前史 > 第1章 > 第2章
ラジウム王国の台頭
奈佐ヶ丘城での攻城戦の後、それまで強い影響力を持っていた奈佐幕府とカプリシオス帝国が弱体化した。
そしてカプリシオス帝国南部に存在した紛争地帯にも影響が及んだ。帝国の影響力が衰えたことで現地で最も強力なラジウム王国が影響力、領土、国力を大きく伸ばした。そして蛮勇王ホーリッヒ1世はカプリシオス帝国の領土への野心を剥き出しにしたのだった…
そしてカプリシオス帝国南部に存在した紛争地帯にも影響が及んだ。帝国の影響力が衰えたことで現地で最も強力なラジウム王国が影響力、領土、国力を大きく伸ばした。そして蛮勇王ホーリッヒ1世はカプリシオス帝国の領土への野心を剥き出しにしたのだった…
シャール城の攻城戦
カプリシオス帝国南部の樹海にあるシャール城。南部の蛮族に対する防波堤であり、豊富な木々を伐採し本土へ輸送する木材の生産地でもあった。罠の張り巡らされた雨の降る暗い森の中をラジウム王国の斥候は難なく突破し狼煙を上げ、こうしてシャール城への攻城戦は始まった。
ラジウム王国の戦士達は両手斧や片手斧、弓を扱う歴戦の猛者であり1人1人の戦闘力が高かった。カプリシオス帝国の歩兵部隊は斧によって盾を破壊され切られた、帝国の弓兵は城壁から顔を出した所を長弓によって射抜かれた。それでもカプリシオス帝国の誇る重装歩兵は耐えた。大半の兵が軽装備で中には鎧すら着ていない者もいたラジウム王国軍は帝国突撃衛兵の持つネザライト製の両手斧(ランケリア)によってなすすべなく切断された。弓矢も重装備の前には効果が小さく状況は拮抗していた。
ラジウム王国の戦士達は両手斧や片手斧、弓を扱う歴戦の猛者であり1人1人の戦闘力が高かった。カプリシオス帝国の歩兵部隊は斧によって盾を破壊され切られた、帝国の弓兵は城壁から顔を出した所を長弓によって射抜かれた。それでもカプリシオス帝国の誇る重装歩兵は耐えた。大半の兵が軽装備で中には鎧すら着ていない者もいたラジウム王国軍は帝国突撃衛兵の持つネザライト製の両手斧(ランケリア)によってなすすべなく切断された。弓矢も重装備の前には効果が小さく状況は拮抗していた。
しかし上級王の直属の軍勢の先鋒隊である英雄ファルクス兵が到着したことでその均衡は崩れ去った。
両手剣のファルクスを自在に扱う精鋭の戦士達は帝国突撃衛兵の攻撃すら回避し鎧の隙間を狙って刺し、切り殺した。
その後数と練度の差で次第に押し込まれた帝国軍は敗北しシャール城周辺の土地を失ったが、ラジウム王国も目標を達成した為撤退を開始。こうして帝国南部地帯での戦闘は一応の終結を迎えた
しかし南部の蛮族は常に帝国の背後を脅かす存在として今後も影響力を持ち続けるだろう…
両手剣のファルクスを自在に扱う精鋭の戦士達は帝国突撃衛兵の攻撃すら回避し鎧の隙間を狙って刺し、切り殺した。
その後数と練度の差で次第に押し込まれた帝国軍は敗北しシャール城周辺の土地を失ったが、ラジウム王国も目標を達成した為撤退を開始。こうして帝国南部地帯での戦闘は一応の終結を迎えた
しかし南部の蛮族は常に帝国の背後を脅かす存在として今後も影響力を持ち続けるだろう…
チーク教十字軍の派兵
- 12作目のエリソール~15作目の聖都 メナス・ナルメルの時期で行われた。
奈佐幕府とカプリシオス帝国の弱体化を好機と判断したマイン王国は、デュシベ騎士団国と共にチーク教十字軍を編成。ドイゴン半島南部のドイゴン王国に攻撃を開始した。
奇襲攻撃によって北部の要衝エリソールを陥落させたのち、勢いに乗ってエサバル神殿やラメス高原など各所でドイゴン王国軍を打ち破る。
しかし、大都市メネス・ナルメルを攻略したところでドイゴン王国軍将軍アミール・グスタスクが戦線の再構築に成功。これによって戦いの連続で疲弊していた十字軍は攻勢限界に到達、撤退を開始した。
奇襲攻撃によって北部の要衝エリソールを陥落させたのち、勢いに乗ってエサバル神殿やラメス高原など各所でドイゴン王国軍を打ち破る。
しかし、大都市メネス・ナルメルを攻略したところでドイゴン王国軍将軍アミール・グスタスクが戦線の再構築に成功。これによって戦いの連続で疲弊していた十字軍は攻勢限界に到達、撤退を開始した。
結末
- マイン王国は巨大な領土を獲得したものの、両国ともに一連の戦いで大きく疲弊し、国力の回復に努めることとなる。
- また、ドイゴン王国ではファラオ一族が聖都を失い、私兵を相当数損失したことにより国内での権力が大きく低下。今までファラオの下で働いていた将軍など軍部の権力が拡大し、ドイゴン王国内での権力バランスが大きく変化することとなった。