REDUCERの効果は如何に
REDUCERって何?
FIAT500は、大きなピストンが2個同時に上下動します。
そのためクランク内の内圧変化も大きく、それ自体が抵抗となってエンジンの回転を妨げる事になります。
この抵抗を軽減するためにタペットカバーのキャップにプラスチックの弁が付いてます。
すげー頼りないですが、よく考えられた仕組みです。
これを精度高く機能させて、内圧変化のフリクションロスを低下させるのがREDUCERの役割です。
これを精度高く機能させて、内圧変化のフリクションロスを低下させるのがREDUCERの役割です。
かなり前にNAGの内圧コントロールバルブも気になっていたのですが、500での評価もあまり無かったので背中を押されず済んでいたのですが、オートマイスターさんのコンテンツで背中を押されました。笑
旧版のチェックバルブが、同じ理屈のものです。
参考:チェックバルブをつけよう
参考:チェックバルブをつけよう
届いたブツを確認すると思いのほか外見は大きいのですが、見た目より軽いです。


作業手順
01:REDUCERの仕組み
早速バラしてみると、こんな感じ。
久しぶりに日本の工作精度に感動しました。素晴らしい作りです。
お約束で口に加えてOneWayバルブを体感してみましたが、そーっと吸ってもピタッと止まってレスポンスは文句無しな感じです。
あるサイトではリード型とスライド型の差は追随性と書かれていましたが、多分そうなのかと思いました。


02:REDUCERを取り付け
取り付けは、タペットカバーの繋がるブローバイホースに挟むだけ。
試しにエアクリーナーに繋がるブローバイホースを外して、レデューサーを取り付けてエンジンをかけてみました。
ん?
アイドリング位だと、よくわからない。


その他パーツを元に戻せば完成です!
オリジナルのオイルキャップが機能していれば効果少ないとサイトに書いてあったのが頭をよぎりつつテスト走行。
いつものテストコースを走ってみるとフライホイールが、やや軽くなった感じのレスポンスです。
噂通りエンジンブレーキはマイルドになりました。
噂通りエンジンブレーキはマイルドになりました。
走っていると、ちょうど2500回転からの回り方が軽くなった感じです。
これは買って良かった!
効果を最大限引き出すなら機械式ポンプのところからブローバイとり、そこにREDUCER挟むのが良いらしいですが、うちのは機械式なのでスルーしてます。
効果を最大限引き出すなら機械式ポンプのところからブローバイとり、そこにREDUCER挟むのが良いらしいですが、うちのは機械式なのでスルーしてます。
電磁ポンプの人誰かやりませんか?
気になった人は、マエカワエンジニアリングのサイトまで。
https://maekawaeng.cart.fc2.com/
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Written by kita