ジギスムント・フォン・ゴールデンバウム(宇宙暦705年 - )は銀河帝国の皇族。オリジナルキャラクターである。男性。

略歴

 宇宙暦705年頃*1、ゴールデンバウム朝銀河帝国の皇族に生まれる。第三五代皇帝オトフリート五世の弟であると思われる。

 兄オトフリート帝、甥フリードリヒ帝の在世における行動は作中で記載なし。

 宇宙歴795年11月、第三六代皇帝フリードリヒ四世が皇太子ルートヴィヒともども、クロプシュトック侯爵に暗殺された際、帝国摂政に就任。クロプシュトック討伐においては総司令官を務め、副司令官ブラウンシュヴァイク公爵、リッテンハイム公爵とともに反逆者を滅ぼす。(37話)

 自由惑星同盟による帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦における行動は不明であるが、皇族としていずれかの戦線で戦っていたものと推測される。

 宇宙歴802年2月、ローエングラム大元帥のクーデター後、元老会議議長リヒテンラーデ公爵が帝国摂政に就任している。(96話)遅くとも、これ以前に職を退いている。
 宇宙暦802年4月末の政変により、摂政リヒテンラーデ公爵と首相ゲルラッハ伯爵が引退した。これに伴い、新摂政に就任した。新首相に就任したローエングラム伯爵の傀儡と目されている。(98話)
 宇宙歴803年9月時点で引き続き摂政を務めている。いわゆる「政治元帥」ではあるが、元帥号を有している。(116話)
 同年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)により、帝国摂政にははローエングラム公爵ラインハルトが就任した。(117話)彼自身は失脚したものと思われる。また、同クーデターを生き抜いていたとしても、同年末の諸侯の大粛清に巻き込まれている可能性が高い。
最終更新:2021年04月16日 13:33

*1 宇宙歴802年時点で97歳(98話)から計算した