ソルテガ級軽巡空艦


2番艦イレクトラ 初期型の特徴である梯形配置が確認できる
ソルテガ級軽巡空艦 Soltega-class Light Cruiser
基本情報
種別 艦隊型巡空艦 命名規則
前級 メリア級 次級
設計 リュディギア軍造船設計局 所属 アーキル連邦
製造 X隻 世代 第二紀
性能諸元
全長 XXmlt 全高 XXmlt
機関 ドリウ90式エンジン 2基
C599浮遊機関 1基
再起動用アジズエンジン 1基
機関最大出力 23,300ps x2
26,500lc x1
1,460ps x1
最高速度 155km/h 航続距離 XXgaias
武装 前部14fin両用砲 6基6門
側面20fin砲 2基2門
尾部20fin連装砲 2基4門
12fin単装砲 10基10門
3fin四連装対空機関砲 8基32門
3fin連装対空機関砲 6基12門
空雷発射管 艦首4基 三連装2基
補助装備 着艦クレーン 1基

戦闘機アゾレス 1機
または
観測機レイテア
乗員 520名

- 概要
第二紀末期に登場した、艦隊を攻撃機から守るための防空任務に特化した巡空艦。
600年代も目前となると戦闘機や攻撃機の速度と機動力は飛躍的に上昇し、従来の各艦による機関砲や対空砲による迎撃の抑止力は低下していった。
また、対艦戦闘時に一部の砲を対空戦闘に振り分けることによる弊害もかねてより指摘されており、純粋に防空任務に特化した巡空艦として新たに設計されたのが本艦だった。
その結果、ソルテガ級はユニットコストを抑えつつも対艦・対空戦闘を効果的にこなすことのできる洗練された艦型となり、以後の連邦巡空艦のスタンダードとなった。

艦首部分にはジェット気流に対応するための流線型外殻が搭載されており、ここで得られたデータは第三紀艦船の流線型ボディの設計に大きな影響を与えている。
また、当時としては高精度な共振探知機も搭載しているが、出力が低くその効果は限定的だった。
艦名 所属(リューリア時) 最後
1番艦 ソルテガ 第1艦隊
2番艦 イレクトラ 第1艦隊
n番艦 ユクレイデス 第5艦隊
n番艦 クルイニェ 第6艦隊 618年 リューリア戦役にて戦没 (インペリウム級2番艦ネイダール・ノイエラントの砲撃)
n番艦 エレッゲ 第8艦隊 618年 リューリア戦役にて戦没 (艦載機攻撃による致命傷)

- 兵装
小さな船体にできる限り効果的な兵装を搭載することに力が注がれており、軽巡にしてはかなり攻撃的なラインナップとなっている。

■前部14fin両用砲
艦首に集中配置され、生産時期によって直列配置・梯形配置と異なる。
初期型は梯形配置となっており全砲門を前方に指向できたが、給弾装置の接続が複雑となる上にただでさえ狭い艦内スペースを消費するという理由から直列方式に改められている。
連邦艦によくある14fin砲をベースにしている新規設計砲であり、射撃速度が劇的に改善している。

■側面20fin砲 2基2門
余ったスペースに後部主砲と同型の砲をケースメイト式に配置したものであるが、装填速度が劣悪でありほとんど使われることはなかった。

■尾部20fin連装砲 2基4門
連邦重巡に一般的に搭載されている20fin連装砲を2基搭載しており、軽巡としては十分すぎるほどの攻撃力を持つ。
ただし、装弾数に難があるため継戦能力には劣る。

■3fin四連装対空機関砲 8基32門 同連装対空機関砲 6基12門
従来型の安定感のある対空機関砲を集中配置している。

最終更新:2025年01月21日 08:59