ダンゲロスSS上海
A子、悲しみの貧民街
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dangerousss_shanghai
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「ど、ド~、どこ~???」
カジノをめちゃくちゃにした後、ドー(ダイヤモンド亀)と小籠包を食べてその後はぐれてしまった。
小籠包のあるお店を周っていれば会えると思い、3日間はずっと小籠包を食べていたら靴に隠しておいたお金が底を尽きた。
小籠包の食べ方がわからず、食べるたび口をやけどして今も痛い。悲しい。
カジノで来ていたチャイナ服も売り今はいつものジャージ姿である。
「お、おなかがすいた……」
ここ2日なにも食べていない、ギャンブルなんてするんじゃなかった。
うぅ、目がかすんできた、こんなにお腹が空いてるのに私の体型は全く変わっていない、少しぐらい痩せてもいいんじゃないか。
も、もうダメだ、わたしは名前もしらない町の路地裏で意識を失った。
___________
「目が覚めた?」
わたしが目が覚めると目の前にかわいい顔が現れた。
「わ、わぁ!」
飛び起きると、そこは知らない場所だった。
掘っ建て小屋のような今にも壊れそうな家だった。
掘っ建て小屋のような今にも壊れそうな家だった。
「驚かないで、私は喬芽芽 よかった目が覚めて気絶していたあなたを運んできたの」
「あ、ありがとうございます」
チャオと名乗ったかわいい女性はこの掘っ建て小屋には似合わない黒とピンクのフリルワンピースを着ていた、わたしには似合いそうもない。
「あ、あのここは?」
「ここは団区街、まぁスラムな所だけど私はここの出身でね、この家は町長のものよ今は留守だけど」
「なにが『運んできた』だ、まるで自分が運んだみたいに運んできたのは俺だろ!」
チャオの後ろから現れたのは短い黒髪の女性が出てきた。その手には袋がある。
「あんたを助けたのはこの俺、陸飛燕 ! 恩人は俺だ、忘れるなよ」
そういってルーは袋から取り出した肉まんをわたしに差し出した、なんて良い人!
「あ、ありがとうございます!」
そういってわたしは肉まんにかぶりついた。それはもう夢中で。
「ルーまさかまた盗んできたの?」
わたしはピタっと止まった。
「安心しな食べ物は盗まない、それを買った金は魔幇から盗んだものだけど」
……じゃあいいか、私は頬張るのは続けた。
「またそんな危ないことして! もっとまっとうな……」
「チャオになにがわかるんだ! 幼馴染だからって言われる筋合いないよ!」
「そんなことし続けてたらいずれ魔幇から報復に来るって私は心配して」
「魔幇がなんだってんだ! あいつ等が優秀ならばもう俺はくたばってるはずだろなのに俺は今も盗みを続けている俺が方が優れていてあいつ等がマヌケって事さ! この街の担当のジャニスファミリーは特にな!」
「今はまだ運がいいだけかもしれないじゃない、やっぱこんなことやめて私と……」
「よしてくれ! チャオ! あんたの10倍は俺がこの街に入れている、それでもギリギリ、ギリギリなんだ、俺まで解決屋なんてしてたら餓死者が出るぞ! 俺の兄弟みたいに!!!」
「……」
「……」
うぅ……肉まんの味がしない……。よそでやってくれないかな。
そこでドタドタと走る音が聞こえた。
「なになに喧嘩!? よそでやりなさいよ」
家に入ってきたのは金髪で美人、この場所に似つかわしくない高級そうな青色のドレスを身にまとっている。
「……」
「喧嘩は終わった所なのね、あら目が覚めたの」
金髪美人はわたしの方を見て言った。わたしは口の肉まんを飲み込んで。
「は、はい」
「あなた名前は?」
「た、大戦持A子っていいます」
「大戦持!?」
驚いたように目を見開いてわたしを凝視した、なななななに!?!?!?
「どうしたのカルミア」
「大戦持といえば私が護衛を頼もうと連絡した所、精神道の技でどんな依頼もこなすプロフェッショナル一族、たしか全員他の仕事でこちらまで手が回らないと断れたのですが」
「え、かわいい私以外に頼もうとしていたの!?」
「家のものが過去に助けていただいたそうでその関係でまず頼んだのです」
「じゃあ、なんでそんな戦闘のプロがこんなところで生き倒れに」
やばいやばい、チャオとカルミアが疑問の目で見て来る金欠で野垂れ死にしそうになってたなんて下手なことを言えば大戦持の名前にどんな傷がつくか知り合いみたいだしおじい様の耳まで届くかもしれない。肉まんを食べる手は止まらない。
「そんなの決まってるだろ、きっと過酷な依頼の途中で食べるのも忘れて戦っていたんだ、そこで俺が助けた、大恩人!」
ルーはビシっと親指で自分を指した。
「は、はいそうです」
ここは乗っかろう、言い訳思いつかないし。
「まぁ依頼は大丈夫ですの?」とカルミア
「え、えーとはい、もう解決しました」
えいここはややこしくしないように終わったことにしよう。うん。
「だったら仕事を頼まれてくれるかしら」
「え゛っ」いやだ
「知っているでしょう清のダイヤのことは、そのダイヤの秘密を私の先祖がここの街に隠したみたいで」
ダイヤ!? それなら話が変わってくるな。
そんな時、家の外でなにか爆発音がした。
_____________
「私は魔幇幹部組織ジャニスファミリーのヤオ・ジンメイ! ジャニス様のためそして魔幇の命令でこの街にダイヤの秘密があると聞いたよってこれより探して周る、邪魔するものは死あるのみ!」
家の外に飛び出た光景、家が半壊し人が何人も倒れていた。
ヤオと名乗った人の周りには数人の黒い服を来た仲間がいる、全員銃を持っているようだった。
ヤオと名乗った人の周りには数人の黒い服を来た仲間がいる、全員銃を持っているようだった。
「これは見せしめだ! 全員家のなかを空けなさい」
「ヤオ様、金目のものはダイヤの秘密かもしれません、これは徴収しなくはいけませんよね」
「かまいません、なんでもいいダイヤの秘密になりそうなものは片っ端から奪いなさい」
「ヒャッハー」
黒服が一斉に群がって家に飛び込もうとする。その目は探そうというものではない、奪おうとする者の目だ。
「待ちなさい!」
カルミアの声にヤオたちが止まった。
え、なに声だしてるの? 怖くないの?
「そこまでの悪事お待ちなさい! それ以上の略奪をするというならこちらのあの 大戦持が黙っていないわよ」
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!
なにをいってるの? わたし黙ってるよ! 沈黙! この状況、答えは沈黙!
「ん! 大戦持と!?」
それを聞いてヤオ達はこちらにぞろぞろと集まってきた。
すげぇぇぇ! 大戦持の名前でマフィアがこちらに集まってきた、え、すごいの大戦持って!?
「大戦持か私も昔世話になりました、完敗でしたよ」
え、誰だろ。みんな自分の仕事の話しないからわからないや。
ただ、わたしは違うもう逃げたい。
「え、えへへへもうやめていただけたらなーなんて」
にこやかな顔で穏やかにわたしは言ったつもりだ。
「しかしそれも昔の話です、いまの私は魔人! 能力の『観察眼』であなたの弱点を見抜いてしまいましょう」
え! 魔人なの! ヤオは片手の指で眼鏡を作りこちらを見据えた。
「な! なんと! この女弱点がない! 人間だれしも過去に怪我や古傷なんかで大なり小なり弱い部分があるはず、ここまで仕上がっている体はみたことない!! はたから見ればだらしない体だというのに!?」
心底驚いてるヤオ、後ろからも「おお」と驚きの声があがる。
いや多分全部弱点だからだと思います。ショックです。
「仕方ありません、この人数では結果は明白今回は引き下がりましょう、大戦持を用心棒に雇うとはこちらも本気で行かせてもらいましょう」
今日の夜にはここを去ろう。なんか天気も悪いし。
____________
「ここがその場所です」
あの後、すぐにカルミアに連れられてチャオとルーも一緒にとあるボロ小屋の前に来た。
「昔のアへアヘン戦争で使われた建物らしいんだけど」
よくわからないけど昔に使われていたのはわかる、中にはいるとかび臭い誰も使っていないことがわかる。
そこをあるいて行くととある部屋、カルミアは鍵を取り出してボロボロのカーペットに隠されていた隠し扉の鍵穴に刺した。
こんな所に隠し扉!? 半信半疑だったけどこれはダイヤの秘密があるのかもしれない。
扉が開いた、なぜか機能してるようで地下への階段には灯がともっていた。
扉が開いた、なぜか機能してるようで地下への階段には灯がともっていた。
「へぇ面白そう!」
チャオが楽しそうに先頭に立って、地下へと進んでいく。
5分ほと歩いただろうかどこまで続くんだこの怪談、もうぐったりである。
そこでなにか物音がした。
「あ、あぶない!」
とっさにわたしは叫んだが遅かった。
地下の壁から矢がチャオ目掛けて放たれた。罠だ。
矢はチャオの額を貫通……しなかった、バキっと矢は折れ地面に落ちる。
「へ?」
「ありがと、でも大丈夫! 私よりかわいくないものは私を傷つけることはできないの」
魔人だったのか、ビックリした。
「それにしてもあなた、よく見るとかわいいわね、私ほどじゃないけど」
そういってチャオは首のチョーカーのハートを指で弾いた。
かわいいって褒めらた、良い人だ。
「えへ、えへへへへへ」
___________
それからまた5分ほど地下を歩いて部屋にでた、何もない部屋、真ん中に一冊の本が置かれていた。
「これが?」
カルミアが手に取ろうとしたその時。
さっと何者かが本を奪いさった。
「悪いけどこれは俺のもんだよ」
ルーが本をさらい壁に半分体が埋まっていた。魔人能力か。
「ルーあなた!」
「俺にもダイヤが必要なんだ、こんな街とおさらばするためにはなぁ! あばよ!」
ちゃぷんと壁に消えていったルー。わたしは呆然としていた。
「追うわよ!!」
えーあの階段走って上るの~。
__________
__________
雨が降っていた。
本が濡れないように服の内側に入れた。
ダイヤの秘密を手に入れたのは俺、ルー・フェイイェンだ。
これでダイヤを手に入れて俺の夢が実現できる。
「ふふ。ふはははははは!」
笑いがこみあげてくる、ここまでうまくいくとは思わなかった。
「見つけた」
声がした瞬間振り向く間もなく俺の胸を手が貫いていた。
「ゴハっ」
俺は吐血した、刺された手で本を奪われてしまい。俺の前に出てきた顔、見覚えがあった。
「じゃ、ジャニス……!」
「ふふっまだ喋れるのか、まぁもう助からんだろう。いままでよくも私たちのものを盗んでくれたな、命とこの本は利子分として頂こう」
「か、返せ……」
俺は立ってることもできず地面へと倒れこんだ、冷たい。
俺を見下すジャニスの目、まるでごみを見るようだ。
俺を見下すジャニスの目、まるでごみを見るようだ。
「はっ! 雨音で私が近づいてくるのがわからなかったんだろう、それか浮かれていたのか逃げ足だけは早い奴だったからねぇ」
「へっこのノロマども……」
ジャニスが俺を蹴とばした。
「じゃあね」
雨の音がより強くなった。
_________
わたしが駆け付けたときはルーは地面で倒れていた。
チャオがルーを抱きかかえている。
「ルーしっかりして!」
「すまねぇチャオ、本……ジャニスに奪われちまった」
「喋らないで! 今医者に!」
ルーの胸には風穴があったあれではもう……。
「もう助からねぇよ、それより聞いてくれチャオ……俺さダイヤを手に入れてさこの街を変えたかったんだ金でさ……ダイヤの莫大な金さえあればさ街のみんなの貧しくなくなってみんな腹いっぱい毎日食べれてよ……」
ルーの息が静かになっていく。
「そしたらチャオも解決屋なんてしなくていいだろ」
「え?」
チャオのルーを抱く手に力が入った。
「街の心配がなくなってよ、俺と一緒にさ、海外周って遊んで暮らせたんだ、そしてチャオのかわいさをさ世界に自慢したかった」
「ルー、もう……私、ルーが盗みをするのずっと反対だった絶対にこうなる って知ってたのにずっと本気で止めてあげれなかった、ごめん……」
「泣くなよ……チャオ……」
ルーの手がチャオの顔を撫でた。
「泣いた顔でも……チャオは世界一かわいいな」
ルー手がチョーカーのハートを弾いた。
___________
雨は止み曇り空。
ルーの死は団区街の住民を動かした。
ルーの死は団区街の住民を動かした。
みながみな報復のためジャニスのいるビルへと押し寄せていった。
もちろんわたし達も。
もちろんわたし達も。
そこで混乱したジャニスファミリーの部下たちは鎮圧していきうまく制圧できるかと思われたがジャニスの側近である2人とジャニス自身は屋上へいた。
ビルの屋上、チャオとわたし、ジャニスら三人の最終バトルがはじまる。
「あんたたちが欲しいのはこれだろ」
ジャニスは本を掲げてわたしたちに見せびらかすように振る。
ダイヤの秘密の本だ。
「知ってるかい魔幇の恐ろしさを、数、物流、恐怖、そしてなにより情報、あんたたいのことは全部調べたよチャオ、自分よりかわいいものにしかダメージを受けない、そして大戦持、あんた魔幇でも有名だよ任務失敗してる落ちこぼれだってね」
バレた。でも関係ない。
「どう、もう終わってるのそれでもやるつもり……」
わたしたちは無言のまま。
「そう……なら」
「ジャニス様、ここは私、ジー・アイシンがやりましょう」
そうジャニスの前にでたのは、あ、小籠包のお店の人!
ジャニスの部下だったのか。
「この私の『灼熱的火焔』の炎に耐えれるかな、ファイヤー! 1000度!」
ジーは両手から炎をだしていき熱気がこちらにも届いてくる。
わたしは前にでた。ターンターンとステップを踏む、戦う。
「ははは! この炎の前に強固な肉体など無意味! 酸素全て燃焼して死ね!」
精神道とは心の武道、心を鍛える武道である。
心を強くして肉体を強靭にしていくものだ。そこに肉体としての技術はない。
つまり精神道は他の武道と掛け合わせるのが基本である。
あるものは空手、柔道、剣道、カポエラ、弓道、なかにはバーリートゥードなんかもいる。
そしてわたしは。
「シュ! シュシュ!」
ボクシングだ。
炎が迫る。
「あ、あの人の方がもっと熱かったよ」
「『精神道 奇襲術 』【熱血】」
わたしは炎を大きく振りかぶった拳で殴った。
「な!」
炎は拳の勢いに負けジーの方へと襲い掛かった。
「あ、あんぎゃーーーーーー!」
ジーは炎を纏って屋上から落ちていった。
「ひゅう、やるじゃない、私ほどじゃないけど」
チャオが後ろから言った、うまくできて嬉しい。
「これで2対2ね」
「ふっ舐めるな、あんなのは雑魚にすぎないよ」
とジャニス。
先に動いたのはヤオだった。
チャオに向かって走る。
「あなたの弱点はわかっていますよ」
チャオに近づいてヤオは拳を顔に突き出す。
ただチャオには自分よりかわいいものからじゃないとダメージを受けない、どうみてもチャオの方がかわいい。
だが。
「うぅ!」
チャオが殴り飛ばされた。 なんで!?
「あなたよりかわいいものならあなたで殴ればいいんですよ」
ヤオの手にはスマホ、しかも内カメラを起動して顔が見えるようにしている、まるで鏡でなぐるかのように!
「ち、チャオさん!」
「自分の心配をしたら」
ジャニスがわたしの間合いを詰めていた、わたしはボクシングのスウェーバックで下がりながら攻撃をかわしていく、ボクシングは久しぶりだけど良かった、イメージトレーニングは毎日欠かさずしてきたから。
ジャニスとの攻防。
「大戦持とは名ばかりかい! 避けるばかりで全然攻撃してこないじゃないか! いやむしろ直接私を殴るのが怖いみたいだ! 何度も見せてるスキにもまったく動かない、気づかないとでも思ったか!」
わたしは無視して避けることに徹底する。
「これでトドメですね」
チャオのあのスマホの一撃で顔面は腫れていて口と鼻から血も出ている。意識はあるようだ。
ヤオは緑の鮮やかな色のナイフを取り出して起き上がった所のチャオに突き刺した。
「な、なぜ!?」
チャオにナイフが突き刺さらない!
「そんなバカな、そんなに腫れて無様な顔でかわいいが保てるわけが。はぎゃ!」
チャオに顔面を殴られてヤオは倒れた。その顔面が見るも無残。
「友達が初めてかわいいって言ってくれたこの顔、腫れたぐらいじゃ揺らぐわけないでしょ! 私はどんな時も何処にいようと! 世界一かわいいんだから!」
と言ってチョーカーのハートを弾いた、かわいい。間違いなく。
ルーを失って誰よりも悲しいはずのチャオを見て、私は思う。
心が強い。
ルーはわたしの命の恩人だ、肉まんももらった。
なのに恩を返すことができなかった。
わたしも悲しい、チャオはもっと悲しいはずだ。
幼馴染で死、止めれなかった後悔、果たされなかった夢。
どれも心が折れてしまいそうな出来事、なのにチャオはここに立っている。
悲しさを心の強さに変えて、かわいいにさらなる自信をもってここに立っている。
わたしも。
「ちっ! 役立たずが! 攻撃してこないのならあちらの方から!」
ジャニスはわたしとの攻防をやめ、チャオに走っていった、その手にはスマホが。
「胸を貫いて奴と同じ方法で殺してやるよ!」
チャオはふらついていて避けるような状態ではない、危ない!
「『精神道 奇襲術 』【加速】」
すぐさまわたしはチャオとジャニスに割って入る。
「ははは! ならばお前から死ね! 大戦持! 避けているということはこの攻撃耐えれないだろ! 私の【霊気的硬気功】で硬化された最高の肉体を受けろ!」
目を閉じ息を吐く、命の恩人が守りたかった人をわたしが守る! それが恩返し!
「『精神道 奇襲術 』【鉄壁】」
ガチン! とジャニスの攻撃がわたしの胸に当たるが【鉄壁】でわたしの体が鋼鉄のように硬くなっている。ただ
「ぐうぅぅ!」
痛い、貫かれていないだけマシだけど、相当痛い、吐きそう。
だけど。
「やぁぁぁぁぁ!!」
チャオがわたしの頭上に飛び上がる。そして天へと足を突き立てて!
そのチャオの足をわたしは掴み。
「『精神道 奇襲術 』【熱血】【必中】」
思いっきり振り下ろした、渾身の一撃、かかと落とし。
ジャンプで高さ2倍、【熱血】で2倍、遠心力で2乗、通常の16倍の威力のかかと落としがジャニスの脳天に当たった。
___________
「おわったね」
「は、はい」
ジャニスファミリービル屋上
ボスのジャニスが白目をむいて倒れている。
「さっきは守ってくれてありがとう、私と同じような能力もあるのね」
「い、いえチャオさんほどの強度はありませんから」
ちゃんと攻撃痛かったし。
「ふふ、いいわよチャオで」
「は、はい、なんとか勝てましたね……チャオ」
なんかむずがゆい。
「なんでジャニスを殴らなかったの?」
「え、そ、そのわたし、子供のころのトラウマで人を殴れなくて」
隠すようなことでもない、でも詳しくいうことでもない。
「だ、だけど勝ててよかった」
「勝って当然よ」
チャオが自信満々で言う。
「かわいいは正義なんだから」
そしてチョーカーのハートを弾いた。
空には太陽が出ていた。
___________
そして戦利品のダイヤの秘密の本をジャニスから奪いその場でわたしたちは少し読んでみた。
「!!??」
わたしはとんでもないことを知ってしまった。
「は、はやくドーを探さないと」
わたしは今どこにいるかもわからないダイヤモンド亀の事を思わずにはいられなかった。
本の表紙には【金剛石生物生成術】と書かれていた。
大戦持A子 使用可能『精神道 奇襲術 』【加速】【熱血】【必中】【鉄壁】【???】【???】