パラディンは仲間を守るための戦いを追求した聖戦士である。
パラディンとなった君は、戦士と同じような強力な武具と、
僧侶の呪文を組み合わせて、パーティーの守りの要として敵の前に立ちはだかる。戦士からパラディンとなれば呪文より武器が、僧侶からパラディンとなれば武器よりも呪文が得意なパラディンとして成長していくだろう。
前提条件
パラディンになるためには戦士か僧侶でなければならない。
習熟
鎧:軽装鎧、中装鎧、重装鎧
呪文:かいふく魔力
パラディンの特徴
パラディンであることにより、君は以下の特徴を得る。
戦闘能力補強
君はパラディンとなる前に歩んできた経歴に応じて、パラディンとしての戦い方に足りない技術を補う。
呪文発動能力:戦士からパラディンになった君はいくつかの呪文を習得する。君は6レベル以降、偶数レベルごとに新しい呪文を習得する。この呪文は僧侶の呪文から選ばなければならず、呪文に関わるあらゆるレベルは僧侶より5低いものとして扱う(例えば、6レベルの時点では習得レベル1の呪文のみを、10レベルの時点では習得レベル5までの呪文を選択できる)。また、呪文に”かいふく魔力”とある場合、それは”君の習熟ボーナス+君の【判断力】修正値”を指す。
さらに君は毎レベル1の最大MPを追加で得る。
武器スキル:僧侶からパラディンになった君は新たな武器スキルを習得する。君は1レベルで選択しなかった武器スキルの中から1つを選択し、5レベルまでのすべての特徴と、以後定められたレベルにおいて習得する特徴を獲得していく。
パラディン流守護術
君はパラディンとして仲間を守る技を身につける。
みがわり
6レベル以降、君はボーナス・アクションとして、君に隣接する味方を守る構えを取ることができる。この構えは君がパラディンの特徴として得た別の構えを取るまで持続し、この構えを取っているあいだに敵が君に隣接する君の仲間を攻撃しようとした時にリアクションとして、その攻撃の目標が君であったかのように代わりに受けることができる。この攻撃は範囲を攻撃するものであってはならず、距離や遮蔽は本来の目標である君の仲間を狙ったものとして扱う。範囲を攻撃するものでない単体を目標とした呪文からも味方を守ることができるが、複数の目標を選択する効果に君と君の仲間が選ばれている場合、君はその効果を2回受けることになる。
HPパサー
6レベル以降、君は自身の生命力を仲間に分け与えることができる。君はボーナス・アクションとして30フィート以内にいる同意するクリーチャーに対して、君のヒット・ポイントを任意の量与えて、同じだけのヒット・ポイントを君は失う。この時に与えるヒット・ポイントは君のヒット・ポイントが0以下になるようにすることはできない。
へヴィチャージ
10レベル以降、君はボーナス・アクションとして戦列を死守する構えを取ることができる。この構えは君がパラディンの特徴として得た別の構えを取るまで持続し、この構えを取っているあいだに敵が君の間合いの中で移動するためには、〈運動〉または〈軽業〉判定に成功せねばならず、失敗するとその時点で移動が終了してしまう。この判定の難易度は(10+君の【筋力】修正値)であり、君が〈運動〉に習熟しているなら、この難易度に君の習熟ボーナスが足される。また、君を強制的に移動させる目的のあらゆる判定は不利を受け、君が強制的に移動させられる効果に対するセーヴに有利を得る。
におうだち
14レベル以降、君はボーナス・アクションとしてすべての攻撃を受け止める構えを取ることができる。この構えは君がパラディンの特徴として得た別の構えを取るまで持続し、この構えを取っているあいだに君に隣接する味方を目標としたすべての攻撃の目標を自分へと変える。複数の目標に及ぼされる効果や、範囲を目標とする効果に君と君の仲間が含まれている場合、君はその効果を君と隣接する仲間の人数分だけ受けることになる。この構えは君が意識を失うか、リアクションとして終了することを選ぶことでも終了する。
メガザル
14レベル以降、君はメガザルの呪文を覚える。
やいばのぼうぎょ
17レベル以降、君はみがわりかにおうだちによって”君の間合い内で行われた攻撃”の目標を君に変えた時、アクション不要で攻撃を行なった敵に対して1回の近接武器攻撃を行なうことができる。
パラディンガード
20レベルの時点で君は君がダメージを受ける時にリアクションとして、君が今まさに受けるダメージに対して完全耐性を得る。さらに、君はみがわりやにおうだちの構えを取っていなくても、敵が君に隣接する味方を攻撃しようとした時にリアクションとして、その攻撃の目標を自分へと変えることができ、そのダメージに対して完全耐性を得ることもできる。この特徴をひとたび使用したなら、大休憩を終了するまでは再び使用することはできない。
最終更新:2018年07月16日 12:04