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  • マラフトノカの行く末

決闘バトルロイヤル @ ウィキ

マラフトノカの行く末

最終更新:2025年05月30日 18:30

zombi2baisoku

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こんな時になっても思うこと、何処で失敗しちゃったのかなって。

小学生の頃、私はお友達の女の子に告白した。
笑顔が似合う女の子で、そんなあの子が最初の恋。
同性なんて意外にありふれていて、だから行けると思ってた。
だけどあの子は違ったみたい。『普通』だから。私が『普通』じゃなかったから、拒絶されたんだ。

私は『普通』になりたかった。
いつまでも一緒の『三人組』の友達のままでいたかった。
でも、また失敗した。あの時のように。
ぐるぐると、辛い気持ちがこみ上げて、どうしようもない気分になってくる。
『三人組』を守るために色んなことをしたけれど、自分から壊してしまった。

今の私には好きな人がいる。だけれどその人は同じ友達を好きになって、その友達は私に恋をしている。
今まで男の子に恋されたことはあっても、女の子に恋されたことなんてなかったから。ほんの少しばかり気恥ずかしい。

私は『普通』になりたかった。二度と傷付きたくないから。
私が好きな人、白鳥司はいつか『普通』になる女の子だから。恋心に蓋をして、あの子が男の子と結ばれるように応援している。
友達の一人、鷲尾撫子は私のことが好きみたい。少し嬉しくは思うけれど、それでも私は受け入れることが出来ない。
そして、白鳥司は鷲尾撫子の事が好きみたいで。
どうして、よりによって私達三人組でこんな事になったのやら。三人組じゃなかったら、ここまで私も拗れることなんてなかったはずなのに。

でも、何もかも、過ぎ去ったこと。
壊れた欠片はばらばらになって、何処に散らばったか見当もつかない。
自分から壊してしまって、自分から傷付いて、一体私は何をしたかったのか。
私だけが悪者で、私だけが損をして。


それで、決闘だか何だか分からない、こんなふざけた殺し合いに呼び出された。
眼の前で人の命が消し飛ばされた、死んだ。
訳が分からない。分かりたくもない。夢だと思いたかった。夢であってほしかった。夢じゃなかった。
あんな簡単に誰かが死ぬなんて場所、どうしてこんな事に、本当にどうしてこうなったのか。
私が悪いの? 私が『普通』じゃないから? 『普通』じゃないから呼ばれたのかって?

冗談じゃない、どうしていつも私ばかりがこんな目に。
嫌だ、死にたくない。死出の土産が壊れた友情の残骸だけだなんて。そんなの嫌だ。
一人このまま、『普通』じゃなくなって、殺されるなんて、絶対に嫌。

だから。誰もでいいから、私を助けて、お願いだから。
私の意識が、深い深い闇の中へと、沈んでいきながら。
まるで悪夢のような、泥濘の奥底に飲み込まれるように。
そんな残酷な現実、私の前に突き付けられる、星が変わらず輝きを放つかのように。
それが当然であると、私への罰だと、宣告されるように。

私の零した涙も、声も、全て無の夜空に、意識の断絶と共に、最初から何もなかったかのように、消え失せる。
そして目覚めて思う。ここは現世の地獄だと。

☆ ☆ ☆

会場の最西端、オーエド街と呼ばれるエリアがある。
アストライア大陸におけるトーゴクなる島国の文化を再現した街並み。
例えるなら某映画村みたいな、時代劇じみた一種の昔ながらな市街地。
人々の喧騒響き渡るこの場所に、今は静寂と、二人の少女しか存在しない。

「アユミ、さん………。」

その片方、ニノン。ギルド『ヴァイスフリューゲル』所属の忍び少女。
忍びというよりも、一種の侍衣装の少女とも見て取れるが、赤と金を基調とした衣装の派手さとは裏腹に、彼女の表情は今は暗いものである。

先程追加で殺されたであろう一人の少女、アユミ。
彼女もまた、ニノンが所属するヴァイスフリューゲルの大切な仲間の一人である。
存在こそ薄いものの、それを活かした隠密の才能は皆が認めている。当人にとっては羞恥の事実ではあるが、それでもニノンにとってのショーグン、アユミが先輩と仰ぐユウキへの思いは強い。
だが、そんな影薄の心優しい少女は、神を名乗る極悪非道の輩の手により簡単に命を奪われた。

「……許しておけない、デス。」

彼女のいるランドソルにおいて、小さな騒ぎや危機など日常に転がっている。
世界を賭けた危機といえば覇瞳皇帝の時ぐらい。間違いなく、ニノンが巻き込まれたこの殺し合いは、それに類するかそれ以上に計り知れない巨悪の野望の中である。
らしくもなく、拳を握りしめる自分の手を見つめる。自分でもここまで憤ったのは初めてだから。
不謹慎なのかもしれないが、もしあの場で殺されたのがアユミでなく、彼女が慕うショーグンこと、プリンセスナイトであるユウキであったなら、正気を保てていたかと言われれば、それは間違いなく否となる。

「クロトとか言う極悪人は、ワタシ達ヴァイスフリューゲルが必ず成敗しマス。」

幸運なのか不運なのか、自分以外の、それこそ殺されたアユミ以外の、ニノンを含めたヴァイスフリューゲルのメンバーが同じく殺し合いに巻き込まれている。
ヴァイスフリューゲルは、そのリーダーであるモニカは、困っている人たちを絶対に見捨てない。
仲間の一人が殺されたのだ、なおさらこんな殺し合いなど、絶対に許してはおけない。


「……なん、でよ。」

一方、もう片方の少女、琴岡みかげ。
神を名乗る男、殺された乱入者に新しい見せしめ。彼女の脳のキャパシティを超える光景。
非現実的な出来事が続々な中で、恐る恐る更新されたであろう名簿を確認してみれば、そこ明記されていた『白鳥司』の名前。

友達で、喧嘩して、未だ話一つすら切り出せられない状態に陥った。
あの時みたいに、昔みたいに2対1みたいになって、自分だけ一人になって。
それが嫌で、二度と傷つくのが嫌で、『普通』になりたいと。
それが一番楽だから、それが一番拒絶されないからと。

「なんで、いるのよ……。」

胸がむしゃくしゃする。と言う状態はこういう事を言うのだろうか。
こんな物騒な事に巻き込まれて無事なのだろうかという焦燥、今は顔も合わせたくないと言う一種の嫌悪。
「こんな状況だから仲直りしよう」なんて頭の湧いた行動なんて実行できるわけもない。
けれども、喧嘩別れしたからってそれきり他人のままで、と切り捨てるには好意の矢印が大きすぎる。
割り切るには踏ん切りがつかず、接触するにしては不安。
要するに、司の事が心配なのに、司には今は会いたくないという矛盾を抱えているのだ。

「ずっと画面見つめテ、どうしマシた?」

「う、うわぁっ!?」

みかげの真後ろから、名簿を覗き込みながらニノンが声を掛ける。
考え込む彼女が気になって背後からコソコソと近づいてみたのだ。
みかげが呆然とずっと名簿のある名前を見つめていたのを気になっての事。
一切悟られずそよ風のように後ろからこう出来たのは間違いなく努力の賜物ではあるが。

「お友ダチの名前でもありマシたか?」

「……うん、まあ。その……。」

如何せん歯切れの悪いみかげに、ニノンが首を傾げる。
仕方ないのでみかげも事情を話す。
かつて付き合っていた元カレの親友から、再び元カレの告白に付き合ってほしいと言われたこと。
知らなかったとは言え、ムキになってキツい言い方で返してしまった事。
その際に、友人に窘められて、思わず怒ってしまったこと。
その結果、三人組がバラバラになってしまったこと。

「……ニノンには、難しい問題デス。」

思わず、ニノンはそう言葉を零してしまう。
喧嘩別れ、という類は意外にもヴァイスフリューゲルではなかったが為に。
趣味嗜好はバラバラなれど、一つにまとまった白い翼の義勇軍。
それこそお互いが拗れるような喧嘩の経験など、ニノンは経験などしていなかったから。

「……そうよね。貴方には余り縁のない話かもね。」

「…………。」

「……そうやって、私だけ悪者になって、……『普通』からかけ離れて。」

自嘲するかのように、罪人が自白するかのように、琴岡みかげは言葉を続ける。
一度壊そうと思ったツケなのか、だとしてもここまではやり過ぎだと。
『普通』になって、ごくごくありふれた三人組の関係を守ろうとして。
結局、自分でそれを壊して傷付いて。

「……はぁ。」

深い溜め息が、深夜のオーエドにて静かに木霊する。
そう、自分が別に同性の事が好きになっても、それはおかしな事でないのは頭ではわかってる。
それでも、あんな嫌な思いするなら、『普通』になった方が楽だから、傷付きたくないからと。
自分の『好き』から目を背けても、琴岡みかげは『普通』になりたかった。
だが、今の状況はどうだ。『普通』なんてものから遥かに乖離した異常。
夢だと思いたかった。でも、夢でもなく、現実だった。

「ミカゲさんにとって、『普通』ってなんデスか?」

「……何よ、藪から棒に?」

暗い顔を覗き込き、ニノンが問いを投げた。

「ワタシには、ミカゲさんの『普通』って言うのガ、よくわからないデス。でも、『普通』って言った時のミカゲさん、一番ツラそうな顔してマシた。」

「………それが、何。」

「でも、ワタシとしては、お友達とはちゃんと話し合っタ方が良いと思いますし。ミカゲさんには無理はしないで欲しいと思ってマ……。」

「……何よ。」

ニノンが、自分ができる限りの言葉を紡ごうとする。
彼女からすれば琴岡みかげの事情も、過去も断片しか知り得ない。
だが、彼女の何か辛そうな、我慢しているような表情に思わずそう言葉を投げざる得なかった。
だが、それが琴岡みかげの地雷に不意に触れてしまったことに気づかずに。

「……私が、普通を『無理』してるって言いたい訳!?」

「えっ、ミカゲさん。ワタシ、そういうツモリは……。」

「だってそうじゃないの! 私が『普通』じゃないから、無理に抑えるなって言いたいんでしょ!?」

「マってくだサイ、ミカゲさん。今は落ち着いて……。」

「落ち着いてられるわけないじゃない! それに今更あいつに何を話せっていうのよ!? 何なの!? あんたまで私を悪者扱いしたいわけ!?」

「ちがっ、違うんデス、ワタシは……。」

「もう良い!! ……助けてくれたのは感謝するけれど、今は一人にさせて。」

「あっ、ミカゲさん……!」

怒りの余り、吐き出すことだけ吐き出して、ニノンから逃げるように琴岡みかげは走り去ってしまう。

「……オーノー……。」

やってしまった。自分以外いなくなった夜街の暗闇の中、流石のニノンも落ち込みの表情を隠せない。
何処で間違ったではなく、もうちょっとマシな言い方はなかったのかと、自問自答したくなる。
ニノンは『忍者』という『特別』であるが、琴岡みかげは『普通』になりたい女の子だ。
一般視点から見れば『特別』であるニノンにとって、『普通』になりたい琴岡みかげの心情を理解しきれないのは、当然の帰結でしかないのだ。

「ショーグンなら、ワタシなんかよりも、もっとイイやり方をしてくれタのでショウか……?」

思いを馳せるのは、今はこの場所には居ないショーグン、プリンセスナイト・ユウキ。
ニノンが心に決めた仕え主。彼という優しいショーグンが、いつか天下を統一して優しい世界を作らんと信じて。
もし彼ならば、もうちょっと上手い方法を提示してくれたのか、などと脳裏によぎってしまう。

「……ううん。ナイモノネダリしても仕方のない事デース。」

だが、居ない誰かに願ったところで何も進展はしない。
ならば自分で出来るべき事をしなければ、と心機一転しようとする。
どちらにせよ、モニカ達との合流は優先すべきだし、投獄されたはずのカイザーインサイトの存在には警戒すべき。それに今すぐにでもみかげの安否を確認したい所ではあるが―――。

「それに――。コソコソしないで、早くデてこいデース!」

「……フンッ。」

ニノンの言葉に反応し、物陰に隠れていた一人の男が姿を表す。
一見爽やかな好青年ではあるが、奈落の闇とも言うべき漆黒の眼が、その風貌に似合わぬ邪悪さを漂わせている。
そしてニノンはひと目見て察した、この男は殺し合いに乗っている、と。

「……もう一人いたようだが、何処に逃げた?」

「……! さぁ、ワタシはそんなコト、知らないデース。」

「とぼけるな低能。それか片方に逃げられるほど無能だったのか?」

地面の砂の跡だけで、男は『二人』いたと言う事を見抜いた。
言い方こそ傲慢不遜の極みであるが、見る目と力量だけは事実。
ニノンも思わず、冷や汗が一つ流れるほどに。

「まあ、お前の無能に付き合うつもりはない。それに、――順番が変わっただけの話だ。」

火を見るよりも明らかな殺意。人を人とも思わず傲慢。自らを頂きと驕る怪物。
傲慢と憎悪のみで構築された、或る人物の別人格(アルターエゴ)。
それが、今からニノンに凶刃を剥こうとしている『マサツグ様』と呼ばれる個体の存在。

「教授してやろう。無価値なお前らは、俺の人生の糧となることが相応しい。」

「……そんな偉ソウな事言ってるヤツ程、足元掬われるってのを、逆に教えてあげるデース!」

だが、今のニノンにそんな事情は関係ない。
生き残るため、生きて帰るため、そして何より、今は彼女までこの男の魔の手が伸びないように、戦うだけなのだから。

【一日目/深夜/D-1】
【マサツグ様@コピペ】
[状態]:健康
[装備]:聖剣ソードライバー&刃王剣十聖刃&ブレイブドラゴンワンダーライドブック@仮面ライダーセイバー
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~5
[思考・状況]基本方針:他の参加者を殺して優勝する
1:並行世界の自分は殺す
2:まずは目の前の邪魔な女を片付ける
[備考]
※ミヤモトやトリタ戦など主にコピペになっている部分が元となって生み出された歪な存在です
※「守る」スキルは制限により弱体化しています
※クロスセイバーの制限については後続の書き手にお任せしますが、複数人で掛かれば勝てる見込みがある程度には制限されています


【ニノン・ジュベール@プリンセスコネクトRe:Dive】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:ハ・デスとかいう見るからにワルモノ倒して、さっさと脱出するデース!
1:眼の前のヘンなやつさっさと倒して、みかげサンを探したいデース
2:ショーグンや、モニカさん達は無事なのでしょうカ?
[備考]
※参戦時期は少なくとも第一部終了後


☆ ☆ ☆



「―――なるほど。」

ただ静かに、カイザーインサイトは名簿の名前を見下ろし、小さく呟く。
ヴァイスフリューゲルのギルドメンバー。そしてあのプリンセスナイトの従者たるエルフと、己が部下であるキャル。
肝心のプリンセスナイトや例のお姫さまが居ない事こそ少々残念ではあるが、今となっては些事。
なぜなら、彼にとってはもっと懸念すべき事項が出来てしまったのだから。

「ゲームマスターに、神とは、ねぇ。」

クロト、と呼ばれたハ・デスが従っていた男。
ゲームマスターであり、神を名乗る男。
カイザーインサイトがいたアストルムもまた、ゲームの世界。
七冠と同等、はたまたそれ以上の頭脳を持った、神たる存在。

「忌々しいけれど、事実じゃない、と断ずるわけには行かないわね。」

認めざる得ない。先の放送で、葛葉紘汰とやらを意図も容易く仕留めたその力。
感覚や、制限された覇瞳天星で観測した違和感から察するに、タイムの強制停止。
言う慣れば『ポーズ』と呼ばれる普遍的なゲームシステムの一つだろう。
それだけに飽き足らず、変身解除に追い込んだ力は七冠の権能の様な単純な管理者権限。
一人で七冠全ての権能に加えて時間停止の力を持っていると考えれば妥当な所だろう。

「――陛下。」

ポツンと、不安そうな声色で、それに酷く似合わない冷たい無表情で、保登心愛が尋ねる。

「心配はいらないわ。ゲームだから、素直に優勝しようなんて思った考え、改めないといけないわね。」

優勝して、願いを叶える。なんて単純な催しで終わると思って優勝を狙っていたが、『ゲーム』マスターを名乗る男が出てきたならば話は別。
自分たち全ての参加者が玩具とならば、クロトは間違いなく『玩具支配者(ゲームマスター)』である。
利用されるのは性に合わないし、何よりあの神を名乗る男が先ず気に入らない。

さらなる手駒が必要になってくる。捨て駒としてのも、含めて。
こうなった以上はさっさとキャルを連れ戻す必要もある
あれを相手に首輪がつけられたままでは抵抗も何もない。

「――いいえ、実は。一人、捕まえたのが。」

保登心愛が、また言葉を紡ぐ。
一人誰かを捕まえた、との言葉。

「……へぇ?」

薄く笑みを浮かべたカイザーインサイト。保登心愛が少し退ければ、ロープと猿轡で縛られたであろう一人の少女の、琴岡みかげの姿があった。


☆ ☆ ☆


何もかもが災難、何もかもが突拍子で。

どうして、どうして自分だけが、と。頭の中がぐちゃぐちゃになって。

せっかく助けてくれたあの子に、あんなこと言って。

自分は結局を何をしたいのだろうか、と自問自答したくなる。

だからか、だからなのか。こうなったんだと。

逃げ出した先で、よくわからない女の子に、突然捕まって。

隣の木箱から取り出したロープと猿轡で、縛られて、口を封じられて。

次に出会った誰かは、まるで獣人のような女の人。

この時私は悟ったんだと思う。結局神様も、私が悪者だって認識して。

こうして私に、罰が下るのだと。

「――ねぇ。まずは、話ぐらい聞いてもいいかしら?」


【一日目/深夜/D-2】
【カイザーインサイト@プリンセスコネクトRe:Dive!】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:あの神を名乗る男は気に入らない、出し抜く手段を考える
1:壊れたこの子(保登心愛)は使い物にならなくなるまで利用する。
2:なるべく使える駒を集める
3:あの子(キャル)も連れ戻すべきか
4:この忌々しい首輪もなんとかしたい
5:この子(琴岡みかげ)、どうしようかしら?
[備考]
※参戦時期は第一部第13章第三話以降
※覇瞳天星に関する制限は後続の書き手にお任せします

【保登心愛@きららファンタジア】
[状態]:操り人形、忠誠(カイザーインサイト)、プリンセスナイト(カイザーインサイト)
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2、ラーの翼神竜@遊戯王デュエルモンスターズ
[思考]
基本:陛下に従う
1:―――
[備考]
※参戦時期は第二部五章第20節から
※カイザーインサイトによりプリンセスナイトとなりました。魔物の操作能力が使えるかどうかは後続の書き手にお任せします

【琴岡みかげ@ななしのアステリズム】
[状態]:健康、焦燥、拘束&猿轡状態
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考]
基本:早く帰りたい
1:司がいる、私は……。
2:どうして、どうしてこんなことに
[備考]
※参戦時期は第五巻、鷲尾と喧嘩別れした後


『施設紹介』
【オーエド町@プリンセスコネクトRe:Dive】
D-1エリアに存在。ランドソルに搬入する資源を集めるために作られた町。
建築を担当した業者がトーゴク文化の愛好者だったために、ランドソルの文化とトーゴクの文化が入り混じった様な形となった。


005:レッド・デーモンズ・タイラント 投下順 007:そう言われればそうかもしれない
時系列順
45:ニニンがニノン外伝 琴岡みかげ 067:Mが求めるモノ/花のように意思を繋ぐ
ニノン・ジュベール 022:You say…絆 ―死者と生者、零にて交わりし時―
46:並行世界のハーレム要員 マサツグ様
24:Break Down カイザーインサイト 067:Mが求めるモノ/花のように意思を繋ぐ
保登心愛(きらファン)
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