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アビアン

Y1_Abian_small.png
Y1M_Abian_small.png
初期型Y1型と改良型Y1M型
戦闘機アビアン Fighter Abian
基本情報
種別 制空戦闘機
設計 ラィニッツァ開発局 所属 アーキル連邦
製造 600機 世代 第三紀後期 (第一世代)
性能諸元
機関 共鳴型浮遊機関 2基 機関最大出力
最高速度 630km/h 航続距離
固定武装 【初期生産型】
3finアーキリアム機関砲 x1
20mull機関銃 x2

【改良量産型】
30mull機関砲 x2
外部兵装 ハードポイント2箇所
乗員 1名

- 概要
アーキルの戦後第一世代型戦闘機。
同国軍は大戦中に生産した大量の戦闘機を保有していたが、戦後の技術革新による諸外国戦闘機の大型化・高速化に遅れを取り始めていた。これは連邦崩壊直後による混乱に起因するものと言われている。
このギャップを早急に埋めるべくライニッツァ開発局に白羽の矢が立ったのである。

「戦後第一世代型戦闘機」の実現のため、同開発局は政府の支援のもとパンノニアのシュマクMk1戦闘機を4機購入。
今までアーキル軍が積極採用していなかった大面積を持つ揚力方式の主翼、きつい角度を持った後退翼などの知見をリバースエンジニアリングにより得て設計したのがこのアビアンである。

これまでの戦闘機と決定的に違うのは、浮遊機関の使用方法だった。
従来は、浮遊機関の浮力により機体を浮かせて同時に推力を得るという帝国に似た「浮遊戦闘機」ともいえる方法で飛行するコンセプトであったが、本機では浮遊機関のエネルギーの大部分を推力に割き、主翼による揚力で飛行するというジェット式戦闘機にかなり近いコンセプトへと移行していったのだった。

浮遊機関は発振板を特定の距離で近づけることで出力が倍増させる性質を活かした共鳴式を採用している。
これまでにもこれを用いた出力向上型の実験記録はあったが、それを制御するコンピュータ回路の実現がボトルネックになっており、本機から本格的に運用され出した新方式の機関である。
これはメディール戦闘機では”ザマール型共鳴浮遊盤”として技術が確立されていく。
この初期型の共鳴式配置運用はこれまで使用用途が少なかった小ぶりな浮遊機関も転用することが出来るため、アビアンの開発コストは量産のたびに下がっていき、戦後アーキル空軍のハイローミックスの”ロー”を支える貴重な存在となった。

本機はパンノニア動乱に投入され、皮肉なことに開発の母体となったシュマク戦闘機と交戦することとなる。
初戦ではドッグファイトが行われ、機体特性の差からくる旋回性能ではシュマクに劣ったが、加速性能で圧倒した。
ここで得られた一撃離脱戦法の成功体験はその後のアーキル空軍に少なからず影響を与えることとなったのだった。

最終更新:2026年05月09日 11:59