黒色戦隊とはエル・ファシル海賊の半数を傘下に収める五大組織の一つ。

概略

 ディレダワ星系第四惑星第七衛星に本拠を置き、海賊行為で猛威を振るっていた。自由惑星同盟に多大な損失をもたらし、エル・ファシル海賊五大組織の一つに数えられるまでになった。
 宇宙歴796年ごろ黒色戦隊はエル・ファシル民族主義者と連合して自由惑星同盟から分離独立を図るエル・ファシル革命政府構想への参加を拒否した。この構想は「ポール・アップストーン少佐*1」こと帝国情報機関のパウル・フォン・オーベルシュタイン大佐により立案されたものである。このため、オーベルシュタイン大佐にエル・ファシル海賊一本化の障害とみなされ、海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍に売り渡された。(45話)

 同年4月10日、第八一一独立任務戦隊司令エリヤ・フィリップス代将をはじめとするエル・ファシル軍所属の第三〇二独立任務部隊の攻撃を受け、大打撃をこうむった。(41話)エル・ファシル方面軍が4月に海賊討伐を開始してから二ヵ月後には本拠地であるディレダワ星系第四惑星第七衛星を失い、7月に入ると活動不能状態に陥った。(41話)
最終更新:2017年10月11日 15:48

*1 トップストーンともされている(45話)がObersteinを英訳したUpstoneが正しいと判断した