大魔導師は
魔法使いの呪文を追究し、賢者とは違った道で呪文に人生を捧げた学者にして実践者である。
大魔導師となった君は、その圧倒的な
攻撃呪文で戦場の支配者となるだろう。しかしながら、君はその力に溺れていない。魔道を踏み外し魂まで闇に染まってしまえば、君のローブは薄汚れた黄色いものになることを知っているからだ。
前提条件
大魔導師になるためには魔法使いでなければならない。
大魔導師の特徴
大魔道師であることにより、君は以下の特徴を得る。
呪文発動能力強化
呪文発動能力:大魔導師となった君は、魔法使いとしての呪文をさらに極めていく。6レベルになった時と以後毎レベル、君は1つの呪文を追加で習得することができる。この呪文は魔法使いのものでなくてはならない。
さらに君の最大MPはレベルごとに1多くなる。これは大魔導師になる前のレベルも遡って得ることができる(6レベルで初めて大魔導師になった時点で6ポイントの最大MPを得ることになる)。
暴走魔方陣
6レベル以降、君はMPを4消費するボーナス・アクションとして、君の呪文を強化する魔方陣を敷くことができるようになる。この魔方陣は君のターン終了時まで持続し、暴走魔法陣の中で唱えられた君の呪文のダメージ・ダイスは、その数が1.5倍の呪文として発動される。例えば、暴走した君のベギラマは8d6の[電撃]ダメージではなく、12d6の[電撃]ダメージを与える。
魔方陣を敷いたターンに唱えられる呪文は、魔方陣の消費MPと呪文の消費MPの合計が君のレベルを超えない範囲でなければならない(上述の消費MP5であるベギラマを唱えるために、君は9レベルの魔法使いにして大魔導師でなければならない)。
魔結界
10レベル以降、君と君から10フィート以内に居るすべての味方は、呪文によるダメージへの抵抗を得る。
魔力かくせい
14レベル以降、君は1回のボーナス・アクションとして、1分間のあいだ君の【知力】に+4のボーナスを得る。この特徴をひとたび使用したなら、大休憩を終了するまでは再び使用することはできない。
超暴走魔方陣
17レベル以降、君はMPを6消費するボーナス・アクションとして、君の呪文を最大化する魔方陣を敷くことができるようになる。この魔方陣は君のターン終了時まで持続し、暴走魔法陣の中で唱えられた君の呪文は、ダメージ・ダイスの出目がすべて最大となる呪文として発動される。例えば、超暴走した君のベギラマは8d6の[電撃]ダメージではなく、8d6の最大の出目である48の[電撃]ダメージを与える。
魔方陣を敷いたターンに唱えられる呪文は、魔方陣の消費MPと呪文の消費MPの合計が君のレベルを超えない範囲でなければならない。
この特徴は暴走魔法陣と同時に使うこともでき、その場合は1回のボーナス・アクションで10MPを消費し、暴走魔法陣と超暴走魔法陣の両方を敷くことができる。この場合、暴走魔法陣で増えた分のダメージ・ダイスは最大化されず、ベギラマの例では超暴走魔法陣で最大化された48と、暴走魔法陣で強化された8d6の半分に当たる4d6を足して4d6+48の[電撃]ダメージを与える呪文として発動される。
呪文の極意
20レベルの時点で君は呪文発動の際に使えるMPの量を求める時の君のレベルに+4のボーナスを得る。
せいしんとういつ
20レベルの時点で君は1ターンのすべての行動を放棄して次の行動に備えることができるようになる。せいしんとういつは精神集中を必要とする1回のアクションとして開始することができ、そのターンの間に移動もボーナス・アクションも行っていてはならない。君は次の君のターン開始時までいかなるアクションも取ることができず、君を目標としたすべての近接攻撃は有利を得る。君が無事に次のターンを開始したならば、君はそのターンを開始する前に追加で1ターンの行動を行うことができる。この特徴をひとたび使用したなら、大休憩を終了するまでは再び使用することはできない。
最終更新:2018年06月24日 21:49