「そっか、危機一髪だったんだな」
「ああ……だけど、逃げきれたようだからひとまずホッとした気分かな」
「ああ……だけど、逃げきれたようだからひとまずホッとした気分かな」
談笑する二人の男子。
サトシとインセクター羽蛾。
サトシとインセクター羽蛾。
第0回放送を聴いた後、改めて乃亜に対して怒りの炎を燃やしたサトシ。
そして、同時に亡くなった14人の死に心を痛める。
サトシの方針はただ一つ。それは当然対主催。
乃亜に死んでいった人の無念さを。命の重みを分からせるためにも体に叩き込む。
そう決意した矢先、何かから逃げようと必死に走っている羽蛾と出会う。
ひとまず、二人は近くにある座れそうな石に腰を下ろして情報交換を行った。
そして、同時に亡くなった14人の死に心を痛める。
サトシの方針はただ一つ。それは当然対主催。
乃亜に死んでいった人の無念さを。命の重みを分からせるためにも体に叩き込む。
そう決意した矢先、何かから逃げようと必死に走っている羽蛾と出会う。
ひとまず、二人は近くにある座れそうな石に腰を下ろして情報交換を行った。
☆彡 ☆彡 ☆彡
「それにしても…ポケモンか。どうやら僕とは違う世界が存在するようだね」
「ああ。だけど、ポケモンがいない世界があるなんて今でも信じられないなぁ」
「ああ。だけど、ポケモンがいない世界があるなんて今でも信じられないなぁ」
サトシと羽蛾は情報交換をする中、二人は別々の世界があることを理解した。
デュエルモンスターズにポケモンと互いに聞きなれない単語。
そして何よりサトシの支給品がそれを証明した。
デュエルモンスターズにポケモンと互いに聞きなれない単語。
そして何よりサトシの支給品がそれを証明した。
「それで、これが羽蛾のいう、デュエルモンスターズのカードか」
「そう、ブラック・マジシャン・ガール。僕の知り合いのデュエリストのカードだね」
「そう、ブラック・マジシャン・ガール。僕の知り合いのデュエリストのカードだね」
一つ目はデュエルモンスターズのカード。
ブラック・マジシャン・ガール。
デュエルキング武藤遊戯のカード。
ブラック・マジシャン・ガール。
デュエルキング武藤遊戯のカード。
「モンスターというけど何だか、人っぽい感じなんだな」
「確かにブラック・マジシャン・ガールのように人型のモンスターもいるけど、デュエルモンスターズは恐竜に魚と多種多様な種族のカードがあるんだ。現に僕が愛用している種族は昆虫族だよ」
「へぇ~、虫のモンスターならポケモンにもいるぜ!」
「それは本当かい!ぜひとも一度この目で見てみたいなぁ」
「確かにブラック・マジシャン・ガールのように人型のモンスターもいるけど、デュエルモンスターズは恐竜に魚と多種多様な種族のカードがあるんだ。現に僕が愛用している種族は昆虫族だよ」
「へぇ~、虫のモンスターならポケモンにもいるぜ!」
「それは本当かい!ぜひとも一度この目で見てみたいなぁ」
和気あいあいと談笑が進む。
これが、殺し合いの場でなければ、最高の時間であったはず。
これが、殺し合いの場でなければ、最高の時間であったはず。
「羽蛾って、このデュエルモンスターズの全国チャンプなんだろ?凄いじゃないか。オレ、頭使うの苦手だからさ……」
「はは。確かにデュエルモンスターズは駆け引きと読み合いが重要な、高度のカードゲーム。だけど、サトシだって、ポケモンのチャンピオンなんだろ?僕からしたら君も十分すごいと思うけど」
「へへ、サンキュー!。だけどチャンピオンになって気づいたんだ。チャンピオンはゴールじゃない。やっぱりオレの夢の果てはポケモンマスターになることだってことにさ」
「……へぇ、そうなんだ」
「はは。確かにデュエルモンスターズは駆け引きと読み合いが重要な、高度のカードゲーム。だけど、サトシだって、ポケモンのチャンピオンなんだろ?僕からしたら君も十分すごいと思うけど」
「へへ、サンキュー!。だけどチャンピオンになって気づいたんだ。チャンピオンはゴールじゃない。やっぱりオレの夢の果てはポケモンマスターになることだってことにさ」
「……へぇ、そうなんだ」
☆彡 ☆彡 ☆彡
「ところで、へー……これがモンスターボールか」
「ああ!このモンスターボールにポケモンが入ってるんだ。まだ確認してないから何のポケモンが入っているかわからないけど……」
「ああ!このモンスターボールにポケモンが入ってるんだ。まだ確認してないから何のポケモンが入っているかわからないけど……」
羽蛾が指さすのはサトシに支給されたモンスターボール。
サトシの2つ目の支給品。
まだ、確認をしていないので、中にいるポケモンは不明。
サトシの2つ目の支給品。
まだ、確認をしていないので、中にいるポケモンは不明。
「早速、投げてポケモンを確認してみるか!」
「ちょっと待った。サトシ」
「ん?何だよ羽蛾?」
「できたら、僕に投げさせてほしんだ。ポケモンってのを実際に触れてみたいからね。……駄目かい?」
「ああ!そういうことか。いいぜ!」
「ありがとう、サトシ」
「ちょっと待った。サトシ」
「ん?何だよ羽蛾?」
「できたら、僕に投げさせてほしんだ。ポケモンってのを実際に触れてみたいからね。……駄目かい?」
「ああ!そういうことか。いいぜ!」
「ありがとう、サトシ」
羽蛾の申し出にサトシは心地よく承諾した。
モンスターボールを羽蛾に手渡す。
モンスターボールを羽蛾に手渡す。
「だけど、残りの一つのこの石は何だろうね?」
「う~ん……ほのおのいしに似ているんだけどなぁ」
「う~ん……ほのおのいしに似ているんだけどなぁ」
残りの一つは綺麗な赤い石。
サトシと羽蛾は、石の用途が分からず首を傾げる。
サトシと羽蛾は、石の用途が分からず首を傾げる。
「だけど支給されているってことは、何か意味があるはずだよ」
「だといいんだけどなぁ~」
「だといいんだけどなぁ~」
☆彡 ☆彡 ☆彡
ひとまず支給品を確認終えた二人。
今後の方針について話し合う。
今後の方針について話し合う。
「羽蛾!オレと一緒に乃亜の企みを阻止しないか?デュエルモンスターズのチャンピオンでもある羽蛾が仲間なら心強いぜ!」
「ああ、もちろんだよ。チャンプ同士が手を組めば怖いものなんかないからね」
「ああ、もちろんだよ。チャンプ同士が手を組めば怖いものなんかないからね」
サトシの申し出に羽蛾はニコリと微笑むと、両者は握手を交わす。
ここに対主催チャンピオンコンビが誕生した。
ここに対主催チャンピオンコンビが誕生した。
……かにおもえたが。
「じゃあ、ちょっと、投げてみていいかい?」
「勿論!思いっきり投げると気持ちいいぜ”キミにきめた!””って」
「勿論!思いっきり投げると気持ちいいぜ”キミにきめた!””って」
サトシは赤い石をボールに見立てて投球フォームを披露する。
「ああ、わかったよ。それじゃ……”キミにきめた!”」
先ほどのサトシの真似をする。手渡されたモンスターボールが投げられ、ボールが開く。
そこから現れたポケモン。
そこから現れたポケモン。
それは―――
「これが……ポケモンかい?」
「ああ!このポケモンは……フェローチェだ!」
「ああ!このポケモンは……フェローチェだ!」
フェローチェ。
えんびポケモン。
えんびポケモン。
「……!」
きょろきょろと周囲を見渡すフェローチェは、サトシの握っている赤い石に釘付けになる。
キラキラ光る赤い石に。
きょろきょろと周囲を見渡すフェローチェは、サトシの握っている赤い石に釘付けになる。
キラキラ光る赤い石に。
「アローラ地方で出会ったことがあるんだけど、とても素早さが高いポケモンなんだぜ。たしか……タイプはむし/かくとうだったかな」
「むしのポケモン……」
サトシはアローラ地方での旅を懐かしみながら羽蛾に説明する。
さながら、その姿はベテラントレーナー。
「むしのポケモン……」
サトシはアローラ地方での旅を懐かしみながら羽蛾に説明する。
さながら、その姿はベテラントレーナー。
「な!ポケモンっていいだろ?」
(これで羽蛾もポケモンを好きになってくれたかな。なってくれたら嬉しいぜ)
ポケモンを知らない羽蛾がこれで好きになってもらえたら、自分にとって嬉しいことはない。
サトシは期待を込めて羽蛾に同意を求める。
(これで羽蛾もポケモンを好きになってくれたかな。なってくれたら嬉しいぜ)
ポケモンを知らない羽蛾がこれで好きになってもらえたら、自分にとって嬉しいことはない。
サトシは期待を込めて羽蛾に同意を求める。
「……ヒョ」
「え?」
「え?」
「ヒョヒョヒョヒョヒョ~~~~~!!!!!」
「ど、どうしたんだ!?」
「いや~、キミがあまりにバカだから笑いを堪えることができなかったんだ」
「何だと!」
(な、何だ!?羽蛾のヤツ。さっきまでの様子と全然違うじゃないか!?)
「いや~、キミがあまりにバカだから笑いを堪えることができなかったんだ」
「何だと!」
(な、何だ!?羽蛾のヤツ。さっきまでの様子と全然違うじゃないか!?)
羽蛾の慇懃無礼な態度にサトシは怒りと同時に困惑する。
先ほどまでの態度がまるで嘘かのような羽蛾の変容に。
しかし、今の態度こそがインセクター羽蛾という男である。
先ほどまでの態度がまるで嘘かのような羽蛾の変容に。
しかし、今の態度こそがインセクター羽蛾という男である。
「だって、そうだろ?ポケモンっていうアタリの道具を支給されているのに、あっさりと手渡すなんてありえないだろ。しかも出会ってばかりの他人同然にね」
「!?、ポケモンは道具なんかじゃない!」
「道具じゃないっていうんなら何だよ」
「決まってる!友達さ!」
「おいおい、オレを笑い死にさせようってかぁ~~~!?ヒョヒョヒョ~~~」
「!?、ポケモンは道具なんかじゃない!」
「道具じゃないっていうんなら何だよ」
「決まってる!友達さ!」
「おいおい、オレを笑い死にさせようってかぁ~~~!?ヒョヒョヒョ~~~」
ポケモンとはなんだのサトシの答えに羽蛾は腹に手を押えながら笑い転がる。
「ッ!とにかくオレのモンスターボールを返せ!」
(クソ!まさか羽蛾がこんなヤツだったなんて!)
(クソ!まさか羽蛾がこんなヤツだったなんて!)
サトシは羽蛾からモンスターボールを取り返そうと飛びかかる。
しかし―――
しかし―――
「女王様」
「ホーチェ!」
「うわあああぁぁぁ!?」
「ホーチェ!」
「うわあああぁぁぁ!?」
風を斬るかのような、とびひざげり。
サトシは腹に蹴りを受けると、地面を転がる。
何とか、立ち上がろうとするが。
サトシは腹に蹴りを受けると、地面を転がる。
何とか、立ち上がろうとするが。
「っう……うぅ!?」
背中に衝撃が。
フェローチェによる踏みつけ。
フェローチェ自身は軽いが、やはりそこはポケモン。
不意打ちのとびひざげりによる腹の痛みもあり、サトシは起き上がることができない。
そして、フェローチェはサトシが握っていた赤い石を奪い、頬を染めながらウットリと眺める。
フェローチェによる踏みつけ。
フェローチェ自身は軽いが、やはりそこはポケモン。
不意打ちのとびひざげりによる腹の痛みもあり、サトシは起き上がることができない。
そして、フェローチェはサトシが握っていた赤い石を奪い、頬を染めながらウットリと眺める。
「ヒョヒョヒョヒョヒョ、どうやらポケモンの方が利口のようだね」
羽蛾はサトシの傍へ近寄るとご機嫌な口調で話しかける。
「ど、どうして……?」
サトシは腹の痛みに顔を歪めさせながら疑問を抱く。
モンスターボールは自分に支給されていたはず。
なら、フェローチェのトレーナーは羽蛾ではなく自分であるとサトシは思っていたために。
モンスターボールは自分に支給されていたはず。
なら、フェローチェのトレーナーは羽蛾ではなく自分であるとサトシは思っていたために。
「さあね~。お前よりボクの方がチャンピオンとしての適性が高いってことじゃないか?」
「どういう意味だよ……」
「どういう意味だよ……」
「……」
へへ、サンキュー!。だけどチャンピオンになって気づいたんだ。チャンピオンはゴールじゃない。やっぱりオレの夢の果てはポケモンマスターになることだってことにさ
「いいか、一度しか言わないからよく聞けよ。チャンピオンとは、栄光の称号。なのに、チャンピオンはゴールじゃない?ポケモンマスターだって?ふざけんな!チャンピオンとしての矜持を持ち合わせてないんならとっととその座から降りちまえ」
羽蛾の怒気が込められた言葉。
全国大会を制してチャンピオンとして上り詰めた身として、チャンピオンの重みを理解していないサトシに羽蛾は怒りを抑えきれない。
全国大会を制してチャンピオンとして上り詰めた身として、チャンピオンの重みを理解していないサトシに羽蛾は怒りを抑えきれない。
チャンピオンとは、羨望の眼差しを受け、サインを求められる。そしてサインをして、お礼のレアカードをもらえる正に王様になった気分を味合わせてくれる栄光の称号。
それがチャンピオン。
しかし、チャンピオンには勝ち続ける責任がつきまとう。
自分もだ。
勝つために知恵を働かせ、相手のカードを海へ落とす。デッキにカードを仕込ませるといった盤外戦術を駆使した。
しかし、そうした不断の努力をもってしても負けて失った。
全国大会優勝の箔を。レアカードを。
それがチャンピオン。
しかし、チャンピオンには勝ち続ける責任がつきまとう。
自分もだ。
勝つために知恵を働かせ、相手のカードを海へ落とす。デッキにカードを仕込ませるといった盤外戦術を駆使した。
しかし、そうした不断の努力をもってしても負けて失った。
全国大会優勝の箔を。レアカードを。
「ま、安心しなよ。遊戯こそ違うが同じチャンピオン同士。命は取らないでやるからさ」
それは羽蛾なりの餞別。
チャンピオンという立場が同じこそ、姿勢が自分とあまりにも違うサトシへの。
チャンピオンという立場が同じこそ、姿勢が自分とあまりにも違うサトシへの。
「だけど、向こう見ずな性格じゃ、どの道次の放送で聞くことになるかな~」
ヒョヒョヒョとサトシを嘲笑う。
羽蛾の見立てじゃ、城之内のような熱血単細胞に近いサトシはおそらく長生きできない。
故に自分の手を汚すまでもないと判断。
羽蛾の見立てじゃ、城之内のような熱血単細胞に近いサトシはおそらく長生きできない。
故に自分の手を汚すまでもないと判断。
「それじゃあ、リーゼロッテちゃんがまだこの近くにいるかもしれないし、さっさとここから離れようとするか女王様」
「ホーチェ」
「ま、待て!」
「待てといわれて待つバカはいないっピョ~~♪」
「ホーチェ」
「ま、待て!」
「待てといわれて待つバカはいないっピョ~~♪」
羽蛾の言葉に追随してフェローチェもサトシに向かってアッカンベーをする。
そして、羽蛾をお姫様だっこすると、サトシの前から走り去ろうとする。
羽蛾は14歳の男子にしては小柄で体重も軽い。そのため、フェローチェの速度に微々たる影響。
サトシは羽蛾とフェローチェが目の前から走り去るのをだた悔しそうに見ることしかできなかった……
そして、羽蛾をお姫様だっこすると、サトシの前から走り去ろうとする。
羽蛾は14歳の男子にしては小柄で体重も軽い。そのため、フェローチェの速度に微々たる影響。
サトシは羽蛾とフェローチェが目の前から走り去るのをだた悔しそうに見ることしかできなかった……
☆彡 ☆彡 ☆彡
「ふぅ……もう大丈夫だろ。ここでいいよ女王様」
羽蛾の言葉にフェローチェは応じると、抱いていた羽蛾を降ろす。
そしてフェローチェは見下ろす。
まるで”価値”を見定めているようだ。
そしてフェローチェは見下ろす。
まるで”価値”を見定めているようだ。
「ふふ……いいね、その自分以外はどうでもいいという態度。女王様はこうじゃなくっちゃ」
フェローチェの視線に羽蛾は臆することなく笑みを浮かべる。
むしろ、そっちの方が都合がいい。
どうせ、自分の世界にポケモンはいない。
生きて帰ったらさよならの関係。
だったら生き延びる道具として、効率よく使役したほうがいい。
それに自分は虫デッキのエキスパート。
ポケモンだろうと虫ならば手綱を握ることなど造作ない。
友情や絆が経典の遊戯達みたいな友情教なんて御免だ。
むしろ、そっちの方が都合がいい。
どうせ、自分の世界にポケモンはいない。
生きて帰ったらさよならの関係。
だったら生き延びる道具として、効率よく使役したほうがいい。
それに自分は虫デッキのエキスパート。
ポケモンだろうと虫ならば手綱を握ることなど造作ない。
友情や絆が経典の遊戯達みたいな友情教なんて御免だ。
「なぁ、オレと手を組まないか?ジル」
「?」
「?」
羽蛾の言葉にフェローチェは首を傾げる。
それにジルとは何?と眼で尋ねる。
それにジルとは何?と眼で尋ねる。
「君は綺麗な物に目がないんだろ?だから君にピッタリの名前を考えたんだ」
日本で一番美しい虫といわれるヤマトタマムシ。
その別名フタスジルリタマムシから着想した命名。
羽蛾はフェローチェがサトシの手に持っていた赤い石に目線を向けていることに気づいた。
その綺麗な赤い石。賢者の石を。
その別名フタスジルリタマムシから着想した命名。
羽蛾はフェローチェがサトシの手に持っていた赤い石に目線を向けていることに気づいた。
その綺麗な赤い石。賢者の石を。
「乃亜は願いを叶える力を持ってる。だったらその力で叶えちまえばいい。オレの指示に従っていればジルの好きなキラキラが大量に手に入るってわけさ。どうだい……オレを認めてくれるかな女王様?」
「ホーチェ♪」
「ホーチェ♪」
フェローチェはその命名を気に入ったようだ。
かつて、自分のことを【ビューティーちゃん】と呼んだポケモンがいたが、それよりも断然、羽蛾の考えた名の方が華があると。
そして、羽蛾の言葉。
大量のキラキラが手に入る。
なら、あのときに手放した以上のZストーンを手に入れることができるということ。
ジルは羽蛾を自分が従う資格があるトレーナーと認めた。
かつて、自分のことを【ビューティーちゃん】と呼んだポケモンがいたが、それよりも断然、羽蛾の考えた名の方が華があると。
そして、羽蛾の言葉。
大量のキラキラが手に入る。
なら、あのときに手放した以上のZストーンを手に入れることができるということ。
ジルは羽蛾を自分が従う資格があるトレーナーと認めた。
「ヒョ♪どうやら気にいってくれたようだね。それじゃあ、今後ともヨロシク頼むよ、ジル」
【C-4/1日目/深夜】
【インセクター羽蛾@遊戯王デュエルモンスターズ】
[状態]:右腕に切り傷(小)
[装備]:モンスターボール(フェローチェ)@アニメポケットモンスター
[道具]:タブレット@コンペLSロワ 賢者の石@ハリーポッターシリーズ
[思考・状況]基本方針:優勝を狙いつつ生き残る。もし優勝したら、願いも叶えたいぜ。
1:利用できそうな参加者を探す
2:ヒョヒョ、まずは矛(ジル)が手に入った。次は盾(参加者)を探すとするか
3;優勝も視野に入れているが、一番は自分の生存。当面は対主催の立場で動く。
4:リーゼロッテちゃんのようなオカルトの力には注意だな
5:せいぜい、死なないよう祈ってやるか…ヒョヒョヒョ
[備考]
参戦時期はKCグランプリ終了以降です
ポケモンについて大まかに知りました。
サトシとの会話から自分とは別の世界があることを理解しました。それと同時にリーゼロッテのオカルは別世界の能力だと推測しました。
[状態]:右腕に切り傷(小)
[装備]:モンスターボール(フェローチェ)@アニメポケットモンスター
[道具]:タブレット@コンペLSロワ 賢者の石@ハリーポッターシリーズ
[思考・状況]基本方針:優勝を狙いつつ生き残る。もし優勝したら、願いも叶えたいぜ。
1:利用できそうな参加者を探す
2:ヒョヒョ、まずは矛(ジル)が手に入った。次は盾(参加者)を探すとするか
3;優勝も視野に入れているが、一番は自分の生存。当面は対主催の立場で動く。
4:リーゼロッテちゃんのようなオカルトの力には注意だな
5:せいぜい、死なないよう祈ってやるか…ヒョヒョヒョ
[備考]
参戦時期はKCグランプリ終了以降です
ポケモンについて大まかに知りました。
サトシとの会話から自分とは別の世界があることを理解しました。それと同時にリーゼロッテのオカルは別世界の能力だと推測しました。
【モンスターボール(フェローチェ※ジル)@アニメポケットモンスター】
サトシに支給されたモンスターボール。所持している者にポケモンへの命令権を持つ。
中に入っていたのは、えんびポケモンフェローチェ。
現在のトレーナーは羽蛾。
羽蛾により【ジル】というニックネームが名づけられた。
Zクリスタルに魅かれ各地のトレーナーのZクリスタルを強奪していたが、サトシ達に捕獲され、ウルトラホールに帰された過去を持つ。(SM編114話 )
技の構成は とびひざげり・さきどり・むしのさざめき・ファストガード
「ニャーはもう、あなたなしではいられないニャ~💗」byニャース
サトシに支給されたモンスターボール。所持している者にポケモンへの命令権を持つ。
中に入っていたのは、えんびポケモンフェローチェ。
現在のトレーナーは羽蛾。
羽蛾により【ジル】というニックネームが名づけられた。
Zクリスタルに魅かれ各地のトレーナーのZクリスタルを強奪していたが、サトシ達に捕獲され、ウルトラホールに帰された過去を持つ。(SM編114話 )
技の構成は とびひざげり・さきどり・むしのさざめき・ファストガード
「ニャーはもう、あなたなしではいられないニャ~💗」byニャース
【賢者の石@ハリーポッターシリーズ】
サトシに支給された魔法の力を帯びた綺麗な赤い石。
ニコラス・フラメスが生み出した賢者の石はいかなる金属をも純金に変える力を持ち、飲めば寿命を遥かに延ばす命の水を生み出すことができる。
魔力をもつ者にしか扱うことはできない。なお制限により命の水を生み出すことはできない。
「さて、ワシの計算に間違えがなければ表彰式の飾りつけを変えねばの」byダンブルドア
サトシに支給された魔法の力を帯びた綺麗な赤い石。
ニコラス・フラメスが生み出した賢者の石はいかなる金属をも純金に変える力を持ち、飲めば寿命を遥かに延ばす命の水を生み出すことができる。
魔力をもつ者にしか扱うことはできない。なお制限により命の水を生み出すことはできない。
「さて、ワシの計算に間違えがなければ表彰式の飾りつけを変えねばの」byダンブルドア
☆彡 ☆彡 ☆彡
「……」
いいか、一度しか言わないからよく聞けよ。チャンピオンとは、栄光の称号。なのに、チャンピオンはゴールじゃない?ポケモンマスターだって?ふざけんな!チャンピオンとしての矜持を持ち合わせてないんならとっととその座から降りちまえ
羽蛾の言葉が頭の中にリフレインする。
ぐるぐると。
ぐるぐると。
「……も」
だけど、向こう見ずな性格じゃ、どの道次の放送で聞くことになるかな~
「それでもオレは!」
サトシは顔を上げると前へ歩き出す。
前へ前へと。
自分の道を信じて。
前へ前へと。
自分の道を信じて。
負けない逃げない止まない雨はない
涙ぎゅっとこらえて、きしかいせい
踏み出せ、すぐにハレルヤ
涙ぎゅっとこらえて、きしかいせい
踏み出せ、すぐにハレルヤ
【C-5/1日目/深夜】
【サトシ@アニメポケットモンスター】
[状態]:負傷(中)
[装備]:ブラック・マジシャン・ガール@ 遊戯王デュエルモンスターズ
[道具]:基本支給品、タブレット@コンペLSロワ
[思考・状況]基本方針:対主催として乃亜をぶん殴る
1:それでもオレは乃亜の企みを阻止して、ポケモンマスターを目指す!
2:ピカチュウ……絶対にお前の元へ帰るからな!
3:リーゼロッテに注意する
4:羽蛾に対する複雑な感情
[備考]
アニメ最終話後からの参戦です。
ヂュエルモンスターズについて大まかに知りました。
羽蛾との会話から自分とは違う世界があることを知りました。
羽蛾からリーゼロッテのオカルト(脅威)について把握しました。
[状態]:負傷(中)
[装備]:ブラック・マジシャン・ガール@ 遊戯王デュエルモンスターズ
[道具]:基本支給品、タブレット@コンペLSロワ
[思考・状況]基本方針:対主催として乃亜をぶん殴る
1:それでもオレは乃亜の企みを阻止して、ポケモンマスターを目指す!
2:ピカチュウ……絶対にお前の元へ帰るからな!
3:リーゼロッテに注意する
4:羽蛾に対する複雑な感情
[備考]
アニメ最終話後からの参戦です。
ヂュエルモンスターズについて大まかに知りました。
羽蛾との会話から自分とは違う世界があることを知りました。
羽蛾からリーゼロッテのオカルト(脅威)について把握しました。
【ブラック・マジシャン・ガール@遊戯王デュエルモンスターズ】
闇遊戯の使うデッキのモンスター。
本来のカードには、ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする効果を持つが、ロワでは特に意味は持たない。
一度の使用で6時間使用不可。
「ブ…ブラック・マジシャン・ガ・ガ・ガ―ルゥゥゥ!」byパンドラ
闇遊戯の使うデッキのモンスター。
本来のカードには、ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする効果を持つが、ロワでは特に意味は持たない。
一度の使用で6時間使用不可。
「ブ…ブラック・マジシャン・ガ・ガ・ガ―ルゥゥゥ!」byパンドラ
006:友よ~この先もずっと… | 投下順に読む | 008:迷路の中、僕ら二人、空を目指す |
時系列順に読む | ||
108(候補作採用話):その魔女は災厄 | インセクター羽蛾 | 042男の子ひとりも知りもしないのに |
116(候補作採用話):取り戻せマイドリーム | サトシ | 015:ちっぽけな僕は繰り返す |