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シンカヲまとめ@ ウィキ
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シンカヲまとめ@ ウィキ

35-43

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
その後、シンたまはユイママとどんな会話をしたのか、どうやって帰って来たのかわかりません。
我に帰った時には家にいて、目の前で朝ゴハンを食べてるミニラミたんを見てました。
「ガツガツ・・パクパク・・」
「(2人目かぁ・・)」
カヲたんとの間にまた赤ちゃんを授かったら・・想像するだけで幸せ気分。顔がニヤつきそうになります。

シンたまは自分を保つため、とても恐ろしい記憶にだけフタをしてしまっていたのでした。

でも・・・ミニラミたんがお昼寝タイムに突入した頃、入れ違いにカヲたんが起きてきました。

ヨロヨロとベッド周りを確認して、ため息するカヲたん。それはえっちした翌朝に必ず取る行動なのです。
しかし本日の落胆ぶりは格別でした。

「また受精失敗したんだ・・」
「・・・・」
「初号機の言う通りにたっぷりセックスしたのに・・・・」
「・・・・・・・・・」

今何て言いましたか?
そして蘇る・恐怖の記憶・・。

「君さ、昨日母さんとどんな相談したの?」
自然と出た質問。
ですが答えは想像出来ていました。

「シンジ君が子離れする方法はないかなって相談したんだ・・そうしたら初号機が2人目を作れって」
「・・・」
「1人しかいないからシンジ君は執着しすぎて子離れ出来ないんだって」
「・・・」
「セックスしてるけど成果がないって言ったら、子供が気になって集中出来ないのが良くないんじゃないかって初号機が」
ばかな。リッちゃんも言ってたじゃないですか。
人と使徒の間で自然に子供が生まれてくることはどれ程の奇跡なのか。
「集中とかは・・受精成功にあまり関係ないんじゃないの?」
「でも初号機も多分そのせいで中々2人目できなくて諦めたんだって、それで昨夜初号機が彼女を預かっ」
「わかったもういい!!!1」
予想通りの回答。その上知らなくても良い情報までくっついてきましたよ。
何て恐ろしい話でしょう。シンたまは背筋が寒くなりました。
ユイママはあのネグレクト野郎との子供をシンたまの他にも作るつもりだったなんて・・・。
ユイママは科学者としては一流だったようですが、絶望的に世間知らずなお嬢様だったのですね。
まあ・・それはさて置き。

昨夜の事は全て、最初から子作りする為に仕組まれていた・ということです!!!

「・・・」
「・・・?」
しばらく黙るシンたまと、つられて黙るカヲたん。
きっと言っても無駄なんだろうな・・でも・・言わずにはいられませんでした。

「そういう話を母さんにするなよー!!」
「そういうって、どういう?」
「・・せっ・・成果がないとかっ!!」
「?・・・どうして?」
「・・・・・・・」
やっぱり無意味でした。
カヲたんは不思議そうな顔してシンたまを見つめています。
余りにも堂々としてるから、意識して抗議しつるじぶんのほうが恥ずかい子なんじゃないかと思えてきました。
ユイママも結構普通に嫁の相談に乗っていたみたいだし・・。
まあユイママはシンたまが子離れ出来るようにとか孫が増えたらうれしいなとか純粋に期待してるだけだと思うんです。
ただ子供を授かるための神聖な行為なのだと単純に捉える事が出来ないのは、じぶんがリリンのオトコノコだから?
そりゃあ2人目を授かったら、うれしいに決まってます。
でも!
シンたまがカヲたんとパンパンしたい理由は、2人目欲しさではないのです!!

そうです。シンたまはまだまだカヲたんに恋をしていました。

リリンを滅ぼすためにやってきたカヲたん。天才パイロットのカヲたん。けど世間知らずで子供っぽいカヲたん。
シンたまと愛し合う仲になったカヲたん。甘えてくるカヲたん。リリンじゃないカヲたん。
シンたまの赤ちゃんを産んだカヲたん。シンたまの娘のママンであるカヲたん。ミニラミたんに愛情を注ぐカヲたん。

そんなカヲたんが好きで好きでたまらないのです。恋い焦がれているのです。
ミニラミたんへの愛情とは全く別の次元でその気持ちは育ち続けてるんです。

こうしてじぶんの気持ちをあらためて認識すると・・・嗚呼。恥ずかしい恥ずかしい!

「顔が赤いよ・・どうしたの大丈夫?」
「・・・うん大丈夫」
シンたまは首を振りました。
今はそういうお話じゃないのです。

「ともかく・・そんな張り切らなくても、子供は出来ないときは出来ないし、出来るときは出来るよ」
「けどそれじゃシンジ君が子離れ出来ない」
「っ・・だから人間は皆そうなの!大人になるまで手元で育てるんだ」
「でも彼女は生命の実と知恵の実を両方持ってるからリリンや他の使徒より上位の生命体で」
「それは関係ない、実際まだ赤ちゃんなんだから」
「シンジ君が赤ちゃんとして扱うから彼女は赤ちゃんのままなんだ!幼体とか成体っていうのはリリン特有の概念でしかないのに」
「でも半分は人間の血を引いてるんだからそれでいいじゃないか!君の方が変だよ!」

また昨日の今頃と同じ展開になってしまいました。

「それと僕は何人産まれても考え方は変わらないから!皆同じように育てるよ!」
「っ・・・・!」

言葉を詰まらせてシンたまを睨むカヲたん。切れ長だから目力があります。でも。

か・かわいい・・。

ちょっとトキメクシンたまなのです。
カヲたんがこうしてシンたまと衝突するのも娘への愛情故。
・・・そう思うと・・・。
「な・・?何」
「・・・」
いきなり近寄ってきたシンたまにカヲたんポカン。
を、はぐはぐするシンたま。
頭をヨシヨシすると大人しくしてるカヲたん。ほっぺは桜色。
怒りも鎮まったもよう。


「君さ、そんなに2人目が欲しい?」
シンたまが子離れ出来るようにとかいう考えに至る以前から、カヲたんは卵が産まれるのをいつもいつも期待してました。
「・・欲しいよ」
ボソッと答えたカヲたん。
「あの子が家を出て居なくなったら、淋しいから?」
「・・・」
素直にコクンとするカヲたん。
シンたまは昨夜カヲたんが言ってた事を思い出してました。

「じゃあ、その子が家を出るとき淋しくないように、また次の子を産むの?」
「うん・そうなるね」
「・・・」
次に産まれて来た子を代わりにすれば、淋しさから逃れる事が出来るんだと本気で思ってる。
何て単純で浅はかで頭の悪いカヲたん。
淋しいなんて感情はごくごく最近覚えたばかりで、仕方ないのかもしれません。
だから可哀相だけど教えて上げる事にしました。
「あの子がいなくなったら、何人産んだって淋しいのは消えないよ」
「何で」
カヲたん、シンたまを見上げます。
「どれだけ産んでも、あの子の代わりなんかいないだろ?あの子は一人しかいないんだから」
「・・・」
「次に生まれてきた子も一人しかいないんだから、誰もその子の代わりなんか出来ない」
言うなれば世界でたった一つしかない一点物の宝なんです。
何人産んだって、それぞれもまた一点物の宝。誰も誰かの代わりにはなりません。
そんな事も気付かないなんて、バカなカヲたんですね。
「そっか・・じゃあ・・あの子が自立したらずっと淋しいままなんだね・・・・」
ションボリカヲたん。だったらシンたまの言うように、人としてゆっくり手元で育ててあげたらいいのに。
けれどもそういう考えにはならないのですね。
使徒とは不思議な生き物です。

ピョーーーーーーーーーーーン
・・・・スポッ

突然ですが、寝室から飛来した小さな物体が、はぐはぐしてる2人の間に勢い良く入り込みました。
「ファーン・・ママーン・・」
ミニラミたんです。
「起きたの?」
「スー・・スー・・」
寝ぼけてるようです。

「ママーン・・オッパイ・・スー」
寝ぼけながらもオッパイを探す娘にカヲたんはパジャマのボタンを外して少し前を開いて上げます。
「ファーン・・」
ママンの肌を感じてパジャマの中に入り、オッパイのあたりでゴソゴソしてるミニラミたん。
「・・・」
実は乳首からじゃなくてもママンから栄養を摂ることは出来ますが、2人共乳首が良いようです。
「シンジ君また顔赤いけど大丈夫?」
「何でもないよ・・」
そうです娘が今まさぐってる場所に昨夜散々吸い付いてたと思うと恥ずかしくて正視に堪えないだけですから。

お腹イッパイのミニラミたん、また熟睡。
「ゲフッ・・スー・スー」
使徒には授乳やスキンシップという行為は本来存在しません。
でもこうしてママンに甘えるミニラミたんはリリンの赤ちゃんと同じですね。
気持ち良さげに眠るミニラミたんをふたりで抱っこ。
なんて可愛い寝顔でしょう。
何回見てもあきません。

「やっぱり・・・・2人目欲しいな・・・」
カヲたんがプチッともらします。
「(2人目かぁ・・・)」
想像してまたちょっと顔がニヤけるシンたまでした。

今の生活に不満はありません。
が・赤ちゃんをもしももう1人授かったら!
「スースー」
カヲたんにソックリなミニラミたんの寝顔が可愛いです。

こんな可愛い子が、もう1人生まれたら!!!!1

・・・でも。
現実を見て、シンたまの気分は沈みます。
「シンジ君?」
「リツコさんが言ってたじゃないか」
2人目を授かる可能性は限り無く0に近いんだと。
叶わない夢を見るのはつらいだけではないでしょうか・・。

「けど現にこうして僕達の子がいるよ・頑張ればまた卵は産まれるんじゃない?」
「・・・・」
頑張ればどうにかなるもんでもないでしょうが。
難しい顔をして黙ってるシンたまをのぞき込むカヲたん。

「じゃあ・・赤木博士に相談する?」
「・・・!!!!」
「自然に産まれる確率が低いなら人工的に確率をあげて貰」
「リツコさんはやばい危険すぎる!」
カヲたんいきなり何を言い出すんですか!正気ですか!?
リッちゃんに頼るということは、一家そろってモルモットになるということです!
更にリッちゃんラヴのマヤたんに見付かったら汚物を見るような目で見られてしまうというDOUBLEパンチ!

「あとは議長なら・・けど議長は一々うるさいしシンジ君を苛めるから僕は気が進まない」
「苛められてはいないよ」
が、糞野郎の息子であり計画の邪魔をしてしまったじぶんをやはり良く思ってないのは会って感じました。
シンたまもあのオジーチャンズは苦手です。
でもカヲたんを実の息子みたいに大切にしてる人達だから、リッちゃんより安全では?
「本当に苛められなかった?尋問された時とか」
「?・・大丈夫だったけど」
そういえば・・議長の尋問てどんな内容だった?そのときの記憶だけがボヤッとしてて思い出せません。
寝てないから思考がニブイのでしょう。
そうでした。シンたま寝てないんです。急に頭が重くなって来ましたよ・・。
「渚お腹すいてるだろ?」
「うん・おっぱい上げたら余計にすいた」
「すぐ用意する」

シンたまはカヲたんの分のゴハンを用意し、それからすぐにお昼寝することにしました。
「シンジ君寝てなかったんだね」
「うん・ごめん少しだけ昼寝させて」
熟睡してるミニラミたんを抱っこして一緒に横になるシンたま。
「・・・」
「スー・スー・・ファーン」
コロンと寝返りを打ってシンたまにピトッとひっつくミニラミたん。
か・かわいい・・。
ミニラミたんをヨシヨシしながら幸せ気分で目をつむったシンたまです。

その間カヲたんは勝手に議長と連絡を取ってしまい・・・・・
そして翌日から受胎の為の監視と地獄の特訓が始まったのですが、それはまた別の話になります。


(◆4QVY398dbg氏)
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