ロネアリアス級軽巡空艦

ロネアリアス級軽巡空艦 Lonearias-class Light Cruiser
基本情報
種別 軽巡空艦 命名規則
前級 コンスタンティン級(?)
ソルテガ級
次級 ペルネステス級
設計 ラオデギア・アブール造船所
ラオデギア・コフヴァン造船所
ウラルール造船所
中央アノール造船所
所属 アーキル連邦
製造 X隻 世代 第三紀
性能諸元(第4グループ)
全長 XXmlt 全高 XXmlt
機関 アーキリアXIVエンジン 1基
コフヴァノエンジン 2基
CQ600再生中浮遊機関 1基
C546軽浮遊機関 2基
補助ドブルジャタンク
機関最大出力 55000ps x1
6200ps x2
18200lc x1
9800lc x1

最高速度 158km/h 航続距離 XXgaias
武装 長12fin連装両用砲 9基
5.7fin四連装機関砲 10基
5.7fin連装機関砲 4基
2.8fin四連装機関砲 8基
艦首空雷発射管 6基
五連空雷発射管 2基
補助装備
乗員 547名

二次創作
作者名 六方晶ダイヤモンド


▲第四グループ ティスタラートの側面図

- 概要
【概要】
本級の設計は、もとを辿ればコンスタンティン級駆逐艦の後継として検討された大型駆逐艦『4029計画駆逐艦』であった。この計画は、当初は順当な大型駆逐艦として設計が進められていたが、予算上の都合から同じ設計室の抱えていた『3098号嚮導艦』とプロジェクトが統合されることとなり、嚮導艦としての能力や電子装備、偵察性能などの強化が「あれもこれも」とばかりに盛り込まれた結果、小型軽巡クラスに改められた。

ところがこの”嚮導軽巡”の仕様が取りまとめられた頃、今度は航空機の脅威を主張する派閥によって、防空巡の大量導入が推し進められ、もともとが駆逐艦故小口径砲を多数搭載する4029計画艦もその対象とされてしまう。しかし駆逐艦砲と両用砲では口径こそ同じでも必要な補助設備やシステムには大きな差があり、4029計画艦は再びの船体拡大を余儀なくされた。

このようにしてプロジェクト統合のたびに雪だるま式に大型化した4029計画艦は、容積的にはむしろ重巡に準ずる大型軽巡となった。この大きさで駆逐艦隊に遅れず機敏な戦闘機動を行うべく、艦尾は当時試験段階にあったダクテッドファン形式による推力偏向機能が搭載されることとなった。

- 派生型
【派生型】
本級の設計は4つのサブグループに分ける事ができる。

  • 第一グループ(ロネアリアス型)
    建造:ラオデギア・アブール造船所

    ①ロネアリアス(Lonearias) ……戦没(シルクダット、628)
    ②エリオラルト(Elioralto) ……戦没(クラッツ、625)

    アーキリアエンジンの生産が追いつかなかったためカランエンジンを6基搭載し、その影響でやや非力かつ燃費に劣る。また、このため本型は当初短艇格納庫としてあけられたスペースに補助プロペラを備えている。カタログスペックは後のグループよりも劣るが、熟達した工員によって比較的余裕のあるスケジュールで作られたため、最も作りが丁寧でもある。

  • 第二グループ(ヂロロス型)
    建造:ラオデギア・コフヴァン造船所

    ③ヂロロス(Dhilolos) ……ザイリーグに分配『レメルスパグ(Remel-Sphag)』
    ④ノレイアリオス(Noleyarios) ……戦没(クラッツ、627)
    ⑤ケイセンクス(Qheysencouss) ……事故により喪失(639)

    もとの設計通りアーキリアエンジンを搭載して建造されたタイプ。とはいえエンジンの納入を待つ間に微妙な設計変更が行われており、新砲塔を採用や機銃の増設などの差異がある。

  • 第三グループ(カレーン型)
    建造:ウラルール造船所

    ⑥カレーン(Kareehn) ……メルパゼルに分配→解体
    ⑦エヴラパシノス(Evrapasinos) ……642年損傷、終戦まで修理されず博物館に寄贈
    ⑧カルメラート(Qhalmelhato) ……ザイリーグに分配『ルーブンバゼット』、維持できず売却しスクルフィル『カルラン』
    ヂロロス型とカタログデータ上はほぼ同じであるが、造船所の違いにより煙突形状や艦橋などに若干の差異がある。

  • 第四グループ(リアルール型 または 再開戦型)
    建造:ラオデギア・アブール造船所/中央アノール造船所

    ⑨リアルール(Liarur)
    ⑩未定
    ⑪ティスタラート(Thystalhato) ……唯一戦後も本国で運用されたロネアリアスⅠ級
    ⑫マルフェートス(Marfetos) ……パンノニアに分配→国境軍警備船『スィーリ(Syl)』
    ⑬リトスケイトス(Litoskeitos)
    14番艦以降艦名設定なし

    再開戦に伴い追加で大量に発注した型。生産性を優先し、工期のかかるパーツや希少資源を必要とするパーツの撤廃・再設計、艦内設備配置の合理化により、上記3グループから工期3割減、コスト2割減に成功した。
    武装面ではかなり変化があり、中長距離防空能力を強化し、嚮導艦よりも艦隊防空艦としての性格が強くなった。資源節約のため装甲は全体的に削減されているが、エダルール鋼の採用により同程度の防御力があるとしている。
最終更新:2025年01月22日 14:55