「フフフ。既存の発明品を高性能化・小型化する事は、古来より日本人が得意とするところよ」
ラボで、科学者リッちゃんは自分自身に酔い痴れていました。
彼女の脇には、500mlペットボトルを改造した水槽が二つ。
LCLに満たされた内部では、小さな生き物がジタバタしています。
「知能強化したアラエルとアルミサエルの、小型化・高性能化に成功したわ!!!!1」
ミニアラエルには嘘発見器機能、ミニアルミにはマッサージ機能をプラス。
リッちゃんホホホと高笑い。
ラボで、科学者リッちゃんは自分自身に酔い痴れていました。
彼女の脇には、500mlペットボトルを改造した水槽が二つ。
LCLに満たされた内部では、小さな生き物がジタバタしています。
「知能強化したアラエルとアルミサエルの、小型化・高性能化に成功したわ!!!!1」
ミニアラエルには嘘発見器機能、ミニアルミにはマッサージ機能をプラス。
リッちゃんホホホと高笑い。
ビー!
「一体何なの!?」
その時突然ですが、室外からのビーム攻撃によりラボの扉が溶けて小さな穴が開きました。
その時突然ですが、室外からのビーム攻撃によりラボの扉が溶けて小さな穴が開きました。
「パパン!ママン!ファーンファーン(泣」
その穴からピンクの正八面体が泣きながら入って来ました。
リッちゃん、迷わず小銃発砲。
リッちゃん、迷わず小銃発砲。
ペチッ!
「ATF!?」
リッちゃん目を丸くして物体を凝視しました。
よく見ると・・オリジナルとは色は違いますし頭に黒い糸のようなものを生やしてますが
概ねラミエルではありませんか?
リッちゃん目を丸くして物体を凝視しました。
よく見ると・・オリジナルとは色は違いますし頭に黒い糸のようなものを生やしてますが
概ねラミエルではありませんか?
ミニラミたんはリッちゃんに気づきました。
「おうちがわからなくなっちゃったよ!お姉さんボスケテ!」
「お姉さん・・・」
「おうちがわからなくなっちゃったよ!お姉さんボスケテ!」
「お姉さん・・・」
その頃、ミニラミたんのおうちでは、ミニラミたん行方不明により大騒ぎになっていました。
特にパパンが発狂寸前でした。
特にパパンが発狂寸前でした。
シンたまとカヲたんは初号機の格納庫にいました。
「そんな・・・母さんの所にも来てないなんて・・・」
地に突っ伏してシクシク泣き出すシンたま。
その脇で、カヲたんはポチッと言いました。
「そんな・・・母さんの所にも来てないなんて・・・」
地に突っ伏してシクシク泣き出すシンたま。
その脇で、カヲたんはポチッと言いました。
「勝手に一人で遊びに行ったんだから、何かあっても彼女の自業自得だよね」
「・・・!!!!」
「・・・!!!!」
ガバッと立ち上がりカヲたんに掴み掛かったシンたまでしたが、すぐに手を離しました。
「もうこのまま会えなくなっちゃうのかなぁ・・」
か細い声でつぶやいたカヲたんを抱きよせるシンたま。
「大丈夫、必ずみつかるから」
「・・・ウウッ」
シンたまの肩で涙を流すカヲたん。
「もうこのまま会えなくなっちゃうのかなぁ・・」
か細い声でつぶやいたカヲたんを抱きよせるシンたま。
「大丈夫、必ずみつかるから」
「・・・ウウッ」
シンたまの肩で涙を流すカヲたん。
そう、自分は泣いてる場合じゃない。
パパンなんだから、しっかりしなきゃいけないのです。
シンたまは自分に言い聞かせました。
パパンなんだから、しっかりしなきゃいけないのです。
シンたまは自分に言い聞かせました。
「あらー!あなた達こんな所にいたのね!」
ここで突然ですが、あちらからリッちゃんがやってきました。
「お取り込み中悪いんだけれど、あなた達の娘らしい物体をこちらで保護してるわよ」
「「!!!!」」
愛しい娘の所在を知ったシンたまとカヲたん、同時に血の気が引きました。
よりにもよって、ネルフ一危険なマッドサイエンティストの手に落ちていたのですから。
フヨフヨしてるのを保護されたのか、捕獲されたのか…。
ふたりの表情の変化をみたリッちゃんはニッコリ笑顔。
「本当にあなた達の子なのね」
この上機嫌ぶり…まさかもう餌食に!?
「最初、泣き叫んでいたのよ、パパン!ママン!って…でもすぐに…フフ」
「「・・・・・」」
最悪の事態を想像して、もう生きた心地が致しません。
「僕の子に何sくぁwせdrftgyふじこ・・!」
「やめろ!」
急にリッちゃんに飛びかかろうとしたカヲたんの腕をつかんでシンたまは止めました。
そしてカヲたんを自分の背中に隠すように前に出ます。
「リツコさん、あの子は今、どこに」
まだ最悪の事態と決まったわけじゃありません。
今出来ることは、リッちゃんの機嫌を損ねないようにつとめ
出来るだけ穏便にミニラミたんを奪回する事です。
「彼女は私のラボにいるわ」
「「!!!」」
「いらっしゃい」
恐ろしい生体実験が日々繰り返されているという、リッちゃんラボ。
その伏魔殿に囚われた我が娘を救出するため若い夫婦は足を進めるのでした。
「お取り込み中悪いんだけれど、あなた達の娘らしい物体をこちらで保護してるわよ」
「「!!!!」」
愛しい娘の所在を知ったシンたまとカヲたん、同時に血の気が引きました。
よりにもよって、ネルフ一危険なマッドサイエンティストの手に落ちていたのですから。
フヨフヨしてるのを保護されたのか、捕獲されたのか…。
ふたりの表情の変化をみたリッちゃんはニッコリ笑顔。
「本当にあなた達の子なのね」
この上機嫌ぶり…まさかもう餌食に!?
「最初、泣き叫んでいたのよ、パパン!ママン!って…でもすぐに…フフ」
「「・・・・・」」
最悪の事態を想像して、もう生きた心地が致しません。
「僕の子に何sくぁwせdrftgyふじこ・・!」
「やめろ!」
急にリッちゃんに飛びかかろうとしたカヲたんの腕をつかんでシンたまは止めました。
そしてカヲたんを自分の背中に隠すように前に出ます。
「リツコさん、あの子は今、どこに」
まだ最悪の事態と決まったわけじゃありません。
今出来ることは、リッちゃんの機嫌を損ねないようにつとめ
出来るだけ穏便にミニラミたんを奪回する事です。
「彼女は私のラボにいるわ」
「「!!!」」
「いらっしゃい」
恐ろしい生体実験が日々繰り返されているという、リッちゃんラボ。
その伏魔殿に囚われた我が娘を救出するため若い夫婦は足を進めるのでした。
溯ること1時間前のリッちゃんラボ・・・
「グスッグスッ…ママン…パパン…!」
「泣くのはもうおやめなさい」
「泣くのはもうおやめなさい」
アイスティーをチビチビ飲みながら泣くミニラミたんを観察しリッちゃんは驚愕してました。
親とはぐれて泣く迷子。
使徒の知能強化・高性能化・小型化の成功に加え、人の感情まで持たせてある。
これほどの科学者が自分以外にもいようとは。
パパンとママンというのは、開発者?
「あなたが家に帰るために情報を教えてほしいの。まず住所と電話番号は」
「ワカンナイヨー!もうおうちに帰れないの!?ファーン!!」
パニクるミニラミたん。リッちゃんスルー。
「じゃああなたの親の名前は」
「エッグ…ママンがパパンを【シンジクン】って呼んでる」
しんじくん?自分の知る科学者の中に該当する者はいない。
「・・・ママンは?」
「【おい】【ちょっと】」
「・・・???」
「あと【なぎさ】」
「・・・・・・・」
それはもしかして・・・司令の息子と最後のシ者ではないですか。
2人のDNAが入っているという事ですか?
それで目の前の娘さんのような物体が出来ても……理論上おかしくはないですね。
でもでもあの2人は科学者でもなんでもない。
肩書きや出自を取っちゃえば2人共ただのモヤシ厨房です。
これは一体?
親とはぐれて泣く迷子。
使徒の知能強化・高性能化・小型化の成功に加え、人の感情まで持たせてある。
これほどの科学者が自分以外にもいようとは。
パパンとママンというのは、開発者?
「あなたが家に帰るために情報を教えてほしいの。まず住所と電話番号は」
「ワカンナイヨー!もうおうちに帰れないの!?ファーン!!」
パニクるミニラミたん。リッちゃんスルー。
「じゃああなたの親の名前は」
「エッグ…ママンがパパンを【シンジクン】って呼んでる」
しんじくん?自分の知る科学者の中に該当する者はいない。
「・・・ママンは?」
「【おい】【ちょっと】」
「・・・???」
「あと【なぎさ】」
「・・・・・・・」
それはもしかして・・・司令の息子と最後のシ者ではないですか。
2人のDNAが入っているという事ですか?
それで目の前の娘さんのような物体が出来ても……理論上おかしくはないですね。
でもでもあの2人は科学者でもなんでもない。
肩書きや出自を取っちゃえば2人共ただのモヤシ厨房です。
これは一体?
リッちゃんの後ろを歩く2人。
どんどん暗くて怪しい通路へ入っていきます。
「私は彼女に根掘り葉掘り聞いたの、何処のラボで作られたのか知りたくて・・」
「「・・・」」
「でも彼女自身は知らないようだったわ。自分は普通の、人の子だと信じてる」
「「・・・・・・」」
リッちゃんはミニラミたんが生体実験によって生まれた「物体」と思ってるようです。
ハーフというだけで、あんなに可愛い僕達の娘を人間ではないのだと決め付けてるリッちゃん。
やはり恐ろしい年増女です、シンたまは背筋の凍る思いでした。
どんどん暗くて怪しい通路へ入っていきます。
「私は彼女に根掘り葉掘り聞いたの、何処のラボで作られたのか知りたくて・・」
「「・・・」」
「でも彼女自身は知らないようだったわ。自分は普通の、人の子だと信じてる」
「「・・・・・・」」
リッちゃんはミニラミたんが生体実験によって生まれた「物体」と思ってるようです。
ハーフというだけで、あんなに可愛い僕達の娘を人間ではないのだと決め付けてるリッちゃん。
やはり恐ろしい年増女です、シンたまは背筋の凍る思いでした。
リッちゃんは合金らしい重厚な扉の前で立ち止まります。
「ここが私のラボよ」
「「!」」
「修理代はシンジ君のお給料から差し引いておくわ。よろしくて?」
扉の真中あたりには、溶けたような小さな穴が開いていました。
これはミニラミたんの加粒子砲ではないでしょうか。
見間違えるはずがありません。
「ここが私のラボよ」
「「!」」
「修理代はシンジ君のお給料から差し引いておくわ。よろしくて?」
扉の真中あたりには、溶けたような小さな穴が開いていました。
これはミニラミたんの加粒子砲ではないでしょうか。
見間違えるはずがありません。
「彼女に会わせる前に、一つ教えて欲しいの」
2人を振り返るリッちゃん。
「彼女のDNAを解析したらあなた達2人のDNAの半分ずつで構成されていたわ」
2人の愛の結晶なんだからそんなの当然です。
ていうかプライバシーの侵害ではありませんか・・。
しかしミニラミたんを奪回するまでは抗議も出来ません。
リッちゃんは興奮気味につづけました。
「あのピンクのラミエルをあなた達に授けた科学者は誰なの?」
2人を振り返るリッちゃん。
「彼女のDNAを解析したらあなた達2人のDNAの半分ずつで構成されていたわ」
2人の愛の結晶なんだからそんなの当然です。
ていうかプライバシーの侵害ではありませんか・・。
しかしミニラミたんを奪回するまでは抗議も出来ません。
リッちゃんは興奮気味につづけました。
「あのピンクのラミエルをあなた達に授けた科学者は誰なの?」
ミニラミたんはカヲたんが産んだのですから科学者なんていませんよ。
でもその事実をリッちゃんに話したら母子共々生体実験の餌食になりませんか?
でも、言わないとミニラミたんを返してもらえない。
でもその事実をリッちゃんに話したら母子共々生体実験の餌食になりませんか?
でも、言わないとミニラミたんを返してもらえない。
「彼女は僕が産んだ・・」
シンたまの後ろで、ずっと大人しかったカヲたんがボソボソと言いました。
扉の向こうに我が娘がいるというのに、もうすぐ会えるのに、憔悴しきった顔が気になります。
「僕が産んだ卵から孵ったのがあの子なんだ」
「・・・」
嗚呼・・カヲたん真実を言ってしまいました。
「シンジ君のDNAを持っているのはどうしてかしら?」
「そんなのシンジ君と僕がセックスしたからに決まってる」
「うっ///」
それはそうなんだけど、口にしないで下さいカヲたん。
「・・・何ですって?」
リッちゃんも顔色を変えて聞き返さないで下さい。
シンたまの後ろで、ずっと大人しかったカヲたんがボソボソと言いました。
扉の向こうに我が娘がいるというのに、もうすぐ会えるのに、憔悴しきった顔が気になります。
「僕が産んだ卵から孵ったのがあの子なんだ」
「・・・」
嗚呼・・カヲたん真実を言ってしまいました。
「シンジ君のDNAを持っているのはどうしてかしら?」
「そんなのシンジ君と僕がセックスしたからに決まってる」
「うっ///」
それはそうなんだけど、口にしないで下さいカヲたん。
「・・・何ですって?」
リッちゃんも顔色を変えて聞き返さないで下さい。
「避妊をしない性交はどれくらいの頻度で行なっていたの?」
「少ないと週1か2くらいだけど時々7くらいの時もあるから平均すr」
「も・もういいでしょうリツコさん!あの子に会わせて下さい!!!!1」
「だめね、そんな嘘はいけないわ」
「「・・・」」
リッちゃんは腕を組みキリッと2人をにらみます。
「使徒と人の完全なハーフが自然受精する確率は、一番前向きに見積もっても823億分の1(キリッ」
「「!?」」
「そして受精した卵が無事に孵化する確率は15億分の1(キリッ」
「「!!」」
「毎日かかさず朝昼晩の3回性交したとしても、うまれてくるのは奇跡なのよ!(キリリッ」
「少ないと週1か2くらいだけど時々7くらいの時もあるから平均すr」
「も・もういいでしょうリツコさん!あの子に会わせて下さい!!!!1」
「だめね、そんな嘘はいけないわ」
「「・・・」」
リッちゃんは腕を組みキリッと2人をにらみます。
「使徒と人の完全なハーフが自然受精する確率は、一番前向きに見積もっても823億分の1(キリッ」
「「!?」」
「そして受精した卵が無事に孵化する確率は15億分の1(キリッ」
「「!!」」
「毎日かかさず朝昼晩の3回性交したとしても、うまれてくるのは奇跡なのよ!(キリリッ」
なんということでしょう。
ミニラミたんの誕生は、2人が考えもつかないほどの奇跡だったなんて。
「その回数じゃ、奇跡すら起こせそうもないわ」
そうなんですか。
それでもミニラミたんは生まれてきたのです。
その真実にぼう然のシンたま。
しかしカヲたんは相変わらず憔悴していました。
ミニラミたんの誕生は、2人が考えもつかないほどの奇跡だったなんて。
「その回数じゃ、奇跡すら起こせそうもないわ」
そうなんですか。
それでもミニラミたんは生まれてきたのです。
その真実にぼう然のシンたま。
しかしカヲたんは相変わらず憔悴していました。
「だったら赤木博士の好きなように想像すればいい。彼女はどこ?」
「だからこのラボの中よ。本当の事を言うまで会わせてあげないわ」
「うそ言ってるのそっちだろ、彼女いないじゃないか」
「!?」
カヲたん泣きそうな顔。
「扉の穴は彼女があけたものだけど、中にいる気配がない・・・」
「なん・・・!?」
「だからこのラボの中よ。本当の事を言うまで会わせてあげないわ」
「うそ言ってるのそっちだろ、彼女いないじゃないか」
「!?」
カヲたん泣きそうな顔。
「扉の穴は彼女があけたものだけど、中にいる気配がない・・・」
「なん・・・!?」
リッちゃんがまだ開錠してないのにプスッと扉が開きました。
カヲたんがピッキングしたようです、リッちゃんの横をすりぬけ当たり前みたくラボに入りました。
カヲたんを追うシンたま。
カヲたんがピッキングしたようです、リッちゃんの横をすりぬけ当たり前みたくラボに入りました。
カヲたんを追うシンたま。
中は理科室のちょっと豪華版ていう感じ。
ありがちなのから見た事無いような実験器具や機械がいっぱい。
ミニラミたんの姿はありません。
「やっぱりいない・・・」
カヲたん、立ち尽くしたまま泣きました。
ママンであるカヲたんには、姿が見えなくてもミニラミたんの気配がわかるようです。
ありがちなのから見た事無いような実験器具や機械がいっぱい。
ミニラミたんの姿はありません。
「やっぱりいない・・・」
カヲたん、立ち尽くしたまま泣きました。
ママンであるカヲたんには、姿が見えなくてもミニラミたんの気配がわかるようです。
2人の後ろから入ってきたリッちゃんは、迷わずラボの奥へ。
ついていくと、そこにはガラス張りの小さな部屋がありました。
ソファとテーブルの置かれた室内は休憩したりマヤたんとお茶したりする部屋なのです。
テーブルの上には、お菓子のカスが乗った大きなお皿と
LCLに満たされた500mlペットボトルが2本。
「「zzzzz・・・」」
ペットボトルの中では、見覚えのある生き物が寝ています。
「変ね、私が出て行くときにはオヤツを食べながら【うちの子達】と話していたのに」
そう言って室内を見回すリッちゃんの様子は、うそついてるようにはみえません。
ミニラミたんは確かにここにいたのです。
ついていくと、そこにはガラス張りの小さな部屋がありました。
ソファとテーブルの置かれた室内は休憩したりマヤたんとお茶したりする部屋なのです。
テーブルの上には、お菓子のカスが乗った大きなお皿と
LCLに満たされた500mlペットボトルが2本。
「「zzzzz・・・」」
ペットボトルの中では、見覚えのある生き物が寝ています。
「変ね、私が出て行くときにはオヤツを食べながら【うちの子達】と話していたのに」
そう言って室内を見回すリッちゃんの様子は、うそついてるようにはみえません。
ミニラミたんは確かにここにいたのです。
「子供同士ってすぐに仲良くなるものなのね」
ペットボトルの中でお昼寝中の、ミニラミたんの初めてのお友達。
・・・よその子でも可愛いものです。
けれど今はそれどころではありません。
ペットボトルの中でお昼寝中の、ミニラミたんの初めてのお友達。
・・・よその子でも可愛いものです。
けれど今はそれどころではありません。
「どこへ行ったんだろう・・ウウウ」
号泣するカヲたんをなだめるシンたまでした。
リッちゃんは冷静です。
「監視カメラを回しておいたから何か映っているかしら?」
号泣するカヲたんをなだめるシンたまでした。
リッちゃんは冷静です。
「監視カメラを回しておいたから何か映っているかしら?」
リッちゃんがラボを出たところから録画を再生してみます。
「「嗚呼っ!!」」
シンたまとカヲたんは叫びました。
テーブルの上の映像。
大きなお皿に盛られた高さ20cmはありそうなポップコーンの山と、LCLに満たされたペットボトル。
その間にいるのは確かに我が娘ではありませんか。
ミニラミたんはポップコーンを食べながらペットボトルの中のお子さん達に話し掛けてます。
『お姉さんはパパンとママンを知ってるんだって!呼んで来てくれるって!!!』
『ヨカッタネ!ラミチャン!』
『アルミチャンありがとう』
「「???」」
お姉さん?誰?首を傾げる2人です。
子供達の雑談の映像は暫く続きました。
リッちゃんの事だからもっと酷い扱いを受けてると思ってたのに、そうでもなさそう?
「早送りするわよ」
「は・はい・・」
早送りされる映像の中では、おしゃべりしながらポップコーンを食べ続けるミニラミたん。
凄まじい勢いで山が小さくなっていきます。
あああ一人であんなにたくさん食べたらお腹こわす!!!・・シンたまハラハラ。
やがてお皿が空になると直ぐさまお昼寝タイム。
よそ様のお宅で、テーブルの上に行儀悪く転がって寝てる・・親として恥ずかしすぎます。
「「嗚呼っ!!」」
シンたまとカヲたんは叫びました。
テーブルの上の映像。
大きなお皿に盛られた高さ20cmはありそうなポップコーンの山と、LCLに満たされたペットボトル。
その間にいるのは確かに我が娘ではありませんか。
ミニラミたんはポップコーンを食べながらペットボトルの中のお子さん達に話し掛けてます。
『お姉さんはパパンとママンを知ってるんだって!呼んで来てくれるって!!!』
『ヨカッタネ!ラミチャン!』
『アルミチャンありがとう』
「「???」」
お姉さん?誰?首を傾げる2人です。
子供達の雑談の映像は暫く続きました。
リッちゃんの事だからもっと酷い扱いを受けてると思ってたのに、そうでもなさそう?
「早送りするわよ」
「は・はい・・」
早送りされる映像の中では、おしゃべりしながらポップコーンを食べ続けるミニラミたん。
凄まじい勢いで山が小さくなっていきます。
あああ一人であんなにたくさん食べたらお腹こわす!!!・・シンたまハラハラ。
やがてお皿が空になると直ぐさまお昼寝タイム。
よそ様のお宅で、テーブルの上に行儀悪く転がって寝てる・・親として恥ずかしすぎます。
が・しかし・・。
「「「・・・!?」」」
「「「・・・!?」」」
突然飛び起きたミニラミたん、一瞬画面から消えたと思ったら、逃げるように部屋の隅っこへ。
追い詰められたミニラミたんは、一瞬のうちに黒い影に連れ去られていきました。
「・・・ッ」
青褪めて息を呑むカヲたん。
シンたまはリッちゃんに叫びました。
「リツコさん、今の!?」
「・・・。」
モニターを見たまま渋い顔で黙り込むリッちゃん。
そしてため息を一つ・・無言で映像を巻き戻し、問題の部分の少し前より再生しました。
青褪めて息を呑むカヲたん。
シンたまはリッちゃんに叫びました。
「リツコさん、今の!?」
「・・・。」
モニターを見たまま渋い顔で黙り込むリッちゃん。
そしてため息を一つ・・無言で映像を巻き戻し、問題の部分の少し前より再生しました。
皆でお昼寝。
『ママン・・パパン・・・スースー』
寝言で哀しげに親を呼ぶミニラミたん・・・
自分達がここに来る少し前の娘の姿に、2人は胸を引き裂かれる思いです。
間も無く、コツコツという足音に目を覚ますミニラミたん。
ちょっと身じろぎし・・飛び起きました。
『パパン!?パパンだ!!!!!111』
叫びながら、カメラの映らない場所・・おそらくラボの入口へ飛んで行く娘。
「なんだよこれ・・・」
シンたまは更に血の気がひきました。
本物のパパンは今初めてここに来たのです、パパンなんてありえません。
『ママン・・パパン・・・スースー』
寝言で哀しげに親を呼ぶミニラミたん・・・
自分達がここに来る少し前の娘の姿に、2人は胸を引き裂かれる思いです。
間も無く、コツコツという足音に目を覚ますミニラミたん。
ちょっと身じろぎし・・飛び起きました。
『パパン!?パパンだ!!!!!111』
叫びながら、カメラの映らない場所・・おそらくラボの入口へ飛んで行く娘。
「なんだよこれ・・・」
シンたまは更に血の気がひきました。
本物のパパンは今初めてここに来たのです、パパンなんてありえません。
『キャアアアアッ!!!』
暫くして何が起きたのか・・・悲鳴だけが聞こえました。
暫くして何が起きたのか・・・悲鳴だけが聞こえました。
娘が誘拐される映像に夫婦でgkbr。
すぐ、すごい勢いでミニラミたんはカメラのフレーム内に戻ってきました。
『パパンじゃない!!誰!?おじさん誰!!!』
おじさん!?
ロリコン変質者!?
『来ないで!おじさん何かクサイ!加齢臭!?』
加齢臭!?
すぐ、すごい勢いでミニラミたんはカメラのフレーム内に戻ってきました。
『パパンじゃない!!誰!?おじさん誰!!!』
おじさん!?
ロリコン変質者!?
『来ないで!おじさん何かクサイ!加齢臭!?』
加齢臭!?
部屋の隅っこで震えながら必死にATFを展開し泣き叫ぶ娘に迫る、黒い男の背中が映し出されます。
パン!
ATFはいとも容易く破られました。
手袋をした男の手にはフォークが・・いやあれはロンギヌスの槍の縮小コピーです。
『ファーン!オネー-サー-ン!!』
男は泣き叫ぶ娘を無情につかみとると踵を返してスタスタ歩き出しました。
手袋をした男の手にはフォークが・・いやあれはロンギヌスの槍の縮小コピーです。
『ファーン!オネー-サー-ン!!』
男は泣き叫ぶ娘を無情につかみとると踵を返してスタスタ歩き出しました。
「あー!!!」
この一瞬にカメラが捕らえた男の顔を見て叫んだのは、カヲたんです。
この一瞬にカメラが捕らえた男の顔を見て叫んだのは、カヲたんです。
『ギャーン!!おヒゲがイタイヨー!!パパンママン!!!ギャーギャー・・・』
尋常でないミニラミたんの悲鳴は次第に遠ざかり、やがて聞こえなくなりました。
尋常でないミニラミたんの悲鳴は次第に遠ざかり、やがて聞こえなくなりました。
ふぅ、やれやれと呟き再生終了するリッちゃん。
カヲたんは唖然。
カヲたんは唖然。
ミニラミたんを連れ去った男の正体は、ネルフ最高権力者・碇ゲンドウでした・・・。
泣いて逃げる娘を否応なしに連れ去った男。
そしてカメラの映らない場所で・・・娘に頬擦りという名の拷問を・・・・!
・・似て無い・・・自分は母親似だと思ってたのに・・・
娘が・あの男を・一瞬でも実の父と見間違えた・・・
忌々しいぃ!!!!!111
そしてカメラの映らない場所で・・・娘に頬擦りという名の拷問を・・・・!
・・似て無い・・・自分は母親似だと思ってたのに・・・
娘が・あの男を・一瞬でも実の父と見間違えた・・・
忌々しいぃ!!!!!111
「わああああああー!!」
シンたまは激情にまかせ雄叫びをあげました。
すぐ隣りのカヲたん、ビクッとしてシンたまをみました。
「シンジ君・・?」
「あら」
すぐ隣りのカヲたん、ビクッとしてシンたまをみました。
「シンジ君・・?」
「あら」
これは赦し難い事態です。
フラフラとラボの出口へ向かうシンたまと、あわて後を追うカヲたん。
シンたま、ドアの前でピタリと止まりました。
「リツコさん、娘がお世話になりました」
「え?ええ・・・」
やけに明るく爽やかな口調が異様です。
「落ち着いてから、また改めてうかがいます」
シンたまは振り返らないままなので、表情が見えません。
フラフラとラボの出口へ向かうシンたまと、あわて後を追うカヲたん。
シンたま、ドアの前でピタリと止まりました。
「リツコさん、娘がお世話になりました」
「え?ええ・・・」
やけに明るく爽やかな口調が異様です。
「落ち着いてから、また改めてうかがいます」
シンたまは振り返らないままなので、表情が見えません。
「これは修羅場になるかしら?」
未成年者も居なくなったので、リッちゃんはタバコに火を付けました。
人間同士のゴタゴタには興味ないんですが、碇司令にミニラミたんを横取りされたのは迂闊でした。
科学者失格です。なぜあの貴重なサンプルを厳重に監禁しておかなかったのでしょう?
でも、まあ良しとします。
「お姉さん・・・フフフ」
ミニラミたんが無事なら、友達に会いたくて自分から遊びに来るはずですから。
未成年者も居なくなったので、リッちゃんはタバコに火を付けました。
人間同士のゴタゴタには興味ないんですが、碇司令にミニラミたんを横取りされたのは迂闊でした。
科学者失格です。なぜあの貴重なサンプルを厳重に監禁しておかなかったのでしょう?
でも、まあ良しとします。
「お姉さん・・・フフフ」
ミニラミたんが無事なら、友達に会いたくて自分から遊びに来るはずですから。
2人はミニラミたんを誘拐した、ネルフで一番偉い男のもとへ。
アポなしの突撃でしたがスンナリと司令室へ通して貰えました。
「いる!彼女ここにいるよシンジ君!」
司令室への扉の前に来て、カヲたんの声がやっと明るくなりました。
アポなしの突撃でしたがスンナリと司令室へ通して貰えました。
「いる!彼女ここにいるよシンジ君!」
司令室への扉の前に来て、カヲたんの声がやっと明るくなりました。
いつ来ても無駄に広大な司令室です、何もない空間の中心にポツンと豪華な机と椅子。そこに部屋の主はいました
自らの手で人の娘を攫った男は、両肘を机につき顔の前に手を組むいつものポーズ。
入室した2人を見ようとはしません。
その男の目の前には、豪華なフルーツパフェ。
カチャカチャ・チン・・・
「ガツガツ・・ムシャムシャパクパク・・」
スプーンとフォークを振り回してそれを一心不乱に貪っているのはミニラミたんです。
食べる事に夢中でパパンとママンに気付いてません。
やっと会えた!カヲたん、うれしくて涙目です。
自らの手で人の娘を攫った男は、両肘を机につき顔の前に手を組むいつものポーズ。
入室した2人を見ようとはしません。
その男の目の前には、豪華なフルーツパフェ。
カチャカチャ・チン・・・
「ガツガツ・・ムシャムシャパクパク・・」
スプーンとフォークを振り回してそれを一心不乱に貪っているのはミニラミたんです。
食べる事に夢中でパパンとママンに気付いてません。
やっと会えた!カヲたん、うれしくて涙目です。
しかしシンたまは父親に殺意を覚えていました。
娘を誘拐した挙句に自分の体よりも遥かに大きなパフェを与えるなんて・・・。
パフェは必ずママンと半分ずっこだと我が家では決まってるんです。
どんなに一人で全部食べたがっても、シンたまはミニラミたんの健康のため決して許しませんでした。
しかもポップコーンをあんな大量に食べた後ですからお腹をこわすに決まってます。
「グレープフルーツすっぱいヨー」
果汁の酸味にプルプルしながら美味しそうにフルーツを食むミニラミたん。
「フッ・・・」
そして微笑む碇ゲンドウ。
シンたまの頭の中で、ブチブチと何かが勢いよくキレました。
娘を誘拐した挙句に自分の体よりも遥かに大きなパフェを与えるなんて・・・。
パフェは必ずママンと半分ずっこだと我が家では決まってるんです。
どんなに一人で全部食べたがっても、シンたまはミニラミたんの健康のため決して許しませんでした。
しかもポップコーンをあんな大量に食べた後ですからお腹をこわすに決まってます。
「グレープフルーツすっぱいヨー」
果汁の酸味にプルプルしながら美味しそうにフルーツを食むミニラミたん。
「フッ・・・」
そして微笑む碇ゲンドウ。
シンたまの頭の中で、ブチブチと何かが勢いよくキレました。
「その子を返せッ!!!!!11」
シンたまは思いきり怒鳴っていました。
「はウッ!」
声に驚きウニ化してビクッと跳ねるミニラミたん。
でも司令はまるで聞こえていないかのよう。
涼しい顔で微動だにしません。
「パ・パパン・・ママン・・・?」
シンたまは思いきり怒鳴っていました。
「はウッ!」
声に驚きウニ化してビクッと跳ねるミニラミたん。
でも司令はまるで聞こえていないかのよう。
涼しい顔で微動だにしません。
「パ・パパン・・ママン・・・?」
カチャーン・・・スプーンとフォークが机の上に落ちました。
「パパン!!ママン!!ファーン!!!!!111(泣」
泣きながらママンの胸に飛び込むミニラミたん。
バニラとフルーツの甘いにおいがします。
カヲたん、ようやく会えた娘を抱きしめました。
「良かった、もう会えなかったらどうしようって思ったよ」
「ファーーーーーーーーーーーン!!!」
「パパン!!ママン!!ファーン!!!!!111(泣」
泣きながらママンの胸に飛び込むミニラミたん。
バニラとフルーツの甘いにおいがします。
カヲたん、ようやく会えた娘を抱きしめました。
「良かった、もう会えなかったらどうしようって思ったよ」
「ファーーーーーーーーーーーン!!!」
顔色といつものポーズを変えないままで、誘拐犯が初めてシンたまに口を開きます。
「ずいぶん遅かったな。シンジ」
「・・・・」
ここにシンたまが来ることをわかっていたという口ぶりです。
シンたま、ミニラミたんの事はもちろんカヲたんとの関係も一切話してません。
でもこいつは権力者なので情報を仕入れるのは容易いでしょう。
「ずいぶん遅かったな。シンジ」
「・・・・」
ここにシンたまが来ることをわかっていたという口ぶりです。
シンたま、ミニラミたんの事はもちろんカヲたんとの関係も一切話してません。
でもこいつは権力者なので情報を仕入れるのは容易いでしょう。
シンたまはカヲたんに言いました。
「帰ろう・・」
「あ、でもシンジ君」
シンたまだって本当は5~6発ほどパンチしたいんですが我慢。
ミニラミたんも無事に帰ってきましたから、さっさと退散です。
この男は実父ですが不気味で不可解で理不尽でろくな事がありません。
極力かかわりあってはいけないのです。
なのにミニラミたんときたら。
まってパパン!パフェ全部たべてナイヨー!!!」
!!!!!!111」
ママンの腕から飛び出してパフェの元へ戻って行きました。
親の心・子知らず。
ゲンパパ・ニヤッ。
「フッ・・・」
「・・・・・!!!」
シンたまムカァ!!
「帰ろう・・」
「あ、でもシンジ君」
シンたまだって本当は5~6発ほどパンチしたいんですが我慢。
ミニラミたんも無事に帰ってきましたから、さっさと退散です。
この男は実父ですが不気味で不可解で理不尽でろくな事がありません。
極力かかわりあってはいけないのです。
なのにミニラミたんときたら。
まってパパン!パフェ全部たべてナイヨー!!!」
!!!!!!111」
ママンの腕から飛び出してパフェの元へ戻って行きました。
親の心・子知らず。
ゲンパパ・ニヤッ。
「フッ・・・」
「・・・・・!!!」
シンたまムカァ!!
「いいから帰るぞ!!!」
「(ビクッ)マッ・マッテ・・モグモグ・・・」
「さっきポップコーンも食べたろ!!!###」
「!!??・・・どうしてそれを??パクパク」
「待ってあげようよシンジ君」
「君は黙ってろ!ほらっ帰るって!!」
「ファ・ファーン!!!ムシャムシャ・・・」
「(ビクッ)マッ・マッテ・・モグモグ・・・」
「さっきポップコーンも食べたろ!!!###」
「!!??・・・どうしてそれを??パクパク」
「待ってあげようよシンジ君」
「君は黙ってろ!ほらっ帰るって!!」
「ファ・ファーン!!!ムシャムシャ・・・」
シンたまにつかまれてもミニラミたんはウニになってグラスにかじり付いています。
パパンの剣幕にビビリつつパフェを食べ続ける娘。この意地汚さはママンにソックリです。
パパンの剣幕にビビリつつパフェを食べ続ける娘。この意地汚さはママンにソックリです。
「シンジ。お前はさっき【娘を返せ】と言ったな?」
「!?」
娘を、とは言ってませんけど・・?
やはり全部知ってるということですね。
ゲンパパは淡々と言い放ちました。
「お前の娘は、お前の所有物ではない」
「・・何が言いたいんだよ」
「このパフェは私がこの娘に与えた物だ。お前には関係ない」
「あるに決まってるだろ保護者は僕だー!!!!###」
「!?」
娘を、とは言ってませんけど・・?
やはり全部知ってるということですね。
ゲンパパは淡々と言い放ちました。
「お前の娘は、お前の所有物ではない」
「・・何が言いたいんだよ」
「このパフェは私がこの娘に与えた物だ。お前には関係ない」
「あるに決まってるだろ保護者は僕だー!!!!###」
