カヲルくんは「僕を殺して」って言うけれど
僕はそんなの嫌なんだ
僕はそんなの嫌なんだ
パイロットを常に見張っているネルフの諜報員の黒服達が
僕たちをジオフロントに連れ帰ろうとする
だけど初号機に乗っている僕の敵じゃない
カヲルくんが血に汚れるのは嫌だから
エントリープラグの中に彼を乗せた
カヲルくんの綺麗な綺麗な顔にはいつもの優しい微笑は浮かんでおらず、
悲しげに目を伏せていた
どうしてそんな顔をするの、カヲルくん
僕は黒服の男たちを排除して、逃亡を続けた
長い旅になるだろうから、カヲルくんを僕の膝の上に座らせる
なんて軽いんだろう
それに、LCLの中だというのに、すごく良い匂いがする
ドキドキしながらカヲルくんの細い体を抱き締めた
彼は抵抗しなかったけれど、やっぱり悲しそうな顔をしている
僕と一緒にいても
嬉しくないの?
急に不安が僕を襲った
僕たちをジオフロントに連れ帰ろうとする
だけど初号機に乗っている僕の敵じゃない
カヲルくんが血に汚れるのは嫌だから
エントリープラグの中に彼を乗せた
カヲルくんの綺麗な綺麗な顔にはいつもの優しい微笑は浮かんでおらず、
悲しげに目を伏せていた
どうしてそんな顔をするの、カヲルくん
僕は黒服の男たちを排除して、逃亡を続けた
長い旅になるだろうから、カヲルくんを僕の膝の上に座らせる
なんて軽いんだろう
それに、LCLの中だというのに、すごく良い匂いがする
ドキドキしながらカヲルくんの細い体を抱き締めた
彼は抵抗しなかったけれど、やっぱり悲しそうな顔をしている
僕と一緒にいても
嬉しくないの?
急に不安が僕を襲った
国連軍とかそれとは違う軍隊とか
いろんな人たちが僕たちの邪魔をしようとする
僕はそれらを全部やっつけてカヲルくんを守った
でも、そのたびにカヲルくんは「僕を殺して」「もうやめて」って
僕に言うんだ
どうしてそんなことを言うのか、僕にはわからなかった
だってあいつらがいなくなれば、僕たちは安心して二人で暮らせるのに
いろんな人たちが僕たちの邪魔をしようとする
僕はそれらを全部やっつけてカヲルくんを守った
でも、そのたびにカヲルくんは「僕を殺して」「もうやめて」って
僕に言うんだ
どうしてそんなことを言うのか、僕にはわからなかった
だってあいつらがいなくなれば、僕たちは安心して二人で暮らせるのに
ここがどこだかわからないけれど
とても遠くへ来たみたいだ
追手はもうない
ようやく僕たちの安住の土地をみつけたのだ
南国の木が生い茂る森の中、僕は初めてカヲルくんを抱いた
彼の体は綺麗で優しくて、僕のすべてを受け入れてくれた
夢中で彼を抱き続けた
僕が満足してカヲルくんを解放した時には、彼はぐったりと力を失っていた
その白い体のあちこちが汚れている
土の汚れであったり、草で切った小さな傷であったり、僕や彼の精液であったり
彼の汚れた姿を見て、僕はまた彼を抱いた
意識のないカヲルくんを抱くことに、不思議な高揚を覚えた
もうたたなくなってしまってから、渋々彼から離れた
そのまま一緒に重なり合って眠る
幸せだった
とても遠くへ来たみたいだ
追手はもうない
ようやく僕たちの安住の土地をみつけたのだ
南国の木が生い茂る森の中、僕は初めてカヲルくんを抱いた
彼の体は綺麗で優しくて、僕のすべてを受け入れてくれた
夢中で彼を抱き続けた
僕が満足してカヲルくんを解放した時には、彼はぐったりと力を失っていた
その白い体のあちこちが汚れている
土の汚れであったり、草で切った小さな傷であったり、僕や彼の精液であったり
彼の汚れた姿を見て、僕はまた彼を抱いた
意識のないカヲルくんを抱くことに、不思議な高揚を覚えた
もうたたなくなってしまってから、渋々彼から離れた
そのまま一緒に重なり合って眠る
幸せだった
僕が目覚めるとカヲルくんはすでに起きて、じっとこちらを見ていた
その赤い瞳には優しい色が浮かんでいる
驚いて僕は飛び起きた
逃亡を始めてから、初めてカヲルくんが笑ってくれた
嬉しくて嬉しくて僕はカヲルくんに抱き着いて泣いてしまった
カヲルくんの指が僕の背中を撫でてくれる
その柔らかい感触に、僕はまた泣いた
その赤い瞳には優しい色が浮かんでいる
驚いて僕は飛び起きた
逃亡を始めてから、初めてカヲルくんが笑ってくれた
嬉しくて嬉しくて僕はカヲルくんに抱き着いて泣いてしまった
カヲルくんの指が僕の背中を撫でてくれる
その柔らかい感触に、僕はまた泣いた
近くの川で汚れた体を洗う
汚れを落として、僕は気が付いた
カヲルくんの切り傷や擦り傷がなくなっている
使徒の自己修復機能を思い出した
僕は感嘆のため息をもらした
カヲルくんの肌が瑞々しさを取り戻し、朝日を弾いて輝いている
僕なんかが汚せる存在じゃないんだ、カヲルくんは
いつも綺麗で優しい、僕のカヲルくん
ふいに寂しさのような感情が胸に満ちた
「カヲルくん!」
「どうしたんだい、シンジくん」
「好き…好き、好きだよ…カヲルくん、好きなんだ、君が…」
「シンジくん…」
「君のことが好きなんだよぉ…」
僕はカヲルくんの体を腕に閉じ込め、泣いた
汚れを落として、僕は気が付いた
カヲルくんの切り傷や擦り傷がなくなっている
使徒の自己修復機能を思い出した
僕は感嘆のため息をもらした
カヲルくんの肌が瑞々しさを取り戻し、朝日を弾いて輝いている
僕なんかが汚せる存在じゃないんだ、カヲルくんは
いつも綺麗で優しい、僕のカヲルくん
ふいに寂しさのような感情が胸に満ちた
「カヲルくん!」
「どうしたんだい、シンジくん」
「好き…好き、好きだよ…カヲルくん、好きなんだ、君が…」
「シンジくん…」
「君のことが好きなんだよぉ…」
僕はカヲルくんの体を腕に閉じ込め、泣いた
カヲルくんは少し身動ぎして、僕の背中に腕を伸ばすと
僕と同じくらいの力で抱き返してくれた
そうして言うのだ
「僕も君のことが好きだよ」
どうしてだろう
悲しさが湧きあがってくる
足りないんだ、きっと
なにが足りないのかわからないのに、そう思った
僕はその足りないものを埋めようとするかのように、再びカヲルくんを抱いた
水の中のカヲルくんはそのまま溶けてしまいそうだった
それを繋ぎとめるために僕は必死で彼を抱いた
だけど、そんなのきっと言い訳だ
僕はいつでもどこでも何度でもカヲルくんを抱きたかったんだから
僕と同じくらいの力で抱き返してくれた
そうして言うのだ
「僕も君のことが好きだよ」
どうしてだろう
悲しさが湧きあがってくる
足りないんだ、きっと
なにが足りないのかわからないのに、そう思った
僕はその足りないものを埋めようとするかのように、再びカヲルくんを抱いた
水の中のカヲルくんはそのまま溶けてしまいそうだった
それを繋ぎとめるために僕は必死で彼を抱いた
だけど、そんなのきっと言い訳だ
僕はいつでもどこでも何度でもカヲルくんを抱きたかったんだから
乱暴に抱いてしまったせいで、カヲルくんはまた気絶してしまった
白い足の間から血が流れている
その清らかな血を、僕はすべて舐めとった
小さな入口の傷も何度も何度も舐めて吸う
カヲルくんはその間もずっと眠っていた
目が覚めても彼は僕を責めなかった
それに調子づいて、僕は昼も夜も彼の体を求めた
白い足の間から血が流れている
その清らかな血を、僕はすべて舐めとった
小さな入口の傷も何度も何度も舐めて吸う
カヲルくんはその間もずっと眠っていた
目が覚めても彼は僕を責めなかった
それに調子づいて、僕は昼も夜も彼の体を求めた
