外伝ストーリーγ

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・ [[外伝ストーリー1~10>>外伝ストーリーα]] ・ [[外伝ストーリー11~20>>外伝ストーリーβ]] #contents() ・ [[外伝ストーリーその31~>>外伝ストーリー]] ---- **外伝ストーリーその30 Hello Border 「クール」は編入先の名門GRF軍士官学校での彼の名前。 EUST軍の青年仕官である彼は、新しい任務先として中立特別区の名門GRF士官学校に編入という形で潜入する。 任務内容は「「クール」として振舞え」。 中立地帯と呼ばれる中立特別区。 歴史の大舞台となり、両軍において最も注目を集める土地だ。 現地入りしたクールは調査・把握もかねて町を一通り歩く。 最後に訪れたのは休戦協定の成された記念碑のある公園。 その一角の潜んだ場所に迷い込んだクールが目にしたのは一面の花畑。 そこには園芸にいそしんでいた一人の少女がいた。 「はじめまして、こんにちわ。んと、時間的には、こんばんわ、かな。」 「私の名前は「まじめ」といいます、よろしくね」 「貴方のお名前は?」 屈託のない笑顔を向けて自分に名前を問う少女。 彼は何気なくごく自然に「真実」を口にする。 「クール。ここにいる間までは」 彼は気付かない。 このたった一言が、彼の数奇な運命を終わらせたことに。 彼の新たな人生が始まったことに。 &italic(){&bold(){「素敵なことだと思うの-- 過ちの原因が愛なら」}} **外伝ストーリーその29 ロウぼーだぁ! GRF軍強襲兵装部隊期待の星として入隊した熱血。だが入隊二日目にして彼を待ち受けていたのは、憧れの先輩が起こした不祥事による部隊の活動停止と周囲からの奇特な視線だった。なぜなら先輩が起こした不祥事とは部隊長の娘(軍養成学校年少組)との恋愛事件で、熱血もたちまち話題のロリコン扱い(期待の星)されるという始末なわけで---。  日々所在無なく過ごす熱血を見かけた親戚のお嬢は、無理やりとある軍学校のボーダー育成部臨時コーチに就任させるのだが……そこは軍学校の女子ボーダー育成部で、部員も全員六年生の女子。ただせさえ年少組ネタはタブーな上に何の嫌がらせかと思いつつ、とある少女のブラスト操縦技術に惹かれてしまう熱血。そして、熱血にすがるしか希望のない彼女たちが抱える事情を知り、それぞれの想いを守るため、熱血はコーチとして男として立ち上がる!  悩み多き少女達の猛烈アピールに翻弄されまくりな、ローリング・ボーダーコメディ! **外伝ストーリーその28 魔剣の刀鍛冶 かつて、大陸でニュード争奪戦という忌まわしい戦争があった。そして今---。GRFに所属する元貴族の娘お嬢は平穏になった今の世の中では禁忌となったニュード兵器の力を振るう無法者傭兵を、奇妙な形の剣で一太刀の下に退ける男と遭遇した。お嬢は、父より受け継いだ寿命寸前のデュエルソードを打ち直してくれる鍛冶屋を探していたのだが、一閃でその男の剣に惹きつけられる。しかもクールと名乗る謎めいた男は、鍛冶屋を営んでいるという。---衝撃の出会いが、すべての始まりだった! **外伝ストーリーその27 シークレットバトル キラークーガー 封鎖された戦場、閉じ込められた13人のボーダー BRに仕掛けられたリムペV、クーガーⅠ型にカモフラージュされた他ブランドのBR 720秒以内に与えられた条件をクリアしなければリムペVが発動する こんな非現実的な状況を簡単に受け入れてしまうのは、 目の前で大破したBRが、2度と再出撃しなかったからなのだろう クーガーⅠ型:クーガーⅡ型を破壊する。手段は問わない。 ケーファー45:レーダーの破壊。           また特殊効果でベース進入時の警告機能は20秒間無効化される。 シュライクⅤ型:BR3機以上の破壊。リムペVの発動は含まない。 ケーファー42:他のボーダーのリムペVを3つ取得する。手段は問わない。           BRを破壊しても良いし、解除の条件を満たして外すのを待っても良い。 E.D.G.δ:戦場全域にある24個のチェックポイントを全て通過する。        なお、このBRにだけマップに回るべき24のポイントが全て記載されている。 ツェーブラ38:修理・再始動が5回以上行われている。自分でやる必要は無い。近くで行われる必要も無い。 ヘヴィガードⅠ型:開始から60秒以降にボーダー全員との遭遇。大破している場合は免除。 エンフォーサーⅢ型:自分のBRの半径50メートル以内で施設を正確に5つ破壊する。手段は問わない。               6つ以上破壊した場合にはリムペVが作動して大破する。 シュライクⅡ型:自機以外の全BRの大破。手段は問わない。 ツェーブラ41:5個の勲章を取得していて、更に5個目の取得が710秒の時点よりも前で起こっていること。 E.D.G.β:「ゲーム」の開始から240秒以上行動をを共にしたボーダーが710秒の時点で生存している。 クーガーⅡ型:710秒の生存。 エンフォーサーⅠ型:プラントを5つ以上占拠する。手段は問わない。 BRは全部で13機存在する リムペVの解除条件はそれぞれ異なる 誰がどのBRに搭乗しているのかわからない 自分の条件は隠さなければならない しかし、単独行動は不利、条件を明かして他のボーダーと共闘すべきだ。 ……いや待て、アイツは嘘をついているんじゃないのか? 「壊される前にコワスしかない」 疑心暗鬼、そして何よりもEP没収の恐怖が、ボーダーたちの財布と理性を蝕んでいく **外伝ストーリーその26 参謀の一存 -碧陽師団参謀室議事録1- 私立碧陽師団参謀室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。 参謀室メンバー中、唯一の男性である副参謀長官・熱血は、今日も参謀室の中心で愛を叫ぶ。 「俺は美少女ハーレムをツモイ!!」と(ただし、扱いは空気以下) そして、お子さま参謀長官・少女は今日も参謀室の中心で身勝手を叫ぶ。 「ただのブラストには興味あ(自主規制)」 日々くり広げられる、無意味すぎる作戦。日々費やされる、無駄すぎる戦費。 いざ行かん少年少女よ、戦場という名の大海原を! これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽師団参謀室メンバーたちの、 愛すべき日常をつづった記録の一端である。 **外伝ストーリーその25 傭兵(プレイヤー)は牛マン(ボク)に凸してる 梅雨の合間、少し控えめな日差しがビル街を縫って湿ったアスファルトを優しく照らしている。 昨夜の雨に濡れたイチョウの青葉が雫をきらきらと光らせながら、鮮やかな緑色を透かして揺れている。 会社までの短いイチョウ並木に、会社員達のよどんだため息と重い靴音が弾むように響いている。 その光景は、とても清純で美しく、清々しい。  でも…どうして ボク がやらなきゃいけないのっ?! SEGA財閥の御曹司で、文武両道・天稟の才があるけどちょっと気の弱い男の子。 そんな少年のもとへ、ある日顧問弁護士が訪れる。 『先だって亡くなられたお祖父様の遺言です』 そう言って渡されたのは、なんとBB開発部の配属辞令。 幼なじみ・フィオナの趣味でしゃべり方を強要させられたあげく、無理矢理配属させられた開発部では、なんの間違いか全社員の憧れの的『牛マン』に改造されてしまう。 突然嵐のように降って湧いた、ボーダーブレイク開発部での大騒動!! 牛マンは一体どうなってしまうのか…?! **外伝ストーリーその24 ニュードの国、リムペVの少女 「コアを攻撃できること、時間が平等であること、報酬が豊富であること、それくらい望んでもいいじゃないですか?」 初夏。  罪を犯すと『特別なルール』を負わされる社会。 代理戦争の先陣に立つ『ボーダー』という職業を目指す主人公・熱血は、 その最終試験のため、とある戦闘地帯を訪れる。 『作戦時間が5分しかない』『上位ランクになれない』などといった義務を負う少女たちと傭兵生活を送るが、 『コア凸できない』少女と出会ってから、熱血の歯車が狂いだす。 崖にひっそりと建てられた自分の墓、コンスタンツァに残された父親の秘密が次々と熱血を追い詰めた。 贖罪を問われた男が見た、ニュードの国の真実とは……。 ---- **外伝ストーリーその23 境界線上の魔王 熱血は一介の学園生。 友人たちや妹とバカをやりながら昼時を平穏に過ごす彼は、オペ子の片腕として引金を引く「ボーダー」の顔もあった。 そんなある日、学園に気怠げなテンションとぼさぼさのロングヘアーを引っ提げた転校生、インテリがやって来る。 奇妙な言動で何となく熱血たちとつるみつつ、時折鋭い知性を覗かせるインテリ。 彼女を微かに警戒しはじめた熱血に向かって、インテリは熱血の裏の顔を見透かすように問いを発した。 「牛マン、知らないか?」 時を同じくして、仕事をこなし続ける熱血に一通の奇妙なメールが届く。 とあるゲームを模したと思しき短い文面の件名は「The COUGAR」。 そして街の闇に浮かび上がり、オペ子たちの「ビジネス」を妨害し始めた「牛マン」らしき存在。 オペ子の命令を受けて「牛マン」の炙り出しを始めた熱血は、彼らを挑発するように引き起こされる戦闘を、 その影に蠢く「牛マン」をインテリと共に戦うこととなった。 ---- **外伝ストーリーその22 W.W.O.世界戦争機構 少年は普通の男の子だった。 普通に学園生活を過ごし、特に何事もなく卒業する予定だった。 『おめでとう、少年殿。あなたには戦闘をする自由と義務が与えられたわ』 ――そうクラスメイトが言い放つまでは。 突如目の前に現れたG.R.F.なる組織。 聞けば、ニュード汚染に悩む世界のために、 ニュードを回収する世界的組織だという。 それだけでも非常識なのに、彼らは更に無茶を言い出した。 少年が持つ『ニュード耐性細胞』を、 世界を救うために役立てろと言うのだ。 各々の思惑を乗せ、世界のために、今、戦いが始まる――。 「いや、正直、世界とか言われても……」 ---- **外伝ストーリーその21 ラストボーダーツイン ブラストランナーが エイオースにうつりすむようになってから はんせいき エイオースは へいわでおだやかな はってんをつづけていた ところが あるひ エイオースをつかさどる かんきょうかんりそうちが げんいんふめいの ぼうそうをはじめ ブラストランナーのもつ そのとくしゅのうりょくが ほとんど つかえなくなってしまった こうなったら へいわもなにも あったもんじゃない きょうあくな ボーダーは すきかってに あばれだし エイオースは さながら むほうちたいと なってしまった ちからのつよいものだけが しはいする じゃくにくきょうしょくのせかい へいわだったエイオースは もう もどらないのか? そんなじゅうみんたちの たったひとつのきぼうは せかいにちらばる 4このニュードカプセルだった でんせつでは そのカプセルを 4こそろえたものは うちゅうの すべてのちからをかんじとり どんなねがいもかなうという それさえあれば ふたたび へいわをとりもどす ことができるのだ しかしどこに まただれが そのカプセルをさがしにいくのか? みんながそうおもったとき 4にんの ゆうきあるせんしがたちあがった! そのなを アサルトクーガー ヘヴィヘヴィガード スナイプツェーブラ サポートシュライク はたしてかれらは ぶじ カプセルを さがしだすことが できるのであろうか 4にんは ふあんときぼうをむねにひめ いま たびだつことをけついした だが ちきゅうから もっともはなれたところに いちするブロアの きょうふとさつりくの オペこ フィオナが そのカプセルをねらって いることを まだだれもしるよしもなかった ----
・ [[外伝ストーリーその31~>>外伝ストーリー]] #contents() ・ [[外伝ストーリー11~20>>外伝ストーリーβ]] ・ [[外伝ストーリー1~10>>外伝ストーリーα]] ---- **外伝ストーリーその30 Hello Border 「クール」は編入先の名門GRF軍士官学校での彼の名前。 EUST軍の青年仕官である彼は、新しい任務先として中立特別区の名門GRF士官学校に編入という形で潜入する。 任務内容は「「クール」として振舞え」。 中立地帯と呼ばれる中立特別区。 歴史の大舞台となり、両軍において最も注目を集める土地だ。 現地入りしたクールは調査・把握もかねて町を一通り歩く。 最後に訪れたのは休戦協定の成された記念碑のある公園。 その一角の潜んだ場所に迷い込んだクールが目にしたのは一面の花畑。 そこには園芸にいそしんでいた一人の少女がいた。 「はじめまして、こんにちわ。んと、時間的には、こんばんわ、かな。」 「私の名前は「まじめ」といいます、よろしくね」 「貴方のお名前は?」 屈託のない笑顔を向けて自分に名前を問う少女。 彼は何気なくごく自然に「真実」を口にする。 「クール。ここにいる間までは」 彼は気付かない。 このたった一言が、彼の数奇な運命を終わらせたことに。 彼の新たな人生が始まったことに。 &italic(){&bold(){「素敵なことだと思うの-- 過ちの原因が愛なら」}} **外伝ストーリーその29 ロウぼーだぁ! GRF軍強襲兵装部隊期待の星として入隊した熱血。だが入隊二日目にして彼を待ち受けていたのは、憧れの先輩が起こした不祥事による部隊の活動停止と周囲からの奇特な視線だった。なぜなら先輩が起こした不祥事とは部隊長の娘(軍養成学校年少組)との恋愛事件で、熱血もたちまち話題のロリコン扱い(期待の星)されるという始末なわけで---。  日々所在無なく過ごす熱血を見かけた親戚のお嬢は、無理やりとある軍学校のボーダー育成部臨時コーチに就任させるのだが……そこは軍学校の女子ボーダー育成部で、部員も全員六年生の女子。ただせさえ年少組ネタはタブーな上に何の嫌がらせかと思いつつ、とある少女のブラスト操縦技術に惹かれてしまう熱血。そして、熱血にすがるしか希望のない彼女たちが抱える事情を知り、それぞれの想いを守るため、熱血はコーチとして男として立ち上がる!  悩み多き少女達の猛烈アピールに翻弄されまくりな、ローリング・ボーダーコメディ! **外伝ストーリーその28 魔剣の刀鍛冶 かつて、大陸でニュード争奪戦という忌まわしい戦争があった。そして今---。GRFに所属する元貴族の娘お嬢は平穏になった今の世の中では禁忌となったニュード兵器の力を振るう無法者傭兵を、奇妙な形の剣で一太刀の下に退ける男と遭遇した。お嬢は、父より受け継いだ寿命寸前のデュエルソードを打ち直してくれる鍛冶屋を探していたのだが、一閃でその男の剣に惹きつけられる。しかもクールと名乗る謎めいた男は、鍛冶屋を営んでいるという。---衝撃の出会いが、すべての始まりだった! **外伝ストーリーその27 シークレットバトル キラークーガー 封鎖された戦場、閉じ込められた13人のボーダー BRに仕掛けられたリムペV、クーガーⅠ型にカモフラージュされた他ブランドのBR 720秒以内に与えられた条件をクリアしなければリムペVが発動する こんな非現実的な状況を簡単に受け入れてしまうのは、 目の前で大破したBRが、2度と再出撃しなかったからなのだろう クーガーⅠ型:クーガーⅡ型を破壊する。手段は問わない。 ケーファー45:レーダーの破壊。           また特殊効果でベース進入時の警告機能は20秒間無効化される。 シュライクⅤ型:BR3機以上の破壊。リムペVの発動は含まない。 ケーファー42:他のボーダーのリムペVを3つ取得する。手段は問わない。           BRを破壊しても良いし、解除の条件を満たして外すのを待っても良い。 E.D.G.δ:戦場全域にある24個のチェックポイントを全て通過する。        なお、このBRにだけマップに回るべき24のポイントが全て記載されている。 ツェーブラ38:修理・再始動が5回以上行われている。自分でやる必要は無い。近くで行われる必要も無い。 ヘヴィガードⅠ型:開始から60秒以降にボーダー全員との遭遇。大破している場合は免除。 エンフォーサーⅢ型:自分のBRの半径50メートル以内で施設を正確に5つ破壊する。手段は問わない。               6つ以上破壊した場合にはリムペVが作動して大破する。 シュライクⅡ型:自機以外の全BRの大破。手段は問わない。 ツェーブラ41:5個の勲章を取得していて、更に5個目の取得が710秒の時点よりも前で起こっていること。 E.D.G.β:「ゲーム」の開始から240秒以上行動をを共にしたボーダーが710秒の時点で生存している。 クーガーⅡ型:710秒の生存。 エンフォーサーⅠ型:プラントを5つ以上占拠する。手段は問わない。 BRは全部で13機存在する リムペVの解除条件はそれぞれ異なる 誰がどのBRに搭乗しているのかわからない 自分の条件は隠さなければならない しかし、単独行動は不利、条件を明かして他のボーダーと共闘すべきだ。 ……いや待て、アイツは嘘をついているんじゃないのか? 「壊される前にコワスしかない」 疑心暗鬼、そして何よりもEP没収の恐怖が、ボーダーたちの財布と理性を蝕んでいく **外伝ストーリーその26 参謀の一存 -碧陽師団参謀室議事録1- 私立碧陽師団参謀室―そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。 参謀室メンバー中、唯一の男性である副参謀長官・熱血は、今日も参謀室の中心で愛を叫ぶ。 「俺は美少女ハーレムをツモイ!!」と(ただし、扱いは空気以下) そして、お子さま参謀長官・少女は今日も参謀室の中心で身勝手を叫ぶ。 「ただのブラストには興味あ(自主規制)」 日々くり広げられる、無意味すぎる作戦。日々費やされる、無駄すぎる戦費。 いざ行かん少年少女よ、戦場という名の大海原を! これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽師団参謀室メンバーたちの、 愛すべき日常をつづった記録の一端である。 **外伝ストーリーその25 傭兵(プレイヤー)は牛マン(ボク)に凸してる 梅雨の合間、少し控えめな日差しがビル街を縫って湿ったアスファルトを優しく照らしている。 昨夜の雨に濡れたイチョウの青葉が雫をきらきらと光らせながら、鮮やかな緑色を透かして揺れている。 会社までの短いイチョウ並木に、会社員達のよどんだため息と重い靴音が弾むように響いている。 その光景は、とても清純で美しく、清々しい。  でも…どうして ボク がやらなきゃいけないのっ?! SEGA財閥の御曹司で、文武両道・天稟の才があるけどちょっと気の弱い男の子。 そんな少年のもとへ、ある日顧問弁護士が訪れる。 『先だって亡くなられたお祖父様の遺言です』 そう言って渡されたのは、なんとBB開発部の配属辞令。 幼なじみ・フィオナの趣味でしゃべり方を強要させられたあげく、無理矢理配属させられた開発部では、なんの間違いか全社員の憧れの的『牛マン』に改造されてしまう。 突然嵐のように降って湧いた、ボーダーブレイク開発部での大騒動!! 牛マンは一体どうなってしまうのか…?! **外伝ストーリーその24 ニュードの国、リムペVの少女 「コアを攻撃できること、時間が平等であること、報酬が豊富であること、それくらい望んでもいいじゃないですか?」 初夏。  罪を犯すと『特別なルール』を負わされる社会。 代理戦争の先陣に立つ『ボーダー』という職業を目指す主人公・熱血は、 その最終試験のため、とある戦闘地帯を訪れる。 『作戦時間が5分しかない』『上位ランクになれない』などといった義務を負う少女たちと傭兵生活を送るが、 『コア凸できない』少女と出会ってから、熱血の歯車が狂いだす。 崖にひっそりと建てられた自分の墓、コンスタンツァに残された父親の秘密が次々と熱血を追い詰めた。 贖罪を問われた男が見た、ニュードの国の真実とは……。 ---- **外伝ストーリーその23 境界線上の魔王 熱血は一介の学園生。 友人たちや妹とバカをやりながら昼時を平穏に過ごす彼は、オペ子の片腕として引金を引く「ボーダー」の顔もあった。 そんなある日、学園に気怠げなテンションとぼさぼさのロングヘアーを引っ提げた転校生、インテリがやって来る。 奇妙な言動で何となく熱血たちとつるみつつ、時折鋭い知性を覗かせるインテリ。 彼女を微かに警戒しはじめた熱血に向かって、インテリは熱血の裏の顔を見透かすように問いを発した。 「牛マン、知らないか?」 時を同じくして、仕事をこなし続ける熱血に一通の奇妙なメールが届く。 とあるゲームを模したと思しき短い文面の件名は「The COUGAR」。 そして街の闇に浮かび上がり、オペ子たちの「ビジネス」を妨害し始めた「牛マン」らしき存在。 オペ子の命令を受けて「牛マン」の炙り出しを始めた熱血は、彼らを挑発するように引き起こされる戦闘を、 その影に蠢く「牛マン」をインテリと共に戦うこととなった。 ---- **外伝ストーリーその22 W.W.O.世界戦争機構 少年は普通の男の子だった。 普通に学園生活を過ごし、特に何事もなく卒業する予定だった。 『おめでとう、少年殿。あなたには戦闘をする自由と義務が与えられたわ』 ――そうクラスメイトが言い放つまでは。 突如目の前に現れたG.R.F.なる組織。 聞けば、ニュード汚染に悩む世界のために、 ニュードを回収する世界的組織だという。 それだけでも非常識なのに、彼らは更に無茶を言い出した。 少年が持つ『ニュード耐性細胞』を、 世界を救うために役立てろと言うのだ。 各々の思惑を乗せ、世界のために、今、戦いが始まる――。 「いや、正直、世界とか言われても……」 ---- **外伝ストーリーその21 ラストボーダーツイン ブラストランナーが エイオースにうつりすむようになってから はんせいき エイオースは へいわでおだやかな はってんをつづけていた ところが あるひ エイオースをつかさどる かんきょうかんりそうちが げんいんふめいの ぼうそうをはじめ ブラストランナーのもつ そのとくしゅのうりょくが ほとんど つかえなくなってしまった こうなったら へいわもなにも あったもんじゃない きょうあくな ボーダーは すきかってに あばれだし エイオースは さながら むほうちたいと なってしまった ちからのつよいものだけが しはいする じゃくにくきょうしょくのせかい へいわだったエイオースは もう もどらないのか? そんなじゅうみんたちの たったひとつのきぼうは せかいにちらばる 4このニュードカプセルだった でんせつでは そのカプセルを 4こそろえたものは うちゅうの すべてのちからをかんじとり どんなねがいもかなうという それさえあれば ふたたび へいわをとりもどす ことができるのだ しかしどこに まただれが そのカプセルをさがしにいくのか? みんながそうおもったとき 4にんの ゆうきあるせんしがたちあがった! そのなを アサルトクーガー ヘヴィヘヴィガード スナイプツェーブラ サポートシュライク はたしてかれらは ぶじ カプセルを さがしだすことが できるのであろうか 4にんは ふあんときぼうをむねにひめ いま たびだつことをけついした だが ちきゅうから もっともはなれたところに いちするブロアの きょうふとさつりくの オペこ フィオナが そのカプセルをねらって いることを まだだれもしるよしもなかった ----

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