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  • 己が為のアルケミスト

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

己が為のアルケミスト

最終更新:2022年06月10日 21:16

匿名ユーザー

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 雪原の夜空を駆け抜ける、一人の女性の姿がある。
 女性は紅い裏地の白いマントを靡かせる妙齢の人物だが、
 マントの外にも内にも、翼らしいものは存在しない身体だ。
 生身で空を舞うことのできる、才覚のある人物でないと扱えない飛翔術。
 彼女がいた世界にはそういう技術が存在しており、彼女はそれを行使できる。

(追ってない、と思うのは早計。)

 五メートル程地上から離れながら視線をしきりに後方へ向ける。
 此処は空中。見るならば地上でもあるが彼女の優先順位は空だ。
 警戒は怠ることはなく身を翻し、頭上もしっかりと確認しておく。
 予想通りと言うべきか、彼女よりも高い位置で舞う人の姿があった。

「!」

 否、それを人と呼ぶには少々語弊があるとも言うべきだろうか。
 筋骨隆々とした姿で四肢があるとこまではまだ人と言えるだろう。
 緑と黒を基本とした肌色は、ギリギリ人と呼べる範囲かもしれない。
 左のみに生える白い翼と背中の赤黒い尻尾、龍の顔を模したかのような右腕は大分人から離れる。
 それは何方かと言えば彼女が馴染みのある魔物、あるいはモンスターと呼ぶべきそれだ。
 無機質な表情で月をバックに空を舞っていた。

(飛翔術の速度が落ちてることを考えても、速い!)

 怪物が右腕を構えると、口を開いて炎が放たれる。
 再び身を翻しながら難なく炎を回避するも、
 地上の雪原から飛来する雷光が僅かにだが足を掠める。

「~~~ッ!」

 一瞬怯んだことで飛翔術が解除され、彼女は空から墜落する。
 いくら雪原で多少のクッションと言えども重傷は免れない。
 ただこういうことにも慣れてる彼女は地面に激突する寸前に集中力を取り戻し、
 飛翔術で勢いを殺し着地をするが、続けざまに後方から迫る右ストレートをすんでのところで回避。
 近くにあった大岩へとその拳が当たり、容易く砕け散っていく。

「やれやれ、まさかマスティマもなしにあそこまで飛翔するとはのう。」

 拳を放った相手は、意外にも可憐な姿をした少女だった。
 カチューシャのようなリボンに幼い少女らしいドレス姿と、
 まるでファンシーな絵本から飛び出たかのような見た目ではあるが、
 今の人間離れした怪力を放ったのを前にしては、人によっては恐怖でしかない。

「じゃが妾は逃がすつもりはないぞ?」

 その言葉と共に先程の黒緑の怪物と、
 黄色い装甲と青いスーツに身を包む戦士が立ちはだかる。
 彼らはNPCでも参加者でもない。少女が使役しているモンスター達だ。
 その証左に、少女の腕にはカードがセットされたデュエルディスクと手札となるカードが握られる。

「まったく惜しいことをするもんじゃのう。
 再度いうが妾は優勝する気などなかったのだぞ?
 ハ・デスが胡散臭い輩であると言うのは事実じゃからな。
 此処でちょっと実験を楽しんで、それから首輪が外せればそれでよかった。
 何も、皆殺しを要求してないじゃろうて。錬金術師の肩書きも嘘ではない。
 首輪の解除の手伝いもできると言うのに、何故逃げるような真似をするんじゃお主は。」

 少女の言うことは全てにおいて偽りはない。
 あくまで生きてここから出られればそれでいいし、
 此処でしかできそうにない実験も多数存在してる。
 快楽殺人鬼でもなく、その世界では錬金術師として活躍もした。
 外見のせいで嘘に聞こえるが、いずれも全て事実だ。
 なのに彼女が逃げたことで、敵と認識せざるを得なかった。

「それを認められないから私は逃げを選んだの。
 私は十天衆……そういうのを止めるのが役割だから。」

 空の世界で全空に名を轟かせる最強の騎空団『十天衆』が一人、ソーン。
 それが先ほどまで逃げていた彼女の名前だが、状況を疑いたくもなるだろう。
 なぜ彼女がこんな状況になっているのか……それは数十分程前に遡ることになる。

 ソーンは最初からどう行動するかは決めていた。
 全空の脅威だのなんだのと畏怖されるが十天衆だが、
 基本的な活動は空の世界の安寧の為に動き、出る杭を打つと言ったところ。
 故にハ・デスが空の世界を脅かすようなことがないように対処しておきたい。
 とは言え相手は彼女の世界で言えば星晶獣か、それ以上の存在なのは間違いなかった。
 一人での対処は当然ながら困難。素直に自分にできる役割に徹するべく行動を開始。
 支給品を調べたり、自身の力の制限を試した後に今相対する少女、ドロテアと出会った、
 最初は意思疎通もできて問題ないと思っていたのだが、

『遊びもほどほどにして、早速何人か殺して首輪の解析にとりかかるとするかのう。』

 ドロテアはソーンとは同じ考えを持っているわけでいなかった。
 ソーンも一人も死なせない、なんてことを考えてるわけでもない。
 だからと言って平然と参加者を、善悪問わず殺す相手と相容れるわけがない。
 ドロテアは外見とは裏腹にかなり長い年月を生きた老人で、若さを保つために他者を厭わない。
 自分の為に他者を食い物にし続けたが故に、此処へ来る前も独りよがりなせいで殺されたのだから。
 だから普段通りの、秘密警察ワイルドハントに属していたころのノリで彼女は口を滑らせてしまう。
 なにせそのチームには彼女の行動を咎めるものは誰一人いない。故に素を出しすぎてしまったわけだ。
 ソーンは武力行使ができない都合彼女を倒すことを選べない結果、即座に逃げを選んだ。
 こちらに釘付けになれば、なるべく参加者に矛先が行かないだろうという判断で。

(まさか、私が逃げる側になるなんて……)

 先に断っておくと、ドロテアは決して弱い人物ではない。
 帝具のバックアップがあれど、生身で帝具使いと殴り合いができるほどだ。
 加えてモンスターによる手数の増加。少なくとも相応の強さには至っているし、
 彼女はそういった使い魔と言った類との連携攻撃もできると実力は少なからずある。
 ただそれでも、ソーン相手では力不足と言わざるを得ないだろう。
 蒼の騎士率いる秩序の騎空団も多数の対策や装備を用意しても十天衆には拮抗するぐらいだ。
 (厳密にはあの戦いは互いが本気を出さなかったものの、当時にそれを知るのは殆どいない)

 ならば、なぜ十天衆の一人に名を連ねられた彼女が逃げ回るのか。
 単純な話だ。彼女が強いのは『全空一の弓使い』だからこそである。
 弓を持たないソーンでは、その最強の弓使いの肩書きなど意味を成さない。
 だから本来ならば多対一でも難なく相手できるはずが、逃げるしかできなかったわけだ。
 幸いにも飛翔術は制限を確認済みだったので飛ぶことはさほど問題はなかったものの、
 相手も飛ぶことができるモンスターによってその有利も覆されていた。

「これ以上無駄に消耗するのも面倒じゃ。
 お主の首輪をサンプル代わりに───! 罠カード『ヒーローバリア』!」

 とどめを刺そうと動き出そうとしたところ、
 此方へ迫るものを視界の隅に見て咄嗟にディスクを操作し、
 現れたカードからプロペラが高速回転して迫る一撃を防ぐ。

(新手か!)

 本来ならば生身でも対応できることではあったものの、
 生前に戦った最後の相手のせいで正直あまりしたくなかった。
 だからドロテアは距離を取り、同時にモンスターも距離を取る。
 少なからず徒手空拳に長けた相手、近づくのは得策ではないと。
 ソーンもまた警戒する。第三者が味方とは限らないのだから。








 ───三十五年前からの悔いが、私には残っている。
 人間と吸血鬼の戦いの最終決戦とも言える、あの戦いの出来事を。
 ファウスト様がハンス・ヴァーピットに敗北した戦いの時……私は、
 銀狼団(シルバーウルヴズ)に阻まれたことで、臣下としての役割を果たせなかった。
 人間が勝利し、ファウスト様の下へ参じることができないまま逃げ延びることになって。
 そんな悔いを残しながらずっと生きて、ようやく私はその雪辱を晴らすことができる。
 三十五年ぶりの最終決戦に於いて今度こそ……仕えた日から、ずっと覚悟を決め続けてきた。

 だと言うのに。
 あの冥界の魔王はその晴らすことすら許さないかのようにこんな場所に呼んだ。
 許すわけがない。私の覚悟を、ファウスト様の確実な勝利を踏み躙ろうとした奴を。

「……私は今機嫌が悪いの。敵になる参加者なら人間でも構わず殺すぞクソガキ。」

 割って入ったのは、綺麗な顔立ちをした人物だ。
 凛としていて、しかしどことなく可愛らしい顔立ちは男女問わず引き付けるだろう。
 ただし、それはあくまで普通の状態ならば。今の彼女は憎悪と殺気に満ちた形相であり、
 近づくことすら躊躇いたくなるかのような状態に、流石のドロテアも少し引きつり気味だ。

「……スパークガンをスパークマンに装備して、そのまま効果発動!」

 スパークマンと呼ばれた鎧の戦士に、近未来的な銃が装備される。
 すぐさま相手も身構えるが、銃口から放たれた雷光は素早くて回避が間に合わず被弾してしまう。

(ダメージは感じられない。威嚇用か!)

 痛みは全くと言っていいほど感じられない。
 動きが軽く封じられるがそう時間はかからない程度のもの。
 ただ、その一瞬でドロテアは黒緑のモンスターの左手に捕まって空高く飛んでいた。

「生憎とお主の言うパワー系とはもう戦いたくないんでのー!
 ただ、念押しすると妾は殺し合いをする気はないとだけ言っとくぞー!」

 捨て台詞なのか追ってくるなと言う忠告なのか、
 なんだかよく分からない言葉と共に空の彼方へと逃げていく。
 釘付けにするはずが逃げられてしまうのはあまり好ましくないので、
 ソーンは自身の魔眼で相手の姿を視力で追うも、突然としてその姿が朧気になっていく。
 周囲のエリア分ぐらいならば視認できるずば抜けた魔眼と呼ばれるほどの視力があるが、
 残念ながらそれもまた射程の制限がある為、このまま視力だけでの追跡は不可能だ。
 飛翔術で追えばいいかもしれないが、武装がない現状追跡しても迎撃されるのがオチだし、
 隣の人物についても割って入っただけで他の事は分からない現状は協力を求められない。
 故にソーンは、追跡を諦めざるを得なかった。

「その、何かあったの?」

 あれだけの殺意、そうそう出せるものではない。
 一体何が彼女をそうさせてるのか気になり軽く尋ねる。

「……冥界の魔王に大事な戦いで水を差されただけよ。」

 相手の言う大事な戦いの規模は定かではないが、
 自分にとって大事な戦いについてはソーンも心当たりがある。
 二王弓に唆されて、化け物になろうと十天衆を倒し続けてきた過去。
 最後に世話になっていた騎空団の団長を倒して、最強に至ろうとしたあの時。
 もしその時に此処へ来ていたら。戦いの邪魔をした相手をより許さなかっただろう。
 (もっとも、このときの戦いは彼女も暴走気味だったので若干恥ずかしい過去でもあるのだが)

「後は好きにしなさい。こっちも好きに動くから。」

「待って。一緒に同行したほうが……」

 ソーンに背を向けて去ろうとする相手に声をかけるも、
 来るなと言わんばかりに彼女の方へ手を伸ばす。

「ゴメンちょっと無理。最近は人間と友好的にはなれたけど、
 まだ人間を許せてない部分もあるから。後、今神経質になってるし。」

 吸血鬼を怪物と認識して戦っておいて、人間は吸血鬼を実験材料として研究を進めた。
 それと同時に、ハンス・ヴァーピットと言う人物により数多の吸血鬼が殺されている。
 種族同士の因縁はファウストとハンスに委ねられ、その結果を問わずそれで終わりにすると。
 そうハンス達との約定により共闘を選んだことで、より多くの人間とも交流を深めた。
 だからと言って、人類そのものに嫌悪があるかどうかの個人的な考えでは何とも言えない。
 苛立ってる中で初対面の人間を受け入れられるほど、溝は埋まってるわけではなかった。
 人間と言うワードに疑問はあったが、余り追及しない方がいいだろう。

「じゃあ、そういうことだから。」

「待って。せめて名前だけでも教えて。知り合いに会った時に伝えたいから。」

「……ミンスタよ。そっちは?」

「ソーン。知ってる人なら十天衆のソーンで伝わるわ。」

 ソーンの言葉を聞き終えると、
 ミンスタは何処かへと軽快な動きで走り出す。
 軽く見送った後、ソーンもまた別方向へと空へと舞う。
 語った言葉は少ないものの、一先ず敵ではないのだと察しながら。

【ソーン@グランブルーファンタジー】
[状態]:疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3(弓はない)
[思考・状況]基本方針:十天衆としてこの殺し合いを止める。
1:団長やシルヴァがいたら合流か連絡手段がほしい。
2:ミンスタの知り合いがいたら伝えておく。
3:ドロテアを追いたいけど、弓がない今はできない。
4:二王弓とは言わないけど、せめて弓が欲しい。

[備考]
※参戦時期は『全員あつまれ!十天衆湯けむり懇親会』以降です(最終上限解放エピソード経験済)。
※限界超越エピソード経験済みかは現時点では未定。
※飛翔術は少なくとも銃撃を受ける高さまでで、飛行が長引くにつれ消耗が激しくなります。
※魔眼の射程は広くても一エリア分です。それ以上はぼやけます。
※ミンスタの性別を女性と思ってます。

【ミンスタ@銀狼ブラッドボーン】
[状態]:殺意(特大)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3(剣等の類はない)
[思考・状況]基本方針:ハ・デスは許さない。
1:ファウスト様やハンス・ヴァービットの仲間がいたら一旦合流を考える。
2:ソーンの知り合いがいたらとりあえず伝えておく。珍しい人間もいるものね。
3:アイツ(ドロテア)は見つけ次第始末する。

[備考]
※参戦時期は終盤のファウストに血を捧げる前です。







「デュエルモンスターズ、悪くはないのう。
 動かずゲームに費やした甲斐はあったようじゃ。」

 空を舞いながらドロテアは彼女を掴むモンスターを見やる。
 ドロテアはデュエルモンスターズが存在する世界の人間ではない。
 となればカードの使い方はともかく、ルールが分からないのが当然の帰結ではある。
 彼女がカードを扱えるようになったのは、単にタブレットにアプリが追加されていたから。
 所謂デュエルができない人用に支給されたもので支給品の枠は使われたものの、
 ルールを覚えてからを使ってみればモンスターによる手数や防御ととかなり万能な代物になる。
 元々ドロテアは錬金術師として常人よりも優れている思考を持っているため数十分もあれば、
 細かいルールはともかくカードの使い方自体はなんとなく察することができた。
 特に融合召喚は複雑化するルールの中でも古来から存在する為単純で、
 融合するカードと素材があれば大抵は融合召喚できるのもある。

「しかし首輪、欲しかったんじゃがのう。」

 単に首輪解除のためのサンプルの意味合いもある。
 しかし、ドロテアの完全な推測ではあるものの別の使い方、
 例えばデッキや特定のカードと交換……なんてものを想定していた。
 推測に至ったのは、ソーンがカードらしいものを持ってなかったからだ。
 アプリによる複雑なルールを態々説明する程に、カードを使うことを重要視されている。
 なので参加者全員にカードが配られてると思ってみれば、そういうわけではなかった。
 彼女が強い参加者だから? だったら自分にもカードは支給されない可能性はあるはずだ。
 となれば全参加者にこれらのカードが手に入る手段が、どこかしらに用意されてるのではないかと。
 彼女が数人殺したかったのは、そのカードの入手方法にいくつか目星をつけてみた結果、
 『キルスコア』或いは『首輪』のどちらかが必要かもしれないというわけだったから。
 前者の都合、漁夫の利や死体漁りではだめだと言うところが殺す必要があった。

「それにソーンとか言ったか。逃げに徹してたが相当な実力者……敵に回したくなかったのう。」

 一応釘は刺したがこちらを追ってくるか、
 或いは吹聴して回る可能性はどちらも捨てきれない。
 加えて一方的に攻撃していたのに致命傷は与えられなかった。
 第三者の介入がなくとも暫くは逃げられていた可能性だって十分にある。

「ま、暫くはデッキの回し方でももう少し覚えるとするか。」

 デッキの回し方を一通り覚えたと言っても、それでも限度は存在する。
 もっとうまく、円滑に行わなければ刹那の戦いは自力の方がましになってしまう。
 選択肢を増やしすぎれば人は動きを鈍らせる。余分なものは捨てていくものだ。
 美しく、長く生きる為には入念な努力がいる。それは身をもって知っている。

『人間の寿命ねえ、確かに短いよなぁ。
 だからこそ、どう生きるかが面白いと思うんだけどな。』

 死ぬ寸前、殺した相手がそんなことを言っていた。
 長生きするぐらいならどう生きるか、と言った彼女の思考だ。
 数多くの仲間を喪ってるからこそ他人を食い物にしてまで生きたいとは思わない。

「そんな気楽に生きられるわけがあるものか。」

 でも、彼女にはそんな仲間はいない。
 いたとしてもそれは所詮ビジネスパートナー。
 ともに笑い合ったり飯を食うなどと言った間柄ではなかった。
 だから変わらない。人を食い物にする腐った性根は死んでも。

 誰かが言った言葉だ。
 凡庸なモンスターをより強く強化させる融合と、
 非金属を宝石に変える錬金術。これらは同じなのだと。
 その錬金術の継承者とも言える少年のデッキは、悪しき手に渡った。

【ドロテア@アカメが斬る!】
[状態]:楽しい
[装備]:遊城十代のデッキ@遊戯王デュエルモンスターズGX、デュエルアカデミアのデュエルディスク@遊戯王GX
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~1、デュエルアプリ@遊戯王+オリジナル(タブレットに内包)
[思考・状況]基本方針:優勝する気はないがこの場所をエンジョイする。
1:デッキの練習でもしておきたい。後カード増やしておきたい。
2:ソーンには要警戒しておこう。後アイツ(ミンスタ)もの
3:首輪のサンプルと今後の為に何人か殺しておく。推測でしかないが『念の為』な。
4:優勝? ないない。オネスト大臣よりろくでもないじゃろあれは。
5:ナイトレイドとか研究の邪魔をする奴は遠慮せず殺すが状況はよく見る。
6:パワー系の相手はもうこりごりじゃ。
7:帝都関係者がいたら、まあ忖度はするか。

[備考]
※参戦時期は死亡後。
※片側のみデュエルモンスターズで戦う際の匙加減は、
 採用された場合後続の書き手の判断にお任せします。
※死因の都合微妙にレオーネに類するパワータイプの相手に苦手意識があります。
 トラウマではありませんが、必要以上の警戒をするかもしれません。
※首輪やキルスコア等で、何かしらカードが入手できると推測してますが、
 これが事実かどうかはわかりません。



【遊城十代のデッキ@遊戯王デュエルモンスターズGX】
ドロテアに支給。遊城十代のデッキ+デュエルアカデミアのデュエルディスク。
内容はE・HEROを主軸とした融合デッキ。たまにHEROとは無縁のカードもある。
普通の融合召喚を軸としているのでネオス、M・HEROなどはない。
(アニメの時期で言えばエド・フェニックス二戦目までのカードが殆ど)
全体的に時代遅れなや専用カードと使いにくいのも多いものの、
アニメ出典の都合バブルマンなどアニメ効果も多い。

【デュエルアプリ@遊戯王+オリジナル】
ドロテアのタブレットに支給。デュエルの基礎やルールを学べるアプリで、
身もふたもない言い方をするとソーシャルゲーム【遊戯王マスターデュエル】のソロモードのようなもの。
他の機能もあるかも?
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