重体のシンたまを助けるために生命ごと自らのS2機関をシンたまに差し出したカヲたん。
そうしてシンたまの意識が戻った時には、カヲたんはもういなかった。
「シンジ君の中で彼は共に生き続けるわ」
リッちゃんがそう言って慰めてくれたが、カヲたんから取込んだのはカヲたんのS2機関であり
カヲたんの意識や心というものはコアと共に消滅してしまったのだ。
シンたまはカヲたんの存在を感じることはできなかった。
そうしてシンたまの意識が戻った時には、カヲたんはもういなかった。
「シンジ君の中で彼は共に生き続けるわ」
リッちゃんがそう言って慰めてくれたが、カヲたんから取込んだのはカヲたんのS2機関であり
カヲたんの意識や心というものはコアと共に消滅してしまったのだ。
シンたまはカヲたんの存在を感じることはできなかった。
そして残酷にも時は流れる。
ミサトもリッちゃんも、次には綾波、アスカ、ケンスケまでも。
皆、老いてこの世を去って行った。
皆、老いてこの世を去って行った。
だがシンたまだけは、未だ14歳のまま。
「渚の馬鹿野郎」
命と引換えに永遠に失われたカヲたん。
何故あのまま自分を死なせなかった。
何故生かした。
自分の命を引換えにしてまで生かしてくれたカヲたんの遺志を思うと
シンたまは自ら命を絶つことも出来なかった。
何故あのまま自分を死なせなかった。
何故生かした。
自分の命を引換えにしてまで生かしてくれたカヲたんの遺志を思うと
シンたまは自ら命を絶つことも出来なかった。
でも、あの時にカヲたんがシンたまの命を助けなければ。
或いはシンたまが死にかけて居なければ。
今、この永遠の孤独と淋しさに打ちのめされていたのはカヲたんであろう。
或いはシンたまが死にかけて居なければ。
今、この永遠の孤独と淋しさに打ちのめされていたのはカヲたんであろう。
だからこれで良かった。今ここに生きているのが自分で良かったのだ。
それは自分にとって都合の良い思い込みでしかないのだとしても。
それは自分にとって都合の良い思い込みでしかないのだとしても。
ヲワリ
