使徒が釣れる畔がある聞いてシンたまは釣りにでかけました。
もうかれこれ二時間つり続けて、クモのような使徒や刺激を与えると分裂する使徒などなど大漁でした。
バケツももう一杯です。たくさん釣ってお母さんに喜んでもらおうとうきうきです。
そろそろ帰ろうかと思った瞬間、釣り糸が張り、竿が池に引き込まれそうに引っ張られました。
また使徒がかかったのです!
「わあ!」
今度はどんな使徒が釣れるのでしょう。
「いよ!」
数分後、釣られた使徒はシンたまの足許でぴちゃぴちゃと跳ねる事となりました。
じーと見詰めるシンたま。
この使徒はちょっとほかの使徒と違うようです。どちらかというとグロテスクな姿をしたものが殆どでしたのに、
この使徒はちゃんと隅々まで人の形をしていました。それも美しい人間の形です。
銀髪と真っ白な肢体。
お母さんがいつも読んでくれる絵本の中で登場した雪の国の妖精の様です。
「ぁ!…ぁ!」
小さな鳴き声を上げて、小さな手が地面を掻き毟り、とても苦しそうでした。
はっとしたシンたまは急いで刺さった釣り針を抜こうと座り込みその使徒を鷲掴みました。
仰向けるとぞっとしたシンたま。
真っ白い胸やお腹が真っ赤な血で汚れています!なんと、シンたまの釣り針は乳首に突き刺さっていたのです!
これは痛い!可哀想です!
「ゥ、ゥゥ……」
初めてお目見えするお顔は真っ白どころか真っ青でした。
どんな顔の持ち主なのか見分けられないくらい顰められています。
辛そうです痛そうです。妖精さんをいじめてはいけないとお母さんから重々と教えられています。
「ご、ごめんね。今すぐとって上げるから!」
シンたまは取ろうとしますが、痛みを与えずに上手く皮膚から抜けません。
あああッと叫ぶ妖精さんと相まってふるふると震える真っ赤な小さい乳首が気の毒です。
そうこうしている内に妖精さんは気絶してしまいました。
「ふう・・・・」
丁寧に少しずつ、これ以上乳首を傷つけないように慎重に針を抜き取ったシンたま。
すぐに今まで釣った使徒を全部浅瀬に放って、新しく水を組みなおしたバケツに
シンたまの手の中でぐったりとしている妖精さんを入れました。
水の中の妖精さんはゆっくりとバケツの底に沈んで行きます。
バケツを大事に抱えてじっと見詰めるシンたま。水面を揺らしても指先で突付いても全く反応を見せない妖精さん。
「大丈夫。僕がきっと治してあげるから。怪我してもツバつければ治るって冬月せんせいがいってたもん」
シンたまはキッと眉に力を入れると立ち上がり、バケツと釣具を持って家へと駆けていきました。
もうかれこれ二時間つり続けて、クモのような使徒や刺激を与えると分裂する使徒などなど大漁でした。
バケツももう一杯です。たくさん釣ってお母さんに喜んでもらおうとうきうきです。
そろそろ帰ろうかと思った瞬間、釣り糸が張り、竿が池に引き込まれそうに引っ張られました。
また使徒がかかったのです!
「わあ!」
今度はどんな使徒が釣れるのでしょう。
「いよ!」
数分後、釣られた使徒はシンたまの足許でぴちゃぴちゃと跳ねる事となりました。
じーと見詰めるシンたま。
この使徒はちょっとほかの使徒と違うようです。どちらかというとグロテスクな姿をしたものが殆どでしたのに、
この使徒はちゃんと隅々まで人の形をしていました。それも美しい人間の形です。
銀髪と真っ白な肢体。
お母さんがいつも読んでくれる絵本の中で登場した雪の国の妖精の様です。
「ぁ!…ぁ!」
小さな鳴き声を上げて、小さな手が地面を掻き毟り、とても苦しそうでした。
はっとしたシンたまは急いで刺さった釣り針を抜こうと座り込みその使徒を鷲掴みました。
仰向けるとぞっとしたシンたま。
真っ白い胸やお腹が真っ赤な血で汚れています!なんと、シンたまの釣り針は乳首に突き刺さっていたのです!
これは痛い!可哀想です!
「ゥ、ゥゥ……」
初めてお目見えするお顔は真っ白どころか真っ青でした。
どんな顔の持ち主なのか見分けられないくらい顰められています。
辛そうです痛そうです。妖精さんをいじめてはいけないとお母さんから重々と教えられています。
「ご、ごめんね。今すぐとって上げるから!」
シンたまは取ろうとしますが、痛みを与えずに上手く皮膚から抜けません。
あああッと叫ぶ妖精さんと相まってふるふると震える真っ赤な小さい乳首が気の毒です。
そうこうしている内に妖精さんは気絶してしまいました。
「ふう・・・・」
丁寧に少しずつ、これ以上乳首を傷つけないように慎重に針を抜き取ったシンたま。
すぐに今まで釣った使徒を全部浅瀬に放って、新しく水を組みなおしたバケツに
シンたまの手の中でぐったりとしている妖精さんを入れました。
水の中の妖精さんはゆっくりとバケツの底に沈んで行きます。
バケツを大事に抱えてじっと見詰めるシンたま。水面を揺らしても指先で突付いても全く反応を見せない妖精さん。
「大丈夫。僕がきっと治してあげるから。怪我してもツバつければ治るって冬月せんせいがいってたもん」
シンたまはキッと眉に力を入れると立ち上がり、バケツと釣具を持って家へと駆けていきました。
(シンジ×カヲル★pink part12 284氏)
