「うーん」
「どうしたんだ、ドラえもん」
「どうしたんだ、ドラえもん」
腕を組んで何か悩んでる様子のドラえもん。
それに気づいた西片はどうしたのかと尋ねる。
それに気づいた西片はどうしたのかと尋ねる。
「うん、リルルのことなんだけど…」
「まだ悩んでたの?さっきも言ったけど…」
「レミリアの言うことは分かるよ。だけど今は、別のことで悩んでて…」
「別のこと?」
「うん…今更こんなこと言うのもなんだけど…」
「まだ悩んでたの?さっきも言ったけど…」
「レミリアの言うことは分かるよ。だけど今は、別のことで悩んでて…」
「別のこと?」
「うん…今更こんなこと言うのもなんだけど…」
「そもそも…この名簿のリルルは僕たちの知ってるリルルなのかなって」
「はあ?知り合いって言ったのはあんたじゃない」
「そうだけど…何故か僕やのび太君とは離れたとこに名前があるし、ひょっとして全然関係ない人なのかなって」
「そうだけど…何故か僕やのび太君とは離れたとこに名前があるし、ひょっとして全然関係ない人なのかなって」
そういってドラえもんは二人に名簿を見せる。
「僕とのび太君、レミリアとその知り合いの紫って人が近くに名前があるんだし、リルルも僕やのび太君の近くに名前があってもおかしくないと思ったんだけど…」
「へえ、そんなことよく気づいたわね」
「…それにしても、なんで俺の名前、苗字だけなんだろ」
「へえ、そんなことよく気づいたわね」
「…それにしても、なんで俺の名前、苗字だけなんだろ」
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
「それで、二人はどう思う?」
「どう思うって言われてもねえ…確かその子、メカトピアって別の星の住人って言ってたわよね。だからじゃないの?」
「う~ん、西片君はどう思う?」
「そのリルルって人のことはよく知らないけど…そもそも知り合い同士が名前が近いってのが違うような気がするよ」
「どう思うって言われてもねえ…確かその子、メカトピアって別の星の住人って言ってたわよね。だからじゃないの?」
「う~ん、西片君はどう思う?」
「そのリルルって人のことはよく知らないけど…そもそも知り合い同士が名前が近いってのが違うような気がするよ」
そういって西片は、「土方歳三」、「沖田総司」の名前を指さす。
「ほら、この二人とか、確か新選組の偉い人だろ?偽物って可能性もあるけど、本物なら近くに名前があるはずじゃないか?」
ちなみに情報交換の中で、ドラえもんは自分が未来のロボットで、タイムマシンで時間移動できることを明かしたので、西片の話は過去の偉人がいる可能性があるということを認識した上での話である。
「あ、ほんとだ……うーん、そっか。ごめん、僕の考えすぎだったよ」
レミリアと西片の話を聞いて、ドラえもんは納得したようだった。
「まあ、ファミリーネームがあるならともかく、『リルル』って三文字の名前だけなら、確かに別人の可能性もあるかもしれないわね」
「確かに、俺も知り合いが呼ばれたとして、『西片』って苗字だけだったら、知り合いとして認識されるか自信ないな…」
「ていうか西片、あんたのそれ、ファミリーネームだったの?名前すらないって、随分雑に扱われてるわね」
「ほんとなんで苗字だけなんだろう?家族とか呼ばれてたら見分けつかないだろうに」
「そうだね、パパとかママとか、未来の結婚相手とか」
「け、結婚相手?」
「確かに、俺も知り合いが呼ばれたとして、『西片』って苗字だけだったら、知り合いとして認識されるか自信ないな…」
「ていうか西片、あんたのそれ、ファミリーネームだったの?名前すらないって、随分雑に扱われてるわね」
「ほんとなんで苗字だけなんだろう?家族とか呼ばれてたら見分けつかないだろうに」
「そうだね、パパとかママとか、未来の結婚相手とか」
「け、結婚相手?」
ドラえもんの何気ない一言に、西片は思わず一人の少女の姿を思い浮かべてしまい、赤面する。
(な、なんで高木さんの顔が!)
「あら?西片、あなた顔が真っ赤よ?そういう相手がいるのかしら?」
「そ、そんな!高木さんとはそんなんじゃ!……って、あ」
「へえ、高木さんっていうのね」
「あら?西片、あなた顔が真っ赤よ?そういう相手がいるのかしら?」
「そ、そんな!高木さんとはそんなんじゃ!……って、あ」
「へえ、高木さんっていうのね」
面白そうにニマニマと笑みを浮かべるレミリア。
「そのにやけ面やめろ!」
そんなレミリアにクラスメイトの姿を幻視した西片は、顔を真っ赤にしながら叫ぶのだった。
【E-8 草原/黎明2:10】
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:健康、ミルドラースに対する怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いには乗らない
1:レミリア、西片と行動する
2:のび太くん大丈夫かな...
3:リルルは僕たちの知ってるリルルなのかな
[備考]
レミリアのこと、幻想郷のこと、紅魔館のことを知りました
【ドラえもん@ドラえもん】
[状態]:健康、ミルドラースに対する怒り
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×3
[思考・状況]:基本行動方針:殺し合いには乗らない
1:レミリア、西片と行動する
2:のび太くん大丈夫かな...
3:リルルは僕たちの知ってるリルルなのかな
[備考]
レミリアのこと、幻想郷のこと、紅魔館のことを知りました
【レミリア・スカーレット@東方project】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、折り畳み傘@現実、ランダム支給品×2
[思考・状況]:基本行動方針:主催をぶちのめす
1:ドラえもん、西片と行動する
2:のび太という少年を探す
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、折り畳み傘@現実、ランダム支給品×2
[思考・状況]:基本行動方針:主催をぶちのめす
1:ドラえもん、西片と行動する
2:のび太という少年を探す
【西片@からかい上手の高木さん】
[状態]:健康
[装備]:エコーズのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品、高木さんのハンカチ@からかい上手の高木さん、むったん@けいおん
[思考・状況]:基本行動方針:生還する
1:ドラえもん、レミリアと行動する
2:生還の方法を見つける
[状態]:健康
[装備]:エコーズのDISC@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:基本支給品、高木さんのハンカチ@からかい上手の高木さん、むったん@けいおん
[思考・状況]:基本行動方針:生還する
1:ドラえもん、レミリアと行動する
2:生還の方法を見つける
さて、今回出てきたリルル別人説。
実際の所このロワのリルルはドラえもんたちの知ってるリルルなのだから、今回のこの考察はほぼ無意味かもしれない。
しかし、本当にそうだろうか。
このロワのリルルが、完全に別人でないと言い切れるだろうか。
実際の所このロワのリルルはドラえもんたちの知ってるリルルなのだから、今回のこの考察はほぼ無意味かもしれない。
しかし、本当にそうだろうか。
このロワのリルルが、完全に別人でないと言い切れるだろうか。
※ここからはややメタ的な視点での考察が行われます
このロワでは、既に何人かの参加者が知り合い同士を名簿で近くに配置していることに気づいている。
そして、今回のドラえもんのように、一見知り合いと思われる人物が遠くに書かれていることに疑問を抱いている者も。
そして、今回のドラえもんのように、一見知り合いと思われる人物が遠くに書かれていることに疑問を抱いている者も。
だがしかし、この考察に対しての穴と言える存在。
それがリルルなのだ。
彼女はドラえもんとのび太と知り合い…ぶっちゃけると同一作品のキャラにも関わらず、離された場所に書かれている。
その理由としては、リルルの出展作品が【ドラえもん】ではなく【ドラえもん のび太と鉄人兵団】だからなのだが、これについても疑問が残る。
何故なら、同じ劇場版キャラである「ロボひろし」が、単独枠でなく【クレヨンしんちゃん】の枠に入れられているのだから。
なお、リルルと似たような例としてヴィータとレヴィ、クレしんキャラと野原ひろし?などがあるが、レヴィの出展作品のマテリアル娘は、本編とは別の並行世界から更に分岐した世界線であるし、野原ひろし?に至っては昼飯の流儀の野原ひろしとすら呼べないような状態なので、分けられてることに問題はあまりないだろう。(特に後者は一緒に枠に入れられても困惑する)
それがリルルなのだ。
彼女はドラえもんとのび太と知り合い…ぶっちゃけると同一作品のキャラにも関わらず、離された場所に書かれている。
その理由としては、リルルの出展作品が【ドラえもん】ではなく【ドラえもん のび太と鉄人兵団】だからなのだが、これについても疑問が残る。
何故なら、同じ劇場版キャラである「ロボひろし」が、単独枠でなく【クレヨンしんちゃん】の枠に入れられているのだから。
なお、リルルと似たような例としてヴィータとレヴィ、クレしんキャラと野原ひろし?などがあるが、レヴィの出展作品のマテリアル娘は、本編とは別の並行世界から更に分岐した世界線であるし、野原ひろし?に至っては昼飯の流儀の野原ひろしとすら呼べないような状態なので、分けられてることに問題はあまりないだろう。(特に後者は一緒に枠に入れられても困惑する)
話をリルルに戻すと、リルルの名簿位置については主催者の手落ちとして判断することができるし、実際その可能性が高い。
だが…もしもこれが手落ちでなかったとしたら?
リルルがドラえもんやのび太と離されてることに、なんらかの意味があるとしたら?
だが…もしもこれが手落ちでなかったとしたら?
リルルがドラえもんやのび太と離されてることに、なんらかの意味があるとしたら?
もう一つ、今度はこのロワにおけるリルルの話をしよう。
彼女はロワが始まってすぐ藍野伊月と出会い、佐々木哲平に対して不信感を強めていくのだが、その過程で一つ、気になることがある。
それは、10年後のジャンプで藍野伊月を作者としたホワイトナイトを見たリルルが、即座に時を遡る…タイムマシンの可能性にたどり着いたことだ。
彼女はロワが始まってすぐ藍野伊月と出会い、佐々木哲平に対して不信感を強めていくのだが、その過程で一つ、気になることがある。
それは、10年後のジャンプで藍野伊月を作者としたホワイトナイトを見たリルルが、即座に時を遡る…タイムマシンの可能性にたどり着いたことだ。
実際に経験した佐々木哲平が有り得ないと言ったように、タイムマシンなどというものの存在、普通は思いつかない。
それを瞬時に思いつけるとしたら、それはその存在を知っている者だ。
しかしこのロワのリルルは、ドラえもんたちに助けられた直後のはずで、しずかちゃんによってタイムマシンの存在を知らされるのはもう少し先のはずなのだ。
ドラえもんの存在から導き出した…と考えられなくもないが、しかしこの時点でのリルルが、ドラえもんを未来人と知っていたとも思えない。
それなのに、彼女は何故タイムマシンという可能性に即座にたどり着けたのだろうか。
まあ、発想力がずば抜けてたからと言われたらそれまでだが。
それを瞬時に思いつけるとしたら、それはその存在を知っている者だ。
しかしこのロワのリルルは、ドラえもんたちに助けられた直後のはずで、しずかちゃんによってタイムマシンの存在を知らされるのはもう少し先のはずなのだ。
ドラえもんの存在から導き出した…と考えられなくもないが、しかしこの時点でのリルルが、ドラえもんを未来人と知っていたとも思えない。
それなのに、彼女は何故タイムマシンという可能性に即座にたどり着けたのだろうか。
まあ、発想力がずば抜けてたからと言われたらそれまでだが。
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ここまでの考察は、メタ的な視点まで利用して結構無理やりにひねり出した憶測のようなもので、稚拙な推理にすぎない。
実際のとこ、筆者である自分もリルルは普通にドラえもんやのび太の知ってるリルルの可能性が高いと思っている。
上記の考察や、ドラえもんたちのリルル別人説。
これらが実を結ぶのか、はたまた無意味な考察と化すのか。
それはまだ、誰にも分からない。
実際のとこ、筆者である自分もリルルは普通にドラえもんやのび太の知ってるリルルの可能性が高いと思っている。
上記の考察や、ドラえもんたちのリルル別人説。
これらが実を結ぶのか、はたまた無意味な考察と化すのか。
それはまだ、誰にも分からない。
035:前触れなく始まるボス戦は大体みんなのトラウマ | 投下順 | 037:殺し抗え、人であるがために |
026:人間、吸血鬼、そして...狸? | 西片 | 040:それが見えなくても、終わり |
ドラえもん | ||
レミリア・スカーレット |