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**ブラストランナー開発語録
世界初の二足歩行搭乗型高速機動ロボット、ブラストランナー。
その中でも最初期に開発された『クーガーⅠ型』。
世界最初のブラストランナーと言われる通称:久我1であるこの機体・・・これはあくまで正式採用で最初なのである。
久我1が正式採用になるまで・・・そこには、壮大なドラマがあった。
&bold(){ 『projectSEGA~二足歩行兵器の礎~』 }
ーテーマ曲:地上の星(リムペV的な意味で)ー
省略
西暦21XX年。
増え続ける世界人口により深刻なエネルギー不足に直面した人類は
宇宙空間にその解決策を求めた。
「ソテル計画」
国際研究機関「GRF」による、太陽系全域を対象とした
新資源探査プロジェクトである。
軌道上の巨大研究施設「エイオース」を軸として行われたこの計画は、
10年の後、ついにある物質の発見をもって実を結ぶ。
ニュード・・・くがじろーやシュライム、シュラゴンの覚醒進化を促した恐るべき高エネルギー思念体である。
しかし、衛星である『ソテル』では重力や電磁障害などでの電子機器障害の問題が発生。
通常の掘削機が使いづらいのである。
そこで国連は特別技術開発研究局・・・通称・特技研を発足。
運搬や掘削などの汎用性を求めた二足歩行ロボットの開発に着手する。
戦車を中心とした開発系統や自動車をモデルとしたもの・・・紆余曲折をへて、真の世界最初の二足歩行ブラストランナーの開発に成功する。
&bold(){『クーガー00型』 }
試作機数はR・C・Lの全3機。
真の意味で世界最初の二足歩行可能となった搭乗型機体である。
しかしこの機体はあくまで二足歩行が出来る搭乗型機体であるだけであった。
腕部の重量耐性や電磁特性、さらに言えば起動試験中に起きたブラストランナー同士の衝突事故により、更なる改良を余儀なくされる。
&bold(){『クーガー0型 typeG』}
クーガー00型の改良として、グラヴィティコンバトロントランスシフトシステム・・・通称GCTSSを搭載した機体である。
地球と異なった重力環境での稼動に対応するために、居住エリアでの稼動を前提として開発された重力干渉システムを小型化し、対衝撃流体制御システムとして搭載した。
これによりカタパルト着地時による機体へのダメージ、ブラストランナー同士の衝突事故を防ぐ事に成功。しかしこのシステムにより、ブラストランナーを踏み台にする事が出来なくなった。
行動不能以下の機体に乗ることが出来るのは、このシステムの機能が停止しているためである。
しかし、この後『GRF』と『EUST』の対立が激化。
死の商人『ロゴス』による技術革新と開発が余儀なくされる。
正式採用を目前としていた『クーガー0型』はその軍事利用のために、それぞれ3機いた機体R・C・Lを特質変化させる。
その結果生まれたのが
&bold(){『クーガー0型 typeR』}
&bold(){『クーガー0型 typeS』}
&bold(){『クーガー0型 typeT』}
の三種である。
この3機はver1.10条約以前開発の機体であるため、&u(){AC慣性廃止条約の影響を受けておらず試作型ACによる短期間高速飛行能力}&italic(){ACドライブ}を搭載している。
また、この機体製作には戦闘用開発であるため、正式採用のためのコストを度外視して作られており、ボーダーに支給されるブラストたちとは格段に違った厨性能を誇る。
それぞれ予備パーツを用意され、こちらもR・C・Lの三機がある。
&bold(){『クーガー0型 typeR』}
いわゆるシュライク型である。
ブースト容量の増大化と装甲の簡略軽量化を行った高速機動タイプ。
試作型ACによるAC慣性、ACドライブによって渓谷ならば大地を踏むことなく敵ベースに侵入できる。
武器変更やリロードも早くアサルトでは敵陣突破に、狙撃ではヒットアンドアウェイに優れる。
主に固定兵装セントリーガンや自動砲台のプログラム「自動迎撃システム」の認識判定試験に使われた。
typeCはこの試験に主立って使われジャンクに。
typeLを予備パーツに回し、SEGA技術開発局の試作筐体に一機が封印されたのみである。
テストパイロットは無双で有名な「アレックス」との噂。
&bold(){『クーガー0型 typeS』}
いわゆるガチムチ型。
超合成メタルを惜しみなく使った重量強化装甲による防御力とそれを補う強力な機械耐性力が特徴。
速度低下を起こしながらも、それを余りある装甲で突破力に変える。
その装甲はHG3をはるかに超える硬さであり、マインVにすら耐える。
重装甲化して低下した索敵能力を補うためにロック範囲を広大に、そしてマルチロック機能すら搭載している。
ティアダウナーは元々この機体が扱っていたものであり、反動吸収上昇のために柔軟化した機構によって腕が微妙に伸びて敵を凪ぐその様が真空判定を生み出したとされる。
試作型ACによる突撃から来るダウナー一刀両断はスペック以上の性能であったらしい。
主に武器の威力試験、そして機体の耐久精度と負荷耐性の試験に利用された。
C機が大破しており、RとL機が現存。やはり試作筐体に封印されている。
テストパイロットが牛マンだったとかなんとか。
&bold(){『クーガー0型 typeT』}
いわゆる汎用型である。
あらゆる電磁環境での索敵能力やCPUによる射撃補正、武装による重量耐性、武器のマニピュレーター制御の企画統一などの実験に使われた。
正式採用の『クーガーⅠ型』はこれのコストダウンである。
また、地形適正試験にも使われており、ニュード海での起動試験なども行われていた。
これらの試験に対応できるだけの機体であり、川を流れ、海を泳ぎ、空を飛び、火山を渡ることができた。
隊長機としての改造が施されており、久我2、修羅2、HG4、杖39、円2のように尖った耳と角を持つ姿が特徴。
メタモチップによる高速演算素子を利用した射撃補正A+は、レティクル操作無しでの狙撃銃による0距離射撃を可能としたらしい。
RとCが大破しており、Lのみが現存。
上記同様SEGA本部の地下に封印されている。
テストパイロットは当時より「公然の秘密」とされ、記録には残されていないが、関係者以外にも知れ渡っていた。
これら上記の機体たちは通常のBRに比べてスペック上最低でも1機で5機分の活躍が出来るとされている。
B上位ランク以上の方が乗ればそれ以上の活躍はいうまでも無い。
しかし破損時のコア減少が1/32であるため、かなりの注意が必要である。
日の目を見ることないブラストランナーたちはまだまだ存在する。
同様に、試作開発された武器・武装たちも・・・。
戦場でわれわれを助けてくれる武器、機体たちの影に、彼らの活躍があった事を忘れてはいけない・・・。
ED曲『ヘッドライト・テールライト~【〒】(凸)(●){V}~』
[[BR試作記]]
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*ブラストメイカー各社の軌跡
**コラム:&link_anchor(L10,page=アセンの歴史){最初期}
***2009/09/09 ボーダーブレイク本稼動開始
支給ラインナップは次の通り。
TSUMOIインダストリ
「クーガーⅠ型」「クーガーⅡ型」
Aeron Earhart
「へヴィガードⅠ型」「へヴィガードⅢ型」「へヴィガードⅣ型」
「シュライクⅠ型」「シュライクⅡ型」「シュライクⅤ型」
クーガーⅠ型を標準装備として支給にこぎつけ、「TSUMOI製品こそ標準機」としてその座を確保するものの、実際は、コア凸ならシュライク、局地戦ではHG、と両極端なAEの販売攻勢に、クーガーⅡ型だけで対抗するには役者不足だった。
**コラム:&link_anchor(L20,page=アセンの歴史){ツェーブラの登場}
***2009/11/09 「ツェーブラ38」「ツェーブラ39」支給開始
ベンノが参戦。「シュライク、クーガーを市場から駆逐する」と高らかに宣言する。
実際、「所詮は狙撃兵装向け」と称されていた前評判を覆し、汎用機としての立場を確立する。
***2009/11/16 「ツェーブラ41」支給開始
ベンノの連続攻勢。用途に特化したシュライク、HGを擁するAEは微動だにしなかったが、TSUMOIは大きく動揺。
新機種「エンフォーサー」の開発を急ぐが……難航。
**コラム:&link_anchor(L30,page=アセンの歴史){停滞期とまだ見ぬ新型機への期待}
***2010/02/08 「エンフォーサーⅠ型」支給開始
ツェーブラから大きく遅れての支給開始。
期待を一新に受けて販売されたが、「豪華な素材をふんだんに投入した贅沢な久我」と称されるぐらいの凡庸な機体。
開発者の余裕っぷりと裏腹に、購入者も販売店も「こんなはずじゃない」と頭を抱えていた。
***2010/02/22 「エンフォーサーⅡ型」支給開始
TSUMOIの連続攻勢、と言いたいところだが、開発コンセプトを見失った迷走っぷりを披露するだけに終わる。
一応、重量級向けのキメラパーツとして採用を検討するボーダーもいたが、1ヶ月強の後、またもやベンノによって、息の根を止められる。
**コラム:&link_anchor(L40,page=アセンの歴史){新機種大量支給}
***2010/04/07 「ケーファー42」「ケーファー44」「E.D.G-α」「E.D.G-β」支給開始
ベンノが重量級機体の供給を開始。
HGのシェアを一気に削り取るかと思いきや、装甲の厚さこそ最重視しているボーダーは、なお、HGを選択する者も多く、大打撃には至らなかった。
また、謎の北欧企業、ナクシャトラが、E.D.G.を支給開始。
シュライクのシェアを大きく削り取るが、中量級という重量がどこまでも壁となり、最速を目指すボーダーは、あくまでシュライクを支持。
どちらのケースも、AEの設計思想が愚直ではあるが明確であり、ユーザーに広く浸透していたことが幸いしたと言える。
**コラム:&link_anchor(L50,page=アセンの歴史){奇襲賞ショック}
***2010/05/06 「エンフォーサーIII型」「E.D.G.-δ」「ケーファー45」支給開始
ベンノ、ナクシャトラが後継機をリリース。軽量・重量双方のユーザに対して、地盤固めを継続する。
また、TSUMOIがエンフォーサーのシリーズ3機目をリリース。このIII型は、ブースター特化という本来の道に立ち戻った開発コンセプトになっており、シェアを大幅確保することこそなかったが、広く評価された。
**コラム:&link_anchor(L60,page=アセンの歴史){テルミドールの騒乱}
***2010/07/20「ヤクシャ」「ヤクシャ・改」支給開始
何の事前告知もなく、ナクシャトラが新シリーズを支給開始。
シュライクの血統を感じるE.D.G.だけでなく、要所要所にエンフォーサーの技術も取り入れられていると見られ、ナクシャトラの企業理念が問われることになる。
だが、より軽量なパーツを求めていたボーダー、シュライク・E.D.G.より硬いコア凸用パーツを要望していたボーダーから、大きな支持を得た。
***2010/7/26「クーガーS型」支給開始
TSUMOI渾身のリリース。
クーガーⅡの装甲技術と、エンフォーサーのブースター技術を応用、高いレベルで融合に成功し、次世代スタンダードの称号をクーガー系に取り戻す
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[[ブラストランナー開発語録]]
[[BR試作記]]
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