
中世代、アジアに棲息していた原始動物。正式名称はパゴタトータス。1000年に一度、さざめ竹の花が咲く年に出現。口から分子構造破壊光線を吐き、金色の虹を発生させる。ウランを主食とし、以前に北京郊外に現れてウラン貯蔵庫を襲撃した事がある。180km/hの速度で地中を掘り進む。ウランを求めて日本にも出現。ウラン入りのカプセルを求めて新産業都市を襲った。ネオニュートロン爆弾を受けて体がボロボロに風化し、ついに崩れ落ちた。
データ
別名 | 地底怪獣 |
身長 | 30m |
体重 | 2万t |
出身地 | 茨城県の地底 |
初登場作品 | ウルトラQ 第18話「虹の卵」(1966年5月1日放送) |
ドラゴニュートの人形劇では…
ベリアル軍の戦力として度々登場する。
余談
- スーツはバラゴンの改造。その後、パゴス→ネロンガ→マグラー→ガボラ→バラゴン(怪獣総進撃版)と改造され、地底怪獣の系譜として現在も語り継がれている。ちなみにこの「バラゴンスーツ」のスーツアクターは殆どが中島春雄氏である。(マグラーのみ泉梅之助)
- 鳴き声はやや加工されたバラゴンのもの。
- パゴスの頭部は、古代哺乳類であるウインタテリウム(サイの祖先)をモチーフにしたとも噂されている。
- 元々同作の第18話はゴメスの再登場が予定されていたが、ゴメスのスーツが撮影時東宝に返却されゴジラに戻された為、パゴスが登場する事になった。
- ウルトラマン 第9話の準備稿のタイトルでは「パゴス反撃指令」だった。劇中の人物がガボラの事を知っていたのはこの名残である。
- 企画当初のウルトラセブンが使うカプセル怪獣の候補の一体でもあり企画書や準備稿で名前が挙がっていた。その後第32話「散歩する惑星」の準備稿では再びカプセル怪獣としてリッガーと戦う予定だったが視聴率アップの為、アギラに変更された。
- ベリュドラの身体を構成している。
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