『遊星:LP1500』
『手札:4 墓地:15』
『モンスター』
《フォーミュラ・シンクロン守備力1500》 《スターダスト・ドラゴン攻撃力2500》
『魔法・罠』
《伏せカード3枚》
『手札:4 墓地:15』
『モンスター』
《フォーミュラ・シンクロン守備力1500》 《スターダスト・ドラゴン攻撃力2500》
『魔法・罠』
《伏せカード3枚》
『ヘルカイザー亮:LP1000』
『手札:3 墓地:10 除外:3』
『モンスター』
《サイバー・エンド・ドラゴン 攻撃力4000》《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン 攻撃力3600》(サイバー・ダーク・クロー装備)
《サイバー・ドラゴン 攻撃力2100 2体》
『魔法・罠』
《伏せ1枚》
『手札:3 墓地:10 除外:3』
『モンスター』
《サイバー・エンド・ドラゴン 攻撃力4000》《鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン 攻撃力3600》(サイバー・ダーク・クロー装備)
《サイバー・ドラゴン 攻撃力2100 2体》
『魔法・罠』
《伏せ1枚》
「《サイバー・エンド・ドラゴン》召喚!!」
「《フォーミュラ・シンクロン》の効果発動! 相手ターンにシンクロ召喚することが出来る!」
「相手ターンに!?」
「レベル8《スターダスト・ドラゴン》にレベル2《フォーミュラ・シンクロン》をチューニング!
集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ!
―――――――アクセルシンクロ――――――ッッ!!」
集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ!
―――――――アクセルシンクロ――――――ッッ!!」
「消えた!?」
フォーミュラ・シンクロンに先導されるかのように、スターダスト・ドラゴンが加速する。豪風を巻き起こし、二者は風に包まれたその刹那、フィールド上から姿を消した。
瞬間、不動遊星が天高く掲げた1枚の白紙の白いカードに輝きが灯され、新たなイラストが記されたのをヘルカイザー、丸藤亮は見逃さなかった。
瞬間、不動遊星が天高く掲げた1枚の白紙の白いカードに輝きが灯され、新たなイラストが記されたのをヘルカイザー、丸藤亮は見逃さなかった。
「生来せよ、《シューティング・スター・ドラゴン》!!」
再度、疾風と共に遊星の背後から姿を現し天上へと降臨する新たな竜。
スターダスト・ドラゴンが使い手のクリアマインド、そして神域を超えた高速の風の中で得た進化した姿シューティング・スター・ドラゴンを見て、ヘルカイザーは笑みを浮かべる。
スターダスト・ドラゴンが使い手のクリアマインド、そして神域を超えた高速の風の中で得た進化した姿シューティング・スター・ドラゴンを見て、ヘルカイザーは笑みを浮かべる。
凄い。
ただ、感嘆と驚嘆に溢れ、そして狂喜の底から笑いが込み上げた。
スターダストが消失したのも、あの一瞬で光をの速さを凌駕し、この次元を超越し殺し合いの会場内を超えたからだ。
こんなデュエル、考えたことすらもなかった。
スターダストが消失したのも、あの一瞬で光をの速さを凌駕し、この次元を超越し殺し合いの会場内を超えたからだ。
こんなデュエル、考えたことすらもなかった。
あの男、不動遊星のデュエルは心躍る。十代のデュエルのように熱く、エドとのデュエルのように技巧的で、ヨハンとのデュエルのように苛烈だ。
こんなデュエリストと手合わせ願えるとは、己はどうしようもないほど幸運な男なのだと、その運命に感謝したくなる。
こんなデュエリストと手合わせ願えるとは、己はどうしようもないほど幸運な男なのだと、その運命に感謝したくなる。
「だが、気が早いぞ。サイバー・ダークネス・ドラゴンはオレの場の装備カードを墓地へ送り、効果の発動を無効にする」
「読んでいた、手札から《エフェクト・ヴェーラー》を捨てて、効果を発動!
相手のモンスター効果を無効にする。サイバー・ダークネス・ドラゴンの効果は無効化される!」
相手のモンスター効果を無効にする。サイバー・ダークネス・ドラゴンの効果は無効化される!」
「装備されていた、サイバー・ダーク・クローが墓地へ送られたことで、サイバー・ダークネス・ドラゴンの攻撃力は2000まで減少する。
そして、ダーク・クローの効果で墓地から1枚カードを回収する。
行くぞ、バトル。サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃。
エターナル・エヴォリューション・バーストォォォッッ!!!」」
そして、ダーク・クローの効果で墓地から1枚カードを回収する。
行くぞ、バトル。サイバー・エンド・ドラゴンの攻撃。
エターナル・エヴォリューション・バーストォォォッッ!!!」」
「《くず鉄のかかし》を発動、その攻撃を無効にする!! 更に発動後、このカードを再セットする!」
「クク……リバースカードオープン!《ワンダー・エクシーズ》更にもう1枚同名カードを発動!!
自分フィールドのモンスターを使い、エクシーズ召喚できる」
自分フィールドのモンスターを使い、エクシーズ召喚できる」
「エクシーズ……!?」
ヘルカイザーより未来の世界を生きる遊星ですら、聞いたことのない召喚方法だ。
ハ・デスが言うには複数の世界を巻き込んだ殺し合いのようだが、ヘルカイザーは遊星より過去の人物、その召喚方法は存在しない筈だ。
弟と共に設立したプロリーグは遊星の時代にも轟いているし、サイバー・エンド・ドラゴンに十代が反応したことから、彼の時代はシンクロ以前の同一の世界線であることに違いない。
ハ・デスが言うには複数の世界を巻き込んだ殺し合いのようだが、ヘルカイザーは遊星より過去の人物、その召喚方法は存在しない筈だ。
弟と共に設立したプロリーグは遊星の時代にも轟いているし、サイバー・エンド・ドラゴンに十代が反応したことから、彼の時代はシンクロ以前の同一の世界線であることに違いない。
「ヘルカイザー、そのカードは……」
「知らん。デッキに入っていた……このデッキは進化を求め続けているからだろう」
「それは、ハ・デスが勝手に入れたんじゃないのか?」
「だとしても、それをこのデッキが受け入れているのなら、オレはそれに答え続けるのみ……最期まで付き合ってやるさ」
「このデュエルを通じて、オレにはそのデッキのプレッシャーが伝わってくる。
これ以上、デュエルを続ければ死んでしまうぞ! アンタは殺し合いには乗っていない、ならデュエルをする必要はない!!」
これ以上、デュエルを続ければ死んでしまうぞ! アンタは殺し合いには乗っていない、ならデュエルをする必要はない!!」
「だが、このデッキには借りがある……。
不動遊星、未来のデュエリストよ。悪いがお前には付き合って貰う、
サイバー・ドラゴン2体でオーバーレイ、現れよ《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!
更にオーバレイ、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》ッ!!!」
不動遊星、未来のデュエリストよ。悪いがお前には付き合って貰う、
サイバー・ドラゴン2体でオーバーレイ、現れよ《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》!
更にオーバレイ、《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》ッ!!!」
「デッキに殺されるぞ!?」
空間が張り裂けん程の威圧感、サイバー・ドラゴン達から構成された異次元のホールから舞い降りた更なる無限の機械竜の姿に遊星は戦慄する。
「こ、これが……エクシーズ……?」
「フフ、オレも初めてだ、これが、サイバーの……新たな進化、か……」
ここから先は完全に未知のデュエル、想像に想像を超えた全く予想の出来ぬ究極の域のデュエル。
最早従来のセオリーなど通じぬ。
最早従来のセオリーなど通じぬ。
(ヤバい、オレの直感がそう告げる。……かつての、Z-ONEとのデュエルの時のように。
だというのに、オレは今……熱くなっている……オレは燃えてきている……!!)
だというのに、オレは今……熱くなっている……オレは燃えてきている……!!)
遊星は笑っていた。
それを見て、ヘルカイザーもまた笑みで返す。
それを見て、ヘルカイザーもまた笑みで返す。
「ユベルとのデュエルを超えることなどないと思っていたが……オレは恵まれすぎている……。
デッキよ、お前たちもこれで少しは満足―――ぐ、ぐあああああああああ!!!?」
デッキよ、お前たちもこれで少しは満足―――ぐ、ぐあああああああああ!!!?」
「ヘルカイザー!?」
だが、次の瞬間すべてのモンスターが消失し、ヘルカイザーは胸を抑え倒れた。
「しっかりしろ!」
遊星も即座にデュエルを中断し、ヘルカイザーに駆け寄る。
「あ゛ぁ゛ッ!! う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡ あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!
ぐ、っ、が、ぐ、があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!!
ぁ゛、ァ……ァ゛あ゛っ♡ ……う、お゛お゛っ゛、お゛お゛お゛!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッッ!!!!」
ぐ、っ、が、ぐ、があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!!
ぁ゛、ァ……ァ゛あ゛っ♡ ……う、お゛お゛っ゛、お゛お゛お゛!? あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッッ!!!!」
脈を確認し、無事を確かめようと触れた時、遊星の体に凄まじい激痛が走った。
「はぁ、はぁ……。こんなデッキで、ヘルカイザーはデュエルを……!?
こ、このデッキは……非常に危険な状態にある!
恐らく、殺し合いの殺意に充てられ、更に様々な異次元の影響を受けたことで、恐ろしいほどのエネルギーを発している……そして、無限の進化と、さらなるデュエルを……!」
こ、このデッキは……非常に危険な状態にある!
恐らく、殺し合いの殺意に充てられ、更に様々な異次元の影響を受けたことで、恐ろしいほどのエネルギーを発している……そして、無限の進化と、さらなるデュエルを……!」
ヘルカイザーのデッキから外そうと試みたが、拒絶される。
「このままでは、殺されてしまうぞ。……だが、どうする……?」
恐らくだが、ヘルカイザーは生きようとしていない。ただデュエルに全てを捧げ、デッキに奉仕し、その身が亡びる最後まで付き合うつもりだ。
いわば、デッキと心中する気なのだ。
いわば、デッキと心中する気なのだ。
「息はしている。何処か休めるところを探そう」
気絶したヘルカイザーを背負い、遊星はゆっくりとだが歩みだした。
「遊戯さん……こんな形での再会になるとは思わなかったが、少しでも力になりたい」
殺し合いの開幕で、友を殺された武藤遊戯の事を思い浮かべる。
本田という青年のことは詳しく知らないが、それが遊戯にとっての深い絆で結ばれた仲間であることは分かった。
本田という青年のことは詳しく知らないが、それが遊戯にとっての深い絆で結ばれた仲間であることは分かった。
「貴方と十代さんのお陰で、オレはパラドックスから世界を救えたんだ。今度はオレが貴方の助けになる番だ」
少しだけ、待っていてくれと。心の中で付け加え、遊星は足を早めた。
【不動遊星@遊戯王5D's】
[状態]:健康
[装備]:遊星のデュエルディスクとデッキ@遊戯王5D's
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
1:遊戯さんや居れば仲間達と合流する。
2:ヘルカイザーを休ませられる場所を探す。
3:ヘルカイザーのデッキを警戒する。
[備考]
※参戦時期は本編終了以降です。
[状態]:健康
[装備]:遊星のデュエルディスクとデッキ@遊戯王5D's
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いを止める。
1:遊戯さんや居れば仲間達と合流する。
2:ヘルカイザーを休ませられる場所を探す。
3:ヘルカイザーのデッキを警戒する。
[備考]
※参戦時期は本編終了以降です。
【丸藤亮@遊戯王デュエルモンスターズGX】
[状態]:気絶、心臓がボロボロ(原因はカード)
[装備]:表裏混合サイバー流デッキ&デュエルディスク(危険な状態)@遊戯王デュエルモンスターズGX
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いはしないが、このデッキに最期まで付き合う。
1:状況によるが許されるのなら、武藤遊戯を見つけ出し、デュエルを申し込みたい(友を喪った直後故、無理強いは出来ないが)。
[備考]
※参戦時期はユベルに敗北以降、異世界からの帰還前です。
※殺し合いと様々な異世界の影響により、表裏混合サイバー流デッキは使用時に本編以上の凄まじい反動があります。
[状態]:気絶、心臓がボロボロ(原因はカード)
[装備]:表裏混合サイバー流デッキ&デュエルディスク(危険な状態)@遊戯王デュエルモンスターズGX
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本方針:殺し合いはしないが、このデッキに最期まで付き合う。
1:状況によるが許されるのなら、武藤遊戯を見つけ出し、デュエルを申し込みたい(友を喪った直後故、無理強いは出来ないが)。
[備考]
※参戦時期はユベルに敗北以降、異世界からの帰還前です。
※殺し合いと様々な異世界の影響により、表裏混合サイバー流デッキは使用時に本編以上の凄まじい反動があります。