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背景世界設定/キャラクター紹介/アルカディア - (2009/06/22 (月) 23:09:46) のソース

*キャラクター紹介 アルカディア その他
シナリオや小説に登場するアルカディアのその他の人物について説明しています。
//キャラクター説明テンプレ
//**二つ名 名前
//-国家・性別・種族・職業などを併記
//本文

#contents

**(呪縛者)カサンドラ公爵
-アルカディア・男・人間・貴族 (ホイールチルドレン)

アルカディアの大貴族。あらゆる契約を遂行させる魔力を持つ「契約の刻印の車輪」のホイールチルドレンであり、自分のためならば全てを利用するであろう根っからの悪人。 
妻帯者で子供もいるらしいが、詳細は不明。
先王の死後、彼はまだ幼いアレキサンダーを事実上幽閉して実権を握り、更に刺客を送り込んでアレキサンダーの暗殺を試みたがソゥリスの奮戦により暗殺計画は失敗した。 
これにより国を追われたカサンドラはシルヴァランドに亡命。国王ウィルシードやディディスカスといった重鎮たちを洗脳し、自分を追ってきたアルカディア軍と戦わせ、自らはディディスカスの転移魔法により今度はバハムートロアへと逃げこんだ。 
バハムートロアにおいても国王を洗脳したカサンドラはまたもやバハムートロア軍とアルカディア軍を戦わせた。 
この際アルカディアと同盟したグランガイアとネクロポリスもバハムートロアに攻め込んできたため、バハムートロアは多大な被害を受けた。 
ロザリオらの活躍によりなんとか戦いは終わったが、カサンドラは竜騎士たちの犠牲を屁とも思わず、逆に失った兵力を補充しアレキサンダーに報復するために、国王を操り徴兵制や厳しい軍事訓練を課した。 
また、同時にグランガイア経由で幻死病という人々を狂戦士化させる伝染病をアルカディアに蔓延させ、アルカディアの国力を削ぐ…という非道な策を実行している。 
さらにカサンドラはアルカディアを包囲すべく、使者としてシルヴァランドに赴き、ジェダの協力を受けてカルミアを洗脳。さらに女王リリィも洗脳しようとしたが、同行していたロザリオに阻まれ失敗した。 
だが、これにより事実上シルヴァランドを味方に組み込むことに成功している。 
続いてカサンドラはスケールギルドに赴きレッドアイ不在の国を支配するフェロシを味方に引き入れることに成功。 
かくしてバハムートロア・シルヴァランド・スケールギルドの三国による対アルカディア包囲網が完成した。 
さらにカサンドラはバハムートロア・シルヴァランドの二国がアルカディアを攻撃している間に深海から巨大魚キュプロスを引き上げ、洗脳したセレ・クリン・フランらホイールチルドレンを中心とした巨大魚軍団を編成すべく準備を進めていく。 
ちなみにこの期間にロキから「混沌の邪眼の車輪」と「混沌の魔竜の車輪」を受け取り、そのうち後者をフェロシに預けたようだ。 
だが、ボーデらの奮戦により二国の猛攻に耐えきったアルカディア軍はアレキサンダー自らが軍を率いてセレナードを中心とするクーデター軍と協力してスケールギルドに攻め込んできた。 
巨大魚軍団を蹴散らしたアルカディア軍に対してカサンドラは自ら出撃。「混沌の邪眼の車輪」の力でアレキサンダーにセレナード軍の離反により味方が全滅するという幻を見せ、絶望の底にたたき落としたが、駆け付けたダルタニアの車輪により幻は打ち破られた。 
ついに追い詰められたカサンドラはフェロシの亡骸から「混沌の魔竜の車輪」を取り出すとその力を取り込み、人間をやめた怪物と化しアレキサンダーに最後の戦いを挑んだ。 
しかしカサンドラは混沌の剣の前に敗北し、大陸に災厄をもたらした男はついに最期を迎えた。 

「悠久の轍」では彼がいかにして幻死病のウィルスを入手したかの経緯が描がれている。 

小説版では「子供が絶望する声が聞きたい」と発言したり、車輪の力で支配した商人に自分の腸で縄跳びをさせるなど、彼の残虐非道ぶりがさらに強調されている。


**コロッサス
-アルカディア・性別無し・巨像
芸術家が作った石像に神官の儀式魔法により生命を宿した巨像。
ヴェネタの持つ「神兵の車輪」によって使役されるものの他に、遺跡などを守護するものも存在する。
軍事的にはバハムートロア侵攻の際や正教会がアレキサンダーと決別した際にヴェネタに操られ出撃している。
またアレキサンダーがエミリアによって拉致された後、煽動者に操られ村を襲っていたキマイラゾンビとも戦っている。
ちなみにコロッサス(colossus)とは英語で巨像の意であり、そのまんまなネーミングである。
**拠点防衛用コロッサス
-アルカディア・性別無し・巨像
戦争の激化につれて開発された量産型のコロッサス。
こちらは車輪なしでも動くようで、バハムートロア・シルヴァランド両国から攻撃されるアルカディア各地の拠点を救援して回っていた。
またジギタリスによって奪われ、正教会を混乱に陥れた。
小説では帝都を制圧した反乱軍によって奪取されたが、ダルタニアによって約半数が奪還されている。


**癒しの天使 ラファエル
-アルカディア・性別不明・召喚獣
古の時代から存在する精霊の一つで、巨大な剣を振るって敵を葬る。
サウザンドの持つ「御使いの車輪」によって使役され、アルカディアのバハムートロア侵攻にも参戦した。
また混沌の剣の騒動の際にはアレキサンダーと対決したが、混沌の剣の力の前に追い返されている。
ちなみにこの召喚獣、「癒しの天使」の異名をもつが、説明には「天使の『ような』大きな翼を持ち~」とある。このことから、実際は天使ではなくそれに準ずる何か別の種類の精霊であるとも考えられる。
 
**正直商人 ペシ
-アルカディア・男・人間・商人
商売のためならスケールギルドの海中にも赴く商魂逞しい商人で、小説版のオリジナルキャラクター。
たった一人で帝都にたどり着いたアレキサンダーと出会い、偽物の車輪を売りつけようとした。この時、アレキサンダーの豪華な装備品に釣られ、兵を求めていたアレキサンダーに黒熊団を紹介することになる。
その後、報酬の代わりとしてアルカディア軍について商売をすることになり、その際にはレマンが捨てた装備品を拾ってマニアに売りつけていたようだ。
また、帝都に帰還した際はグランガイアで発見したカメラでレマンのあられもない姿の写真を撮って売りさばこうとしたが、失敗している。

**橡(ツルバミ)の宝箱 スーラン
-アルカディア・女・人間・下層市民(故人?)
アルカディアの帝都に住む下層市民の少女。小説版のオリジナルキャラクターである。
ソゥリス以下の全ての配下をハインサの騎士団に殺されたためたった一人で帝都にたどり着いたアレキサンダーと出会い、貴族の贅沢の陰で苦しい生活を強いられている平民がいるという現実をアレキサンダーに教えた。
この時名を尋ねられたアレキサンダーが「余は…」といって口ごもったため、アレキサンダーが「ヨア」という名前であると勘違いしており、当然王族であることも知らない。
反乱貴族の軍に帝都が占拠された際、コロッサスの移動に巻き込まれて足を負傷し、踏みつぶされるのを待つのみとなっていたが、弟?のショウが連れてきたダルタニアによって助け出され、花を髪に飾ってもらっていた。
その後、王城を抜け出してきたアレキサンダーと再会したが、そこでアレキサンダーが幻死病を発症。スーランはアレキサンダーの剣に貫かれてしまう。だが亡骸は見つかっていない。
この時スーランがダルタニアからもらった花をアレキサンダーに渡したことでアレキサンダーは幻死病から回復した。

**ショウ
-アルカディア・男・人間・下層市民
スーランを「スー姉ちゃん」と呼んで慕う少年。(実際の血縁関係は不明)小説版のオリジナルキャラクターである。
反乱貴族の軍に帝都が占拠された際、馬に轢かれそうになっていたところをダルタニアに助けられたが、ダルタニアは姿を見られたくなかったためショウに「出会ったことは忘れる」「素直に朝まで寝る」「泣くのは禁止」という条件を出してコイントスで勝負をした。
コイントスでは無敗を誇るダルタニアだったが、負けてしまい逆にショウの言うことを聞いてスーランを助ける羽目になってしまった。
ちなみに仮にここでショウが負けていればダルタニアはスーランを助けるためにコロッサスを止めることはなかった。つまり、彼がいなければ帝都は反乱軍に占拠されたままだったかもしれない。その点ではアルカディアの歴史を影から動かした人物といえよう。

**パリス
-アルカディア・女?・來鳥? 
カードイラストでカサンドラの手にとまっている梔子色の鳥。 
この鳥には謎が多い。 
とりあえずゲーム関連ではカサンドラの剣を脚で掴んで持ち上げるほどの力を持っている。(公式で見られる揺れ動く宿命のPVを参照) 
また、シナリオではまったくと言っていいほど出番が無いのだが、小説では來鳥パリスの眼に離れた場所にいる少女パリスの見ている映像が写る…という能力も持っている。 
この少女についての詳細は不明であるが、「悠久の轍」に登場していたヴェルターの娘という説もあるようだ。 
カサンドラ死後の彼女?の行方は不明である。 

**ヴェルター=レーンディア
-アルカディア・男・人間・学者/貴族 
幻死病の細菌を発見した学者。伯爵位を持つ貴族でもある。 
カサンドラを友人だと思っていたようだが、当然単に利用されていただけだった。 
発見した細菌をカサンドラに渡した後に車輪によって洗脳され、自殺を命じられた。 
彼の妻は娘を庇って命を落としており、そのためか娘を虐待していたようだ。

**ポロス 
-アルカディア・男・人間・小姓 
アレキサンダーに使える小姓の少年。 
アレキサンダーのバハムートロア侵攻に従軍し、アルカディア帰還まで付き従った。 
途中アレキサンダーが行く手を阻むグランガイア軍を蹴散らした際には、アレキサンダーの自信溢れる姿を英雄を見る目で見つめていた。
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