短毛黒猫シンにゃんは、躍起になって長毛白猫カヲにゃんの毛繕いをしていました。
きちんとお手入れすれば、カヲにゃんの毛並みはとっても見事な美猫なのに・・もったいない。
チリンチリン・・
飼い主が付けてくれたシンにゃんの首輪の鈴が小さく鳴ります。
「ペロペロ・・」
「気持ちいニャ・・」
チリンチリン・・
「ペロペロ・・」
「ニャーン・・・ZZZ」
気持ち良くて寝ちゃったカヲにゃんにシンたまはムカッとしました。
が・それでもペロペロを続けました。途中で投げ出せない性分なのです。
「ふう・・終わったニャー」
「ZZZ」
そこに眠っているのは、どこのセレブの飼い猫でしょう。
薄汚い毛玉だらけの野良猫はいませんでした。
シンにゃんが磨いてあげたのです。
チリーン・・・
「にゃぎさあああぁぁニャーン!!!」
「ニャ!?シンジ君・・ニャあぁッ!!!!」
飼い猫とはいえまだ去勢されてないシンたまは本能のままカヲたんに襲いかかりました。
きちんとお手入れすれば、カヲにゃんの毛並みはとっても見事な美猫なのに・・もったいない。
チリンチリン・・
飼い主が付けてくれたシンにゃんの首輪の鈴が小さく鳴ります。
「ペロペロ・・」
「気持ちいニャ・・」
チリンチリン・・
「ペロペロ・・」
「ニャーン・・・ZZZ」
気持ち良くて寝ちゃったカヲにゃんにシンたまはムカッとしました。
が・それでもペロペロを続けました。途中で投げ出せない性分なのです。
「ふう・・終わったニャー」
「ZZZ」
そこに眠っているのは、どこのセレブの飼い猫でしょう。
薄汚い毛玉だらけの野良猫はいませんでした。
シンにゃんが磨いてあげたのです。
チリーン・・・
「にゃぎさあああぁぁニャーン!!!」
「ニャ!?シンジ君・・ニャあぁッ!!!!」
飼い猫とはいえまだ去勢されてないシンたまは本能のままカヲたんに襲いかかりました。
野良のカヲにゃんの寝床は空き家の軒下。
「おはよう・・」
「シンジ君・・」
起きたら、隣りには寄り添うようにシンにゃんがいました。
カヲにゃんの額をペロペロするシンにゃん。
「ごめんね・にゃぎさ」
「・・」
シンにゃんのテリンコはとっても痛かったです。でも。
「大丈夫だよ!僕シンジ君の事だいすきだからうれしかった!」
「・・・・////」
シンにゃんは黙ったまま、カヲたんの耳の裏もペロペロ。
くすぐったくて耳をヒョコヒョコさせながらカヲにゃんは幸せを感じていました。
あてもなくこの町に来てよかったです。
ちょうど、夜明けです。初めて、シンたまと迎える朝。
「!?シンジ君!帰らなかったの!!!」
「うん」
「何で?」
飼い猫のシンにゃんは、毎日昼間はカヲにゃんと一緒に遊び、暗くなると必ず飼い主の待つおうちに帰ってました。
シンにゃんはカヲにゃんを見つめました。
首に下げられた鈴がチリンと鳴ります。
「僕のうちにおいでよ・・」
「え?」
「僕と一緒に暮らそう?母さんもアヤナミも喜んで君を迎える筈だよ」「シンジ君・・」
カヲにゃんは驚き戸惑いつつ・・・シンにゃんに付いていきました。
「おはよう・・」
「シンジ君・・」
起きたら、隣りには寄り添うようにシンにゃんがいました。
カヲにゃんの額をペロペロするシンにゃん。
「ごめんね・にゃぎさ」
「・・」
シンにゃんのテリンコはとっても痛かったです。でも。
「大丈夫だよ!僕シンジ君の事だいすきだからうれしかった!」
「・・・・////」
シンにゃんは黙ったまま、カヲたんの耳の裏もペロペロ。
くすぐったくて耳をヒョコヒョコさせながらカヲにゃんは幸せを感じていました。
あてもなくこの町に来てよかったです。
ちょうど、夜明けです。初めて、シンたまと迎える朝。
「!?シンジ君!帰らなかったの!!!」
「うん」
「何で?」
飼い猫のシンにゃんは、毎日昼間はカヲにゃんと一緒に遊び、暗くなると必ず飼い主の待つおうちに帰ってました。
シンにゃんはカヲにゃんを見つめました。
首に下げられた鈴がチリンと鳴ります。
「僕のうちにおいでよ・・」
「え?」
「僕と一緒に暮らそう?母さんもアヤナミも喜んで君を迎える筈だよ」「シンジ君・・」
カヲにゃんは驚き戸惑いつつ・・・シンにゃんに付いていきました。
「もうすぐうちだよ」
道路はあぶないので、人ん家の庭を横切るシンにゃんとカヲにゃん。
「やあ今日は友達連れかい?シンジ君」
シンにゃんを見て話し掛けてきたのはお隣りのリョウちゃん。
の腕には・血統書付きのアスカにゃん。
「フン・・雑種が・・」
シンにゃんとカヲにゃんをチラ見したあとツンと横を向いちゃいました。
本物セレブのアスカにゃんは、ミックスのシンにゃん達とは住む世界がちがうのです。
道路はあぶないので、人ん家の庭を横切るシンにゃんとカヲにゃん。
「やあ今日は友達連れかい?シンジ君」
シンにゃんを見て話し掛けてきたのはお隣りのリョウちゃん。
の腕には・血統書付きのアスカにゃん。
「フン・・雑種が・・」
シンにゃんとカヲにゃんをチラ見したあとツンと横を向いちゃいました。
本物セレブのアスカにゃんは、ミックスのシンにゃん達とは住む世界がちがうのです。
「ニャーンニャーン!!!!!」
玄関のドアをカリカリしながら鳴いていると、すぐに人間が出てきました。
「おかえりなさい」
レイたんはシンにゃんを抱っこしました。
「シンジ君!?だれその人間の女!?」
何故か動揺するカヲにゃん。
「シンジなの?」
次に玄関に現われたのはユイママ。
「母さん・アヤナミ・心配かけてゴメンナサイ(猫語」
しかしユイママはシンにゃんの気持ちがわかるのです。
「いいのよ・シンジも夜遊びをするようになったのね・・アラ・その子は?」
「にゃあ?」
ユイママはカヲにゃんを抱き上げました。
「綺麗な子ね・シンジのお友達?」
「・・・」
シンにゃん無言。
「・・・・お嫁さん?」
「ニ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニャ・・・////」
ちっさく肯定するシンたまでした。
玄関のドアをカリカリしながら鳴いていると、すぐに人間が出てきました。
「おかえりなさい」
レイたんはシンにゃんを抱っこしました。
「シンジ君!?だれその人間の女!?」
何故か動揺するカヲにゃん。
「シンジなの?」
次に玄関に現われたのはユイママ。
「母さん・アヤナミ・心配かけてゴメンナサイ(猫語」
しかしユイママはシンにゃんの気持ちがわかるのです。
「いいのよ・シンジも夜遊びをするようになったのね・・アラ・その子は?」
「にゃあ?」
ユイママはカヲにゃんを抱き上げました。
「綺麗な子ね・シンジのお友達?」
「・・・」
シンにゃん無言。
「・・・・お嫁さん?」
「ニ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニャ・・・////」
ちっさく肯定するシンたまでした。
ユイママはカヲにゃんの頭をヨシヨシしました。気持ちい。
シンにゃんのママンはやわらかくて、シンにゃんと同じイイニオイがします。
「シンジが帰って来たのか」
「あなた」
「パパ」
あっちの部屋から髭面グラサンの親父がヌッと出てきました。
「あなた見て・シンジがお嫁さんを」
「飼ってもいいでしょう?」
オッサンはカヲにゃんをちらっと見て言いました。
「前にも言ったが、シンジを去勢するなら・いいだろう」
「去勢!!!!!!!!????」
カヲにゃんは驚いてシンにゃんを見ました。
「グウウウゥー・・・」
シンにゃんは激しく唸りながらオッサンを睨み付けてます。
「大丈夫よ・お嫁さんは男の子だもの・」
「ウニャッ」
カヲにゃんのテリンコを見せるユイママ。
「ニャ!?母さん!わざわざ見せなくてもフジコ!!」
シンにゃんショック。
「ふ・ふん・・・どちらもまだ子猫だからな・まあ当分は去勢しなくてもいいだろう」
退散するオッサン。
シンにゃんのママンはやわらかくて、シンにゃんと同じイイニオイがします。
「シンジが帰って来たのか」
「あなた」
「パパ」
あっちの部屋から髭面グラサンの親父がヌッと出てきました。
「あなた見て・シンジがお嫁さんを」
「飼ってもいいでしょう?」
オッサンはカヲにゃんをちらっと見て言いました。
「前にも言ったが、シンジを去勢するなら・いいだろう」
「去勢!!!!!!!!????」
カヲにゃんは驚いてシンにゃんを見ました。
「グウウウゥー・・・」
シンにゃんは激しく唸りながらオッサンを睨み付けてます。
「大丈夫よ・お嫁さんは男の子だもの・」
「ウニャッ」
カヲにゃんのテリンコを見せるユイママ。
「ニャ!?母さん!わざわざ見せなくてもフジコ!!」
シンにゃんショック。
「ふ・ふん・・・どちらもまだ子猫だからな・まあ当分は去勢しなくてもいいだろう」
退散するオッサン。
レイたんはシンにゃんを床に下ろしました。ユイママもカヲにゃんを下ろしました。
「レイ・この子達のご飯お願い・私は洗濯物を干さなくちゃ」
「わかったわママ・あなた達おなか空いてるでしょ?カリカリとお水を用意するわ」
人間の朝は忙しいのですね。シンにゃんとカヲにゃんは玄関でふたりきりになりました。
「にゃぎさ・リビング行こう?電気カーペットもあるからあったかいよ」
「シンジ君・・さっきのオッサンは誰ニャン?」
「・・・あれは僕の敵・父さんだ!!!!アイツにだけは極力関わっちゃだめだよ!!!!」
「シンジ」
噂の父さんが戻ってきました。
「人間に媚びるしか能のない畜生の穀潰しが嫁を貰うとは・いいご身分だな」
「「・・・・」」
「お前は私から妻や娘を奪ってもまだ足りないようだ・・いつか泣かせてやる」
「「・・・・」」
父さんはそれだけ言うとまた退散しました。
「あいつは母さんとアヤナミがいないのを見計らって、ああやって僕に色々言って来るんだ!!!」
「フーン」
父さんは淋しい人なんだとカヲたんは思いました。
「レイ・この子達のご飯お願い・私は洗濯物を干さなくちゃ」
「わかったわママ・あなた達おなか空いてるでしょ?カリカリとお水を用意するわ」
人間の朝は忙しいのですね。シンにゃんとカヲにゃんは玄関でふたりきりになりました。
「にゃぎさ・リビング行こう?電気カーペットもあるからあったかいよ」
「シンジ君・・さっきのオッサンは誰ニャン?」
「・・・あれは僕の敵・父さんだ!!!!アイツにだけは極力関わっちゃだめだよ!!!!」
「シンジ」
噂の父さんが戻ってきました。
「人間に媚びるしか能のない畜生の穀潰しが嫁を貰うとは・いいご身分だな」
「「・・・・」」
「お前は私から妻や娘を奪ってもまだ足りないようだ・・いつか泣かせてやる」
「「・・・・」」
父さんはそれだけ言うとまた退散しました。
「あいつは母さんとアヤナミがいないのを見計らって、ああやって僕に色々言って来るんだ!!!」
「フーン」
父さんは淋しい人なんだとカヲたんは思いました。
碇家の人々・終
