ハリッサ・オスマン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟軍の軍人。原作登場人物である。女性。

略歴

1 前世

 宇宙歴799年帝国軍の「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」当時の自由惑星同盟軍総参謀長。帝国に対する対応準備中に、過労の為に脳出血を起こして意識不明の重体となる。宇宙歴801年、オーベルシュタインの草刈りで収監される。

2 逆行後

 宇宙歴794年の第六次イゼルローン遠征時、第五艦隊司令官アレクサンドル・ビュコック中将のもとで副司令官を務めている。階級は宇宙軍少将。粒ぞろいの第五艦隊の中でも戦略戦術に精通し、特に名高い。作戦参謀出身。(24話)
 宇宙歴797年からの「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦では第三統合軍集団第一〇艦隊司令官を務めている。階級は宇宙軍中将。(55話)第三統合軍集団司令官イアン・ホーウッド宇宙軍大将と共に、帝国軍国内艦隊を率いるラインハルト・フォン・ローエングラム提督とヨトゥンヘイム戦線で戦った。しかし、第五次ビブリス会戦キルヒハイン会戦で連敗した。第八艦隊の援軍を得て起死回生を賭けてブローネ会戦を戦うが、更なる敗北を喫し、国内艦隊のアースガルズ総管区侵入を許す。(66話)第二次ヴァルハラ会戦にも参戦した様子であるが、そこからの消息は知れない。この会戦で戦死したか、引退したものと思われる。

能力

 頭脳の中には古今の戦略戦術が詰まっており、臨機応変に引き出すことができる。宇宙艦隊総参謀長の有力候補の一人。(55話)


公職
先代:
ジャミール・アル=サレム   
    自由惑星同盟宇宙軍    
第一〇艦隊司令官
宇宙歴796年12月 - 宇宙歴799年?月
次代:
第五艦隊に統合される   
最終更新:2024年04月27日 14:38