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シンカヲまとめ@ ウィキ
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シンカヲまとめ@ ウィキ

35-28

最終更新:

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
…貞漫画の世界で綾波の零号機が自爆し、…数週間。
…真夜中。

ミサトは『しばらくここに帰ってこれない』と言い残し、
ネルフに行ったきり。ペンペンはヒカリの家に引き取られた。
アスカは特別病院で、未だ廃人の状態。
もはやマンションには、シンジしか残っていなかった。

「たいした戦果だよ…誰一人…助けられないなんて。」

あれ以降、シンジに召集命令は下ってこない。
することもなく、誰を呪詛するわけでもなく、呆然と天井を眺め
ただ無意味にシンジの人生の残り時間が削られていた。

ふと我に返ると、シンジは自分の弱々しいペニスがムリムリと膨らんで、
ブリーフの中で半熟の包皮がめくれているのに気がつく。
孤独の中、氏の危険が近づいていると、オスの動物の性欲は加速するらしい。

「最悪だな、俺って。やだやだ、きもちわるいっ」

ふと今までしてきた自分の成果を振り返る。トウジを死なせ、アスカが壊れ、
ケンスケと絶縁し、綾波にいたっては氏んだ事すら伏せられて取り替えられる。

…世界の裏の姿を知ろうとしていた加持があっさり消された時も
シンジにできたことは、震えて目を反らすしかなかった気がする。
残されたのは、だらだらと続いてきた、意味の無い勝利。
真の悪にも立ち向かえないまま、父の欺瞞にすら向き合えないまま、
シンジに関わる「人」のことごとくが悲惨な状態で終焉を迎える。
いくら使徒を殲滅し、ひき肉にしたところで、自分には、何もできない。
この先どれだけ努力しても、死体の残骸がより大きい山になるだけで、
何一つ、誰一人、報われない気がした。

「…何の価値があるんだろう、俺のやってることに」

でこピンでぴんと勃起をはじくと、ふと、天井の電灯が目に留まる。
首を吊ろうと思えば吊れそうに思えた。
シンジは反射的に引越し材料のロープが無かったかと辺りを見回し、
直後自分のバカらしさに気がつく。

…首を吊れば死体の処理をする手間が増え、迷惑になる。
思わずシンジは自虐的に笑おうとしていた。
でも後悔や無念の感情が大きすぎて、能面のように、顔が動かない。

(もうこのまま消えてしまいたいのに…誰か死なせてくれないかな…)


…どんどんどんどん。

「…?」

……どんどんどんどんどん。

苛立つようなノックの音がして、
あわててシンジは玄関に向かう。

(またどうせ、パパラッチか何かだろうな。)

シンジもここまで自分たちが人を死なせた以上、
責任の追求は防げないのは分かりきっている。
で、襲ってくるものが暴徒や自殺の巻き添えであるなら、射殺してもいい。
と、ミサトから携帯用の護身銃を渡されていた。
シンジは軽く深呼吸をして、銃を忍ばせ、覚悟を決める。

「はい、いまあけます」

がちゃり。

「こんばんわ。 碇シンジ君」

一瞬、息が詰まる。
見覚えのある顔。思いつめたような表情の、貞カヲルだ。
余裕のない今のシンジとしては、適当に理由をつけ、体よく追い出したいところだ。

だが、できない。カヲルは負傷した小さな子供をしっかりと抱きかかえていた。
子供の年齢は小学二年生ぐらい。服のあちこちがぼろぼろで、半裸の状態。
男の子らしいが、顔は泥にまみれてやつれ、げっそりとやせこけている。

「昨日、復旧作業に参加してたんだ。自己満足のボランティアだけどね。
弐号機が復旧するまで、することがなくてさ。そこでその子を、気分で助けた」

男の子は長い時間、氏の恐怖の中で、瓦礫に閉じ込められていたらしい。
そのショックのせいか、髪の毛が既に真っ白だった。
カヲルをそのままちびっこくしたような、かわいらしい雰囲気もあるにはあるが
泣きじゃくることもできず、シンジに負けないぐらい、顔が凍っている。

まだ何も説明を求めていないのに、カヲルがぶっきらぼうに続けた。

「自爆地点から30キロの地点、瓦礫の下に、この子が家族ごと埋まっていた。
復旧作業は難航し、生存者はこの子も含めて全部で数人」

ぞんざいな口調とは裏腹に、思いのほかやさしい手つきで、
カヲルは抱きかかえていた男の子をゆっくり床に寝かせる。
と、男の仔はもぞもぞと動いて胡坐をかき、放心したように、視線をそらす。

貞カヲルの視線だけが貞シンジに突き刺さっていた。

「病院に連れて行かなきゃ…」
「機能しているところ病棟はどこも死体で満席だよ。
それ以前に、医者自体が大勢死んでる。救急治療どころじゃない」

赤みのさした男の仔の体のあちこちには
むしりとられたような傷がわずかに残っている。
あたかも、散弾銃のように飛んできた瓦礫の破片や、爆風に削られたような。
だがその傷口は治療のような痕もあり、完全にふさがっていた。

カヲルがなにをしたのかはわからない。
人工物のような真っ白い肌をした組織が、その子の体を埋めている。
初号機がゼルエルを殲滅したとき、
吹き飛ばされた腕をゼルエルの体をむしりとって復元した時に似ていた。

シンジはお前は何をやらかしたんだという視線を向けたが、
カヲルは状況説明だけし終えると、悲しそうに押し黙っている。

『医療器具ぐらいあるだろ、やるだけのことはやった、さっさと治療してくれよ。』

そういった類の、無言の命令。もしくは、

『君が綾波を助けられなかったから、ネルフを守るため自爆せざるをえず、
巻き添えで多くの人たちが死んでいって、年端もいかない子も泣いているんだね』

という、非難のようでもある。

シンジは相手を警戒させないようにゆっくりとしゃがみ、男の子に視線を合わせる。

「とりあえず、あるける?」
「…………うん……」
「やすんでいくといい。こっちにおいで」

うっすらと開けた仔供の目の焦点は合わず、ひっ、ひっ、と痙攣していた。
しかも使徒の組織と人間の体が交じり合い、
つぎはぎだらけの雑巾になっているようで、なにやら痛々しい。

カヲルが生徒手帳をそれとなく渡してきたので確認して、
シンジが背中をさすってあげたら、呼吸が落ち着き表情がうにゃっと崩れた。

「…お、おにいさん、お、おいしゃさん?」
「ううん、ちがうよ。でもほうたいや、おくすりはある。それにふくをきかえなきゃ。
もうだいじょうぶだよ、いたいのは、すぐにどっかにいっちゃうからね」

猫なで声であやしてやると、小学生はわっと泣き出し、シンジにすがり付いてきた。
体格の割に力は意外に強いのか、華奢なシンジには少し苦しいぐらいだ。
恐らく恐怖の緊張の糸がほぐれ、新陳代謝が活発になったのだろう。

ソファーに座らせ、お絞りで泥を丁寧にふき取る。
薬を塗り、カヲルを手伝わせて包帯を巻きなおし、
だぶだぶのパジャマをきせてあげると、嗚咽をこらえてどうにか泣き止む。

「なにかのみたいものはある?」
「ううん、コーヒーはあっちのしらがの おにいさんがかってくれたから。
なんども、『ぜったいにしんじゃだめだよ』って、はげましてくれた」
「へぇ…そうなんだ」
「な、なんだよ」
「いいところあるじゃない? 渚って」

空気がふと和む。シンジはふと余裕の笑みを浮かべてカヲルを見てやると
カヲルは何が面白くないのか、どこか憮然とした表情で視線をそらす。

「………ありがと…………」

つられてふっと笑い、可愛らしい笑顔を取り戻すと
そのまま目を閉じ、包帯の男の仔はソファで寝入っていた。
シンジは静かにその仔を抱きかかえ、とりあえずアスカのいた寝室に連れて行く。

「………僕も、そうすれば良かったのかな、………あの時にさ?」

どこかとげとげしく、刺すような声が背後に響いて、シンジの肩が、びくりとゆれる。
振り返ると、いやみたらしく、どこか自嘲気味に貞カヲルが笑っていた。

「……あの、猫のことだよ。氏ぬ前に『もう大丈夫だよ~』とか背中とかなでてさ、
優しくする演技をしてあげればよかったのかな~、って。
かわいそうだからずっと黙ってたけどさ、その子の両親、もう氏んでるわけ。
この先どうなるの?欺瞞じゃね?本当に助けてあげて、良かったの?」

(あーもー。厄介なを家に上げちまったな。
つーか、こいつのすかした態度ってうざっ!)

貞シンジは思わず舌打ちをしていた。今にして思えば、貞カヲルは
子供をだしに家に上がりこんだ要素もあったのかもしれない。
「あのさぁ…せっかくおまいを少しは『いい奴だ』と思っとったのに、
なにがかなしゅうて、きさんとあがな事しゃべらなあかんの?」
「へえ。それでいいんだ。人って生きてるだけで、いい事あるのかな?」
「当たり前じゃボケ。素直やない、渚」

貞シンジが今は無き貞トウジの口真似をすると、
貞カヲルも張り合うかのようにくくっと、北斗の外道のアミバのような笑顔をしている。
顔の筋肉だけで笑っているわざとらしい表情。ほとんどヤンキーの顔だ。
一方、男の子は安らかにシンジの腕の中で、
ワタアメの様な顔ですぅすぅと寝息を立てている。滑稽な光景だった。

「……渚って何?誰それ?」
「はい?」
「『渚』なんてやつはもういないよ。消えちまった。よかったね。シンジ君」

………一瞬だけだが気まずい沈黙が押し包む。
カヲルが急激に弱気な表情になって、下を向く。
何故かいつもより二周り、小さく見える。

「『渚カヲル』、か。あほくさ。そんなニンゲンはもうこの世界にはいない。
ガキだったなぁ。何も分かってなかったんだ。」

「何があったの…? 何のことだか、よく分からないんだけど。」
「XY0017。番号が今の名前。僕…俺の、親父が死んだから。」

カヲルの肩からわずかだが、布越しに、血がにじみ出ていた。


66 :ちん○ま、襲来  9 :2009/05/27(水) 20:28:59 0
…夜のマンション。しばらく貞シンジは、貞カヲルが何を言っているのか分からず
数十秒ほど固まっていた。カヲルはアンニュイなおどけかたをして、肩をすくめる。

「喜んだらどうだい?みんな助かったんだよ。ネルフの呪縛から」
「え?」 
「まあ、テレビをつけてみるといいよ」

久々に液晶モニターにスイッチを入れると、どの局も特報ニュースをやっていた。
アナウンサーの背後にはでかでかとした父の顔と、
奇怪なバイザーをつけた老人の顔の拡大写真が張り付いていて、

  •  碇ゲンドウ、自首の末、ついにネルフの闇を情報公開
  •  国連の寄生虫・老害キール、未だ反省の色なし
  •  裏司会文書の『最後の使徒』とは?
  •  宗教法人ゼーレは地球史上最悪の殺人鬼集団なのか

などとテロップで色々と出ている。
呆然としているシンジにさびしそうな顔でカヲルが解説した。

「綾波さんが氏んだ時点で、君のお父さんは、副司令に相当責められたらしいね。
人もいっぱいい氏んだし。あのおじさん、ユイさんと交信してたら拒絶され、
余計な良心に目覚め、耐えられなかったってわけ。」

「どうしてこんなことが?ミサトさんは教えてくれなかった」
「みんな自分『だけ』助かりたいからさ。老人たちにとっては、想定外だったけど」
カヲルは『どうにでもなれ』と、はき捨てるように、他人事のように言う。

「君のお父さんは、そこで補完計画の実態だの、裏死海文書の一般公開だの、
それまでやらかした生体実験の数々だの、設備拡張のための国連資金横領だの、
ロンギヌスの槍の隠匿だの、すべて自白したわけ。議長がらみの情報を何もかも。
あろう事か戦自のやつらまで呼んで、記者会見で土下座を連発。」

ニュースの間が持たない間、政治や経済の学者が色々と知ったかぶっていた。
時には頭の悪そうなタレント評論家たちが大勢集まって、
意見をああでもないこうでもないと終わらない討論をループさせている。

「君のお父さんが氏んだって言うのは…」
「議長は監獄でほかの囚人にまでリンチにされ、いまや生きた屍って事。」
「何で君のお父さんだけに、非難が集中してるの?」

「みんな自分だけが助かりたいからさ。自分のことしか、頭に無いんだ。
全てのリリンが求めてるのは、僕や議長以外の、全員が幸福になれる世界」

シンジは思わず天を仰いでため息をついていた。安堵のそれではない。
確かに巨悪が潰れれば、もうこれ以上、誰も傷つかなくて済むのは確かだ。
しかし壊れてしまったもの、死んでしまった犠牲者の魂は帰ってこず、
万人が報われるのとは程遠い世界といえる。

「すべてを暴露している以上、ネルフは解体再編されるだろうね。
国連傘下か、戦略自衛隊傘下の軍需産業として生き続けるだろう。
副司令はネルフを医療機関にしたいといってたけど、まず無理だろう。」

「父さんも、死刑?」
「いや、君のお父さんは情状酌量の余地があるから助かるだろうね。残念ながら。
そしてほかの老人たちも副司令も赤木博士も、みんな自分が助かりたいから
諜報課を酷使して自分の罪を擦り付けて情報操作を行うだろう。
だから、愚民どものやり場の無い怒りは、議長たった一人に向かうことになる。」

報道に目を凝らす。議長だけがスピード裁判にかけられるらしい。
確かにゼーレは、死んだも同じだ。あっけなくて、気味が悪いくらいだ。
しばらく目を閉じて、カヲルは諦観したようにうなずいていた。

「どうなるの、これから」

「僕は売られることになってた。とある金持ちのところに。
生体実験されたり、性的な接触で奉仕する奴隷みたいな生物として、番号で扱われる。
保身のために、僕の存在はもみ消しておきたいんだろうな。
3日前に、議長を除く他の老人たちに連行されて、調教されかけたんだけど、
気持ち悪いから大暴れして、脱走してきた。つかまったら、『処理』だろ、きっと。」

「必死にここまで逃げてきたのか…」

「ん、かくまって欲しいなんて思っていないさ。
本部の諜報部が警察を買収して、全力でおっかけてるし、つかまるのは、時間の問題。
下手にかかわれば巻き添えが増えるだけだし、
せめて最後に、嫌いじゃない奴に抱かれようかなって、思ってた。

シンジ君が、あのちっちゃい男の子にやさしくしてくれたように、
僕のことも抱いてくれたら気持ちいいかなって。それだけ。」

(…どうして戦おうとしない?君だって自由を求めて生きたっていいじゃ…)
シンジはそう言いかけ、思わず口をつぐんだ。
ぼろぼろの精神を非難しては、逆に追い込むだけかもしれない、そう思った。

「あはは、何やってんだろ。ごめん、迷惑だったね。何とか暗殺されないよう、
警察に保護されるように、がんばってみるよ」

「待って。ここにいたほうが安全でしょ。まずは落ち着いて」

歯を食いしばり、ぐい、と袖を引っ張った。
カヲルは生きる望みを完全に失っている自暴自棄の状態。
だが、快感を共有することで自分の言うことを聞いてくれるなら、
生きることに執着させることも、助けることも、できるかもしれない。

(渚には自発的に希望を持たせなきゃ…)

それが正しかったのかどうかは分からない。
シンジは唇をそっと押し付け、舌先でカヲルの唇をなでであげた。
両腕で体を抱き締めて、落ち着かせた。携帯でミサトに緊急通信を送った。

「……スーッと深呼吸……してみて……」
「う、うん…」
「……抱いて欲しいって言うなら、……一晩付き合ってもいい。」
「シンジ…君?」

小悪魔が柔らかな吐息を乙女に吹き込むように、耳元でささやく。
これ以上自分の周りで誰かが無意味に死んでいくのは、もうごめんだった。

シンジのポケットの中に媚薬のカプセルがある。
ミサトが自分を抱こうとして拒絶したときにくすねたものだった。
それを自分の口の中に押し込んで、口移してカヲルに食べさせる。

「む、シン…くっ……」

ミサトに迫られてから、ネットでそれとなくこれの使い方は知っている。
まずは自分の舌でカヲルの舌をあやし、顎を軽くつかんで引き寄せる。
媚薬を中に押し込もうと、舌を伸ばして口腔に入れ込んでかきまわし
上下の歯列を執拗になぞると、カヲルは嬉しそうに舌を絡ませてきた。

ぴちゃ…くちゃ…

舌の筋肉がびくびくんと脈打つ。官能的なキス、とまではいえなかったが、
カヲルは応じてくれたこと自体が嬉しく、目をとろんとさせていた。
顆粒状の媚薬が溶け終わる。口腔をなめ上げ、シンジは口を離し、ふとたずねた。

「……君の『お父さん』って……どんな人だったの?」
「…今は………聞かないで………」
「…………ごめん…………」

シンジにとっては何の面識も無い議長だが、カヲルの養父と分かると、
その男に同情してしまう。周囲の人間は彼がエヴァの開発をしてもらったことも、
馬鹿な軍隊の尻拭いをしてあげた恩も、今まで限られた資金でアダムを護衛する
システムを作ってもらったことも忘れて、老人を死刑台に蹴転がすのだろう。

これからの議長の存在価値は、世間一般が自分の問題からは目を逸らし、
表面的な奇麗事で団結するための、生贄ということになる。

「………まって。…二つ約束してくれ、渚……」
「渚なんて…いわないでよ…。」
「……じゃ、カヲルで、いい?」
「………うん…。」
「まずは、『抱かれるのは僕ではなく、君のほう』これが一つ目。
二つ目は、『絶対に死を願うな』 ………これが約束。」

直腸の裏側に得体の知れない快美感がこみ上げてくるが、
シンジはゲンドウの顔まねをして、無理に大胆な態度を装う。
カヲルは何故か安堵していた。そこを少々強引にもう一度キスをする。
薬物のお陰か、奇妙な背徳感と、それ以上の昂ぶりがこみ上げてきた。

(……今度の僕は…甘えるほうじゃない。……頼られるほうだ………
抱かれるほうじゃない、『何かを』してあげなきゃいけないんだ………)

カヲルは戸惑うように、シンジの腕の中でわずかに身悶えていたが
じっと抱きしめると……抵抗する力がふっと抜けた。
やがて安堵感のようなものを感じたのか、シンジの耳元に、優しくなついてくる。

「『死を願うなよ』って何?絶対に守らなければいけないものなの?」
「……そう。…元気を…『出せ』ってこと。」
「あはは、『命令』?」
「ああ、『命令』だ。……『元気出せ』っていう…『命令』だ。」

自分で恥ずかしくなってくるくらいの、頭の悪そうな臭いやりとりだったが、
今更恥らう暇は無い。身体を接すると同時に、手を入れこんで、衣類を剥いでいく。

「君が触ってくれるなら……やってみるよ、シンジ君。…それに、ありがと。」
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