爆撃機ボーヤ Bomber Boya | |||
基本情報 | |||
種別 | 爆撃機 | 命名規則 | |
前級 | 次級 | ||
設計 | セヴ・エァロ設計局 | 所属 | 自由パンノニア共和国 統一パンノニア |
製造 | 110機 | 世代 | 第三紀 643年 |
性能諸元 | |||
全長 | XXmlt | 全高 | XXmlt |
機関 | ヴォレムエンヂン 2基 液化ドブルジャ槽 |
機関最大出力 | |
最高速度 | 340km/h | 航続距離 | XXgaias |
武装 | 7.7mull機銃 4門 2.0fin機関砲 2基2門 3.7fin機関砲 1基1門 |
外部兵装 | 大型空雷 2発 または ペイロード 6.5t |
乗員 | 5名 |
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もともとは輸送機として開発されるも設計の優秀さから爆撃機として生産された機体。
バジャー爆撃機と経緯は似ているが、こちらは輸送機からの転用ではなく純粋な爆撃機である。 パンノニアや国外の優秀な設計家を要する振興設計局セヴ・エァロの処女作であり、従来のギルド・マジャルの航空機から大きな飛躍を遂げた設計が特徴。 空軍と陸軍の政治的なしがらみ、フォイレ戦闘機万能論者など、アーキル軍内のそれと似た呪縛からは完全に蚊帳の外であったどう設計局だからこそ生み出せたものだろう。
大容量の液化ドブルジャ槽を主翼に搭載したことによる見た目以上の強大な搭載能力を誇り、北パンノニア軍の敵基地攻撃能力は大きな飛躍を遂げた。
基地攻撃に対して従来の重航空機による波状攻撃は防空技術の発達により難しくなっており、だからといってアーキル軍艦船による砲撃に頼るわけにもいかなかったことから、この機体の登場は軍からも熱烈な歓迎を受けた。 その理由の一部にはバジャーの性能不足というものもあったかもしれない。
惜しくもロールアウトは南北戦争終結直前の643年であり、目立った活躍はなかったものの
爆撃能力が抑止力となっていく戦後第三紀後期時代においてその存在感を示した。 その後航空機の高速化の時代に突入し、最後の1機が退役したのは670年と比較的短い生涯を終えた。 |