
地球連邦軍が一年戦争終結後に開発した量産型モビルスーツ。ジオン軍のザク・マリンタイプの後継機として新たに設計された水陸両用機で、運用目的を潜水に特化させるべく機体構造を簡略化している。フレームは耐圧加工が施され、内部にはコクピットを防護する耐圧殻やバラスト機構、浮体用の部材、冷却装置等を搭載。外装は回収したザクのそれを使いまわす事でコスト低減が図られた。
スペック
分類 | 水陸両用量産型モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RMS-192M |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 48.8t |
全備重量 | 68.3t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,440kw |
総推力 | 8,800kg |
装甲材質 | チタン合金・セラミック複合材、ガンダリウム合金(一部) |
センサー有効半径 | 4,600m |
開発組織 | 地球連邦軍 |
所属 | ネオ・ジオン軍、ジオン残党軍 |
主なパイロット | ネオ・ジオン軍一般兵、他 |
初登場作品 | 機動戦士ガンダムZZ 第24話「南海に咲く兄妹愛」(1986年8月16日放送) |
武装
- マグネット・ハーケン
左腕に1基内蔵されている長さ50mのワイヤー。主に艦艇や他の水陸両用機に曳航してもらう為に使用されるが、使い方次第では武器にもなる。
- サブロック・ランチャー
両肩に3発ずつ、バックパックに8発の計14発を装備。対艦用に開発された300mmロケット弾で水中での発射も可能だが、対MS戦闘でも威力を発揮する。
- 4連装スプレーミサイル・ガン
水中・陸上のどちらでも使用可能な本機専用の携行武装。金属反応センサーを弾頭に内蔵している。水中で発射された際は弾の爆発による衝撃波で敵機を撃破するべく、至近距離で炸裂するようになっている。
- 多連装ロケット発射機(MLRS)
原作小説版『UC』第7巻で使用。手持ち式のロケットランチャー。作中の描写からして10連装と見られる。同小説の挿絵にそれらしき武器を携行している本機の姿が描かれている。
ドラゴニュートの人形劇では…
映画1作目にて、モビルスーツ連合の戦力として登場する。本編では指揮官仕様が登場し、戦闘に参加した。
添付ファイル