衆電話の出入り口は次にそれぞれどこに転移されたかは後続の書き手に任せます。
元々はノワール一味のアジト側の異世界と現実世界を繋ぐ転移装置。
本ロワでは主催者の手によりワープするのみになっている。
本ロワ会場内においては出口と入り口それぞれ1か所に設置されており、電話をかけると出口のほうへと転移できます。
但し、制限により、最初に使った人が転移すると十分の間だけそのままの位置で利用可能であるが、それを過ぎると出入り口の公衆電話は会場内のいずれかにそれぞれ転移され、六時間の間は利用できなくなります。
再稼働後は再び利用できます。
公衆電話の出入り口は次にそれぞれどこに転移されたかは後続の書き手に任せます。
【みかづき荘@魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード】
E-3の北の方角に設置された施設
環いろは達が下宿している屋敷。
元は七海やちよの祖母が宿泊施設として使っていた。
E-3の北の方角に設置された施設
環いろは達が下宿している屋敷。
元は七海やちよの祖母が宿泊施設として使っていた。
115:仕組まれた復活? | 投下順に読む | 117:VIVID VICE -曇天の道を- |
時系列順に読む | ||
101:迫る超決戦!ギニューVSJUDO!! | ギニュー | 119:さよなら絵美理 |
113:消失と再誕の若おかみ | ボンドルド | 136:第三回放送 |