チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
反転世界
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(胡散臭い話と思ったら、本当に胡散臭い奴が出てきたぞ。)
放送が終わるとと杉元は空を見上げる。
放送では耳障りのいい言葉を並べてたが、誰のせいでこうなったのか。
資格だどうだと言うが最後の一言から、自分がそれに会いたいだけだろう。
鶴見同様、私欲で行動して他人を巻き込む同類なのは想像に難くなかった。
彼ら程でないにせよ、杉元も私欲で動いてるようなもので余り強くも言えないが。
放送では耳障りのいい言葉を並べてたが、誰のせいでこうなったのか。
資格だどうだと言うが最後の一言から、自分がそれに会いたいだけだろう。
鶴見同様、私欲で行動して他人を巻き込む同類なのは想像に難くなかった。
彼ら程でないにせよ、杉元も私欲で動いてるようなもので余り強くも言えないが。
(後は後ろにどれだけいるか、だな。)
あくまでボンドルドは『この殺し合いに携わる者の一人』と言った。
一人でこれを運営しているわけではないことが伺える。
彼だけを何とかしようとしても後ろがどれだけいるのか、
そこが分かるまでは無暗に戦うのは得策ではないだろう。
不死身と呼ばれた時と違って、本当に不老不死と言えどもだ。
寧ろ、不老不死だからと言って調子に乗らない方がいい。
不老不死の人物の身体を用意してくるということは、
渡しても問題ない存在がいるということなのだから。
勿論、それは同じ土俵にいる参加者にも言えることだ。
油断すれば死ぬ。金塊の時と何ら変わりはしない。
一人でこれを運営しているわけではないことが伺える。
彼だけを何とかしようとしても後ろがどれだけいるのか、
そこが分かるまでは無暗に戦うのは得策ではないだろう。
不死身と呼ばれた時と違って、本当に不老不死と言えどもだ。
寧ろ、不老不死だからと言って調子に乗らない方がいい。
不老不死の人物の身体を用意してくるということは、
渡しても問題ない存在がいるということなのだから。
勿論、それは同じ土俵にいる参加者にも言えることだ。
油断すれば死ぬ。金塊の時と何ら変わりはしない。
(とりあえずアシリパさんや白石はいないよな。)
舗装された道を見つけつつ、その近くで名簿を取り出す。
自分がいるとなれば身内がいる可能性はゼロではない。
僅かばかりに不安になって開いた名簿に連れ添った仲間はいなかった。
……アシリパは。
自分がいるとなれば身内がいる可能性はゼロではない。
僅かばかりに不安になって開いた名簿に連れ添った仲間はいなかった。
……アシリパは。
「なんで先生いるの!?」
姉畑支遁。別に先生と言う役職ではないが、
余りのぶっ飛んだ行動の末についそう呼んでしまう入れ墨囚人の一人。
立ったまま(色んな意味で)死んだはずで、自分もそれを目にしている。
それが何故こんなところに、と言うより知り合いは彼だけしかいなかった。
自分だって不老不死だ。見せしめにされた参加者のように復活した、
と考えたって別におかしくはない。
余りのぶっ飛んだ行動の末についそう呼んでしまう入れ墨囚人の一人。
立ったまま(色んな意味で)死んだはずで、自分もそれを目にしている。
それが何故こんなところに、と言うより知り合いは彼だけしかいなかった。
自分だって不老不死だ。見せしめにされた参加者のように復活した、
と考えたって別におかしくはない。
「いやそれでもなんでだよ!?」
アシリパや白石でも、尾形や鶴見でも、土方や牛山ですらなく。
何故知り合いが姉畑だけなのか色んな意味で理解したくない。
一応身を隠してると言うのに思わず突っ込んでしまう。
何故知り合いが姉畑だけなのか色んな意味で理解したくない。
一応身を隠してると言うのに思わず突っ込んでしまう。
(いや、ちょっと待てよ?)
確かにアシリパたちはいないのは良い事だが、
冷静になって考えれば名簿には致命的な問題がある。
『誰が、どの身体でいるのか』は記されてるわけではない。
自分が杉元と表記されたように、精神側のみの情報だ。
───と言うことは、アシリパの身体になってる人の可能性。
もしかしたら、自分の身体に誰かの精神が入ってしまった可能性。
冷静になって考えれば名簿には致命的な問題がある。
『誰が、どの身体でいるのか』は記されてるわけではない。
自分が杉元と表記されたように、精神側のみの情報だ。
───と言うことは、アシリパの身体になってる人の可能性。
もしかしたら、自分の身体に誰かの精神が入ってしまった可能性。
(おい! これ、かなりまずい状況だぞ!?)
精神が参加してた場合は一人を探す作業になる。
この広さで六十人は十分きついが、身体だけだと格段に跳ね上がる。
残り五十九人をそ調べなければならないというとんでも作業だ。
しかも放送内容からして、既に何人かはもうおっぱじめてる状態。
もし乗ってる奴が自分達の身体だったらと思うと、目も当てられないことだ。
勿論二人の身体を持った人物はこの舞台にはいないが、知る術は今の彼にはない。
城とか船と言う名前について気にも留めず名簿をすぐにしまい、舗装された道へと飛び出す。
自分のように殺し合いに懐疑的な参加者を探し、捜索範囲を広げていく。
まずは参加者を目視しやすい見晴らしのいい場所、近くの海岸へと向かう。
見晴らしのいい場所は狙撃の危険はあって寧ろ離れる方ではあるが、
始まってそれほど時間がたってない今ならまだいる可能性はある。
それに場数を踏んでない人だっているかもしれない。
この広さで六十人は十分きついが、身体だけだと格段に跳ね上がる。
残り五十九人をそ調べなければならないというとんでも作業だ。
しかも放送内容からして、既に何人かはもうおっぱじめてる状態。
もし乗ってる奴が自分達の身体だったらと思うと、目も当てられないことだ。
勿論二人の身体を持った人物はこの舞台にはいないが、知る術は今の彼にはない。
城とか船と言う名前について気にも留めず名簿をすぐにしまい、舗装された道へと飛び出す。
自分のように殺し合いに懐疑的な参加者を探し、捜索範囲を広げていく。
まずは参加者を目視しやすい見晴らしのいい場所、近くの海岸へと向かう。
見晴らしのいい場所は狙撃の危険はあって寧ろ離れる方ではあるが、
始まってそれほど時間がたってない今ならまだいる可能性はある。
それに場数を踏んでない人だっているかもしれない。
「ってはやっ!?」
走ってみれば異常なほどに身体が軽い。
軍人である杉元も十分鍛えてるつもりだが、
それにしたって彼女の身体は同じぐらいに動ける。
身体が慣れてない都合本来ならより速く動けるものの、
急いでる状況でこの身軽さは非常にありがたいものだ。
軍人である杉元も十分鍛えてるつもりだが、
それにしたって彼女の身体は同じぐらいに動ける。
身体が慣れてない都合本来ならより速く動けるものの、
急いでる状況でこの身軽さは非常にありがたいものだ。
「君! 少しいいかな!」
コンクリートの道路を駆けていると、
森の入り口の方から一人の参加者が駆け寄る。
森の入り口の方から一人の参加者が駆け寄る。
(うお、でけぇ……牛山と同じぐらいか?)
杉元も当時の時代でならそれなりに身長は高い部類だが、
相手の身長は二メートルはあるかと疑うレベルの巨漢だ。
身体が十代半ばで成長が止まった少女だから、
と言うところはあるのかもしれないが。
相手の身長は二メートルはあるかと疑うレベルの巨漢だ。
身体が十代半ばで成長が止まった少女だから、
と言うところはあるのかもしれないが。
「空条承太郎、ヴァニラ・アイスの名前に覚えはないかな?」
好青年のような何処か爽やかで、
殺し合いの場では余り似合わない立ち居振る舞い。
名乗らずに人を訪ねてることから自分のように、
身内が参加していて焦ってるのかもしれないように思える。
殺し合いの場では余り似合わない立ち居振る舞い。
名乗らずに人を訪ねてることから自分のように、
身内が参加していて焦ってるのかもしれないように思える。
「いや、知らねえが……アンタの知り合い───」
返事を終える前に頭上から迫る拳。
焦ってると思いつつも警戒は怠ってなかったので、
すんでのところでバックステップによって回避。
コンクリートの道路に軽くクレーターが出来上がる。
焦ってると思いつつも警戒は怠ってなかったので、
すんでのところでバックステップによって回避。
コンクリートの道路に軽くクレーターが出来上がる。
「貴様、見えているのか!」
先ほどの立ち居振る舞いも、
好青年のような爽やかさは既に消え失せた。
漂う殺気は入れ墨囚人に負けず劣らずのどす黒いもの。
邪悪の化身、DIOがそこにいるだけ。
好青年のような爽やかさは既に消え失せた。
漂う殺気は入れ墨囚人に負けず劣らずのどす黒いもの。
邪悪の化身、DIOがそこにいるだけ。
「えぇ!? 何その背後霊!?」
真っ先に突っ込みたかったのはスタンドだ。
自分が炎や不老不死のように力があるとは思うが、
最初に出会った相手も想像の斜め上の物に驚かされる。
目に見える非科学的なものを次々と目にしていくと、
世界はどれだけ知らないことだらけかと知識の浅さを感じてしまう。
自分が炎や不老不死のように力があるとは思うが、
最初に出会った相手も想像の斜め上の物に驚かされる。
目に見える非科学的なものを次々と目にしていくと、
世界はどれだけ知らないことだらけかと知識の浅さを感じてしまう。
「スタンド使いでもない貴様にも見える。
ボンドルドめ、どうやったかは知らんが余計なことを……」
ボンドルドめ、どうやったかは知らんが余計なことを……」
スタンド使い以外でもスタンドが見える様子。
物質と同一になれるタイプでもないザ・ワールドだと、
本来見ることなどあり得ないが、これだけの所業ができた運営だ。
スタンドをある程度弄ることも不可能ではないのかもしれない。
もっとも、見えたところでどうにかなるかは別だが。
物質と同一になれるタイプでもないザ・ワールドだと、
本来見ることなどあり得ないが、これだけの所業ができた運営だ。
スタンドをある程度弄ることも不可能ではないのかもしれない。
もっとも、見えたところでどうにかなるかは別だが。
「フン、まあいい。我が最大の宿敵は既に手中にある。
このDIOが負ける道理など、最初から存在しないということだ。」
このDIOが負ける道理など、最初から存在しないということだ。」
「つまり敵ってことでいいんだな、てめえは!!」
ザ・ワールドが先行し拳を振るう。
無駄のない精密なストレートをすんでの所で躱す。
だが向こうの慣れた動きと慣れてない杉元では、
完全な回避はできずに時折頬をかすめる。
無駄のない精密なストレートをすんでの所で躱す。
だが向こうの慣れた動きと慣れてない杉元では、
完全な回避はできずに時折頬をかすめる。
(なんだあいつ、動きが良すぎる!)
当然だ。元々DIOはジョナサンの肉体を乗っ取っていた。
身体の不慣れのハンディは参加者でも遥かに少ない、と言うよりスタンドは精神の具現。
肉体に依存してないその能力は、当然手足のように使うことが可能。
もっとも首から上もジョナサンになってて厳密には違うので、
多少ステータスは劣化しているが時期に慣れるだろう。
身体の不慣れのハンディは参加者でも遥かに少ない、と言うよりスタンドは精神の具現。
肉体に依存してないその能力は、当然手足のように使うことが可能。
もっとも首から上もジョナサンになってて厳密には違うので、
多少ステータスは劣化しているが時期に慣れるだろう。
「確か、こうだっけか!」
再び道路に拳を叩き込んだ瞬間、
今度は杉元が炎を纏わせながらスタンドへと叩き込むも回避。
だがその後も地面に叩きつけると同時に、更に火力を追加する。
地面の隙間の中で数本の火柱が噴出。クレーターのコンクリートが勢いで弾け飛ぶ。
僅かばかりだが、妹紅のスペルカード【虚人「ウー」】に少し似た攻撃だ。
はじけ飛んだコンクリートの破片は熱を纏い弾丸のようにDIOの方へ向かう。
今度は杉元が炎を纏わせながらスタンドへと叩き込むも回避。
だがその後も地面に叩きつけると同時に、更に火力を追加する。
地面の隙間の中で数本の火柱が噴出。クレーターのコンクリートが勢いで弾け飛ぶ。
僅かばかりだが、妹紅のスペルカード【虚人「ウー」】に少し似た攻撃だ。
はじけ飛んだコンクリートの破片は熱を纏い弾丸のようにDIOの方へ向かう。
「ムッ!」
ザ・ワールドが後退しながら拳のラッシュでコンクリートを払うが、
DIOは顔をしかめて、少し急ぐ風に後退して距離を取っていく。
DIOは顔をしかめて、少し急ぐ風に後退して距離を取っていく。
(なんだ? 炎が苦手なのか?)
妙に警戒していた動きで、
杉元も疑問を持たざるを得ない。
杉元も疑問を持たざるを得ない。
(ジョナサンの肉体を手に入れたからか。忌々しい百年前の記憶が出てくる。)
炎と言えば彼にとっては全てが苦い経験だ。
一度目は慈愛の女神像に突き刺さったまま焼かれ、
二度目は燃えたグローブに気化冷凍法を破られて、
三度目は船の爆発で危うく終わりを迎えるところだった。
百年後は波紋ですらちと手を焼いたと言ってしまう彼だが、
改めてジョナサンの肉体となって、そのことを思い出してしまう。
炎に対してろくな記憶がないのだ彼は。
一度目は慈愛の女神像に突き刺さったまま焼かれ、
二度目は燃えたグローブに気化冷凍法を破られて、
三度目は船の爆発で危うく終わりを迎えるところだった。
百年後は波紋ですらちと手を焼いたと言ってしまう彼だが、
改めてジョナサンの肉体となって、そのことを思い出してしまう。
炎に対してろくな記憶がないのだ彼は。
「……スタンド以外でもそういった、個人個人の能力があるというわけか。」
石仮面に波紋。海の底に眠っていた間究極の生物が存在していたという噂も聞く。
アヴドゥルのマジシャンズ・レッドのような余りの高温ではなさそうだが、
今後は参加者の能力、或いは肉体の能力を理解する必要があると改めて理解する。
アヴドゥルのマジシャンズ・レッドのような余りの高温ではなさそうだが、
今後は参加者の能力、或いは肉体の能力を理解する必要があると改めて理解する。
(とりあえず地上戦は不利だ。一旦飛ぶしかねえ!!)
いかに拳技に長けた岩息だってあんな威力の拳は出せない。
相手の間合いに入って戦うこと自体が得策ではないし、
妹紅の飛翔能力があるならば一方的な攻撃が可能なはずだ。
試しに念じながら跳躍すれば、本当に空を飛ぶ。
相手の間合いに入って戦うこと自体が得策ではないし、
妹紅の飛翔能力があるならば一方的な攻撃が可能なはずだ。
試しに念じながら跳躍すれば、本当に空を飛ぶ。
(マジか! 蓬莱人すっげえ!)
幻想郷の住人の多くの標準みたいなものだが、
彼にとってはこれが蓬莱人の権能の一つと思っている。
彼にとってはこれが蓬莱人の権能の一つと思っている。
「ふん、無駄無駄ぁ!!」
だがそんな悠長な暇を与えてはくれない。
地面にクレーターを作るザ・ワールドの蹴り。
それと共にDIOは跳躍して空中で距離を詰めてくる。
地面にクレーターを作るザ・ワールドの蹴り。
それと共にDIOは跳躍して空中で距離を詰めてくる。
(嘘だろおい! 五メートル以上は飛んでるだろうがどんな跳躍力だ!?)
「我がスタンドから逃れることは出来ん!
フンッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ───ッ!」
フンッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ───ッ!」
空中でザ・ワールドの無数の蹴り。
残像も見えるほどの素早い一撃を前に、
一気に間合いを詰められて対応が遅れた杉元はもろに受てしまう。
数本の骨を折られながら、コンクリートの地面に叩きつけられてさらに転がる。
残像も見えるほどの素早い一撃を前に、
一気に間合いを詰められて対応が遅れた杉元はもろに受てしまう。
数本の骨を折られながら、コンクリートの地面に叩きつけられてさらに転がる。
(クソッ、滅茶苦茶いてぇ!!)
普通なら痛みのショックで気を失いかねないものだが、
痛みに慣れた身体故か、それとも精神が屈強な杉元だからか。
或いは両方の理由によってまだ十分に意識を保っている。
問題はまだ動きに追いつかないその身体と言うべきか。
痛みに慣れた身体故か、それとも精神が屈強な杉元だからか。
或いは両方の理由によってまだ十分に意識を保っている。
問題はまだ動きに追いつかないその身体と言うべきか。
「反撃する暇も与えんッ! 死ねいッ!」
再び顔を破壊しにかかるザ・ワールドの拳。
高速で迫るそれに一瞬だが杉元は死を予感する。
いや、厳密には死なない。まだ二回チャンスはあるのだから。
だからこの場で殺されたとしても、最悪問題はないとも言えた。
高速で迫るそれに一瞬だが杉元は死を予感する。
いや、厳密には死なない。まだ二回チャンスはあるのだから。
だからこの場で殺されたとしても、最悪問題はないとも言えた。
(おい、何考えてんだ。)
杉元は疑問を持った。
死んでもチャンスがある。確かにそうだ。
だからこそ───何故その前提で考えているのか。
普通は命は一つだ。確かに死んでも恐らく次はあるのだろう。
だが、この身体のことを知ってどこか甘えていたのではないか。
死んでもチャンスがある。確かにそうだ。
だからこそ───何故その前提で考えているのか。
普通は命は一つだ。確かに死んでも恐らく次はあるのだろう。
だが、この身体のことを知ってどこか甘えていたのではないか。
(不死身の杉元が負けて死を受け入れるだと?)
もっと意地汚く生きあがく。
撃たれようと、刺されようと、絶対相手をぶっ殺す。
杉元佐一が何故不死身の杉元と呼ばれるようになったのか。
異常なタフネスももちろんあるだろう。殺せる気がしない。
何より当たり前の理由が一つある。最もシンプルかつ単純なそれが。
撃たれようと、刺されようと、絶対相手をぶっ殺す。
杉元佐一が何故不死身の杉元と呼ばれるようになったのか。
異常なタフネスももちろんあるだろう。殺せる気がしない。
何より当たり前の理由が一つある。最もシンプルかつ単純なそれが。
───殺される前に相手を殺すという、至極まっとうな理由。
「殺してみろッ!! 俺は───」
それがあって生還し、初めてそう呼ばれることになるのだ。
だから死から逃げ続けろ。不老不死や次があるとかそんなことは関係ない。
不死身の杉元が、次があろうと訪れる死を受け入れてはならないと。
生きあがく杉元に反応するかのように、炎の爆発が彼を中心に起こる。
だから死から逃げ続けろ。不老不死や次があるとかそんなことは関係ない。
不死身の杉元が、次があろうと訪れる死を受け入れてはならないと。
生きあがく杉元に反応するかのように、炎の爆発が彼を中心に起こる。
「何!?」
爆風を防ぐことを専念し、
スタンドに眼前で腕をクロスさせて防ぐ。
爆風が収まれば杉元が上空へと舞うが、
先ほどまでとは決定的に違うものがそこにある。
スタンドに眼前で腕をクロスさせて防ぐ。
爆風が収まれば杉元が上空へと舞うが、
先ほどまでとは決定的に違うものがそこにある。
炎が背中から羽の形を成す、紅蓮の翼。
【不死「火の鳥-鳳翼天翔-」】と酷似したものだ。
【不死「火の鳥-鳳翼天翔-」】と酷似したものだ。
「俺は、不死身の杉元だッ!!!」
本来なら可愛らしい彼女の表情は、
人を殺す眼差しをしながら火の鳥の弾幕を飛ばす。
酷似したものだけあって火の鳥こそ正面に向けてるが、
周囲に羽のような炎が無数に飛び散る、荒々しさが垣間見える一撃。
パワーには優れてるが、殺し合いだけあって弾幕としての魅せはない。
人を殺す眼差しをしながら火の鳥の弾幕を飛ばす。
酷似したものだけあって火の鳥こそ正面に向けてるが、
周囲に羽のような炎が無数に飛び散る、荒々しさが垣間見える一撃。
パワーには優れてるが、殺し合いだけあって弾幕としての魅せはない。
「こいつ、これほどまでの力を!」
スター・プラチナはザ・ワールドと同じタイプのスタンド。
故に承太郎は止まった時の世界へと至れることができた。
ならば、ザ・ワールドがスター・プラチナと同じタイプなのも事実。
何が言いたいのかと言うと、弱点である『攻撃時触れる必要がある』もまた共通。
普段ならば吸血鬼特有の再生能力に物を言わせてしまえばどうと言うことはない炎。
だが今はジョナサン・ジョースターの肉体。そういったものには滅法弱くなっている。
ましてやスタンドが見える状態だ。フィードバックがないから安心などと言えるはずもなく、
故に承太郎は止まった時の世界へと至れることができた。
ならば、ザ・ワールドがスター・プラチナと同じタイプなのも事実。
何が言いたいのかと言うと、弱点である『攻撃時触れる必要がある』もまた共通。
普段ならば吸血鬼特有の再生能力に物を言わせてしまえばどうと言うことはない炎。
だが今はジョナサン・ジョースターの肉体。そういったものには滅法弱くなっている。
ましてやスタンドが見える状態だ。フィードバックがないから安心などと言えるはずもなく、
「チィッ! 無駄無駄無駄無駄無駄ァ───ッ!!」
風圧のラッシュで固まった炎を散らす。
今できる最善策であり、その効果はある程度は見込めた。
火の鳥の弾幕は大分形を崩し、文字通りの火力の低下はある。
だがあくまで低下。無効にまでは至れず火の塊を受けざるを得ない。
今できる最善策であり、その効果はある程度は見込めた。
火の鳥の弾幕は大分形を崩し、文字通りの火力の低下はある。
だがあくまで低下。無効にまでは至れず火の塊を受けざるを得ない。
「ヌウウウウッ!!」
再び両腕を交差させスタンドで防御する。
生身で受けるよりはましだが皮膚が焼けていく痛み。
流石のDIOも表情を歪ませずにはいられない。
衝撃によりスタンドと共に大きく後退させられてしまう。
生身で受けるよりはましだが皮膚が焼けていく痛み。
流石のDIOも表情を歪ませずにはいられない。
衝撃によりスタンドと共に大きく後退させられてしまう。
攻撃を受けきって空を見上げるも、相手の姿は見えない。
まだ夜間、あれほど目立つ姿を見失うことはそうないはず。
まだ夜間、あれほど目立つ姿を見失うことはそうないはず。
「逃げたか。」
まだまだ戦えるようにも見えたが、
火事場のバカ力と言った類のものだったらしい。
素直に逃走したようだが、追跡する気は別になかった。
単純に追跡が困難だから、と言うのは確かにある。
一方であれほどの負傷。他の参加者にも狙われば終わりだ。
支給品の確保にならなかったのは勿体ないが、別に大した問題ではない。
ザ・ワールドの力はこの場でも十分に発揮できると分かっただけでも十分。
承太郎と邂逅すればあの時とは逆に時を止める能力が発現するはず。
時期に最盛期たる五秒まで戻せるだろう。
火事場のバカ力と言った類のものだったらしい。
素直に逃走したようだが、追跡する気は別になかった。
単純に追跡が困難だから、と言うのは確かにある。
一方であれほどの負傷。他の参加者にも狙われば終わりだ。
支給品の確保にならなかったのは勿体ないが、別に大した問題ではない。
ザ・ワールドの力はこの場でも十分に発揮できると分かっただけでも十分。
承太郎と邂逅すればあの時とは逆に時を止める能力が発現するはず。
時期に最盛期たる五秒まで戻せるだろう。
(早々に離れておく方がいいな。)
散らした炎が辺りの草木に燃え移って火災が起きている。
遠からずこの森は大炎上する。その前に逃げるのが先決だ。
遠からずこの森は大炎上する。その前に逃げるのが先決だ。
「不死身のスギモト、と言ったか。」
どういう意味で不死身なのだろうか。
自分と同じ石仮面を被った存在なのか。それともただの鼓舞か。
僅かながらの興味を持ちながら、スタンドの蹴りで跳躍しながらその場を離れる。
風に晒され焼けた皮膚が染み、自分が受けた傷を物語っていく。
人間は成長し続ける。ジョナサン・ジョースターはそういった。
だが人の身体には限界がある。この傷、軽傷と呼ぶには言い難いものだ。
もっとも、ジョナサンであれば火傷の痛みも乗り越えて立ち向かうのだろうが。
自分と同じ石仮面を被った存在なのか。それともただの鼓舞か。
僅かながらの興味を持ちながら、スタンドの蹴りで跳躍しながらその場を離れる。
風に晒され焼けた皮膚が染み、自分が受けた傷を物語っていく。
人間は成長し続ける。ジョナサン・ジョースターはそういった。
だが人の身体には限界がある。この傷、軽傷と呼ぶには言い難いものだ。
もっとも、ジョナサンであれば火傷の痛みも乗り越えて立ち向かうのだろうが。
(しかし、誰かいるのか。)
首に手を当て、そこにあるものを確かめる。
ジョースターの血統の証である星形のあざ。
普通ならばそれだけだが、ジョースターの血統と言うのは、
不思議な電波のようなものを発信していることがある。
同じあざを持った者、つまり何処かにジョースターの肉体を持った人物がいるようだ。
ジョースターの血統の証である星形のあざ。
普通ならばそれだけだが、ジョースターの血統と言うのは、
不思議な電波のようなものを発信していることがある。
同じあざを持った者、つまり何処かにジョースターの肉体を持った人物がいるようだ。
「承太郎かジョセフか、このDIOも知らぬ存在か……」
なんにせよ警戒しておくことに越したことはない。
ジョースター家はしぶとい。道下手に転がる犬の糞のような邪魔さだ。
予期せぬ形でスタンド使いになっているかもしれないのだから。
まさか、犬みたいな少女がその肉体を得てるなんて事実について、
露とも知らず人間に戻った不死身の男はフィールドを駆け抜ける。
ジョースター家はしぶとい。道下手に転がる犬の糞のような邪魔さだ。
予期せぬ形でスタンド使いになっているかもしれないのだから。
まさか、犬みたいな少女がその肉体を得てるなんて事実について、
露とも知らず人間に戻った不死身の男はフィールドを駆け抜ける。
【G-3とG-2の境界 道路/深夜】
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】
[身体]:ジョナサン・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険
[状態]:両腕火傷、疲労(小)、火に対する忌避感、スタンドON
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済)
[思考・状況]基本方針:勝利して支配する
1:森から離れる。北西を目指す
2:百年ぶりの日光浴にほんのちょっぴりだけ興味。
3:元の身体はともかく、石仮面で人間はやめておきたい。
4:スギモトは放っておいてもいいだろうが、見つければとどめを刺す。
5:アイスがいるではないか……探す。
6:承太郎と会えば時を止められるだろうが、今向かうべきではない。
7:ジョースターの肉体にを持つ参加者に警戒。
[身体]:ジョナサン・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険
[状態]:両腕火傷、疲労(小)、火に対する忌避感、スタンドON
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済)
[思考・状況]基本方針:勝利して支配する
1:森から離れる。北西を目指す
2:百年ぶりの日光浴にほんのちょっぴりだけ興味。
3:元の身体はともかく、石仮面で人間はやめておきたい。
4:スギモトは放っておいてもいいだろうが、見つければとどめを刺す。
5:アイスがいるではないか……探す。
6:承太郎と会えば時を止められるだろうが、今向かうべきではない。
7:ジョースターの肉体にを持つ参加者に警戒。
[備考]
※参戦時期は承太郎との戦いでハイになる前。
※ザ・ワールドは出せますが時間停止は出来ません。
ただし、スタンドの影響でジョナサンの『ザ・パッション』が使える か も。
※肉体、及び服装はディオ戦の時のジョナサンです。
※スタンドは他人にも可視可能で、スタンド以外の干渉も受けます。
※ジョナサンの肉体なので波紋は使えますが、肝心の呼吸法を理解していません。
が、身体が覚えてるのでもしかしたら簡単なものぐらいならできるかもしれません。
※肉体の波長は近くなければ何処かにいる程度にしか認識できません。
※参戦時期は承太郎との戦いでハイになる前。
※ザ・ワールドは出せますが時間停止は出来ません。
ただし、スタンドの影響でジョナサンの『ザ・パッション』が使える か も。
※肉体、及び服装はディオ戦の時のジョナサンです。
※スタンドは他人にも可視可能で、スタンド以外の干渉も受けます。
※ジョナサンの肉体なので波紋は使えますが、肝心の呼吸法を理解していません。
が、身体が覚えてるのでもしかしたら簡単なものぐらいならできるかもしれません。
※肉体の波長は近くなければ何処かにいる程度にしか認識できません。
DIOが逃げる方角とは少しずれた近くの池。
そこから這い上がるように出てくる姿がある。
そこから這い上がるように出てくる姿がある。
「俺は、不死身の杉元だ……」
杉元だ。
空から攻撃を放ったのは良いものの、慣れない飛行と炎の威力の反動で、
あらぬ方向へと飛んで行って、最終的にこの池へと落ちていた。
やっと息ができるようになって空を仰ぎながら大きく息を吸う。
空から攻撃を放ったのは良いものの、慣れない飛行と炎の威力の反動で、
あらぬ方向へと飛んで行って、最終的にこの池へと落ちていた。
やっと息ができるようになって空を仰ぎながら大きく息を吸う。
(クソッ、ホイホイと骨折りやがって。
再生してるみてえだが、完全治癒までは絶対にかかるだろ……)
再生してるみてえだが、完全治癒までは絶対にかかるだろ……)
さっきのように炎を出して、軽く暖を取りつつ服を乾かす。
まだリザレクションはしてないと言えども、この傷は余り笑えない。
この手の痛みについては金塊争奪戦でも頬に剣は刺さるわ足を撃たれるわ、
脳みそも削れるわではっきり言ってどっこいどっこいなので気にはしない。
まだリザレクションはしてないと言えども、この傷は余り笑えない。
この手の痛みについては金塊争奪戦でも頬に剣は刺さるわ足を撃たれるわ、
脳みそも削れるわではっきり言ってどっこいどっこいなので気にはしない。
(承太郎にヴァニラとか言ったな。そいつらも警戒しておかねーと……)
探していたのは宿敵か味方か。
どちらかは分からないがあれの見知った間柄だ。
双方ともに味方であることを願いたいものの、
当人と出会ったときはある程度警戒することにする。
不死身に至った男は、一人池の傍で佇んでいた。
どちらかは分からないがあれの見知った間柄だ。
双方ともに味方であることを願いたいものの、
当人と出会ったときはある程度警戒することにする。
不死身に至った男は、一人池の傍で佇んでいた。
【F-3 池/深夜】
【杉元佐一@ゴールデンカムイ】
[身体]:藤原妹紅@東方project
[状態]:ダメージ(大)、骨折、霊力消費(中)、再生中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済)
[思考・状況]基本方針:なんにしろ主催者をシメて帰りたい。身体は……持ち主に悪いが最悪諦める。
1:俺やアシリパさんの身体ないよな? ないと言ってくれ。
2:なんで先生いるの!? と言うかなんで先生だけ選んだ!?
3:不死身だとしても死ぬ前提の動きはしない(なお無茶はする模様)。
4:DIOの仲間の可能性がある空条承太郎、ヴァニラ・アイスに警戒。
5:って言うかこの入れ物炎の中でも無事って材質どうなってんだ。
[備考]
※参戦時期は流氷で尾形が撃たれてから病院へ連れて行く間です。
※二回までは死亡から復活できますが、三回目の死亡で復活は出来ません。
※パゼストバイフェニックス、および再生せず魂のみ維持することは制限で使用不可です。
死亡後長くとも五分で強制的に復活されますが、復活の場所は一エリア程度までは移動可能。
※飛翔は短時間なら可能です
※鳳翼天翔、ウーに類似した攻撃を覚えました
[身体]:藤原妹紅@東方project
[状態]:ダメージ(大)、骨折、霊力消費(中)、再生中
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0〜3(確認済)
[思考・状況]基本方針:なんにしろ主催者をシメて帰りたい。身体は……持ち主に悪いが最悪諦める。
1:俺やアシリパさんの身体ないよな? ないと言ってくれ。
2:なんで先生いるの!? と言うかなんで先生だけ選んだ!?
3:不死身だとしても死ぬ前提の動きはしない(なお無茶はする模様)。
4:DIOの仲間の可能性がある空条承太郎、ヴァニラ・アイスに警戒。
5:って言うかこの入れ物炎の中でも無事って材質どうなってんだ。
[備考]
※参戦時期は流氷で尾形が撃たれてから病院へ連れて行く間です。
※二回までは死亡から復活できますが、三回目の死亡で復活は出来ません。
※パゼストバイフェニックス、および再生せず魂のみ維持することは制限で使用不可です。
死亡後長くとも五分で強制的に復活されますが、復活の場所は一エリア程度までは移動可能。
※飛翔は短時間なら可能です
※鳳翼天翔、ウーに類似した攻撃を覚えました
※G-2 G-3で森が燃え広がり始めてます。
00:初回放送 | 投下順に読む | 02:指と仇 |
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血脈に刻まれた因縁 | DIO | 22:うろ覚えでも思い出したいDIO様と奇妙な獣 |
我も紅に染まれ紅蓮に繋がれて | 杉元佐一 | 27:Winding Road |