上級職

 この章は一定の修行を積んだ冒険者の、新たなる道について解説する。それぞれの上級職はどんな基本職に就いていたかで選べるかが決まる。例えば、戦士は賢者になることはできないし、旅芸人バトルマスターの道は開かれていない。一度上級職の道に踏み出したのなら、ダーマ神の許しがない限り君は別の上級職を選びなおすことはできない。伝説によればどのような人物でも、ある上級職に転職することができる極意が記されている、悟りの書と呼ばれる書物もあるらしいが、この文書ではそのような例外は考慮しないものとしている。

上級職とは
 上級職になるには、まず君の就いている職業で5レベルまでの修行を積まなければならない。君が6レベルになったとき、君は前提条件を満たしている上級職の中から好きなものを一つ選べる。
 上級職になったからといって、君は基本職を辞めているわけではない。新たなレベルを得たとき、君のヒット・ダイスとヒット・ポイント、そしてマジック・パワーは基本職と同じように成長する。
 上級職の特徴は基本職と同時に獲得していく。例えば、魔法使いから賢者になった君は、6レベルの賢者としてベホイミの呪文を覚えると同時に、6レベルの魔法使いとしてベギラマの呪文を覚えることができる。

最終更新:2018年01月07日 14:50