ディエゴ・パストーレ(宇宙暦?年 - 宇宙歴796年)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

1 前世

 宇宙歴796年2月アスターテ星域会戦に参加した同盟軍第四艦隊司令官。ラインハルト に敗れ戦死した。その結果、アスターテの愚将として汚名を残した。(40話)

2 逆行後

 宇宙歴795年頃、第一四方面軍司令官を務めている。階級は宇宙軍中将。第七方面軍司令官イーストン・ムーアと共に第一一艦隊司令官にクレメンス・ドーソン中将を起用したいヨブ・トリューニヒト国防委員長を支持。おそらくこの時にロボス派からトリューニヒト派へと移ったと思われる。(31話)
 宇宙歴796年に海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍の司令官に就任する。対帝国戦ではなく、海賊や反体制組織との戦いで活躍した地方司令官。引退した第四艦隊司令官の後任として最有力視されていたが、海賊問題を重視するトリューニヒト委員長が人事を差し替えたという。(38話)経験の浅いエリヤ・フィリップス大佐には「全軍の先頭に立って戦う勇気を見せること」を命じた。(41話)同年7月7日、ドズール星系に向けて陽動を行ったがエル・ファシル革命政府軍の罠にかかり戦死。(42話)
 その後のパトリオット・シンドロームの中で市民からは悲劇の名将と呼ばれ、国防委員会からは元帥号と自由戦士勲章を授与された。早くに戦死したことでその名声は日に日に高まり、娘のジャネット・パストーレを閣僚にまで押し上げた。(99話)

能力

政治能力に長けたいわゆる「政将」であり、マスコミ対応に手慣れている。「戦力を揃えるのはうまいが、戦術は単調そのもの」と評価されている。(40話)
最終更新:2018年04月15日 00:40