占い師は人の未来を占い、その運命に対して忠告や示唆を与え導く僧侶の類型である。
水晶玉やタロットカードによって運命を占う者以外にも、シャーマンとして部族の行く末や明日の天気を占う者もまた占い師に含まれる。
占い師は僧侶よりも呪文や特徴による戦いに重きを置く。能力値は僧侶と同じように【判断力】を一番高い能力値にするとよいが、占い師は僧侶より打たれ弱いので、二番目に高い能力値として【筋力】を選んで前に出て戦うことはあまり推奨されない。
レベル |
習熟ボーナス |
特徴 |
1 |
+2 |
武器スキル、呪文、復讐のテンションアップ、うらない(1回) |
2 |
+2 |
危険予知 |
3 |
+2 |
うらない(2回) |
4 |
+2 |
能力値上昇 |
5 |
+3 |
うらない(3回) |
6 |
+3 |
上級職 |
7 |
+3 |
うらない(4回) |
8 |
+3 |
能力値上昇 |
9 |
+4 |
うらない(5回) |
10 |
+4 |
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11 |
+4 |
うらない(6回) |
12 |
+4 |
能力値上昇 |
13 |
+5 |
うらない(7回) |
14 |
+5 |
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15 |
+5 |
うらない(8回) |
16 |
+5 |
能力値上昇 |
17 |
+6 |
うらない(9回) |
18 |
+6 |
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19 |
+6 |
能力値上昇、うらない(10回) |
20 |
+6 |
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職業の特徴
占い師であることにより、君は以下の特徴を得る。
ヒット・ポイントとマジック・パワー1レベル時のヒット・ポイント:6+【耐久力】修正値
以後のヒット・ポイント:1レベルより後の占い師のレベルごとに(1d6(または4)+【耐久力】修正値)
1レベル時のマジック・パワー:君は占い師として(2+君の【判断力】修正値)に等しい最大MPを有している。
以後のマジック・パワー: 1レベルより後の占い師のレベルごとに2。
ヒット・ダイス:占い師のレベルごとに1d6
習熟
鎧:軽装鎧、中装鎧、盾
武器:片手剣、ヤリ、ハンマー、杖
道具:なし
呪文:かいふく魔力
セーヴィング・スロー:【判断力】、【知力】
技能:以下から2つ選択;〈医術〉、〈看破〉、〈宗教〉、〈捜査〉、〈魔法学〉、〈歴史〉
装備品
初期装備品は100ゴールドから購入する。お勧めの選び方は以下の通り。
鎧:鎧にお金をかけたくないなら
かわの鎧(10ゴールド)
そうでないなら
うろこの鎧(50ゴールド)
盾:君が13以上の【筋力】を持つなら
せいどうの盾(10ゴールド)
そうでないなら
かわの盾(5ゴールド)
武器:以下の中から1つを選ぶ
どうの剣(15ゴールド)
たけのやり(1ゴールド)
こんぼう(1ゴールド)
かしのつえ(1ゴールド)
その他:まだ所持金に余裕があるなら以下の備えを用意する。
たいまつ6本(1ゴールド)
やくそう1束(10ゴールド)
アモールの水1瓶(50ゴールド)
武器スキル
1レベルの時点で君は習熟しているものの中から1種類の武器スキルを選択する。
うらない
占い師は戦いの中であっても常に人の運命の流れを感じ取ることができる。
君はボーナス・アクションとして30フィート以内の同意するクリーチャー1体の運命を占うことができる。君はd20をロールしその結果を目標が次の自身のターンに行なう最初の攻撃ロールまたは能力値判定に使わせることができる。この結果は必ず使わなければならず、失敗する恐れのない行為の判定に使うことはできない。目標がうらないの結果を使う判定に有利または不利を受けるなら、その判定の2つのd20のうち片方の出目がうらないの結果であったとして目標は1つのd20を追加でロールする。
この特徴は1レベルの時点で小休憩または大休憩を終了するまでのあいだに1回使用することができ、以後奇数レベルごとに1回ずつ使える回数が増えていく(最大で19レベル時の10回)。
この特徴は神のおつげに置き換わる。
呪文発動
君は
僧侶の呪文を発動できるが祈りを発動することはできない。呪文発動の一般則はダンジョンズ&ドラゴンズ5版を参照すること。
君は常に習得している呪文を発動可能な僧侶呪文として準備している。君はMPの許す限りどのような組み合わせでも呪文を発動することができる。MPは大休憩が終了するたびに最大値まで回復する。
1レベルの時点で君はホイミの呪文と僧侶の呪文の中から習得レベルが1のものを2つを習得している。さらに毎レベル新しいレベル以下の習得レベルリストにある呪文から1つを習得する。
復讐のテンションアップ
癒し手であると同時に神の使徒である君は、戦いの中で仲間を傷つけ倒した敵に対し怒りをあらわにする。小休憩または大休憩までのあいだに1回、君から60フィート以内の君が見ることのできる仲間のヒット・ポイントが0以下になった場合、君は
テンションを得ることができる。
11レベル以降、君はこの特徴の利益を小休憩または大休憩までのあいだに2回得ることができるようになる。
危険予知
2レベル以降、君はセーヴィング・スローを行なう前にうらないの回数を1回分消費して一瞬の未来を予知することができるようになる。こうしたとき、君が次に行うセーヴィング・スローに習熟ボーナスに等しいボーナスを得る。君がそのセーヴに習熟している場合でも、このボーナスを得ることができる。
6レベル以降、君は危険予知の利益を30フィート以内の別の者に授けることもできるようになる。この場合君は危険予知の利益を得ることはできないし、君以外のクリーチャー2体以上に利益を授けることもできない。
11レベル以降、君は危険予知の利益を30フィート以内にいる同意するクリーチャー何体にでも授けることもでき、自分自身を含めることもできるが、目標の数だけうらないの回数を消費しなければならない。
能力値上昇
4、8、12、16、19レベルの時点で、君は任意の1種類の能力値を2上昇させるか、あるいは任意の2種類の能力値を1ずつ上昇させることができる。通常通りこの特徴によってもまた、能力値を20より上にすることはできない。
上級職
6レベルの時点で君は僧侶として一人前となり、晴れて上級職への道が開かれる。君は前提条件を満たした上級職を一つ選び、以後その上級職の特徴を獲得していく。
最終更新:2017年12月30日 20:09