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シンカヲまとめ@ ウィキ
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シンカヲまとめ@ ウィキ

35-49

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「ごめんね!さっきファーストから聞いたよ!」
「・・・・何を?」
「ファーストの気功で僕が怪我したから君が自分を責めてるって」
「いや僕の方こs」
「けど僕S2機関あるから!脳や内臓も損傷したけどもう修復した!」
「・・・」
「外傷は大人に見られちゃってるから修復出来ないけど・でも大した怪我じゃない!」
「・・・」
それでもじゅうぶん大怪我である。
それなのに、なんて健気なカヲたん。
「怒ってる?」
「・・・え?・怒ってないよ、怒るところじゃないだろ・・むしろ謝るのはこっちだし・・」
シンたま、カヲたんの見当違いな必死さにあどけない印象を受けて戸惑う。

「何を・・?さっきファーストも謝りにきたけど何で?」
嫌味でも何でもなく、カヲたんは本当に理解できない様子である。
自分を庇ってカヲたんが怪我した事と、そんなカヲたんをうっかり忘れてた事を・・・・なんて言いにくい。
理由を述べれば、カヲたん傷付くのではないか?
カヲたんさっきもレイたんからストレートに言われて絶句してたし・・ほんとは結構繊細なのかも・・・・・。

「・・いや、とにかくごめん・・それと、ありがとう」
「ありがとうって、何が・・?」

ますます理解出来ない・・・という表情になった。
「え?だって君に助けられたし、君のお陰であの使徒倒せたし」
ついでに地球も滅びずに済んだのである。
カヲたん、ポカン顔でシンたまを見る。
「・・・」
「?・・・」
「シンジ君は・・・怪我とかしてない?」
「?うん」
「ファーストも?・・元気そうだったけど」
さっき本人に聞けばいいのに、素直じゃないな。
「・・無傷だよ、大丈夫」
すると・・・カヲたんの表情が変化した。

「シンジ君達が無事で良かった」

それはそれは屈託のない笑顔を浮かべてるカヲたん。
心の底からうれしそう。
こうやって笑うと、やっぱり幼く見える。
「皆無事なら、君も悲しくないね」
「・・・・・」
そして、やっぱり悪い奴だなんて思えない。
さっきカヲたんが誰かと電話で話してた計画は気になるけど・・。
でもこんなふうに人を思いやる言葉を自然に話す事も出来るのに・・敵だなんて、最後に裏切るだなんて。

「シンジ君?」
だまりこんじゃったシンたまをのぞきこむように見上げたカヲたん。
1コ上なのに、たまに仕草が子供っぽいカヲたん。
好きな子に素直になれないカヲたん・・。
「あ・あのさ」
「ぅん?」
「もう少し・綾波に素直になったほうがいいと思うよ」
「どういう事?」
「あんな態度じゃ、いつまでたっても仲良くなれないよ」
カヲたん、ほんとは優しい子なのだ・・。

カヲたんはレイたんと一緒で、ぶきっちょさんなだけなのだ。
「・・すなおって何?」
「じぶんの気持ちに正直になれって事だよ」
「・・・・」
気持ちを見透かされた事が気に入らないようで、ムーッとするカヲたん。
ほんとのカヲたんを知れば、レイたんだってカヲたんへの態度も変わるだろうに。
ひょっとするとレイたんも、シンたまに対して以上にカヲたんには心を開けるかもしれない。
シンたまは、二人はどことなくだがよく似てる気がしていた。
使徒の分際でレイたんに懸想するなんて許さん!
と思ってたが、カヲたんの恋を応援して上げたくなってきたのである。
気功はスッカラカンのモヤシ野郎だが、エヴァのパイロットとして最強のカヲたん。
自己申告が正しければ使徒としても最強のカヲたん。
能力を総合すれば確実にシンたまより強い。
そんなカヲたんなら、シンたま以上にレイたんを守る事も出来るだろう。
使徒からも、糞親父をはじめとする身勝手な大人達からも。

そう。
もう一人のじぶんの様に大事な大事なレイたんを、この使徒に託してもいいような気がしてきたのだ。

「僕はじぶんの気持ちに正直に行動してるつもりだよ」
「・・・」
面白くなさげにぶっきらぼうに話すカヲたん。
でもチラッと上目遣いでシンたまをみる。
「でも君がそう言うなら・・ファーストと仲良くするよう努力する」
さっきのレイたんとおんなじような事言ってる。
もしかして・・じぶんの恋心に無自覚か?
「けど、努力はするけど実際に彼女と仲良く出来るかわかんないよ」
「大丈夫、僕も手伝うから」
シンたまは負傷してないほうのカヲたんの手を握った。
現時点ではレイたんの方はカヲたんにまったく気がない。
が・今よりは2人の距離を縮める事は出来そうだ。

「あのさシンジ君・・・僕の正直な気持ちは」
「え何?・・具合よくないの?」

よく見たらカヲたんの顔が赤い。調子が悪くなってきたのか?
ガーゼやら包帯やらで大部分が隠れてるカヲたんのほっぺたを、ペタペタとさわって体温をたしかめてみた。
カヲたんの平熱はわからないけど、ちょっと熱いかな?
レイたんと話して電話で怒鳴って今シンたまと会話して・・疲れてきたらしい。
S2機関があるとはいえ大怪我人である。
「ごめん・僕帰るね・・先生か誰か呼んでくるよ」
「帰る?何で・・?」
眉がハになるカヲたん。捨てられた子猫みたいなカヲたん。
そ・そんな顔もするんだ・・。
何だ、人間とあまり変わらない・・シンたま笑いそうになった。
体が不自由で熱も出て来て心細いらしい。眠るまで付き添ってやったほうがいいのかな?

プスッ。
その時唐突に病室のドアが開いた。
「面会謝絶の割に元気なのね、渚カヲル君」
現われたのはリッちゃんである。
「フフ、エントリープラグから引きずり出したときは瀕死だと思ったのに外傷だけで済んでたなんて・奇跡ね」
「・・・・」
ニコニコと近付いて無遠慮にカヲたんを観察するリッちゃんが不気味です。
が・この異様な空気がよめないカヲたん、首をかしげる。
「何ですか赤木博士?」
「只のお見舞いよ・あなたが退院する迄には焼鳥になった4号機も修復しておくから安心なさいね」
「おねがいします」
リッちゃん次にシンたまを見る。
「それとシンジ君お話があるの。ちょっとだけいいかしら?ウフフ」
「は・はい・・」
何その満面の笑顔。恐すぎ。
リッちゃんにうながされ内心びびりながら一旦病室を出るシンたまだった。
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