ブラウンシュヴァイク派最優秀の八提督とはフリードリヒ四世崩御後のブラウンシュヴァイク派で最優秀の八名の提督をさす。

概略

 宇宙歴796年2月、ブラウンシュヴァイク派がエリザベート帝を擁立し、エルウィン=ヨーゼフ帝を偽帝と宣言したことにより銀河帝国の内戦が勃発した。しかし、これは宮廷闘争の延長であり、艦隊戦が行われることはなかった。したがって、彼ら八提督が活躍する余地はない。
 宇宙歴798年、自由惑星同盟が「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦を発動し、帝都オーディンが同盟軍に占領された。勢いに乗る同盟軍は、反体制派支援作戦「エガリテ作戦」の実施に踏み切る。ブラウンシュヴァイク派の拠点であるヴァナヘイム管区へもウランフ大将率いる第一統合軍集団が侵攻した。第一統合軍集団の先頭集団の一員であるホーランド機動集団前方展開部隊司令官エリヤ・フィリップス少将が彼らを知悉していることから、おそらくはこのヴァナヘイム戦線にて活躍したのが「ブラウンシュヴァイク派の八提督」であると思われる。
 宇宙歴799年4月末、第二次ヴァルハラ会戦ガイゼルバッハをはじめとする五名が戦死した。生存したのはアーダルベルト・フォン・ファーレンハイト中将、ヘルムート・レンネンカンプ中将、と一名のみである。
 宇宙歴802年2月ローエングラム大元帥のクーデターでブラウンシュヴァイク派が壊滅したのち、レンネンカンプ提督はメルカッツ派に所属していることが確認されている。他の二名についてはいまだ不明。

構成員

なお、階級は作中で最後に登場したときのもの。現在は昇進もしくは降格している可能性あり
ヘルムート・フォン・レンネンカンプ上級大将
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト中将
トローデン中将
シュペングラー少将
ガイゼルバッハ中将
クレーベック中将
ハイナーデ少将
ビルスハウゼン少将
最終更新:2018年05月12日 07:35