遊牧民襲来
- 1作目の之桶城攻城戦時の出来事
非常に広大な奈佐幕府は世界有数の大国であったが、その一方で国境部の紛争と襲撃への対応に苦労していた。その中でも北方のエレス・ハン国は頻繁に小隊を派遣して村々を略奪し焼き払って行く厄介な存在だった
東暦1001年の秋。冬が迫るその時期に突如エレス・ハン国軍は南下を開始した。これまでの突発的な少数の襲撃ではなく組織的な軍団を派遣してきたのである。
ハン国軍の狙いは対遊牧民の本営が置かれている重要拠点【之桶城】だった
エレス・ハン国は軽装兵を中心に、ハン国西部で活躍していたバルジュナ軍団を加えた総勢1万6千の軍勢だった
それに対する奈佐幕府は城の周辺から兵を募り約2千人の兵を追加で集めたが城を守備するのは6千人しかいなかった。
1万人の差で始まった攻城戦だったが、当初之桶城は敵を寄せ付けなかった。立地から対遊牧民の最前線となることが明白だったため築城された当時から堅牢な城だったからである
東暦1001年の秋。冬が迫るその時期に突如エレス・ハン国軍は南下を開始した。これまでの突発的な少数の襲撃ではなく組織的な軍団を派遣してきたのである。
ハン国軍の狙いは対遊牧民の本営が置かれている重要拠点【之桶城】だった
エレス・ハン国は軽装兵を中心に、ハン国西部で活躍していたバルジュナ軍団を加えた総勢1万6千の軍勢だった
それに対する奈佐幕府は城の周辺から兵を募り約2千人の兵を追加で集めたが城を守備するのは6千人しかいなかった。
1万人の差で始まった攻城戦だったが、当初之桶城は敵を寄せ付けなかった。立地から対遊牧民の最前線となることが明白だったため築城された当時から堅牢な城だったからである
ドイゴン半島の統一
- 2作目のデザートノープル攻城戦時の出来事
半島南部に位置していたドイゴン王国は長い年月をかけて版図を広げついに残す国は1つとなった
それが100年以上の歴史を持つ都市国家デザートノープルであった。
共和制の国で長い間強力な防壁と装備は旧式だが練度が高く士気の高い軍隊は侵略者を打ち破ってきた
砂漠の多い半島南部に比べ北部は乾燥帯で場所によっては小さい林やオアシスがあるなど土地が豊かだったこともデザートノープルが強い理由だった
東暦1002年 ドイゴン王国は軍をデザートノープルへ向かわせた。戦いは激戦となりデザートノープル軍の
重装騎兵や重装歩兵によって軽装兵の多いドイゴン王国はおびただしい数の損害を被ったが数の優位を活かして立ち回り最終的にデザートノープルを滅ぼして半島を統一した。
そしてこの戦いを通じてそれまで砂漠地帯での戦闘に特化した軽装兵が多かったドイゴン王国は軍制改革を行う
ことを決断し国力の増強に力を注いだ
それが100年以上の歴史を持つ都市国家デザートノープルであった。
共和制の国で長い間強力な防壁と装備は旧式だが練度が高く士気の高い軍隊は侵略者を打ち破ってきた
砂漠の多い半島南部に比べ北部は乾燥帯で場所によっては小さい林やオアシスがあるなど土地が豊かだったこともデザートノープルが強い理由だった
東暦1002年 ドイゴン王国は軍をデザートノープルへ向かわせた。戦いは激戦となりデザートノープル軍の
重装騎兵や重装歩兵によって軽装兵の多いドイゴン王国はおびただしい数の損害を被ったが数の優位を活かして立ち回り最終的にデザートノープルを滅ぼして半島を統一した。
そしてこの戦いを通じてそれまで砂漠地帯での戦闘に特化した軽装兵が多かったドイゴン王国は軍制改革を行う
ことを決断し国力の増強に力を注いだ
マイン王国の大遠征
チーク教を信仰しない奈佐幕府やラーマ帝国、チーク教融和派のカプリシオス帝国を異端だと判断していた
マイン王国は異端を征伐しチーク教の楽園を作ろうと画策したが、奈佐幕府の堅牢な城やラーマ帝国の劣悪な地形で攻略は上手くいかず大した戦果は得られず、それに加え計画性の無さが災いしカプリシオス帝国の主要な領土すら落とせずに撤退した。
この遠征を教訓としたマイン王国は軍制改革や内政に注力して次の大遠征の為に力を蓄えている
もし世界で均衡が崩れるようなことが起きればすぐさま異端征伐を開始するだろう…
マイン王国は異端を征伐しチーク教の楽園を作ろうと画策したが、奈佐幕府の堅牢な城やラーマ帝国の劣悪な地形で攻略は上手くいかず大した戦果は得られず、それに加え計画性の無さが災いしカプリシオス帝国の主要な領土すら落とせずに撤退した。
この遠征を教訓としたマイン王国は軍制改革や内政に注力して次の大遠征の為に力を蓄えている
もし世界で均衡が崩れるようなことが起きればすぐさま異端征伐を開始するだろう…
カプリシオス帝国とエレス・ハン国による奈佐幕府同時侵攻
- 6作目の鏡餅城~10作目の奈佐ヶ丘城までの出来事。
対奈佐幕府で思惑が一致したカプリシオス帝国とエレス・ハン国の軍事同盟が奈佐幕府に同時侵攻したことで起きた戦い。
①ハン国軍別働隊で奈佐幕府の前哨基地である鏡餅城を攻撃し注意を北部に引き付け、同時にカプリシオス帝国軍で幕府南部の海王城を陥落させる
②ハン国軍主力部隊は国境の城を船で迂回し後方に進出した。道中で奈佐幕府の民と軍が結託し行軍を阻むが
攻撃しこれを殲滅(8作目 小櫓木村の戦い)、カプリシオス帝国は陥落させた海王城に少数の駐屯部隊を配備し主力はさらに北上して奈佐幕府の領土の海峡部にある石山館を陥落させた
③エレス・ハン国、カプリシオス帝国軍は両軍とも奈佐幕府の現在の首都である奈佐ヶ丘城に到達しついに攻撃を開始した。その頃には知らせが届き、首都近辺にいた軍勢を動員し戦闘準備を完了させていた奈佐幕府軍は
ラーマ帝国の幕府首都駐屯軍と共に数で非常に劣勢ながらも巧みに防衛戦を展開し攻撃側を苦戦させた。
①ハン国軍別働隊で奈佐幕府の前哨基地である鏡餅城を攻撃し注意を北部に引き付け、同時にカプリシオス帝国軍で幕府南部の海王城を陥落させる
②ハン国軍主力部隊は国境の城を船で迂回し後方に進出した。道中で奈佐幕府の民と軍が結託し行軍を阻むが
攻撃しこれを殲滅(8作目 小櫓木村の戦い)、カプリシオス帝国は陥落させた海王城に少数の駐屯部隊を配備し主力はさらに北上して奈佐幕府の領土の海峡部にある石山館を陥落させた
③エレス・ハン国、カプリシオス帝国軍は両軍とも奈佐幕府の現在の首都である奈佐ヶ丘城に到達しついに攻撃を開始した。その頃には知らせが届き、首都近辺にいた軍勢を動員し戦闘準備を完了させていた奈佐幕府軍は
ラーマ帝国の幕府首都駐屯軍と共に数で非常に劣勢ながらも巧みに防衛戦を展開し攻撃側を苦戦させた。
- 結末
奇襲を行ったカプリシオス帝国とエレス・ハン国であったが首都攻城戦に時間をかけた結果奈佐幕府の艦隊と城により兵站を脅かされたため撤退をする。この一連の戦いにより参戦した4か国は大きな被害を受け、これまで奈佐幕府とカプリシオス帝国という2つの大国によって保たれていた均衡が消滅。勢力図は大きく変わっていくことになる