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Redwillow's Ruins

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●前提
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●以下のクエストから構成される
•Chapter1 Redwillow's Ruin
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●ストーリー

Jandul D'Jorascoは言った。

あなた・・・うん、賢くて、強そうね・・・それとも狡猾というべきかしら。
いずれにしても、あなたなら何とかできるかもしれない!

私達、つまりHouse Jorascoだけど、今ちょっとした問題を抱えているの。
いえ、訂正するわ。結構な問題ね。

そう言って、彼女は神経質そうに両手を揉み合わせて無理やり笑みを作った。

深呼吸をして落ち着かなければ・・・。

「落ち着け。何をそんなに心配している?」

Redwillow!

Jandulは思わず口にし、うろたえた。

Falcor RedwillowはStormreachでも著名な研究者だけど、
その彼が20人もの助手と学生を引き連れてジャングルへ入って行ったの。
そして消息が途絶えた・・・。

「続けろ。」

Redwillowは強い意志を持っていて、みんなのカリスマなのよ。
彼があるマテリアル・・・Jorasco家の財産を10倍にもするという話だけど、
それについての情報を得たと聞いた時は思わず飛びついたわ。

私は彼のために探検隊と彼の希望するアシスタントを用意してあげたの。

でも、何か悪いことが起こったみたいで、
詳しくはわからないんだけど、魔法で遠視してみた限りでは、
彼はジャングルの奥地でゴブリンの部族に囲まれているみたいなの・・・。

「そいつは深刻な話だな。」

Redwillowが最後に残したメッセージによれば、
彼のキャンプは夜中に襲撃されたらしいの。
恐らく、一握りの生存者しか残っていないに違いないわ。
さらに、彼が集めていたマテリアルも奪い取られたみたい。

Jorasco家の私兵を送って彼を助ける事ができれば・・・でも・・・。

「でも何だ?」

Redwillowは私に、この探検についての話は一切Jorasco家の長老達には
秘密にしておくように約束させたの。

敵対するHouseによってマテリアルが奪われる危険性を考えると、
静かに事を運ぶべきだと。

名誉を考えると、もはやHouseに助けを乞うことなんてできない。
でも、だからといって、Redwillowの宝を敵の手にみすみすと渡すこともできないわ!
そこで、フリーランスの傭兵を探していたの。でも・・・。

「誰も引き受けてはくれなかった、か。Jandul、私ならやれると思うが。
Redwillowの探索地までの道を見せてみろ。」

Jandulは安堵交じりのため息をついた。

現地への道を教えるわ。
驚くほどStormreachに近いのよ。とはいえ、巧く隠されていてわからないのだけど。

彼が調査していた地域は恐らく極めて広大で、
また、踏みならされた道から外れたところに多くの秘密が眠っているはずだわ。

Hostの御加護がありますように!

「迷子の学者を助けることが出来たら、な。」


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Falcor Redwillowは言った。

偉大なSovereign Hostに感謝する!
ヘマをしてこんなところで足止めされてしまっていたが、
ついに状況を打破する誰かが来たってわけだ。

彼は微かに笑いながら、

君は、Jandulの頼みで来たんだろう?

「あぁ。彼女が助けに遣した。」

Jandulは良い子だ。
少々人を信じやすいのが心配だが。
実を言うと、私はそこを利用したのだ

おかげでこんなにも大規模な探索をすることができた!
だがこれは、私自身のためのみならず、House Jorascoのためでもあるのだ。

そして、Jorascoも私も互いになんら不利益を被るようなことはない。
君が迅速に動けば、だが。

「どのようにしてJandulの信用を得たんだ?」

この恰幅の良い格好からもわかるだろうが、私は裕福な人間だ。
過去の成功が多くの富と名声を生み、しばしば社交界の女性や低級娼婦に追いかけられている。

我々の共通の認識として、人は名声に抗えない。
Jandulはそういう人間の一人だ。

彼女は、私が彼女に言ったことを全て信じていたよ。

そして、ますますこの投機的事業に出資したがっていった。
孕んでいるリスクもお構いなしに。

「彼女の協力を得るために騙したのか?」

魅惑的な言葉を使ったかも知れないが、騙したわけではないよ。
単純に、我々の成功のためには内密に話を進めていく必要があると信じさせただけだ。

そしてそれはとても真実だ。
私のライバル達は常に私の発見を狙っているからね。

House Jorascoに正式に探検隊を組んでもらうのを待つ代わりに、
Jundalの援助で雇った一握りの調査員と共に密かに現場へ急いだよ。

そしてようやく探していたものを見つけたのだ!

だが、それらを持ち帰ることはできそうにない。
私の見つけた宝物は全て奪われてしまった。
パーティの生き残りのほとんども連れて行かれてしまった。

あぁ、私が罪深いのはわかっているとも・・・。
House Jorascoのベテランチームの護衛を待つべきだった。

こんな酷い計画に巻き込むことになって、Jandulに謝らなければならない。
生きて帰れたらの話だが!

「お前の罪になど興味がない。だが、誰がお前の"宝物"を奪った?」

Hobgoblin!Bugbear!さらにTrollだ!
だが、今回の件で、最も奇妙な点はそこだ。

このXen'drikでも指折りに凶暴な種族である奴らが、協力?
お互いにお互いをご馳走だとしか思ってないような奴らが?

何かがおかしい。

奴らの1匹を叩きのめして、奴らの指導者について聞きだしてやるべきだった!

「でも戦わなかったんだろう?」

Redwillowは鼻息を荒くして言った。

偉大なるSovereign Hostの名にかけて、そうだ!

この両手はデリケートで、
剣や槍の柄を握って振り回したりするためのようなものではない!

私がTalenta Plainsから来たバーバリアンの新入生に見えるかね?
Noだ!
それに、考えてもみたまえ。
もし私が勘違いして立ち向かった日には、あっさり粉々にされていただろう。

だが、見たところ君は頑丈にできていそうだ。
もし君が断固たる決意で役目を果たしてくれれば、
私のミスを取り返すことができるだろう。

「この失態を挽回するための一手を言ってみろ。」

ジャングルを更に進むと、私のチームが調査のために作ったキャンプ地がある。
もう死んでしまったがな・・・。
キャンプは凶暴なGolinoidやその手下共に制圧されてるかも知れん。

「続けろ。」

キャンプから逃れる際に残してきたものを回収せねばならん。
もちろん、襲撃してきた奴らが既に持ち去っていなければ、だが。

ほとんどの装備を放棄せざるを得ないのはまだしも、
それでもジャングルのクズに渡すには惜しい物が一握りはある。

研究ノート、重要なコンテナ、かけがえの無いネックレス、
そして私のベストアシスタント3人の亡骸と遺品だ。

ここにいる生き残った助手達は君がそれらのアイテムを探してくるのを待っている。

研究ノートはGadbinに、
コンテナは、推察通り我々がここにきた目的が入ってるものだが、Silに。
惜しむべき友人の遺品はCaldiaへ。
そして、ネックレスはJadaに返してやってくれ。

「わかった。」

これで何をする必要があるかはわかってもらえたわけだ。
獣どもを打ち殺して、道具一式を取り返してくれると思って良いのかな?

「問題ない。それで全てか?」

いや、実は個人的な問題を一つ頼みたい。

このビジネスについて、Stormreachに知れ渡って欲しくはないのだよ。
言っている意味はわかるかね。

だが、もし君が、如何わしい奴らに関わることを問題としないのであれば、
もう少し詳しく話そう。そうでないのであれば、口をつぐんで関わらないほうが良い。

「話してみろ。」

ほんの少し前、この遺跡に興味を持った第三者機関がアプローチしてきたのだよ。
その時はJandulが協力してくれないとわかっていたので、彼らに協力した。

だが、パトロンをHouse Jorascoに変えれば、
当然ながらHouse Jorascoに対して尽くさねばならん。

もし君さえ協力してくれるなら、その第三者機関に私の責務を届けてもらいたい。

「お前が誰の下についていようとも関係ない。届けてやろう。」

まず、受取人を探さなければならん。が、見ればすぐにわかるだろう。
彼の肌は夜空のように黒い。

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物静かで禁欲的な佇まいをした黒い肌を持つ男は、
あなたが近づいていくのを黙って見ていた。
濃緑色の服を着たこの男がリーダーに違いない。

Ker'ssan T'korchaは細く疑い深そうな眼をして言った。

お前は私の知っているメッセンジャーではないな。
だが、その手にハーフリングの手紙を持っているように見える。
それは私のものだな。早くそれを寄越せ!

あなたは黙って手紙を渡した。

そのダークエルフはさっと手紙に目を通すと、言った。

私は信用しているメッセンジャーしか受け付けないと、
Redwillowには警告していたはずだが。お前は何者だ?

仲間に罠を仕掛けるスパイか?
Redwillowを殺して手紙を奪った盗賊か?
それともあの尊大なハーフリングは自分の配達人のほうが優秀だとでも考えたか?

いずれにしてもRedwillowは我々の約束を破った。
お前はここで死ね。

「お前の被害妄想は死に繋がるぞ、ドラウ!」

そしてドラウは襲い掛かってきた。

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4つのアイテムを持ち帰るとRedwillowは言った。

良くぞ我々の探検の成果を見つけ、持ち帰ってくれた。
だが、君が出発した後、助手と私で魔法を用いてこの災厄の根源を突き止めてみたのだ。

結果、我々がこの冒険を真の成功と呼ぶにはもう一つ必要なようだ。。

「話してみろ。」

リベンジだ!Redwillowは甲高く叫んだ。

愚かなGoblinoid共をけしかけ、私の計画を邪魔した奴にやり返すのだ。
洞窟の近くに巣食っている狡猾なGiantがいる。

そいつがこの災厄の根源だ。間違いない。
そいつが馬鹿どもをけしかけたのだ。

そいつに復讐してやらねば気がすまん!

奴の巣まで次元の穴を開くことは出来るが、
奴の胸から心臓を取り出してやることは出来ん。
それは君の仕事だ。

「私がそれを引き受けるまで引き上げる気はないということか?」

そうだ!
Giant共が死ぬまで私はここを1インチも動かんぞ!
これは私の個人的な仇討ちではないのはわかるだろう。

奴らは悪に仕え、それに、わかると思うが、
だんだんとStormreachに近づいてきている。

我々はStormreachを守らねばならん。そうだろう?

私の助手を殺した奴らが二度と同じ事をしないように、殺してやる!

「確かにそのGiant共は脅威だな。よかろう。お前の復讐を果たしてやる。
次元の扉を開くがいい。」

君は、Stormreach中の酒場で語り継がれる英雄になるだろう。

そう言ってRedwillowはベルトから小さな呪文書を取り出し、
しわがれた声で詠唱し始めた。

少々のコツがいるのだよ。

そして次元の扉が現れた。

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Giant共を倒し、Jandulの元へ戻ると、
絶望に打ちひしがれた眼をして彼女は言った。

Redwillowを見つけることはできた?
彼の言うとおり、酷い襲撃を受けていたの?

「残念ながらそうだな。だが、Redwillowは目的のものを見つけ、
約束どおり持ち帰るだろう。だが、彼の仲間はほとんど死んだ。」

私が彼らを殺したようなものだわ。
罪の無いたくさんの死を前にして、どうやってRedwillowの成功を喜べばいいの?

Jandulの眼には涙があふれかけていた。

もちろん、あなたがRedwillowを助けてくれたことや、
彼がHouseのためになる品物を守ることができたのは喜ばしいわ。

でも、ほとんどの人が死んでしまった現実に、
私は私を許すことができない!

「だが、多少はRedwillow自身にも責任がある。
彼は、君を計画に乗せるためにミスリードしていたからな。」

結果的に富と名声をもたらすこの冒険について、
Falcor Redwillowが後悔することは決して無いわね。

だから、私が2人分、悔やむわ。
…自分自身の分と、Falcorの心に巣食う闇の分。

もう、しばらくそっとしておいてちょうだい。

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