イーストン・ムーア(宇宙暦747年 - 宇宙歴796年)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

1 前世

 宇宙歴796年2月アスターテ星域会戦に参加した同盟軍第六艦隊司令官。ラインハルト に敗れ戦死した。その結果、アスターテの愚将として汚名を残した。(40話)

2 逆行後

 宇宙歴788年、幹部候補生養成所受験を決めたエリヤの推薦人の一人になった。この時第七方面軍陸戦隊司令官で階級は宇宙軍少将。エリヤが合格した際はサポートメンバーと共に直接会って祝福した。(6話)
 宇宙歴791年、「自由の夜明け」作戦中の惑星エル・ファシル攻防戦では第一二陸戦隊司令官を務めた。銃撃の雨を恐れずに陣頭指揮を取ることで、兵士から半神のように崇敬された。(11話)作戦終了後、宇宙軍中将に昇進。(12話)
 宇宙歴795年頃、第七方面軍司令官を務めている。第一四方面軍司令官ディエゴ・パストーレと共に第一一艦隊司令官にクレメンス・ドーソン中将を起用したいヨブ・トリューニヒト国防委員長を支持。おそらくこの時にロボス派からトリューニヒト派へと移ったと思われる。(31話)地上部隊と宇宙部隊を組み合わせた統合作戦に長けたタイプの陸戦隊軍人。(40話)
 宇宙歴796年のエル・ファシル七月危機に際して宇宙艦艇一一〇〇隻、地上戦闘要員八万人を送る。が、同時に軍情報部中央情報局の警告を無視し、警備戦力までエル・ファシルに送ってしまう。その結果シャンプール・ショックの発生を防げなかった。崩落する第七方面軍司令部ビルからの脱出を勧める部下に対し、「俺は無能者であっても卑怯者にはなれん」と語り、死亡。テロを招いた責任を痛感し、死をもって償おうとしたと推測される。(45話)その後のパトリオット・シンドロームの中で市民からは悲劇の名将と呼ばれ、国防委員会からは元帥号と自由戦士勲章を授与された。
最終更新:2018年04月08日 11:13